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    <title>Nothingness of Sealed Fibs</title>  
    <link>http://ameblo.jp/wunderlich/</link>  
    <description>見た映画、読んだ本、その他もろもろについて考えたことを書きとめてあります。</description>  
    <language>ja</language>  
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    <item> 
      <title>『精神とエネルギー』　－脳科学へのべルクソン的批判－</title>  
      <description><![CDATA[<p>
 <p>アンリ・ベルクソンの『精神とエネルギー』（宇波彰訳、レグルス文庫）を読んだ。</p>
<p>小林秀雄を読む前に、目を通しておこうと思ったからだ。</p>
<br />
<p>この論文集には、心霊現象、夢、記憶、意識と脳といったテーマを扱った論考が収録されている。</p>
<br />
<p>べルクソンは１９世紀後半から２０世紀前半にかけて活躍した哲学者だが、当時台頭してきていた</p>
<p>心理学に対して、本書では、鋭い批判をおこなっている。驚いたことに、その批判は、現在でも全く</p>
<p>古びていないばかりか、現代の科学的な発見をある意味で予見したかのような洞察に満ちている。</p>
<br />
<p>いくつか「へぇ～」とつい言ってしまった箇所を書いておこう。</p>
<br />
<p>■形而上学の真理を啓示する者らは、進化の頂点に立っているのではなく、起源に最も近く、根底から</p>
<p>くる衝動を我々に感知できるようにします。地球の中心にある火は、火山の頂上においてのみ現れます。</p>
<p>（38頁、引用者による文体変更、省略箇所あり）</p>
<br />
<p>火山は、地表からみるとはるか高いところまで頂を伸ばしている。我々の立っている地表からくらべると、</p>
<p>地球の中心からの距離は、火山のほうが遠く感じられる。しかし、ベルグソンの卓抜な比喩によれば、</p>
<p>地表から離れた火山の頂こそが、実は、地球の中心と直結しているのである。逆に、低いところにいる</p>
<p>我々は、地球の中心を直接見るためには、火山の噴火口まで登っていかねばならない。</p>
<br />
<p>同じことが、形而上学に言えるのだ。形而上学の真理とは、何か発展の先ではなく、むしろ起源にある。</p>
<p>このべルクソンの主張の根拠は知らないけれど、僕は激しく同意する。</p>
<br />
<p>■脳はパントマイムの器官であり、しかもパントマイムしかできない器官である。（61頁）</p>
<p>別の個所で、べルクソンはこうも言っている。「フルに活動している脳のなかを見て、原子の往復運動を</p>
<p>たどり、それらの原子がしていることのすべてを解釈できる人がいれば、（中略）そのひとは、交響曲の</p>
<p>演奏において、オーケストラの指揮者のタクトの動きしか見ていないひとに似ています」（91頁）</p>
<br />
<p>「原子の所作を解釈する人」を脳科学者、「交響曲」を精神、「タクトの動き」を科学的に解明された物質</p>
<p>の動きと読み替えれば、強烈な脳科学批判になる。</p>
<br />
<p>音符をどれだけ眺めていても、実際に音に変換させなければ、音楽にはならない。同様に、脳内部の</p>
<p>物質をいくら精密に観察したとしても、そうした物質の動きから、意識が起るためには、質的な変換が</p>
<p>なされなければならない。</p>
<br />
<p>この変換がどういう種類の変換なのかは、脳科学の手法では明らかにならない。この指摘にも納得。</p>
<br />
<p>ほかにも、進行性失語症では、品詞によって、失語になる順番が異なっている。たとえば、固有名詞が</p>
<p>最初に失われ、次に普通名詞、形容詞、動詞の順に失われる（68頁）など、興味深い点がたくさんあった。</p>
<br />
<p>この本は、べルクソン哲学の気楽な入門編としても優れているが、脳科学に興味がある人にはぜひ</p>
<p>読んでもらいたい。「科学の実験結果を哲学的に考える」ことの稀有な模範としても貴重な一冊である。</p>
 
</p>]]></description>  
      <link>http://ameblo.jp/wunderlich/entry-11144854352.html</link>  
      <pubDate>Thu, 02 Feb 2012 19:45:43 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item>
      <title><![CDATA[PR: FXのマネーパートナーズ]]></title>
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      <description><![CDATA[<table cellspacing="0" cellpadding="0"><tbody><tr><td align="left" valign="center"><a href="http://rss.rssad.jp/rss/ad/TxwL4AEZyWT6/F9PuSomQcleO?type=2" target="_blank"><img alt="" style="border: 0;" border="0" src="http://rss.rssad.jp/rss/img/TxwL4AEZyWT6/F9PuSomQcleO?type=3&ent=906370cdb73029539a77fad65d7f0368"/></a></td></tr><tr><td align="left" valign="top" > 3年連続約定力No.1！スリップなしで100％約定×ドル/円0.7銭！ </td></tr></tbody></table><div style="font-size:10px;"><span style="padding-top:5px;"><br style="display:none"/><a href="http://www.rssad.jp/trendmatch/trendmatch.html">Ads by Trend Match</a></span><br/></div>]]></description>
      <pubDate>Thu, 02 Feb 2012 19:45:43 +0900</pubDate>
    </item>
    <item> 
      <title>『犬の人生』　－世界の欠落に秘められたもの－</title>  
      <description><![CDATA[<p>
 <p>マーク・ストランド著、村上春樹訳、『犬の人生』、中公文庫、2001年を読んだ。</p>
<p>ものすごく前に買ってあったのだが、なかなか手に取らないままだったもの。</p>
<p>詩人マーク・ストランドによる、短編小説集である。</p>
<br />
<p>先日、相方さんに『何か面白い本』ない？と聞かれたので、読んだことのない</p>
<p>この本を貸したところ、数日後に「読むべし！」とのリアクションをいただいた。</p>
<p>というわけで、バーゲンの買い出しについていく傍ら、本書を読んだのである。</p>
<br />
<p>率直に言って、久々に文学を読んで面白かったと感じた。</p>
<p>物語といえるような壮大なストーリーの枠組みはない。奇妙な登場人物たちが、</p>
<p>不思議なやり取りを続けていく。使われている言葉自体は身近なものが多いが、</p>
<p>その言葉の組み合わせは、わかりやすさとは対極の場所に読み手を導く。</p>
<br />
<p>読み飛ばしを拒否する緻密・濃密な文章。ついつい丁寧に一文ずつ読んでしまう。</p>
<p>文学を読んでいるときに、これほど集中力を喚起されたのは本当に久々だった。</p>
<br />
<p>いくつか僕の琴線に触れた言葉について書いておきたい。</p>
<br />
<p>■私は常に、変化せぬもののために、行動にあがらうもののために、人間の</p>
<p>心の真ん中に存する静謐のために、常に語ってまいったのです。（p.61）</p>
<br />
<p>これは、『大統領の辞任』という作品のなかで、辞任を発表した大統領のさよなら</p>
<p>演説に含まれる一節。この大統領は、「真に現代的な大統領になりたい」と望んだ</p>
<p>がために、気象の予測にけた外れの精力を傾けた。</p>
<br />
