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    <title>Beauty Science, Beauty Marketing.</title>  
    <link>http://ameblo.jp/wackyhope/</link>  
    <description>バイオな理系出身の化粧品マーケターが、美容や化粧品に関わるサイエンスやマーケティングと、それらにおけるコミュニケーションのことなどを中心に、日々感じたことを綴ります。</description>  
    <language>ja</language>  
    <atom:link xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom" rel="self" href="http://feedblog.ameba.jp/rss/ameblo/wackyhope/rss20.xml" type="application/rss+xml"/>  
    <item> 
      <title>科学コミュニケーションをマーケティング視点で考える。</title>  
      <description><![CDATA[<p>
 科学コミュニケーションやサイエンスコミュニケーションと言われるものの重要性が説かれているのを、私が目にするようになり興味を持ち始めてから数年が経ちます。そして今回の東日本大震災および原発事故による混乱や不安の中、科学や医療に携わる専門家をはじめとする多くの方々が情報やメッセージを発しておられるのを見て、私自身改めて科学コミュニケーションの必要性を強く感じています。<br /><br />一方で、専門家らの言動が必ずしも思い通りに成果を挙げているわけではなく、科学コミュニケーションに関して色々な議論が大震災以降なされているようです。（※1）<br /><br />私は自分自身のキャリアにおける経験から、「生活者（※）とのコミュニケーション」が重要な要素でもあるマーケティングの視点で、科学コミュニケーションというものを考えることが多くあります。そしてその視点は、現在行われている科学コミュニケーションの議論の中ではやや特異なのかもしれないと、漠然と思いつつあります。そこで、これまでに考えたことをいったんここで書き記し、自分なりに整理してみます。<br /><br />※このエントリでは「消費者」ではなく「生活者」という言葉を用います。（※2）<br /><br />なお一企業に属する身である私自身は、企業にとってもマーケティング視点から科学コミュニケーションを企画・実践することが必要になると考えています。社会に対する企業の責任や貢献がますます求められる状況下では、自社の製品やサービスを生活者に提供する上で、それらを構築する科学・技術への理解と支持を得ることも重要になると考えるからです。<br /><br /><br />それでは、以下のような項目立てで順番に私の考えを述べていきます。<br /><br /><strong>1．改めて、科学コミュニケーションの目的は何か。<br />2．科学コミュニケーションにおけるマーケティングとは何か。<br />3．誰を対象にするのか、提供する価値の特徴は何かを明確にする。<br />4．マーケティングの成否の指標、「マインドシェア」と「ハートシェア」。<br />5．マインドシェアとハートシェアを獲得するための「傾聴」と「共感」。</strong><br /><br /><br /><strong><font size="4">1．改めて、科学コミュニケーションの目的は何か。</font></strong><br /><br />「現代科学の知見や技術などに基づく価値を生活者に提供する」ことだと、私は捉えています。<br />生活者とコミュニケーションを行うこと自体が目的なのではなく、それは手段であると考えます。その上で、この目的を達成するためには一方的な発信や啓蒙よりも、双方向のコミュニケーションの有効性が高い場合が少なくないと考えています。それは、最後に述べる傾聴と共感において必要な手段となるからです。<br /><br />コミュニケーションを実行する際には、必ずしも全ての科学者や研究者が自ら行う必要はないかもしれません。上記の目的を達成するために最適な人選・体制で行うのが良いでしょう。ただし、科学者・研究者自らがコミュニケーションを行うことが最適な場合もありえるかもしれないため、そのような状況でのコミュニケーションの在り方を想定し人材を育成することは有益だろうと考えます。<br /><br />なおここで言う「価値」とは、物質的あるいは経済的に生活へ役立つということに限定しません。それを得ることで生活者が精神的な充足や刺激を得たりするなど、何かしら良い変化をもたらす物事を幅広く含めます。<br /><br /><br /><strong><font size="4">2．科学コミュニケーションにおけるマーケティングとは何か。</font></strong><br /><br />ここでは先述の目的を踏まえ、「自らが提供する価値を支持・採用する生活者を最大化し、生活者との良好かつ長期的な関係を築くこと」とします。<br /><br />一般的にはマーケティングは組織や人の営利活動に用いられ、最終的に経済的な利益を得ることを目的として定義されることが多いものです（※3）。しかしマーケティングが扱いうる領域はとても広く、直接的には経済的な利益に繋がらない活動へも応用しうるものです。<br />現代マーケティングの大家であるフィリップ・コトラーは、『マーケティング・マネジメントを「ターゲッ卜市場を選択し、優れた顧客価値を創造し、提供し、伝達することによって、顧客を獲得し、維持し、育てていく技術および科学」と考える』としています（※4）。この定義を土台にして、科学コミュニケーションの目的に合わせて、先のように言い換えを行いました。<br /><br /><br /><strong><font size="4">3．誰を対象にするのか、提供する価値の特徴は何かを明確にする。</font></strong><br /><br />科学コミュニケーションを行う人や組織の経済的・時間的な制約や、精神的・労力的な負担などを踏まえた上で、できるだけ効率的に効果を最大化することを考えるのが現実的である場合が少なくないでしょう。そのために、コミュニケーションを行う上でのセグメンテーション、ターゲティング、ポジショニング（STP）を検討・決定することが有用だと考えます。<br /><br />・セグメンテーション；市場における顧客のニーズごとにグループ化する、市場をセグメントする。<br />・ターゲティング；自社の参入すべきセグメントを選定する、ターゲットを明確にする。<br />・ポジショニング；顧客に対するベネフィット（利益）を検討する。自らのポジションを確立する。<br />（Wikipedia；『<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/STP%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0" target="_blank">STPマーケティング</a>』より抜粋。）<br /><br />科学コミュニケーションでは、「市場」を「自分が扱う科学・技術の領域」と置き換えて考えることもできるでしょう。つまりセグメンテーションは、その領域において生活者の知識や行動や思想などの特性を切り口にした適切な分類を行うことだと言えるでしょう。そしてその上で、自分がコミュニケーションを行う対象を明確にします。ポジショニングの設定では、コミュニケーションの機会や次に述べるシェアを争う「競合」を想定し、それらとの差異を明確にすることが、わかりやすい方法だと考えます。<br /><br />なお双方向のコミュニケーションでは、それを通じて自らの価値を修正することが生じるのも珍しくありません。コミュニケーションはマーケティングを達成するための手段であるとともに、自らが提供しうる価値を見極めるリサーチでもあります。後述する「傾聴」が後者の要素を含むものですが、生活者との直接の接点が少ない科学・技術の領域では、この視点を意識することも大切だと考えます。<br /><br /><br /><strong><font size="4">4．マーケティングの成否の指標、「マインドシェア」と「ハートシェア」。</font></strong><br /><br />マーケティングの効果を測定するための指標として「シェア」という言葉がよく用いられ、営利企業では最終的には経済的なシェア（市場占有率）が目標とされます。そして、市場シェアを高めるための要素として、生活者の心理における自社（製品）の占める割合を表す「マインドシェア（認知度）」や「ハートシェア（好感度・信頼度）」という概念も用いられます（※5）。これは、生活者が製品やサービスを購入する意思決定を行う際に、マインドシェアの高いものを想起しやすく、ハートシェアの高いものを選択する可能性が高いと考えられるからです。また、多くのマーケティング行為者は一時的な利益だけでなく長期的な成長を得ることも目的としており、それを実現するための生活者との良好な関係を構築する目安としても、マインドシェアやハートシェアが重要になると考えられます。<br />科学コミュニケーションでは、生活者が自らの言動や思考の土台や基準として、科学的な知見や技術を採用する可能性を高めることがマーケティング上の目的だと定義しました。これらを実現するためにはマインドシェアとハートシェアの拡大を目標とし、生活者が保有する時間や労力、意識や興味などを費やす対象をできるだけ科学に向けるようにする、と考えるのが良いのではないでしょうか。