<p>「私が望んでいたのはつまり「何事も起こさない」ということだった」(p.61)という</p>
<p>言葉にもみえるように、真に現代的な大統領であろろうとした人は、政治的な</p>
<p>指導者よりも、むしろある意味で時代錯誤的とも思える宗教的指導者・預言者で</p>
<p>あらんとしていたかのように見える。</p>
<br />
<p>■真実は耐えることのできるものであったのだ。(p.89)</p>
<p>『犬の人生』のなかの一節。この言葉を僕なりに言い換えるなら、次のようになる。</p>
<p>人間に耐えられないものがあるとすれば、それは真実ではないものなのだ。</p>
<p>真実ではなく、真実に対する意味付けこそが人を殺したり、人を壊したりする。　</p>
<p>真実をしっかりとみつめる目にとって、世界は常に人を支える基盤であるはずだ。</p>
<br />
<p>■我々が自分たちのために選んだ世界の裏側には、もうひとつべつの、選ばれ</p>
<p>なかった、説明のつかない世界が存在し、それが我々を選ぶことになる。(p.150)</p>
<p>本当の主体は何なのか。我々は、選ぶ側なのか、選ばれる側なのか。</p>
<p>ストランドは、その両方を肯定しているようにおもえる。僕もその点には同意する。</p>
<p>しかし、その同意に含まれる真実については、もうすこし理論的に解明する余地が</p>
<p>残っていると思う。</p>
<br />
<p>ここに挙げた言葉は、いずれも作品の文脈と分かちがたく結びついているので、</p>
<p>一部分だけを抜き出すよりも、文脈の中でこそ、その意味の厚みが実感できる。</p>
<p>そういう書き方をストランドはしている。だから、テキストを「読み解く」楽しみを</p>
<p>それぞれの読み手が自分なりに堪能できるようになっている。</p>
<br />
<p>世界が欠落する一点としての、私。その意味での私は、世界の内部に居場所を</p>
<p>もたない。しかし、そうした世界の欠落であることによって、この意味での私は、</p>
<p>普通の意味での私を含んだ世界全体を保っているのである。</p>
<br />
<p>厳しい現実から真実を区別するために、ストランドの言葉は力強く寄与している。</p>
<p>僕には、そう思われた。</p>
 
</p>]]></description>  
      <link>http://ameblo.jp/wunderlich/entry-11134647306.html</link>  
      <pubDate>Sun, 15 Jan 2012 14:08:33 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>新年あけてしまいました。</title>  
      <description><![CDATA[<p>
 <p>身が固まって、初めてのお正月。</p>
<br />
<p>30日までお仕事の奥さんにあわせ、31日から二人の両親の家を訪ねた。</p>
<p>親戚が集まって、にぎやかな三が日を過ごすことができた。</p>
<br />
<p>親戚まわりの合間をぬって、東京で医師として働いておられる先輩を訪問。</p>
<p>5時間ばかりぶっ続けで話して、頭がしびれた…。</p>
<p>心や精神について考えると、脳の消耗がすごい。</p>
<br />
<p>昨年は、大学でついに専門課程がスタートしたこともあり、あまりブログを</p>
<p>更新できなかったが、興味ある本も読めたし、映画も結構見に行けた。</p>
<p>今年は、もう少し、自分からアウトプットできるよう、時間を見つけて文章を</p>
<p>つづるように心がけたいものである。</p>
<br />
<p>まだ半人前の日々が続きますが、引き続きよろしくお願いいたします。</p>
<p>みなさまにとっても良い年となりますように。</p>
 
</p>]]></description>  
      <link>http://ameblo.jp/wunderlich/entry-11125629321.html</link>  
      <pubDate>Tue, 03 Jan 2012 17:53:03 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>ある意味で無意味な戦いの顛末</title>  
      <description><![CDATA[<p>
 <p>もう11月半ばである。久々にゆったりとした週末を過ごしている。</p>
<p>来週からは、濁流のような実習がはじまるが・・・。今を楽しもう。</p>
<br />
<p>さて、さる10月1日は、例年某ラーメンチェーン店がラーメン一杯ごとに</p>
<p>無料券一枚をくれるというキャンペーンをやっている日である。</p>
<p>京都に舞い戻ってきてからはや、四年。これまで三回、自転車で</p>
<p>京都市内の店をできるだけまわって、無料券を大量にゲットするという</p>
<p>後輩の退廃的な計画につきあい、周囲の失笑をかってきた。</p>
<br />
<p>今年は身が固まったし、10月1日が土曜日にあたったこともあり、</p>
<p>貴重な週末を無為に過ごしてしまっていいのかと慮っていたのだが、</p>
<p>相方さんからは、「行ってきたらええやん」というものすごく意外な一言。</p>
<p>正直、僕自身も本当に毎年参加したいと思っているのか自信がないほど、</p>
<p>精神的にも胃的にも厳しい戦いになるわけだが、相方さんの一言で、</p>
<p>今回欠席するための口実がなくなってしまった。</p>
<br />
<p>というわけでついに四回目の参戦である。</p>
<p>　</p>
<p>10月1日はやや肌寒い日であった。例年だと11時に銀閣寺店に</p>
<p>集合してスタートという流れなのだが、今年は、当日、老人ホームで</p>
<p>演奏するお手伝いがあったので、まずは京都のお隣の某市文化会館</p>
<p>に集合。スタンバイと本番を含めて3時半に出番が終了したので、</p>
<p>そこから戦闘スタートすることにあいなった。</p>
<br />
<p>まずは、老人ホーム近場の桂五条店へ。</p>
<p>遅いスタートということで、この時点ですでに4時半。まだ空は明るい。</p>
<p>あまり何件も回れないと思ったので、なにを血迷ったのか</p>
<p>「こってり大」を注文。今年は、全部「大」でいくぞとひそかに決意。</p>
<p>桂五条店のスープは非常に安定したこってり具合で、いつも楽しみに</p>
<p>しているが、今年も期待を裏切らないすばらしいこってり具合であった。<br />
<a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/a9/53/j/o0293022011536452183.jpg"><img border="0" alt="Nothingness of Sealed Fibs-天一２" src="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/a9/53/j/t02200165_0293022011536452183.jpg" /></a>
 <br />
しかし、食べ終わってみて、思いのほか、おなかがきつくなって</p>
<p>いることに気づく。思い返してみれば、老人ホームで演奏のお礼に</p>
<p>ということで、アイスとおやつをごちそうになったのだった。</p>
<p>演奏があるので、朝飯もちゃんと食べてきちゃったしな・・・。</p>
<p>例年に比べ、空腹の準備が足りなかった模様。</p>
<br />
<p>早くも前途多難を意識し、同行の後輩のみなさまといつもの</p>
<p>スーパー銭湯で休憩。一時間ほど、風呂につかりながら、</p>
<p>さっぱりする。このタイミングでさっぱりしたところでなんの意味も</p>
<p>ないのだが、それを言い出したら・・・いや、言うまい。</p>
<br />
<p>スーパー銭湯をでると、空が暗くなっていた。ここで徳島から</p>
<p>やってきた後輩がレンタサイクルで合流。京都駅八条口店へ向う</p>
<p>ことにした。すでに日が落ち、自転車を漕ぐと肌寒い。ただ、人通りが</p>
<p>すくないので、自転車を飛ばすにはいい時間帯になってきた。</p>
<p>奇跡的に、桂から京都駅まで、一回も赤信号に引っかからずに到着。</p>
<p>去年は、麺が売り切れていて入れなかったので、今年はまだやってて</p>
<p>ラッキー。すでに、すこし行列に並んだが、7時ごろには入店できた。<br />
<a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/bb/c2/j/o0293022011536452193.jpg"><img border="0" alt="Nothingness of Sealed Fibs-天一３" src="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/bb/c2/j/t02200165_0293022011536452193.jpg" /></a>
 <br />
こってり並をかるく完食。口当たりは桂五条点よりもソフトな感じ。</p>
<p>すこし甘味がでているのが京都八条口店の特徴だろうか。</p>
<p>ちなみに、今年は全部「大」でいくぞという秘かな決心は、二店目にして</p>
<p>早くも挫折。堂々と口にしていなくてよかったと思う。</p>
<p>食べ終わってから、次どこにいこうかという話になり、とりあえず大宮通</p>
<p>を北上して行くことに決定。</p>
<br />
<p>途中、中国旅行から帰ってきたばかりお後輩がおなかを壊していて、</p>
<p>デパートのトイレに寄ったりしていたので、二条店についたころには、</p>
<p>20：30になっていた。ところが、二条店は、すごい行列ができていたので断念。</p>
<p>二条店は去年も行ったのでスルーし、去年いけなかった北野白梅町店へ。</p>
<p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/da/1a/j/o0293022011536457185.jpg"><img border="0" alt="Nothingness of Sealed Fibs-天一６" src="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/da/1a/j/t02200165_0293022011536457185.jpg" /></a>
 </p>
<p>すこし行列ができていたが、二条店よりはだいぶまし。10分程度で入店できた。</p>
<p>ここでは、辛味をいれた「こっぴり」がおいしい。二年前と同じものをたのんだ。</p>
<p>相変わらずおいしい。店間の移動時間や、行列に並んだりで、意外と時間が</p>
<p>かかっているので、わりと楽に食べられた。</p>
<br />
<p>お次は、北野白梅町からはかなり近い仏大前店。こちらも到着すると、行列が</p>
<p>できていた。しかし、5分ほどで入店。「こってり並」を注文した。21：10。<br />
<a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/4b/2e/j/o0293022011536452182.jpg"><img border="0" alt="Nothingness of Sealed Fibs-天一５" src="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/4b/2e/j/t02200165_0293022011536452182.jpg" /></a>
 </p>
<p>食べてびっくり、ここのスープは、塩っ気が強い！普通のコンディションなら</p>
<p>「濃いスープ」なのだろうが、すでにラーメンやけしている胃にはこたえる「濃さ」</p>
<p>である。「濃さ」を紛らわすために水をがぶ飲み。しかも北野白梅町で食べて</p>
<p>から20分ぐらいしか立っていないので、おなかは急激に危機を迎えることに。</p>
<br />
<p>かなりテンションが落ちた状況で仏大前店を後にし、チャリをこぎ出したのだが、</p>
<p>まだフィニッシュするわけにはいかないということで、同志社前の今出川店を</p>
<p>目指した。到着は、23：00ごろ。こちらはそれほど長い行列になってなかったが、</p>
<p>入店には10分ぐらいかかった。<br />
<a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/92/9d/j/o0293022011536452200.jpg"><img border="0" alt="Nothingness of Sealed Fibs-天一４" src="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/92/9d/j/t02200165_0293022011536452200.jpg" /></a>
 <br />
「こってり並」をいただく。今出川店は、数年前だとあまり気合いがない感じの</p>
<p>スープだったが、最近はなかなか手ごたえのあるスープになってきていて、</p>
<p>結構お気に入りである。とはいえ、おなかは厳しく、味もあまりよくわからない。</p>
<p>ねぎがうまかった。</p>
<br />
<p>立て続けに3軒まわったので、ちょいとやすもうということで、前の大学時代の</p>
<p>サークルボックスを襲撃。そこにいた若者を巻き込んで、ひとしきりうたった。</p>
<br />
<p>初対面の後輩のかたがたもたくさんいらしたわけだが、世代を超えて同じ曲を</p>
<p>歌えるというのは、ありがたいことである。結局、そうした初対面方々とは、</p>
<p>実質なにもしゃべらなかったので、僕が何者かもわからんままやったかも</p>
<p>知れないけれど、願わくは、ちゃんと勉強して、僕みたいにならないことを</p>
<p>祈るばかりである。</p>
<br />
<p>うたっているうちに真夜中を大幅に過ぎ、フィナーレを飾るべく、北白川本店に</p>
<p>向かった。店前には長蛇の列。店前から始まって、うらの駐車場のところまで、</p>
<p>人がぎっしり。約30分ほどまって、入店。「こってり並」とビールを注文。<br />
<a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/3a/c3/j/o0293022011536452189.jpg"><img border="0" alt="Nothingness of Sealed Fibs-天一１" src="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/3a/c3/j/t02200165_0293022011536452189.jpg" /></a>
 </p>
<p>うたったためか、おなかはややいい感じ。しかし、ビールを飲むと、とたんに</p>
<p>厳しくなったが、最後ということで心は何となく晴れやかであった。</p>
<br />
<p>深夜一時に食べ終わり、解散。引っ越したので、北白川総本店から我が家</p>
<p>まで、約一時間半弱の自転車行である。</p>
<br />
<p>身を切る風に耐えながら、家についたら、2時半を回っていた。シャワーを</p>
<p>浴びて、すぐに寝た。</p>
<p>。</p>
<br />
<p>翌日の日曜日は、当然前半を寝倒し、相方さんに「ニンニクくさい」と言われ、</p>
<p>食欲は全くわかず、ほぼ何もできないまま終わってしまった。</p>
<br />
<p>しかし、なにかをするために時間があるわけではない。</p>
<p>むろん、なにかをしないために時間があるわけでもない。</p>
<br />
<p>僕と時間の関係は、そう言い切れる程度まで自由なのである。</p>
<p>なんのこっちゃ自分でもよくわからんが、考えるネタにはなる。</p>
 
</p>]]></description>  
      <link>http://ameblo.jp/wunderlich/entry-11076135243.html</link>  
      <pubDate>Sat, 12 Nov 2011 11:25:41 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>たび　金沢　</title>  
      <description><![CDATA[<p>
 <p>もう一月以上まえのことになるが、大学の同級生のおっさんたちで、</p>
<p>金沢に小旅行に行ってきた。時は九月のおわり。</p>
<p>後期の授業が始まる前に、いっちょ景気づけようというわけである。</p>
<p>あのころは、この恐ろしい二学期が待っているとは思っても見なかった。</p>
<br />
<p>あさ9時くらいに、京都駅に集合して、ビールを買い込み、いざ</p>
<p>サンダーバードへ。天気は曇り。少々肌寒い感じではあったが、</p>
<p>暑苦しいよりはだんぜんよい。</p>
<br />
<p>2時間ほど、夏休み中の出来事を情報交換しているうちに、いつのまにか</p>
<p>金沢駅に到着。まずは、おいしいものを食べて、腹ごしらえということで、</p>
<p>市場にむかい、金沢出身の同級生がすすめるお店で、海鮮丼を注文。</p>
<br />
<p>でてきて、びっくり。こんな贅沢な海鮮丼は初めて拝見いたしました。</p>