<br /><br />なお、これらシェアを目標とする際には、何を母数にするかが重要になります。つまり、先に述べたSTPの設定が鍵になります。逆に言うと、シェアを高めやすいようSTPを設定するという発想もできます。対象を幅広く想定し過ぎて、労多くして成果を感じられず疲弊してしまうのではなく、マインドシェアやハートシェアを得やすい人たちをまずは対象として着実に成果を挙げていき、徐々に対象を拡大する。そういう考えを持つことも、非営利的で個人主体の活動が多い現在の科学コミュニケーションでは有用かもしれません。<br /><br /><br /><strong><font size="4">5．マインドシェアとハートシェアを獲得するための「傾聴」と「共感」。</font></strong><br /><br />マインドシェアやハートシェアを高めるために重要なこととして、マーケティングを行う側が生活者に対して「傾聴」することと、生活者の「共感」を得ることが挙げられます（※6、7、8）。そしてそのための行為として、科学コミュニケーションという対話手段を用いるというのが、このエントリで述べてきたマーケティング視点の考えです。<br />対象とする生活者が何を感じ何を求めているのか、深く耳を傾けてできるだけ把握する。また傾聴することは、生活者に自分の存在を認知してもらうこと、そして信頼や好感を得ることにも繋がるでしょう。その上で、生活者に最適な内容や形態やタイミングで価値を提示して共感を得る。これにより、さらにマインドシェアやハートシェアを高めることに繋がっていくと考えられます。<br /><br />なお対象からの共感を得るには、合理的なアプローチだけでなく、相手の感情を動かすことも重要になる場合が少なくないと考えます。そのためには、自分も相手に共感すること、あるいは共感しようと努めることが大切なのではないかと、個人的には思っています（※9）。どれだけ「正しいこと」を伝えようとしても、それを受け入れない・受け入れられない人や状況は少なくありません。そのような場合には、まず相手に耳を傾け、さらに相手の感情に寄り添い共感する。そして相手の感情を自分自身のものとして理解し、伝え方を模索する。そうすることが相手との信頼関係を構築することにも繋がり、相手もこちらのメッセージを受け入れる可能性が高くなるのではないかと考えています。（※10）<br /><br /><br />以上、科学コミュニケーションについて、マーケティングの視点から私が考えていることを述べてきました。<br />ここでは科学コミュニケーション、マーケティングそれぞれの基本的あるいは部分的な要素や側面をいくつか取り上げるにとどまっています。また、具体的な方法には全く言及していません。さらには私の理解が不足している点もあるかもしれません。まだまだ不十分な考えではあると思いますが、私自身はこういう考え方を持つ人が一人くらいいるのも何かの役に立つのではないかと考え、今回まとめてみることにしました。科学コミュニケーションについて検討し実践する際に、何か一助になれば幸いです。<br /><br /><br />＜参照リンク・書籍、余談＞<br /><br />※1；『<a href="http://d.hatena.ne.jp/kamezo/20110609/1307639664" target="_blank">伝えるということ：科学リテラシーや科学コミュニケーションに関するあれこれ</a>』 - PSJ渋谷研究所X（臨時避難所）<br /><br />※2；『<a href="http://www.nrc.co.jp/marketing/10-01.html" target="_blank">マーケティングがわかる辞典　オンライン版</a>』 - 日本リサーチセンター<br /><br />※3；『<a href="http://marketingis.jp/analects_list" target="_blank">マーケティング定義集</a>』 - マーケティングis.jp<br /><br />※4；『コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント 第12版』（フィリップ・コトラー、ケビン・レーン・ケラー）、p7<br /><br />※5；『<a href="http://marketingis.jp/archives/2455" target="_blank">マーケティングにおける「シェア」いろいろ</a>』 - マーケティングis.jp<br /><br />※6；『<a href="http://marketingis.jp/archives/2269" target="_blank">語るための傾聴（戦略）</a>』 - マーケティングis.jp<br /><br />※7；『<a href="http://kenichinishimura.blogspot.com/2011/05/likenomics.html " target="_blank">マーケティング再考："Likenomics"な時代</a>』 - Don't be lame<br /><br />※8；『<a href="http://markezine.jp/article/detail/13294" target="_blank">電通「サトナオ・オープン・ラボ」、ソーシャルメディアに対応した消費行動モデル「SIPS」発表</a>』 - MarkeZine（マーケジン）<br /><br />※9；『<a href="http://jibun.atmarkit.co.jp/lskill01/rensai/teambuilding/01/01.html" target="_blank">すべてのチームビルディングは「共感」から始まる</a>』 － ＠IT自分戦略研究所<br /><br />※10；余談かつ想像ですが、「相手の感情に寄り添う」という姿勢を見せることで支持を集めるのは、一部のトンデモ組織などが得意とするところではないかと思ったりもします。それらと競争し勝利するには、彼ら以上に生活者の感情に共感するよう努めることが必要になるのかもしれません。
 
</p>]]></description>  
      <link>http://ameblo.jp/wackyhope/entry-10905423389.html</link>  
      <pubDate>Tue, 28 Jun 2011 21:00:00 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>個人的に今注目しているトピックスまとめ1・ユーザーインターフェイスの進化、Kinectを中心に。</title>  
      <description><![CDATA[<p>
 えらく久々なエントリ。個人的に今注目しているトピックスを時々まとめるためにブログを使ってみようかと思い立ち。<br />その1つめとして今回は、ユーザーインターフェイスの進化、特に家庭用のモーション・位置センサー等としても使えるKinect関連の話題を、私がブックマークしていた記事からまとめてみました。掲載順は何となくの流れですが、それほど意味はありません。<br /><br />・Kinectの売り上げ、60日間で800万台に - ITmedia News<br /><a href="http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1101/06/news063.html" target="_blank">http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1101/06/news063.html</a><br />顔認識技術を使って、プレイヤーの体の動きだけでなく、顔の表情も画面上のアバターに反映させることができるという。<br /><br />・［CES2011］Kinectの技術がPCや家電にも波及，ASUSの「WAVI Xtion」やHaier製テレビに採用：ITpro<br /><a href="http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20110105/355832/" target="_blank">http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20110105/355832/</a><br />PCやデジタル家電などのジェスチャー認識・操作が広がる兆しを見せ始めている。<br /><br />・【連載リレーコラム】買い物山脈 Kinectがゴトウ家にもたらした大きな変化とは  - PC Watch<br /><a href="http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaimono/20101227_416493.html" target="_blank">http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaimono/20101227_416493.html</a><br />「マシンが知覚を持っているのが当然で、自分を認識してくれるのが当たり前」という層が登場しているとの報告も。タッチパネルを当然として受容した層とのiPad境界線に続き、Kinect境界線も生じているとのこと。