<p>あまりにおいしかったのと、ビールがすすんだのもあったのだろうが、</p>
<p>調子に乗って、飾りの貝殻を持って帰ってきてしまった。</p>
<br />
<p>あとで聞くとそんなことをしていたのは、僕だけだったらしい。旅の恥は</p>
<p>なんとやらである。</p>
<p><br />
<a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/58/59/j/o0293022011536457186.jpg"><img border="0" alt="Nothingness of Sealed Fibs-海鮮" src="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/58/59/j/t02200165_0293022011536457186.jpg" /></a>
<br />
</p>
<p>すこし、あかくなりながら、金沢市内を散策。目指すは兼六園ではあるが、</p>
<p>兼六園に向かう道の途中に、尾上神社という風変りな神社があったので、</p>
<p>立ち寄ってみた。</p>
<p><br />
明治初期に建てられたこの神社は、一部洋風なテイストを盛り込んだ</p>
<p>門をもっている。これは、へんてこだ。神社のなかでは今まで見た中で</p>
<p>最高の変わり種ではないだろうか。神社建築はどの神社も基本的には、</p>
<p>社殿の作りが似ているので、あまり変わり映えがしないのだが、この</p>
<p>尾上神社の門は、よい。</p>
<br />
<p>神社境内を一蹴して、腹ごなしと酔いざましを済ませたつもりになって、</p>
<p>いざ、兼六園に。<br />
<a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/0f/cd/j/o0293022011536457199.jpg"><img border="0" alt="Nothingness of Sealed Fibs-兼六園" src="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/0f/cd/j/t02200165_0293022011536457199.jpg" /></a>
<br />
園内の時雨亭の縁側から庭を望む。単に庭をみるのと、こうして建物の</p>
<p>中からみるのでは、だいぶ印象が異なる。休憩をかねて15分ほど、庭に</p>
<p>見入ってしまった。</p>
<br />
<p>兼六園の見学がおわって、次は金沢城をとおもっていたら、なんと現在は</p>
<p>修復中ということで、肝心のタイルが飾られた城壁が拝めなかった。無念。</p>
<p><br />
<a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/7f/c8/j/o0293022011536457184.jpg"><img border="0" alt="Nothingness of Sealed Fibs-金沢城" src="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/7f/c8/j/t02200165_0293022011536457184.jpg" /></a>
</p>
<p>宿の近くの宝泉寺の境内から、金沢市街を眺めた。落ち着いた街並みは</p>
<p>とても上品で、京都よりもゆとりを感じさせる。あまりかっこつけていない</p>
<p>ということなのだろう。</p>
<br />
<p>夕食は全員で焼き鳥を食べに行き、そのあとは自由行動。久々に麻雀を</p>
<p>やって、ちょびっと負けた。寝たのはあさの5時。</p>
<br />
<p>翌朝7時に起きて、チェックアウト。雨だったので、21世紀美術館に向かった。</p>
<p>社会科見学かなんかの中学生たちのあとをついてまわって、館内を一周</p>
<p>した後に、すぐ近くにある旧制第四高等学校の記念館に行ってみた。</p>
<br />
<p>旧制第四高等学校といえば、西田幾多郎や鈴木大拙の母校である。</p>
<p>無料で見学できる記念館で展示されている写真の中で、西田の容貌は、</p>
<p>予想以上に宇宙人っぽかった。目が少しつりあがり、耳殻がとがっている</p>
<p>ので、集合写真であっても、まっ先に西田へと目が行ってしまう。</p>
<p>西田の眼力は、いともたやすく写真からはみ出してくる。</p>
<br />
<p>再び21世紀美術館にもどって、そこから市場までいってでお昼ごはん。</p>
<p>食事後、ぶらぶら相方さんのお土産をみてから、サンダーバードで帰京。</p>
<br />
<p>夏休み最後の息抜きにはちょうどよい小旅行となった。</p>
 
</p>]]></description>  
      <link>http://ameblo.jp/wunderlich/entry-11073657113.html</link>  
      <pubDate>Wed, 09 Nov 2011 20:13:41 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>シンガポールたび　4～5日目</title>  
      <description><![CDATA[<p>
 <p>二学期にはいって、いよいよ専門科目の講義・実習がスタート。</p>
<p>教養科目とはうってかわって、ものすごい情報量の講義とともに、</p>
<p>週一科目というペースで試験を受けねばならなくなってしまった。</p>
<br />
<p>そのため、気が付いたらブログがシンガポールに行ったままに！！</p>
<p>いかん。いかん。今回の記事で、いよいよ帰国である。</p>
<br />
<p>さて、四日目は、午前中から相方さんの幼馴染さんご夫妻を訪ねた。</p>
<p>ホテルから20分ほど歩いて、ご夫妻と合流。日差しが強く、歩くと</p>
<p>汗がふきでる陽気だった。</p>
<br />
<p>まずは、チャイナタウンに向かい、地元の人でにぎわう喫茶店（？）に。</p>
<p>名物のカヤトーストとコピをいただいた。</p>
<br />
<p>カヤトーストというのは、カヤジャムというココナッツ系のペーストを</p>
<p>かりかりに焼いた薄切りトーストに挟んだもの。パンの香ばしさと、</p>
<p>濃厚なカヤジャムの味わいが新鮮。</p>
<br />
<p>コピは東南アジアでよく飲まれているコーヒー。練乳を入れているのが</p>
<p>よく知られている。これもカヤトーストによくあっていたので、素早く完食。</p>
<br />
<p>軽くお腹をならしたところで、いよいよお昼ご飯。</p>
<p>近くのホーカー、マックスウェルフードセンターに向かう。</p>
<p>ここでは、有名な天天海南鶏飯のチキンライスと、こちらもご当地名物、</p>
<p>シュガーケイン（さとうきび）ジュースをいただくことに。</p>
<br />
<p>お昼時ということで、天天海南鶏飯のお店はものすごい行列だった。</p>
<p>鳥のうまみがしっかりお米に染みているけれど、全然あぶらっぽくなく、</p>
<p>むしろあっさりした味わいが素敵。サトウキビジュースは、奄美の祖母の</p>
<p>家でも飲んだことがなく、個人的にツボ。このジュースはぜひ奄美でも</p>
<p>売ってほしいな～</p>
<p><br />
<a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/e2/e6/j/o0293022011536463116.jpg"><img border="0" alt="Nothingness of Sealed Fibs-チキンライス" src="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/e2/e6/j/t02200165_0293022011536463116.jpg" /></a>
 <br />
</p>
<p>日も高くなり、かなり気温が上がっていたけれど、ホーカーセンターの</p>
<p>屋根が日差しを遮ってくれて、結構涼しかった。冷たいジュースが旨い。</p>
<br />
<p>食事の後は、シンガポール随一のリゾート、セントーサ島にご夫妻の</p>
<p>自動車で送っていただいた。島では、相方さんとふたりで、シロソ砦という</p>
<p>戦跡を見学。島の端っこにのこっているイギリス軍の砲台要塞跡である。</p>
<br />
<p>この砦はシンガポールへの船の出入りを監視するために作られていたらしく、</p>
<p>シロソ砦から海をみると、絶景。海にむけられた大砲と、エメラルドブルー</p>
<p>の海面がなんともいえずミスマッチであった。</p>