<br /><br />・マイクロソフト：Kinect のオープン利用は容認 -Engadget<br /><a href="http://japanese.engadget.com/2010/11/20/kinect/" target="_blank">http://japanese.engadget.com/2010/11/20/kinect/</a><br />「センサーの塊である Kinect は 非公式のPCドライバを通じて3Dカメラ化 や タッチレスマルチタッチ入力といった「ハック」でも人気／手軽に入手できる民生機器として前例のない高度な3Dセンサー」であるが、Microsoftもオープン利用を公認したことで動きが加速。<br /><br />・コードが公開されたKinectにハッキングの秀作が続々登場 - TechCrunch<br /><a href="http://jp.techcrunch.com/archives/20101207videos-the-best-kinect-hacks-and-mods-one-month-in/" target="_blank">http://jp.techcrunch.com/archives/20101207videos-the-best-kinect-hacks-and-mods-one-month-in/</a><br />ハッキングによって様々な新しい・面白い使用方法を見出すこともトレンドに。<br /><br />・暇人＼(＾o＾)／速報 : 【動画あり】神フリー３Dソフト、MMDがついにモーションキャプチャー対応！ - ライブドアブログ<br /><a href="http://blog.livedoor.jp/himasoku123/archives/51579098.html" target="_blank">http://blog.livedoor.jp/himasoku123/archives/51579098.html</a><br />日本でも様々なアイディアが披露され、初音ミクでも有名な3DCGアニメーションソフト・MMDとの連携も生まれる。<br /><br />・GoogleがエイプリルフールについたウソをKinectを使って実現してしまったムービー - GIGAZINE<br /><a href="http://gigazine.net/news/20110405_gmail_motion_realize/" target="_blank">http://gigazine.net/news/20110405_gmail_motion_realize/</a><br />海外では、Googleがエイプリルフールに出した「Gmailにジェスチャー操作できる機能を実装」というネタを、Kinectで実現する人も登場。<br /><br />・カナダの医療チームが「Kinect」を外科手術の現場で採用、執刀医の作業負担を大幅に削減 - GIGAZINE<br /><a href="http://gigazine.net/news/20110407_xbox_kinect_hospital/" target="_blank">http://gigazine.net/news/20110407_xbox_kinect_hospital/</a><br />実用面での展開では、手術室という無菌状態の部屋から容易に出入りすることが困難な外科医のために、患者の情報を遠隔操作できるツールとして応用されているという。<br /><br />・対面サービスという潜在ニーズ - (3LiveShop) 3 MINUTES OLDER<br /><a href="http://goo.gl/zxIBT" target="_blank">http://goo.gl/zxIBT</a><br />これはKinectの話題はないが、オンラインでタッチパネルを用いた対面サービスを行っているショッピングシステム。この辺も、さらにUIが進化することでバリエーションが広がるかもしれないと思っているところ。<br /><br /><br />以下はKinectを用いて制作された面白い動画の数々。<br /><br />・MikuMikuDance with OpenNI(Kinect) test 2 <br /><a href="http://www.youtube.com/watch?v=bQREhd9iT38" target="_blank">http://www.youtube.com/watch?v=bQREhd9iT38</a><br />Kinect＋MMDで好きなキャラの3DCGに反映ができるようになる、という試行。<br /><br />・Kinect + HMDでバーチャルリアリティ ‐ ニコニコ動画(原宿)<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm13083588" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm13083588</a><br />Kinectと小型ヘッドマウントディスプレイで、自宅でも好きなキャラになってヴァーチャルリアリティ空間に入り込むことができる環境のデモ動画。<br /><br />・【謹賀新年】初音ミクでKIMONO♡PRINCESS(完全版)【MMD+KINECT】 ‐ ニコニコ動画(原宿)<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm13174442" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm13174442</a><br />うｐ主が踊ったものをキネクトでモーションキャプチャーし、それを編集したものだとか。バーチャルアイドルの今後を感じさせる。<br /><br />・YouTube - Kinectでなりきりウルトラセブン！ <br /><a href="http://www.youtube.com/watch?v=eCbURRDUUdI" target="_blank">http://www.youtube.com/watch?v=eCbURRDUUdI</a><br />自分の姿の映像上にリアルタイムでキャラクターを重ね、そのキャラに変身したかのように。ポーズで様々な技エフェクトも。<br /><br />・【V-Sido】Kinect＋カメラでロボット用コクピットをつくってみた ‐ ニコニコ動画(原宿)<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm13326942" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm13326942</a><br />Kinectでリアルのロボットを動かす＆カメラを搭載してコクピット感まで演出。<br /><br />・Kinectで光学迷彩を作ってみた - fladdict<br />http://fladdict.net/blog/2010/11/optical-camouflage.html<br />攻殻機動隊で有名な光学迷彩風の演出も。<br /><br />・Kinect + HMD + WiiリモコンでバーチャルリアリティFPS ‐ ニコニコ動画(原宿)<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm13371937" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm13371937</a><br />KinectととヘッドマウントディスプレイとWiiリモコンを組み合わせてMMDで製作された、家庭用バーチャルリアリティゲーム的なもの。ニコニコ技術部では「今週の技術革新」というタグが用いられるほど、ホットな開発対象になっていたのではないかと感じた。
 
</p>]]></description>  
      <link>http://ameblo.jp/wackyhope/entry-10885777067.html</link>  
      <pubDate>Sun, 08 May 2011 22:20:00 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>ホメオパシーと、アロマテラピーと自然療法の専門誌・アロマトピアとの関係を調べてみた。</title>  
      <description><![CDATA[<p>
 化粧品業界の、特にR&Dに携わる人なら知らない人はいないのではないかと思われる業界誌に、香粧品（化粧品・トイレタリー）科学研究開発専門誌・「<a href="http://www.fragrance-j.co.jp/magazine/fragrance.html" target="_blank">フレグランスジャーナル</a>」というものがあります。この業界誌と同名の出版社・フレグランスジャーナル社は他に、アロマテラピーと自然療法の専門誌・「<a href="http://www.fragrance-j.co.jp/magazine/topia.html" target="_blank">アロマトピア</a>」という、主にアロマテラピーやハーブ療法に携わる業界・関係者向けの専門誌を発刊しています。<br /><br />このアロマトピアが2010年7月号から、『書籍『代替医療のトリック』に各界の専門家が反論する』という連載をスタートさせたこと、その第一回が最近批判が強まっているホメオパシーの関係者からの記事だったことから、同誌におけるホメオパシーの取り扱いに興味を持ちました。そこで本エントリでは、同誌がホメオパシーをどのように取り扱ってきたか、創刊時から関連記事を振り返ってみました。<br /><br />なお同連載の第一回目の記事については、主に食の安全について記事を書いてらっしゃる以下のブログのエントリで取り上げられ、ブログ主さんの見解も示されています。ぜひご一読を。