<br />
<p>砦の敷地内には、クジャクやサルなど、野生の動物・鳥などがいて、</p>
<p>とても第二次世界大戦の舞台となっていたなどとは信じられない。</p>
<p>見学を終え、出口に向かって歩いていると、サルに狙われた。</p>
<p>僕が手提げ袋にもっていた荷物を、食べ物と勘違いしたようだ。</p>
<br />
<p>見学後、またまたご夫妻のご厚意に甘えて、ブギス・ストリートまで</p>
<p>送っていただいた。ブギスには、ムスリムの集まるサルタン・モスクがある。</p>
<p>モスクの中央部には入れないが、回廊部分を見学することができた。</p>
<br />
<p>人生初、モスクの中に入ってみると、おどろくほど質素だった。</p>
<p>装飾らしい装飾は全くなく、ただ床にシンプルな絨毯がひかれている。</p>
<p>「砂漠の宗教」という印象がさらに強まった。</p>
<br />
<p>モスク見学の後は、最後の街散策。セント・アンドリュース教会の礼拝を</p>
<p>覗いたり、お土産さがしに高島屋にいってみたり、お気に入りのスタンドで</p>
<p>タピオカドリンクをのんだりした。</p>
<br />
<p>最後にすこしシンガポールドルが余ったので、ホテルのバーでピザを</p>
<p>食べつつ、久々のビール。締めの一杯は格別のお味で満足。</p>
<br />
<p>フライトが早朝1時発だったので、ホテルは夜10時ごろにチェックアウト。</p>
<p>地下鉄で空港に向かった。空港のフードコートで軽く夜食をたべ、</p>
<p>香港行きの便にのりこんだ。</p>
<br />
<p>機内食がでたけれど、たらふく食べていたので、ほとんど口にできず。</p>
<p>疲れていたので、映画もみないままほとんど寝て過ごしてしまった。</p>
<p>香港到着は朝の四時。空港のお店すらもほとんどやっていない。</p>
<br />
<p>有料のラウンジでやすもうかどうかでいろいろまよった挙句、空港内の</p>
<p>休憩仮眠スペースに座席を確保。唯一営業していたスタバのコーヒーで</p>
<p>体を温めながら、仮眠。</p>
<br />
<p>11時くらいの関空発の飛行機にのって、いよいよ帰国。こんどの飛行機は</p>
<p>映画やゲームのバリエーションが多い新型機体だった。</p>
<p>結局、カンフー・パンダ1を早送りしながらみて、トイ・ストーリー３もチラ見。</p>
<p>最後にはゲームに手をだして、ことごとくすぐにゲームオーバーして撤退。</p>
<br />
<p>関空に着いてすぐにバスに乗り、きがつけば大阪駅に到着。</p>
<p>夕方5時ごろ家について、2人ともすぐに爆睡したのは言うまでもない。</p>
<br />
<p>シンガポールは、食事が安く済むし、いろんな文化をつまみ食い的に</p>
<p>見られるという点で、旅先としては申し分なかったように思う。</p>
<p>イギリスの視点にたった戦跡や自然公園など、日本にはないものを</p>
<p>体験できるのも魅力だ。たくさん歩いたので体は疲れたけれど、</p>
<p>それに見合うだけの思考の材料をもらえた気がしている。</p>
 
</p>]]></description>  
      <link>http://ameblo.jp/wunderlich/entry-11051151643.html</link>  
      <pubDate>Tue, 18 Oct 2011 21:45:32 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>シンガポールたび　3日目</title>  
      <description><![CDATA[<p>
 <p>三日目にもなると、だいぶシンガポールに慣れてきた。</p>
<p>朝食後にホテル近くのフォート・カニング・パークという公園を散策。</p>
<br />
<p>公園内に「バトル・ボックス」というイギリス軍の要塞跡が残っている。</p>
<p>8ドルとすこし高めの入場料だが、ヘッドフォンでの説明（英語）、</p>
<p>ろう人形での再現、おじさんの説明（英語）を考えるとリーズナブル。</p>
<br />
<p>相方さんは、はじめ乗り気でなかったようだが、充実した展示内容に</p>
<p>最後は満足していたようだ。日本人として、見ておくべき場所だと</p>
<p>個人的には思う。</p>
<br />
<p>バトル・ボックスを後にして、地下鉄の駅へ。約40分ほどのって、</p>
<p>シンガポール島北端にあるスンゲイ・ブロウ自然公園をめざした。</p>
<p>クランジ駅からタクシーに乗り、ゆられること約10分。公園に到着。</p>
<br />
<p>この公園は、マングローブ林を中心に、自然を生かしながら、</p>
<p>観光客が歩けるだけの道が整備されている。あいにく雨模様だったが、</p>
<p>そのせいかオオトカゲさんが水面まででてきていて、すごい迫力。</p>
<p><br />
<a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/f8/36/j/o0293022011536469730.jpg"><img border="0" alt="Nothingness of Sealed Fibs-スン芸ブロウ" src="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/f8/36/j/t02200165_0293022011536469730.jpg" /></a>
<br />
</p>
<p>相方さんは、注意力が優れているらしく、次々と生物を見つけていく。</p>
<p>蟹やハゼ、オオトカゲ、亀など、豪快な生き物がたくさんいた。</p>
<br />
<p>動物園だと、近くでじっくり観察できるのが魅力だが、この自然公園は</p>
<p>まず生き物を見つけるという楽しみがあって、面白い。</p>
<p>見つけるたびに2人で歓声を上げているうちに、雨もやんできた。</p>
<br />
<p>二時間ほど公園を歩きまわった後、タクシーを呼ぼうと、タクシー会社に</p>
<p>電話をするも、いま近くに車がいないからと断られ、小銭もなくなった。</p>
<p>しかたがないので、一時間後にくるというバスを待つことにした。</p>
<br />
<p>公園内のカフェでおやつを購入して、ゆったりしていると、カフェの窓の</p>
<p>外には、見事なオオトカゲのひなたぼっこが見えた。おそらく一生分の</p>
<p>オオトカゲを一日で見た。</p>
<br />
<p>ようやくきたバスにのって、クランジ駅へ。地下鉄で市内に戻った。</p>
<p>50分ぐらい地下鉄に乗っているうちに、疲れもとれたので、夕ご飯は</p>
<p>チャイナタウンのジャージャー麺を目指すことに。</p>
<br />
<p>ラッフルズ・プレイス駅で地下鉄を下車。チャイナタウン駅まで歩き</p>
<p>ながら街を見て歩いた。近くにラオ・パサのホーカーがあるので、</p>
<p>寄り道して、ローカル・フードの「ラクサ」をいただいた。ねぎらしき</p>
<p>薬味を入れようとしたら、店のおっちゃんから叱られた。久々に</p>
<p>しょんぼり。</p>
<br />
<p>ホーカーを出て、クラブ・ストリートを抜け、東興のエッグタルトを</p>
<p>つまみ、ついにチャイナタウンの中心へ。相方さんの幼馴染さんに</p>
<p>教えていただいたスミス・ストリートの蘭州拉麺というお店に行った。</p>
<p>さっそくジャージャー麺と餃子、小龍包を注文。</p>
<p><br />
<a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/f0/17/j/o0293022011536463117.jpg"><img border="0" alt="Nothingness of Sealed Fibs-ジャージャー麺" src="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/f0/17/j/t02200165_0293022011536463117.jpg" /></a>
</p>
<p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/7f/55/j/o0293022011536463114.jpg"><img border="0" alt="Nothingness of Sealed Fibs-餃子" src="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/7f/55/j/t02200165_0293022011536463114.jpg" /></a>
<br />
</p>