<br /><br />・「<a href="http://d.hatena.ne.jp/ohira-y/20100805/1281028248" target="_blank">代替医療のトリックに対するホメオパスの反論　～アロマテラピーと自然療法の専門誌 　アロマトピア の連載記事</a>」－食の安全情報blog<br /><br /><br />ここで<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%A1%E3%82%AA%E3%83%91%E3%82%B7%E3%83%BC" target="_blank">ホメオパシー</a>とその問題点について。<br />代替医療や代替療法と言われるものの一つで、「欧州生まれの伝統ある民間療法」「害のない自然な療法」等の認知で自然派志向の人達を中心に支持も少なくはなく（「なんとなく良さそうなもの」という人達やトレンドの一つとして取り入れる人達も含め）、女性誌等でも取り上げられるのを目にします。また化粧品でも、クチコミサイト・<a href="http://www.cosme.net/" target="_blank">アットコスメ</a>を見ると、「ホメオパシー」や「レメディ／レメディー」（ホメオパシーで用いる薬剤のこと）で検索にかかる商品が多数あり（※）、クチコミ件数の多いものや評価ポイントの高いものも散見されます。<br />しかし一方で、ホメオパシーの理論が科学的に否定されていることや、ホメオパシーを支持する人から病院で医師に診てもらうことを忌避する事態などが発生し結果として人命を失ったと考えられる事例が生じたことなどから、批判が極めて強くなってきています。<br /><br />※これらの商品の中にはホメオパシー・ジャパンという会社が販売している商品群もありますが、一方で、ホメオパシー団体等の定義するレメディを言葉通りに使っているわけではない商品もあると考えられます。あくまでも「天然成分の自然派っぽさ」や「ヨーロッパ発の伝統の民間療法のエッセンスっぽさ」というイメージを訴求するためのネーミングであるケースも多いかと思います。<br /><br />この問題点については、精力的に取材している朝日新聞の記事がとても参考になります。この問題を知らなかった・まだ詳しくないという方は、以下の記事や関連記事もぜひご覧ください。<br /><br />・「<a href="http://www.asahi.com/health/feature/homeopathy.html" target="_blank">問われる真偽　ホメオパシー療法</a>」－asahi.com<br />・「<a href="https://aspara.asahi.com/blog/kochiraapital/entry/kNKQFuNbTK" target="_blank">ホメオパシーを巡る問題（その1）　「ホメオパシー療法、信じる前に疑いを」</a>」－apital（朝日新聞の医療サイト）<br /><br /><br />私のブログでホメオパシーを取り上げるのが初めてだったため、前置きが長くなりました。ここから本題です。<br /><br />アロマトピアは、フレグランスジャーナル社から1992年11月に季刊誌として創刊されました（現在は隔月刊）。創刊の背景として、「アロマテラピーやハーブの関連市場が拡大する中、趣味やファッションの域にとどまるものではなく、アロマテラピーやハーブ療法・医学を原点から見直し再構築に貢献する」ということが挙げられており、その基本理念として5番目に、「アロマテラピー等の代替療法をホリスティック医学の観点から見直し、自然療法にも関心を払います」と記されています。<br /><br />ホメオパシーに関する記事の初出は、目次を見て該当しそうなものを探した限りでは、1993年11月発売号（通巻第5号）の、『国際会議リポート：「AROMA '93参加と自然療法を尋ねるツアー」に参加して』だと思われます。具体的には以下のようなもの。<br /><BLOCKQUOTE>フレグランスジャーナル社『アロマトピア』企画、近畿日本ツーリスト旅行主催による「AROMA '93参加と自然療法を訪ねるツアー／アロマテラピー、バッチ博士の花療法、ホメオパシー」の研修旅行が、93年7月1日から9日間の日程で、23名（現地参加6名）が参加して行われました。<br />今回のツアーは、（１）ブライトンのサセックス大学キャンパスで開かれたAROMA '93のセミナーに出席する、（２）オクソンのドクター・バッチ・センターで花治療薬を見学する、（３）ロンドンのネルソン・ホメオパシー・クリニックを見学する、などが主な目的でした。</BLOCKQUOTE>ホメオパシーという言葉が明記されているのは（３）で、ホメオパシーに関する説明も載せられていました。さらにホメオパシーに通じるのは（２）のドクター・バッチ・センターの花治療薬。実際、後に（96年3月発売・通巻15号から）同誌で「バッチ フラワーレメディーの実際」という連載がスタートし、ホメオパシーとの繋がりも語られます。<br /><br />ドクター・バッチ・センターの花治療薬については、第5号で以下のように解説されています。<br /><BLOCKQUOTE>バッチ博士は、病気が心理的な原因によるものであることに気づき、これを癒すために自然の治癒力を野生の花と樹木に見出しました。つまり、花の中にひそむ、目にみえないエネルギーを水に転写してそのエッセンスで心理的な原因を治療するものです。</BLOCKQUOTE>なお治療薬の作り方は、<br /><BLOCKQUOTE>ガラスボールに水を満たし、花を水面に浮かせ陽光のもとに3～4時間さらし、そのあと花を取り除いたエッセンスに保存剤として等量のブランデーを加える</BLOCKQUOTE>等と書かれています。<br /><br />第15号からの連載の著者は、バッチフラワー友の会主宰のハーミア・ブロックウエー氏。歴史や効果、使い方や様々な“実績”などを解説。また、「レメディーはプラシーボ効果とは考えにくい」との記述もあります。<br /><br />なお当連載では、植物から作り精神・感情に作用する当療法の薬剤をレメディーと呼び、ハーネマンのホメオパシーの製法で作られた薬剤をノソードと呼んでいます。これは当時のバッチフラワー側の認識なのか、ホメオパシーも共通した認識だったのかはわかりません。<br /><br /><br />一方で同誌には、ホメオパシーにも触れた“研究成果”の報告も掲載されています。1995年5月発売（通巻11号）の『Special Report：精油希釈倍率の研究』がこれに該当。著者は薬剤師の菅野佐百合氏。<br />これはアロマテラピーに用いる精油の最適な希釈倍率を検討する目的の研究とのことですが、用いた機器に「磁気共鳴分析器」や「波動分析器（ACUPROⅡ（アキプロⅡ））」というものが挙げられています。それぞれ報告記事中の説明を見ると、磁気共鳴分析器については、<br /><BLOCKQUOTE>日本に上陸して約7年になります。この間、江本勝・益田寿男・富澤勇三諸先生をはじめ、多くの先覚者がご苦労を重ね、単行本も6冊出版されていますし、かなりの人々が利用されています。</BLOCKQUOTE>ACUPROⅡには<br /><BLOCKQUOTE>人体各部位が出している固有のエネルギー波動を検知し、不具合の状態を解明致します。さらに、バランスの崩れた人体部位の異常波動を正常化するメモリーπウォーター（波動転写水）を作ることができます。</BLOCKQUOTE>と記されています。ニセ科学のひとつとして強い批判対象となっている「水からの伝言」とも繋がりが見えます。そして同誌の「第１回ジャパン アロマテラピー フォーラム 95」特集号でも、同フォーラムの分科会で同氏が発表した同じ研究内容の記事を掲載していますが、ここではさらに研究結果を「「ホメオパシー」という理論を応用して考えてみた」という言及があります。<br /><br /><br />1996年11月発売号（通巻19号）では、『バッチ・フラワーレメディーの「癒し」について』という特集号になるに至ります。先述の連載で翻訳を務めた、日本ホリスティック医学協会会員でもある林サオダ氏による理論解説の記事をはじめ、『波動測定によるバッチ・フラワーレメディーの検索とホメオパシー療法による癒しについて』（清水英寿氏）では、波動によって薬効が水に転写・記憶されるという共通点から両者を結びつけた解説をしています。<br /><br />そしてついに1997年3月発売号（通巻21号）にて、満を持して（？）、『ホメオパシーの理論と実際』という連載が、由井寅子・永松昌泰両氏によりスタートします。書かれている内容はホメオパシーの歴史（現代科学・医学主義者たちの陰謀による迫害と称する歴史も含め）や理論、治療のケースなど、概ね他の両氏の著作と同様なので割愛します。<br /><br />ただひとつ、個人的に特に気になったものがあったので取り上げておきます。全6回続いた連載の最終回は『母親と幼児のためのホメオパシー』という、何とも今回の事件を彷彿させるものですが、その中で「赤ちゃんのためのレメディーとして」として、「Carbo-veg（炭）」なるレメディを紹介する以下のような記述がありました。<br /><BLOCKQUOTE>難産で生まれた子供の中には、チアノーゼになり泣かず、息をしていない様になって産まれる子もおりますが、ホメオパシーではその赤ちゃんを蘇生させるレメディーがあります。（中略）衰弱し元気がなくぐったり冷たい。死んでいるに近い。このレメディーを赤ちゃんの口にねじ入れてやると息を吹き返す。</BLOCKQUOTE>これは本当に大丈夫なのでしょうか？素人目には、死んでいるに近い赤ちゃんの口にレメディをねじ込むような行為は危険に思えます。それだけでなく、難産で生まれる状況で医師が関与することを全く記しておらず、ホメオパシーのレメディを用いることしか書かれていない内容に疑問を感じました。この辺り医療に詳しい方の見解を伺いたいところです。<br /><br /><br />2000年3月発売号（通巻39号）の特集『子どもと自然療法』では『子供とホメオパシー』（楢林佳津美）という記事があり、また同号から新連載として『ホメオパシー・レメディー・ノート』が、再び永松昌泰氏によって開始されました。ここでは前回の連載とは異なり、レメディを一つ一つ取り上げて、その（波動転写の元になる）原料や、対象疾患や精神的症状、現れる好転反応の様子、用いた症例等が書かれています。ちなみに最終回は癌を治すお話でした。<br /><br /><br />この後も個々の記事や特集中にホメオパシー関連の記事が掲載されたり、前述の連載が終わるとしばらくしてまたバッチ・フラワーの連載が始まるなど、現在に至るまで断続的に取り上げられています。2005年1月号（通巻68号）以降は、<a href="http://www.fragrance-j.co.jp/magazine/topia_backno.html" target="_blank">同誌のバックナンバーのページ</a>から各号の目次へのリンクがあります。興味のある方は見てみてください。<br /><br />以上見てきたことから、同誌とホメオパシーとの繋がりは長く深いと考えられます。最新号の2010年9月号でも、『巻頭言　ホメオパシーの危機を救うために』『植物とホメオパシー　第3回 ホメオパシーのレスキューレメディ　アルプスの山に橙黄色の花を咲かせるアルニカ…黒澤今日子』という記事が掲載されている模様です。フレグランスジャーナル社はホメオパシー関連の書籍も複数出版していることもあり、今後同誌がこの問題にどう取り組んでいくのか、興味深いところです。
 
</p>]]></description>  
      <link>http://ameblo.jp/wackyhope/entry-10664075237.html</link>  
      <pubDate>Fri, 01 Oct 2010 10:55:00 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>マクロビオティック・久司道夫氏の著作への疑問、肉食は人を凶暴にしマクロビがそれを救うのは本当か。</title>  
      <description><![CDATA[<p>
 前回のエントリ「<a href="http://ameblo.jp/wackyhope/entry-10531319487.html" target="_blank">マクロビオティックの大家・久司道夫氏の著作への疑問、夫人の癌死に関する記述について。</a>」にも書いた通り、以下のようなツイートをtwitterで見かけ疑問を感じたことから、マクロビオティック（以下マクロビ）についてその道の大家が書かれた著作を紐解いてみました。<br /><BLOCKQUOTE>マクロビオティックのルーツは、健康とか野菜食以前に、第二次戦争後の人間の凶暴性の研究から、野菜食への転換がはかられて来たのは、知る人ぞ知るお話。。肉食生活や近代食が、現代の病気の一因とは、わかりやすい現実…。</BLOCKQUOTE><br />本エントリでは、このツイートを見たときに最初に感じた疑問である、「肉食が人間の凶暴化を招き、マクロビがそれを根本的に改善するというのは本当か？」という点から以下の書籍を見て行きます。<br /><br />・『マクロビオティックをやさしくはじめる』（久司道夫）<br /><br />正直に言って本書には根拠や真偽が不明であったり疑わしい記述が多いのですが、それらへの反証となり得る論文等の文献を探し出すのは私にはとても困難なので（能力・労力的および後述するような著者の主張の性質的に）、本書の中で感じられた矛盾や疑問を取り上げ私が感じたことを記していきます。<br /><br />まず結論から言うと、本書には肉食が人間性を極めて悪質なものに変化させ、マクロビがそれを改善し人や社会を救うという趣旨の事が繰り返し述べられていますが、その主張に対して説得力のある根拠は見当たりません。「歴史的に明らか」「私にはわかる」という類のものが概ねです。また、僅かに実例として挙げているものもありますが、これも「肉食で凶暴になった」「マクロビがそれを根本的に改善した」とは到底言えないものだと考えられました。そしてマクロビの基礎となる理論から説明している箇所も、その理論に矛盾が見られるため正しいとは思えないものでした。<br /><br />では具体的に本書でどのような記述がされているのか、引用しながら見て行きましょう。あまりにもツッコミたいところが多数あり過ぎるので、適宜ピックアップしていきます。<br /><br /><BLOCKQUOTE>【引用開始】<br />　人間の違いをつくる根本的要因について自分なりの“答”がひらめいたのです。まさに天啓のようでした。「環境と食」が個々の人間の違いをつくっているのだと。<br />　（中略）私は、「人間に対して、日常的・継続的に決定的な影響を及ぼし」かつ「人間が自らの意思で取捨選択できる」という二つの条件を定め、おびただしい項目の中からその条件を満たす要素は何かを探ったのです。<br />　そして、天啓のとおり、最終的に「食」だけが残ったのでした。＜p22＞<br />【引用終了】</BLOCKQUOTE><br />まず人間の違いをつくる根本的要因がこの二つの条件を満たすもののみだという主張に根拠がないし、食がこの二つの要因を満たすとも限らない。著者のひらめき・天啓とやらに結論を導くためのこじつけに過ぎないと考えます。<br /><br /><BLOCKQUOTE>【引用開始】<br />　人間の歯の大部分を占める小臼歯と大臼歯は、一般に穀類や豆類、さまざまな種子を噛み砕くためにつかわれる歯ですが、これは合計二〇本あります。次に多い門歯は野菜などの植物性食品を噛み切るためにつかわれ、これが八本。そして動物性の食物を引き裂くのにつかわれる犬歯は四本しかありません。<br />　つまり、歯の構成から考えても、人間が太古の昔からずっと穀物を主食とし、副食としては野菜を中心にして食べていたことがおわかりいただけるでしょう。<br />　（中略）つまり、穀物こそが人間を人間たらしめている根源的な食であり、穀物なしに人類は存在しえなかったといっても過言ではないでしょう。＜p24-25＞<br />【引用終了】</BLOCKQUOTE><br />ここで挙げられている歯はいずれも他の哺乳類にも見られるもので、動物によって数や形状に違いはありますが、人と共通・類似する要素を持ったものもあり、ここに書かれているような解釈が成り立つとは考えられない。穀物生産を発明したことが人類社会の発展に大きく寄与したことは間違いないでしょうが、長い人類史全体から見れば穀物が安定的かつ十分に生産・供給されるようになったのは著者が言うような「太古」からではないでしょうし、著者が主張する「人間を人間たらしめている根源的な食」や、「人間は宇宙および自然との最高の調和を維持でき（中略）玄米に代表される無精製の完全穀類だけが（中略）理想比率を示す食品」（p99）という意味合いのことは全く言えないと思います。<br /><br /><BLOCKQUOTE>【引用開始】<br />　二〇世紀に入るころから、多くの国々でそれまでの伝統的な食習慣が大きく変化しはじめました。現在では肉食王国の観を呈しているアメリカでさえ、二〇世紀までは小麦やトウモロコシなどの穀物が食の中心で、肉、卵、乳製品の消費量はかなり少なかったのです。しかし、今から一〇〇年ほど前にそれが逆転しました。穀物とともに野菜の豆類の摂取量も減り、牛、豚、ニワトリの肉や牛乳、乳製品、卵、それに砂糖の消費量が急増していったのです。<br />　それと軌を一にするかのように、農業分野では農薬や化学肥料をつかった大量生産方式が進み、それがアメリカ式農法として普及しました。さらに悪いことに、穀類がことごとく精白された結果、そこに含まれていたビタミンやミネラル類の摂取量が激減してしまったのです。<br />　こうして、それまで続けられてきた伝統的な食生活が崩れ、有害な人工物が体内に摂取されはじめるにしたがって、アメリカでは病気や犯罪が増加の一途をたどることになります。それとともに、離婚や家庭内暴力などもどんどん増えていきました。<br />　（中略）これは進化ではありません。人間の心と身体の退化です。長年にわたって保たれてきた食べ物の秩序の崩壊が、人間から愛や道徳などの精神性を摩滅させ、ついには動物、それも不完全な獣の段階へと退行させてしまったといえるでしょう。＜p25-26＞<br />【引用終了】</BLOCKQUOTE><br />データの提示が全く皆無。したがって本書ではここに書かれたことの真偽を確かめられません。しかし少なくとも江戸時代の日本では白米を主食とする層が出てきていましたし、ここに書かれている主張や、「日本の伝統的な料理こそが理想的な食である」（p26）・「食生活全般にわたる変化（欧米化）が今日の諸問題の元凶」（p103）という説には矛盾や疑問を感じます。<br />また病気や犯罪、離婚や家庭内暴力の数は、人口や平均寿命の増加にも影響を受けるでしょうし、社会制度や通念等によって捉え方も変わってくるでしょうから、仮に統計データが存在したとしても、ここで言うように過去と比較して単純に増えたと主張できるものでもないでしょう。<br />さらに、ここに書かれた内容を支持するデータがあったとしても、食生活の変化が原因で病気・犯罪・離婚・家庭内暴力等が増加したという因果関係を主張できるわけではありません。まして「食べ物の秩序の崩壊が、人間から愛や道徳などの精神性を摩滅させ、ついには動物、それも不完全な獣の段階へと退行させてしまったといえるでしょう」などとはいえないでしょう。