<p>ジャージャー麺は辛さ抑え目で食べやすい。餃子も小龍包も</p>
<p>具ではちきれそう。お勧めです。チャイナタウン駅のまわりは、</p>
<p>完全に中国に来た感じ。<br />
<a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/ad/6e/j/o0293022011536463115.jpg"><img border="0" alt="Nothingness of Sealed Fibs-夜チャイナ" src="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/ad/6e/j/t02200165_0293022011536463115.jpg" /></a>
<br />
</p>
<p>相方さんお気に入りのタピオカドリンクをゲットすべく、</p>
<p>地下鉄でプロムナード駅まで行って、ドリンクをゲットした後、</p>
<p>ファウンテン・オブ・ウェルスという噴水にいってみた。</p>
<p>ライトアップされた噴水はとても美しい。</p>
<p><br />
<a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/2c/57/j/o0293022011536457187.jpg"><img border="0" alt="Nothingness of Sealed Fibs-噴水" src="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/2c/57/j/t02200165_0293022011536457187.jpg" /></a>
<br />
</p>
<p>噴水の周りを三周しながら祈ると、願いがかなうらしい。</p>
<p>相方さんと二人で三周した。タピオカドリンクを飲みながら</p>
<p>ホテルに帰還。三日目も大いに充実した時間を過ごせた。</p>
 
</p>]]></description>  
      <link>http://ameblo.jp/wunderlich/entry-11044153146.html</link>  
      <pubDate>Mon, 10 Oct 2011 20:23:10 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item>
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      <pubDate>Mon, 10 Oct 2011 20:23:10 +0900</pubDate>
    </item>
    <item> 
      <title>シンガポールたび　2日目</title>  
      <description><![CDATA[<p>
 <p>シンガポール二日目は、朝10時出発の市内観光ツアーを</p>
<p>申し込んでいたので、間に合うように朝七時に起きた。ホテルの</p>
<p>部屋のカーテンを開けてびっくり。七時なのにまだ少し薄暗かった。</p>
<br />
<p>ホテルの朝食は中華、洋食、和食、シンガポール食など多彩。</p>
<p>フルーツも満載で快適な朝ごはんを食べれた。</p>
<br />
<p>市内観光ツアーの受付場所は、ホテルから歩いて10分くらいの</p>
<p>サンテックシティーモールという施設にあった。ちょうど9時50分ごろに</p>
<p>ツアー会社の受付についたのだが、まだ開いていない様子。</p>
<p>お店もほとんどしまっていて、10時近くなのに通勤する人が結構いる。</p>
<br />
<p>シンガポールは結構ゆっくり会社が始まるのかな？と思っていたら、</p>
<p>なんと時差を考えずに日本時間で行動していたことが判明！！</p>
<p>我々は一時間早く来てしまったようなのだ。日本とシンガポールの</p>
<p>時差は一時間。時計を直していたつもりで直していなかったのだ。</p>
<br />
<p>思い返してみれば、七時に日が昇っていない時点で気付くべきだった。</p>
<p>後悔しても仕方がないので、モールを一時間ほど探検。みつけた</p>
<p>スタンドでタピオカのドリンクをゲットし、2人で飲みながら待った。</p>
<br />
<p>ダックツアーは水陸両用の乗り物に乗れる。街、海の二面から</p>
<p>シンガポールを堪能しようという趣向だ。</p>
<p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/5a/36/j/o0293022011536476559.jpg"><img border="0" alt="Nothingness of Sealed Fibs-ダックつあー" src="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/5a/36/j/t02200165_0293022011536476559.jpg" /></a>
 </p>
<br />
<p>このなんとか号（名前は忘れた）はスタート早々海に入る。</p>
<p>海から見たシンガポールの名所は圧巻。</p>
<p><br />
<a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/3d/69/j/o0293022011536476558.jpg"><img border="0" alt="Nothingness of Sealed Fibs-ベイ・サンズ" src="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/3d/69/j/t02200165_0293022011536476558.jpg" /></a>
 </p>
<br />
<p>左がビルに船がのっかっているマリーナ・ベイ・サンズ。</p>
<p>かっこいいのはかっこいいけれど、外から見てるだけで</p>
<p>十分な気がした。</p>
<br />
<p>ダックツアーで市内を一通り見学した後は、いよいよ町歩きに。</p>
<p>リトル・インディアまでMRTで向かった。電車内では、英語の他に、</p>
<p>中国語、そのどちらでもない言葉が聞こえた。他民族が暮らす</p>
<p>シンガポールならではの不思議な空間だった。</p>
<p><br />
<a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/b1/22/j/o0293022011536476556.jpg"><img border="0" alt="Nothingness of Sealed Fibs-ヒンドゥー寺院" src="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/b1/22/j/t02200165_0293022011536476556.jpg" /></a>
 </p>
<p>地下鉄の駅から出て、まず眼に入ったのは、ヒンドゥー教の寺院。</p>
<p>鮮やかな彩色かつ、異形の神様オンパレード。子供には楽しそう。</p>
<p>平日だからか人影はほとんどなかったけれど、看板の指示に</p>
<p>従って靴と靴下を脱ぎ、寺院の中に進んでいった。</p>
<p>宗教というとストイックなイメージが強いけれど、こちらの寺院からは</p>
<p>荘厳さというよりも、なんだか陽気なものを感じた。</p>
<br />
<p>リトル・インディアにはかなり狭い範囲に、ヒンドゥー教、仏教、道教の寺院が</p>
<p>集まっている。寺院はどこも大通りに面していてアクセスが良い。</p>
<p>木に囲まれ、異界っぽさが漂う日本の寺社にくらべ、シンガポールの寺院は、</p>
<p>本当に民家のすぐ隣にある。ものすごく近い距離感だ。</p>
<br />
<p>ひととおりガイドブックにのっている寺院をめぐってお腹がすいたので、</p>
<p>有名なペーパー・チキンがあるというヒルマン・レストランに入った。</p>
<p>13時ごろと、少しお昼時を過ぎていたためだろうか、すぐに席に座れた。</p>
<br />
<p>もちろんペーパーチキンを注文。率直に言って、とってもおいしかった。</p>
<p>揚げているので、あぶらっこいかなと思っていたが、周りの紙に油が</p>
<p>吸収されているので、うまみが逃げず、かつ油っぽくない仕上がり。<br />
<a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/2e/cf/j/o0293022011536469732.jpg"><img border="0" alt="Nothingness of Sealed Fibs-ペーパー・チキン" src="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/2e/cf/j/t02200165_0293022011536469732.jpg" /></a>