<br /><br /><BLOCKQUOTE>【引用開始】<br />　穀物を主食としていた欧米の伝統的食生活が、なぜ完全ではないのでしょうか。それは、穀物を粉にして食べるからです。<br />　洋の西ではその粉でパンをつくり、洋の東西の中央、今でいう中近東からインドにかけての地域ではその粉をチャパティにして食べます。しかし、穀粒をつぶすと酸化が進み、せっかくの穀物が変質してしまうのです。<br />　それだけではありません。パンにすると動物性食品であるバターや甘いジャムがほしくなるし、チャパティではどうしても香辛料がほしくなります。つまり、元来必要でないものまで食生活に呼び込んでしまうわけです。<br />　実は、穀物を粉にして食べることは、その人たちの体質、ものの考え方や行動パターンにも大きな影響を及ぼします。<br />　マクロビオティックでは「人は食べたものに似る」という言い方をしますが、穀物を粒にして食べると、ものごとを細分化して分析的に考える思考法が育つようになり、きわめて観念的になる一方、理論的思考を通じて科学技術も同時に発達するわけです。また、香辛料を好んで摂ることは、神秘主義の発達を促します。<br />　概略的にいえば、前者では自然と自分たち人間とを区分し、自然との調和よりも自然征服に人を向かわせてしまうのです。また、物質世界と精神世界を分断することで、世界を物質と精神が織りなす有機的全体として捉えることができません。<br />　一方後者では、現実を離れた原理主義的思考が発生しやすくなります。その結果、概念で描いた絶対的正義に基づく危険な熱狂が生まれてしまうのは、みなさんもご存じのとおりです。<br />　また、獣肉は一般にスタミナ源と信じられていますが、これは肉食が人間の獣性を高める結果でしかありません。つまり肉食は、その人に過剰な活力を与えるとともに、思考を凶暴化させる傾向が強いのです。<br />　東西の歴史を比較してみてください。古来より肉食の習慣を強くもった民族が、穀物中心の民族に比べて、いかに数多くの血なまぐさい殺戮の歴史を繰り返していたかという事実が、このことを雄弁に物語っているのではないでしょうか。＜p27-28＞<br />【引用終了】</BLOCKQUOTE><br />本書中屈指の、あまりにツッコミどころが満載な記述だと個人的に感じた部分。根拠が皆無というか、ただの偏見の羅列ではないかと。「みなさんもご存じのとおり」「事実」「雄弁に物語っている」等と書いていますが、客観性を全く見ることができず同意できません。<br />また、本書中でもここの記述と矛盾を感じる点がいくつか出てきます。例えば穀物を粉にして食べることをここではこれだけ批判的に述べつつ、後では次に引用するように、なぜかいつの間にか粉にして調理しても良いことになっています。なぜ粉にして食べても良いのか、理由も全く書かれていません。<br /><br /><BLOCKQUOTE>【引用開始】<br />　一九九三年には、アメリカ農務省から食事目標の図解が発表されました。<br />　（中略）農務省版はアメリカ人用ですから、穀物は玄米や麦、トウモロコシの穀粒で食べても、パンやパスタで食べてもよいことになっています。まあ、これはしかたのないことでしょう。＜p55-56＞<br /><br />　私は次頁の図5のような温帯性気候用の「マクロビオティック食事法ガイドライン」をつくりました。<br />　（中略）パスタ類、麺類、パンやシリアルなどの形で穀類を摂るときも同様です。つまり、粒全体を粉にしてつくられた製品を選ぶようにしてください。＜p112、115＞<br /><br />　私はマクロビオティック運動の最良のパートナーであった妻を、二〇〇一年七月三日、子宮頚がんによって亡くしたのです。<br />　いうまでもなく、妻はマクロビオティックの実践者です。食事の内容に問題があったわけではありません。その妻がなぜがんに冒されてしまったか。それは「食べ方」に問題があったからです。<br />　彼女の好物にコンブとサワド・ブレッドがありました。サワド・ブレッドとはマクロビオティックの原則を踏まえてつくられた黒パンの一種で、私たちが普及させたものです。ですから、それらを食べることにはまったく問題はありません。＜p200＞<br />【引用終了】</BLOCKQUOTE><br />最後に、本書内で「肉食は人を凶暴化させ、マクロビがそれを改善する」という主張を証明するものとして著者が挙げた数少ない事例の中から、最も詳しく記述されたものを見ながら私の見解と併せて順次記していきます。<br /><br /><BLOCKQUOTE>【引用開始】<br />　ポルトガルのリスボンになる刑務所での話です。マクロビオティックがヨーロッパでもやっと認知されるようになった時期ですから、もう二〇年ほど前のことになるでしょうか。<br />　（中略）この刑務所では玄米とみそ汁を主体にした本格的なマクロビオティック食を実施し、それも料理実習からはじめました。その対象に選んだのは重罪犯の二八人。当然ながら強制ですが、料理実習は彼らの間で大好評でした。＜p76＞<br />【引用終了】</BLOCKQUOTE><br />刑務所内での強制労働であれば、他の労働よりも肉体的・精神的負担が軽いと感じられるもので、しかも自分達の生活に直接前向きに関わると思われるものであれば好評を得る可能性は高いでしょう。また、刑務所の労役には刑期終了後の社会復帰の手段を得るという目的を含んでいると思われますし、そこで得られる技能に市場性が見込まれかつまだ担い手が少ないのであれば、服役者にとって魅力的に映る可能性は大きいでしょう。<br /><br /><BLOCKQUOTE>【引用開始】<br />　彼ら二八人は、隙あらば刑務所から脱走してやろうと、常にその機会を虎視眈々とうかがっているような連中でした。そのうち何人かは、実際に脱走を試みた経験もあります。<br />　にもかかわらず、マクロビオティック食に変えて数カ月経ったとき、刑務所では彼らの性格や思考の変化をチェックするため、土曜日に「日曜の午後五時までに帰ってくること」という条件で、外出・宿泊許可を出したのです。もちろん監視がつきますし、立ち回り先は親や家族の家といった限定つきですが、かなりのリスクを伴う実験といえるでしょう。<br />　すると、二八人が全員、約束どおり刑務所に戻ってきたのです。監視員に無理やり連れ戻されたわけではなく、すべて自主的な行動の結果でした。同じテストを繰り返しても、結果は同じ。彼らの性格が穏やかな方向に変わったのは明らかです。<br />　刑務所では一人ひとりに対して聞き取り調査をおこない、彼らはさまざまな理由を述べましたが、共通しているのは「ここでの食事が楽しいから」ということでした。<br />　（中略）彼らは、異口同音に「この刑務所では、外では喰えないうまいものがタダで喰えるから」と、刑務所に帰ってきた理由を述べたのでした。まさにマクロビオティック食が、凶暴な性格を矯正したのです。＜p76-78＞<br />【引用終了】</BLOCKQUOTE><br />かつて脱走を試みたり狙っていた時の理由が不明ですが、脱走そのもののリスクや、成功したとしてもその後の生活のリスクを考えると、自分達が良いと思える食事を安定して得られかつそれを通じて社会復帰の技能を得ることもできるのであれば、刑務所に戻ることを選んだとしても何ら不思議ではありません。また、このようなテストをするということは、ある程度刑期終了が近づいていた服役者たちを選抜した可能性もあるでしょうし、彼らに「社会復帰させる時期は遠くない」ということが提示されている可能性も十分に考えられます。その場合、服役者たちが条件に従う動機づけとして大きく働くでしょう。実際その後の記述で、「全員が刑期よりも早めに釈放されていきました」（p78）と書かれています。マクロビによって「彼らの性格が穏やかな方向に変わったのは明らか」と言うのは強引なこじつけに思えます。<br />最後の段落については論理が全く理解できません。「この刑務所では、外では喰えないうまいものがタダで喰えるから」という服役者たちの言葉から、マクロビ食が凶暴な性格を矯正したと言える理由がわかりません。<br /><br /><BLOCKQUOTE>【引用開始】<br />　出所後の彼らの就労先がふるっています。ある者は刑務所で習いおぼえた豆腐をつくりはじめ、ある者は自然食レストランの従業員となり、またある者はオーガニック農場で働く道を選んだというのです。＜p78＞<br />【引用終了】</BLOCKQUOTE><br />ふるっているというか、先にも述べた通り刑務所で身に付けた技能を有効に使い得る職業に就くのは選択としてごく当然で有利なことに思えますし、服役中の時点でそのようなことを想定することで積極的に取り組む動機づけになっていたと考えられます。<br /><br /><BLOCKQUOTE>【引用開始】<br />　最後に、こんなエピソードをご披露しましょう。<br />　（中略）彼は銀行強盗三犯でした。殺人までは犯さなかったものの、押し入った銀行でマシンガンをぶっ放すという物騒な男です。<br />　（中略）その彼が、出所したあとわざわざボストンのわが家を訪ねてきて、なんとマクロビオティックを勉強したいというのです。（中略）マクロビオティックの基本的考え方から一所懸命学んでいました。もちろん家にいるときは、私がいろんな話を説いて聞かせます。<br />　そんなある日、彼と一緒に家の近くを散歩していたら、彼が急に「ミチオ、カネは要るか？」と訊いてきたのです。<br />　「そりゃあ、おカネは要るさ。でも、いつもない。それでいいんだ」<br />　「そうか、ちょっとあれを見てくれ」<br />　と、彼は通りにある銀行を指さしました。<br />　「あの建物は頑丈そうに見えても屋根から簡単に入れる。オレの見立てでは、二五〇万ドルの現金が金庫に眠っているのはまず間違いない。だから、カネが入り用になったら、いつでもオレに声をかけてくれ」<br />　思わず吹き出してしまいました。過去の罪過をタネにしてそんな冗談を飛ばせるほど、彼の心は明るく軽やかになっていたのです。いかめしい顔つきも、ほんとうに柔和になっていました。それが彼本来の姿なのでしょう。<br />【引用終了】</BLOCKQUOTE><br />いやいや、これホントにジョークか？冗談だとか顔つきが変わったとかってのは著者の思い込みという可能性はないのか？<br />ホントにジョークだった可能性もあるとは思うんですが、少なくともマクロビが犯罪者の人間性を根本から改悛させた証拠として挙げるにしては、あまりに説得力に欠けるというか著者の書きっぷりの匙加減次第じゃないかと感じたのでした。<br />「ミチオ、以前のオレならアンタのためにあの銀行に押し入って金を奪ってくるところだが、アンタに叩きこまれたマクロビのせいですっかりそんな気が起こらなくなっちまったよHAHAHA！」<br />とでも言ったのならまだわかるんですがね。<br /><br />以上見てきた最後の事例に関しては、改めてまとめると次のようなことが言えると考えます。つまり、受刑者達が労役として積極的に取り組み、服役条件を守り、刑期を早く終えたからといって、マクロビがその理論通りに彼らの人間性を根本的に改善したとは言えないということです。受刑者達の動機づけに対して同じ条件を満たすものであれば、マクロビ以外であっても同様の結果を得る可能性は高いと考えられます。これだけでマクロビの主張や理論を支持する根拠にはなり得ないでしょう。<br /><br /><br />今回は「肉食が人間を凶暴にし、マクロビがそれを根本から改善する」という主張に絞って本書を見てきましたが、これでもまだ極一部に過ぎません。全てを見て行くにはエントリが長大になり過ぎるでしょう。さらに他の主張にまで目を移すと、とても一エントリで追い切れるものではなくなってしまいます。<br />ただいずれの記述に対しても共通して感じたのは、冒頭に取り上げたような、著者が最初に得たひらめき・天啓と言うものに固執し、世の中の物事を都合良く解釈し、辻褄を合せるように様々な「理論」を組み上げているのではないかということです。<br />マクロビ（に限らず他のニセ科学・トンデモ系のビジネスと言われるものでも同様だが）でやっかいなのは、その主張の誤りを指摘し得る反例を出しても、「それは特例で大丈夫」と言ったりすることがあると思います。なぜそれが特例で大丈夫なのかは、証明も反証もできない独自の理論で説明できるとするのが常道で、突き詰めていっても、結局はあのコピペのセリフが頭によぎって終わらざるをえなくなってしまう。<br /><br /><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20100605/15/wackyhope/bf/30/j/o0279018110575910163.jpg"><img src="http://stat.ameba.jp/user_images/20100605/15/wackyhope/bf/30/j/o0279018110575910163.jpg"  alt="Beauty Science, Beauty Marketing.-お前ん中ではな" border="0" /></a></div><br /><br />まあ逆に言うと、こういうパターンを示すものは眉唾だと見ておいた方が無難なのかもしれませんが。<br /><br />あとマクロビに関しては、前回も参考として取り上げたエントリ（*1）にも書かれているように、部分的には共感できるものや理にかなっていると思われる要素も持っていたりします。それらはマクロビ独自のものではなく、他の健康法・食事法や思想とも共通するものがほとんどだと思われますが、そういった多くの人が共感や効果を感じやすい要素の中にマクロビ独自の理論や主張（それらは根拠や真偽が疑わしいもの）を散りばめることで、接する人が信じてしまいやすい構造になっているように思います。因果関係が無いものを、さもそれがあるかのように見せる記述になっているのは本エントリで引用した箇所にも散見されることです。<br />そして現実問題としてそのような論法に惑わされる・騙される人はかなり多いと思います。私自身も絶対に大丈夫だという自信はありません。個人として、また社会全体としてどのように対応していけば良いのか、今後の課題としてまた考えていきたいと思います。<br /><br /><br />*1；参考エントリ。<br />・「<a href="http://t2sy8u.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-aeac.html" target="_blank">ニセ科学ツアー＿マクロビオティック（追記あり）</a>」－あぶすとらくつ
 
</p>]]></description>  
      <link>http://ameblo.jp/wackyhope/entry-10554412767.html</link>  
      <pubDate>Sat, 05 Jun 2010 20:00:00 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>マクロビオティックの大家・久司道夫氏の著作への疑問、夫人の癌死に関する記述について。</title>  
      <description><![CDATA[<p>
 マクロビオティック（以下マクロビ）は以前から怪しげだと感じることが多々ありましたが、それほど深く知ろうとまでは思っていませんでした。が、先日twitterで<a href="http://twitter.com/sawa3/status/13635941268" target="_blank">下記のツイート</a>を私のタイムライン上で見かけ、ここに書かれた内容に強く疑問を感じたことから改めて調べてみようと思いました。<br /><BLOCKQUOTE>マクロビオティックのルーツは、健康とか野菜食以前に、第二次戦争後の人間の凶暴性の研究から、野菜食への転換がはかられて来たのは、知る人ぞ知るお話。。肉食生活や近代食が、現代の病気の一因とは、わかりやすい現実…。美味しく食べる食の安全も考えて行きたいなぁ。無農薬栽培玄米の美味しお米。</BLOCKQUOTE><br />健康や生命、人間性にも影響を与える効果があると謳うのであれば、その科学的根拠を明示する必要があると考えます。「知る人ぞ知るお話」として伝えられているのは、世の中の科学的な評価に耐えうるものではないと見られ批判されても仕方ないんじゃないかな。<br />なんてことを考えつつ、上述のツイートに書かれてるようなことを掲げているのが、マクロビの大家の一人・<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%85%E5%8F%B8%E9%81%93%E5%A4%AB" target="_blank">久司道夫</a>氏という方であることを知人から教えて頂き（その他マクロビの系譜は*1参照）、彼のウィキペディア記事にもリンクが張ってある彼の講演録をまずは見てみました。<br /><br />・<a href="https://www2.pref.shizuoka.jp/all/file_download1040.nsf/DC316AC25F5765F94925738D0025C349/$FILE/makuro-kouen-no1.pdf" target="_blank">マクロビオティック講演会録「健康的な生活と食事～マクロビオティックの可能性」－久司道夫（静岡県主催・2005年）</a>※PDF<br /><br />これをザッと見ただけでも、宇宙波動、マクロビで心臓疾患・癌が治る、エイズも良くなる、人間の凶暴性・殺人・反社会行動は食べ物のせいだがマクロビで改善した、等の根拠・真偽が疑わしい記述が多数見られました。確かな典拠もないので、さらに彼の著作を見てみる事に。そこで紐解いたのが以下の著作です。<br /><br />・『マクロビオティックをやさしくはじめる』（久司道夫）<br /><br />冒頭に挙げたツイートでまず疑問に感じた「人間の凶暴性の研究」とやらが具体的にどのような内容なのかを最初に調べるつもりでしたが、前掲の講演会録同様あまりにも根拠や真偽が疑問・不明な点が多過ぎて、どこからツッコんだら良いのかわからないほどの内容。<br />ただそれらの中でも、個人的に特に際立って「これはダメだろう」と思った記述があったので、本エントリではそれを引用し私が感じたことを記してみたいと思います。そこでは、最も熱心なマクロビ信奉者・実践者の一人でもあった著者のご夫人が癌にかかり他界したことを述べていますが、ご夫人が癌になったのは彼女のマクロビが著者の方法と異なるものだったから、癌が進行し夫人の命を奪ったのは医学的（反マクロビ的）な治療を「うかつにも」受けてしまったからだと主張しています。<br /><br /><BLOCKQUOTE>【引用開始】<br />がんで亡くなった妻のこと<br />　さて、次章では主な病気・症状ごとに、マクロビオティックの取り組みを紹介していきたいと思いますが、その前に私は忸怩たる思いで記さねばならないことがあります。それは妻の死についてです。私はマクロビオティック運動の最良のパートナーであった妻を、二〇〇一年七月三日、子宮頚がんによって亡くしたのです。<br />　いうまでもなく、妻はマクロビオティックの実践者です。食事の内容に問題があったわけではありません。その妻がなぜがんに冒されてしまったか。