 </p>
<p>2人で10ピースをたいらげたて、おなかいっぱい。</p>
<p>お店をでて、ショッピングセンターとかを歩きながら、リトル・インディア駅前</p>
<p>までもどった。シンガポールには本当にショッピングセンターが多い。</p>
<br />
<p>地下鉄でホテルに戻る前に、インドらしいお料理を食べようということで、</p>
<p>駅近くのインド料理でマサラ・カレーとナン、マサラ・ティーをいただく。</p>
<p>意外に辛くなく、さくっと食べれた。</p>
<p><br />
<a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/b2/4e/j/o0293022011536469728.jpg"><img border="0" alt="Nothingness of Sealed Fibs-カレーなん" src="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/b2/4e/j/t02200165_0293022011536469728.jpg" /></a>
 <br />
<br />
<a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/2d/06/j/o0293022011536469729.jpg"><img border="0" alt="Nothingness of Sealed Fibs-マサラ・ティー" src="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/2d/06/j/t02200165_0293022011536469729.jpg" /></a>
 </p>
<p>14時ごろだったので、お客さんはまばら。店員さんが自分のiPhoneを</p>
<p>店のスピーカーにつなげて、BGMを流していた。自由な国だ。</p>
<p>食後、ホテルに一旦戻り、シャワーを浴びて小一時間ほど昼寝。</p>
<p>結構歩いたのですぐ寝れた。</p>
<br />
<p>夕方、相方さんの幼馴染さん（シンガポール在住）と合流。</p>
<p>シンガポールの最新ナイト・スポット、ロバートソン・キーのレストランで</p>
<p>名物、チリ・クラブをいただくことに。</p>
<p><br />
<a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/61/cc/j/o0293022011536469731.jpg"><img border="0" alt="Nothingness of Sealed Fibs-チリクラブ" src="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/61/cc/j/t02200165_0293022011536469731.jpg" /></a>
 <br />
</p>
<p>昼に食べたインドのカレーよりも全然スパイシー。とはいえ、蟹の</p>
<p>うまみがソースに出ているので、旨辛になっていて絶品。</p>
<p><br />
<a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/2b/27/j/o0293022011536463118.jpg"><img border="0" alt="Nothingness of Sealed Fibs-竹みたいな貝" src="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/2b/27/j/t02200165_0293022011536463118.jpg" /></a>
 <br />
<br />
もうひとつ食べたのが、竹の形をした貝殻をもつ貝。初めましてです。</p>
<p>身が大きくてとてもおいしい貝だった。貝の名前は・・・忘れた・・・</p>
<br />
<p>夜が更けるにつれてロバートソン・キーはヨーロッパの街角みたいな</p>
<p>賑やかな雰囲気に包まれてきた。楽しい夕食の終、ホテルまで歩くと、</p>
<p>まるで一帯がクラブのようなにぎやかさの場所があったり、遊園地</p>
<p>みたいなアトラクションがある場所があったりと、シンガポールの活気を</p>
<p>目の当たりにした。もちろん、僕はそのような活気には、縁がない。</p>
<br />
<p>ホテルに戻って、お風呂に入り、NHKワールドを見てからすぐに就寝。</p>
<p>よく歩き、よく食べた。</p>
 
</p>]]></description>  
      <link>http://ameblo.jp/wunderlich/entry-11043903172.html</link>  
      <pubDate>Mon, 10 Oct 2011 20:06:12 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>シンガポールたび　1日目　</title>  
      <description><![CDATA[<p>
 <p>9月15日から19日にかけて、相方さんとシンガポールにいってきた。</p>
<p>だいぶ遅くなったけれど、いちおう新婚旅行のつもりである。</p>
<br />
<p>お値段重視でキャセイパシフィック航空のパックを利用。</p>
<p>航空券は安かったが、「Grand Park City Hall」という、割と立派な</p>
<p>ホテルの予約をとった。ちょっとぐらいはりこんでも、バチはあたるまい。</p>
<p>いちおう新婚旅行のつもりなのだ。</p>
<br />
<p>普段よりずいぶん早い5時半ごろに起床。6時半ごろにＪＲに乗り、</p>
<p>大阪駅からリムジンバスを使って、関西空港へ。</p>
<p>平日朝ということで、空港の人影もすくなく、至って快適。</p>
<br />
<p>10時過ぎ発のフライトでまずは香港へ。香港の航空会社なので、</p>
<p>日本語で見れる映画がすくない。というわけで、相方さんと二人、</p>
<p>『マイ・バック・ページ』を観賞。まさか新婚旅行で学生運動に</p>
<p>ついての映画をみることになるとは・・・。</p>
<br />
<p>この映画は、「信じる」ことをテーマにしている。</p>
<p>本人にだましている気がない場合、というよりも、本人がすでにある意味で</p>
<p>自分自身にだまされている場合、周りの人間はその人に「だまされる」ことは</p>
<p>可能なのだろうか？そんなことを考えているうちに、香港についた。</p>
<br />
<p>約一時間のトランジットをコーヒー屋さんで過ごす。慣れない早起きで</p>
<p>2人ともすでにグロッキー。うつらうつらしている間にあっというまに次の</p>
<p>フライトのお時間に。いざ、シンガポールへ。</p>
<p> </p>
<p>今度のフライトでは『カンフー・パンダ２』を観賞。ストーリーがわかりやすく、</p>
<p>英語で見てもわりと面白かったが、隣の人が『パイレーツ・オブ・カリビアン』を</p>
<p>みていて、若干そっちにしておくべきだったと後悔。3時間で香港に到着。</p>
<br />
<p>シンガポールの空港について荷物をとったころには、すでに夜19時。</p>
<p>地下鉄にのって30分ほどでホテル最寄駅に到着。ホテルに荷物を置いた後、</p>
<p>夜ごはんを食べに出かけた。</p>
<br />
<p>シンガポールの大通りは夜でも街灯が明るくて、安心して歩ける。</p>
<p>20分ほどぶらぶらして、ブギス・ジャンクションなるおしゃれスポットについた。</p>
<p>ここのフードコートでシンガポール食デビュー。エスニックかつジャンクな味に</p>
<p>舌鼓。お値段は2ドルぐらいと激安。</p>
<br />
<p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/ab/dc/j/o0293022011536476555.jpg"><img border="0" alt="Nothingness of Sealed Fibs-一日目夕食" src="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/ab/dc/j/t02200165_0293022011536476555.jpg" /></a>
 </p>
<br />
<p>腹ごしらえがおわったので、またぶらぶら寄り道しながら歩いていると、</p>
<p>多くの若い人でにぎわう甘味処を偶然見つけた。「阿秋甜品」というお店だ。</p>
<p><br />
<a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/d1/ea/j/o0220029311536476557.jpg"><img border="0" alt="Nothingness of Sealed Fibs-甘味処" src="http://stat.ameba.jp/user_images/20111009/21/wunderlich/d1/ea/j/t02200293_0220029311536476557.jpg" /></a>
 <br />
</p>
<p>「タピオカ入りマンゴーなんとか」と、アロエベラなんとかを注文。</p>
<p>甘さがひかえめで、すこぶるうまい。</p>
<br />
<p>旅にはこういう偶然と遭遇の楽しみがある。ホテルに戻ると一日の</p>
<p>疲れがどっと出てきて、さっさと就寝。本番は翌日からである。</p>
 
</p>]]></description>  
      <link>http://ameblo.jp/wunderlich/entry-11043045070.html</link>  
      <pubDate>Mon, 10 Oct 2011 10:47:58 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>司馬遼太郎記念館訪問　－本とともに生きるありかた－</title>  
      <description><![CDATA[<p>
 <p>三週間ほど前になるが、相方さんは東大阪に用事があってお出かけ。</p>
<p>なにも用事のない僕は、たまには家をでて外の空気にあたろうと思い、</p>
<p>相方さんに便乗して、同じく東大阪にある司馬遼太郎記念館に行って</p>
<p>みることにした。</p>
<br />
<p><img style="WIDTH: 259px; HEIGHT: 194px" id="rg_hi" class="rg_hi" src="http://t3.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcS0Pz6hwRvwVLdaMtYb8E0MJfCozff6gNaL52g9bJ-suYAlgyWp" width="259" height="194" data-height="194" data-width="259" /></p>
<br />
<p>到着は昼下がりの午後3時。記念館は、司馬さんの自宅に併設されている。</p>
<p>司馬さんが執筆していた当時の状態で保存されている書斎を窓越しに見学後、</p>
<p>デザイン性の高い記念館に入館。記念館の建物は安藤忠雄さん設計らしい。</p>
<p>写真の通り、壁一面に司馬さんの蔵書（の一部）が収納されている。圧巻。</p>
<br />
<p>世界の名著、日本の歴史、地域の歴史、戦史など、膨大な量の書物があった。</p>
<p>僕の持っている本もいくつか確認できてちょっと嬉しかった。本は展示品なので、</p>
<p>実際に手に取って見られないのが残念だが、司馬さんの本への愛情は十分に</p>
<p>感じ取ることができた様に思う。</p>
<br />
<p>ちょっと残念だったのは、この記念館の床が、きれいすぎるということだ。</p>
<p>僕のゴム底のサンダルが、歩くたびに「きゅきゅきゅ」と音をだしてしまい、</p>
<p>他のお客さんに申し訳ないなぁと感じていたら、他の人の靴底もゴムの場合が</p>
<p>多いみたいで、そこらじゅうで「きゅっきゅっ」と鳴っていた。</p>
<p>まぁ気にしなければ、それほど気にならないレベルではあったけれど。</p>
<br />
<p>記念館訪問を機に、あらためて、司馬さんの業績について考えてみた。</p>
<br />
<p>僕にとって司馬さんのすごさは、その視野の広さにある。</p>
<p>斎藤道三、会津藩、河井継之助など、どちらかのいうと歴史の本流には</p>
<p>残らなかった人々に司馬さんは注目する。これらの人物たちは、司馬さんが</p>
<p>いなかったら、歴史の主人公とは見なされないままだったろう。</p>
<br />
<p>なぜ、司馬さんは、マイナーな存在に光を当て続けたのだろうか。</p>
<p>それは結局のところ、歴史のうねりを「一人の英雄の所作」に還元したくない</p>
<p>という思いを司馬さんが持っていたからではないだろうか。僕はそう感じる。</p>
<br />
<p>歴史は、やもすると勝者だけがクローズアップされる物語になりがちである。</p>
<p>たとえば明治維新。薩長土肥が勝った。しかし、会津藩や長岡藩という敗者も、</p>
<p>薩長土肥に劣らず、人間にとって大事な精神を具現したのではなかったか。</p>
<br />
<p>事実、旧長岡藩からは、山本五十六や井上円了といった異才が出ている。</p>
<p>見方を変えれば、薩長土肥と戦えるだけの力を会津、長岡はもっていたのだ。</p>
<p>明治維新を立ち上げるときに、会津、長岡は敗れたけれど、その後の社会を</p>
<p>形成する過程では、会津、長岡出身者たちの力も大いに活用されたのである。</p>
<br />
<p>敗れたものを、そのまま「悪者」にしないこと。これが司馬さんの構えである。</p>
<p>勝者・敗者を決めるのは、一時の運であって、善悪によるものではない。</p>
<p>だから、勝者から見習ってはまずい点もあるし、敗者から学ぶべきところも</p>
<p>たくさんあるのである。司馬さんには、敗者への温かいまなざしがある。</p>
<br />
<p>しかし、前回も書いたが、司馬さんの視座は「人物」の魅力を雄弁に語るが、</p>
<p>一方で「言葉」は茅の外におかれたままになってしまう。そこが気になる。</p>
<p>たとえば、マルクスを語る際に、彼がその日の暮らしにも難儀する貧困の中で</p>
<p>大英図書館にかよって『資本論』を書き上げたことに注目して、『資本論』の</p>
<p>中身には言及しないようなものだ。司馬さんはマルクスについては何も書いて</p>
<p>いないけれども。</p>
<br />
<p>たしかに、マルクスという人物の残したエピソードは魅力的である。</p>
<p>しかし、魅力的であるかどうかということは、僕にとってはどうでもよい。</p>
<p>僕が大切にしたいのは、マルクスが残した言葉が真実に触れているかどうか、</p>
<p>この一点だけである。言葉に注目するとき、その言葉を誰が言ったのかは</p>
<p>どうでもよくなる。</p>
<br />
<p>司馬さん自身はイデオロギー的な思想には批判的であるようだ。</p>
<p>思想には「酔っぱらえない」体質であることを司馬さん自らが告白している。</p>
<p>意地悪い言い方をすれば、司馬さんは、思想に酔わずに、人に酔ったのだ。</p>
<br />
<p>無論、小説家としては、登場人物の魅力を描かなければならない。</p>
<p>しかし、「魅力のあるなし」は「真実に触れているかどうか」という基準に比して</p>
<p>危険度が増す。登場人物の魅力を描いてしまうことで、かえって隠れてしまう</p>
<p>ことがあるのではないか。僕にはそう思われてならない。</p>
<br />
<p>さて、『平家物語』、『太平記』などは、歴史上の事実どおりではないことが</p>
<p>指摘されている。しかし、江戸時代の歴史家、頼山陽の『日本外史』は、</p>
<p>この二つの物語をもとに、日本史を描いている。このことは、広く膾炙した</p>
<p>書物が、フィクションの部分も含めてリアリティーを持ちうることを示している。<br />
</p>
<p>おそらくこれから長い月日を経た後に、戦国・江戸・明治といった時代が</p>
<p>司馬さんの小説を通して語られる時代が来るだろう。</p>
<p>その意味で、僕には、司馬さんの小説群が、『平家物語』や『太平記』のように</p>
<p>ひとつの時代を語るスタンダードになるのではないかという予感がある。</p>
 
</p>]]></description>  
      <link>http://ameblo.jp/wunderlich/entry-11016567367.html</link>  
      <pubDate>Thu, 22 Sep 2011 09:30:40 +0900</pubDate> 
    </item>
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      <pubDate>Thu, 22 Sep 2011 09:30:40 +0900</pubDate>
    </item> 
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