それは「食べ方」に問題があったからです。<br />　彼女の好物にコンブとサワド・ブレッドがありました。サワド・ブレッドとはマクロビオティックの原則を踏まえてつくられた黒パンの一種で、私たちが普及させたものです。ですから、それらを食べることにはまったく問題はありません。ところが妻は、その二つをいつも油で炒め、しかも毎日のように食べていたのです。<br />　私は「いくら植物油でも、脂肪の摂りすぎはよくない」と諭しましたが、五黄のイノシシ生まれの彼女はなかなか頑固で、私の忠告を聞き入れません。「大丈夫よ。これは身体にいいものなんだから。逆に生野菜なんかを一緒に食べると、むしろ陰性のものの摂りすぎになるでしょ」と反論するわけです。マクロビオティック食に関して、妻は妻なりの考え方がありました。<br />　しかし、いくら「いいもの」でも、やはり脂肪分の摂りすぎがいいはずありません。やがてその積み重ねによって、子宮からの出血が起こるようになったのです。<br />　私は病院での検査をすすめましたが、ここでも頑固で思いこみの強い妻は、「いいものを食べているから、月経が再発したのかしら」などといって、検査にいきませんでした。ついに痛みが伴うようになってはじめて、妻はしぶしぶ病院に足を運びましたが、検査の結果は子宮頚がんだったのです。しかも第四期にまで進んでいました。<br />　主治医の主張と妻の意向もあって、とりあえず患部だけは放射線治療で除去しましたが、退院後は私自身が処方したマクロビオティック食に改めさせました。すると数カ月で、がんはきれいに治ったのです。<br />　こうして妻は国外への出張旅行に同行できるまで回復し、ひと安心した私は、それまで控えていた単独での講演旅行に出るようになりました。<br />　その留守中のこと、ハーバード大学の医学部教授が、「子宮頚がんは再発しやすいから」と、再発予防のために内部からの放射線治療を妻にすすめたのでした。「万が一の予防」という言葉に気持ちを動かされたのでしょう、彼女はうかつにもそんな治療を受けてしまったのです。<br />　講演先のフロリダからボストンに帰り、私が慌てて病院に駆けつけたときは、すでに放射線治療は終わったあとでした。その二週間後、背中を走る経絡（エネルギーの通路）に沿って、激しい痛みが襲うようになったのです。<br />　医師は末期がんに特有の転移で、治療自体は正しかったと主張を譲りません。しかし、放射線を内部にあてるという暴力的な治療法が原因であることは、私の目にはあきらかでした。（p200-202）<br />【引用終了】</BLOCKQUOTE><br />この記述からは、著者を最も信じマクロビを実践してきたであろうご夫人の死すらも、自説やビジネスに都合良く曲解しているのではないかと強く感じました。なぜそのように感じたのか、本書内の他の記述とすら矛盾を感じたからです。それらを以下具体的に取り上げていきます。<br /><br />＜疑問1＞<br />ご夫人は著者のマクロビ啓蒙運動において、マクロビ食実習の担当だったそうです。その夫人の調理法やマクロビの考え方に「がんに冒されてしまった」ほど問題があったのなら（それが要因だったという根拠も全く明示されていませんが）、ご夫人が担当し多くの人達に伝わったマクロビ食も問題があったということではないか。<br /><BLOCKQUOTE>【引用開始】<br />　各スタディーハウスでのマクロビオティック食の実習は家内の担当です。（p35）<br /><br />　家内が日本からいろんな食材を取り寄せておいしいマクロビオティック料理をつくると、彼らは喜んで食べてくれます。しかも、それを継続的に食べる者たちの心と身体が、目に見えて変わってきたのです。（p36）<br /><br />　当初は月三○○○ドルにも満たない規模でしたが、一〇年後には一六〇〇万ドルものビジネスに発展しました。ただし、私がこうしたビジネスを拡大したわけではありません。私の弟子たち、つまりボストンのスタディーハウスに集まったヒッピーの学生たちが、アメリカ各地に自然食の食材店やレストランを出店し、同時に啓蒙活動をするようになり、それぞれの地域で住民たちの圧倒的な支持を得た結果でした。（p38）<br />【引用終了】</BLOCKQUOTE><br />他にもマクロビ普及活動にご夫人が積極的に関わられた記述が出てきます。が、「マクロビオティック食に関して、妻は妻なりの考え方」があって、それがご夫人の癌に繋がったと述べるのであれば、ご夫人が大きく影響したマクロビ普及そのものが危ういものになるのではないでしょうか。<br /><br />思いつく反論としては、「ご夫人は自分の食べる者は独自のマクロビを通してたが、他人に広める際には著者の方法を厳守した」ということでしょうか。もしくはコンブとサワド・ブレッドを毎日油で炒めて食べるのが元凶の全てでありそれ以外は全く問題なかったというのでしょうか。<br /><br />＜疑問2＞<br />本書では繰り返し反・非マクロビ的な食事が人間性を凶暴で犯罪や戦争を犯しやすく家庭や社会を崩壊させる悪しき方向に向かわせると警告し、「病気」の最終段階として「傲慢さ」を発症すると言い、マクロビによって素晴らしい人間性が得られると説いています。ですが、この「傲慢さ」に関する記述が、前掲のご夫人の「頑固」な性質と似ているように感じました。<br /><BLOCKQUOTE>【引用開始】<br />　傲慢さこそ、私たちが自然や宇宙の秩序から自分自身を切り離してしまったときに発症する最悪の病気なのです。この傲慢さは、次の二通りの方向のいずれかで生じます。<br />　一つは陽性の傲慢さです。これは、自分の利益や欲望に固執し、それを満足させるために、他の人を押しのけたり、支配したり、征服したりする性格や行動となってあらわれます。<br />　もう一つは陰性、または陰性寄りの傲慢さです。これは、排他的であったり、自分の殻に閉じこもり、他人との関係を絶ち、ひいては他人を排除するといった閉鎖的な性格や行動となってあらわれます。<br />　概してこの陰性の傲慢さをもつ人は、他人からの意見や提言、あるいは親切な助言さえも聞き入れようとはしません。多くの高齢者がこの種の問題をもっており、自分は信仰深いと考えている人の多くも同様といえます。（p134）<br />【引用終了】</BLOCKQUOTE><br />この引用部の後半は、「頑固で思いこみの強い」ご夫人の傾向に符合するように思えます。マクロビの最終目的は「傲慢さをその根源から治すこと」（p134）にほかならないとしていますが、マクロビ実践者のご夫人がそうなったとはとても思えない。<br />もしくは、ご夫人が著者とは異なる自分なりの考え方に基づいた独自のマクロビをした結果、著者の目的である「傲慢さを根源から治す」ことができなかったのかもしれません。とすると、先の疑問と併せて考えると、ご夫人が大きく関わったマクロビ普及には、癌になる可能性があるだけでなく、マクロビでいう病気の最終段階にすらなってしまう危険があることになるのではないでしょうか。<br /><br />＜疑問3＞<br />ご夫人が一時的に癌の病状から逃れられたのは、著者によるマクロビ食のおかげではなく、医学的な治療の成果である可能性も高いのではないか？ということ。<br /><br />＜疑問4＞<br />治療にあたった医師の説明の正当性をきちんと検証せず、著者は「傲慢さ」を生じているのではないか。<br /><br />この2つの疑問は本書だけでは解決できません。ただ著者の記述を見る限り、著者の自説への強い思い込みが事実を歪めて捉えている可能性があるように思えます。そして著者自身が「自分は信仰深いと考えている人の多くも同様」と言っているような、自説への強い信仰（執着と言ってもいいかもしれません）が「傲慢さ」を生み出してしまっているように感じました。（*2）<br /><br /><br />私はマクロビが掲げる方針や手法の全てを否定するわけではなく、中には共感できるものや理にかなっているものもあると思っています。この辺りは以下のエントリに書かれていることに同感です。<br /><br />・「<a href="http://t2sy8u.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-aeac.html" target="_blank">ニセ科学ツアー＿マクロビオティック（追記あり）</a>」－あぶすとらくつ<br /><br />ただ先にも述べた通り、本書は他にも率直に言って疑わしい記述を極めて多く含んでおり、それらが主体となっていると言って過言ではありません。特に人の健康・生命を損なう・奪う危険性を持っていたり、差別や偏見を生む可能性を持った内容がある場合、厳重に警戒し注意を払う必要があると考えます。<br />そのような点から言っても、今回取り上げた久司氏の著作におけるご夫人の癌死に関する記述は、問題を含んだものだと感じました。<br /><br />本エントリでは、科学的な根拠や真偽が疑問・不明な事柄について他の文献等を調べて検証するというところまでは至りませんでした。あまりに「ホントかよ？」と思う点が多かったからですが、また改めて機会を設けて、少しずつ調べてみるかもしれません。<br /><br /><br />*1；参考<br />・「<a href="http://d.hatena.ne.jp/doramao/20090810/1249896027" target="_blank">健康食と危険食</a>」－とらねこ日誌<br /><br />*2；twitterで久司氏自身も癌を患い治療手術を受けたことを教えて頂きました。<br />・「<a href="http://macrobiotics.co.uk/letterfrommichio.htm" target="_blank">Letter: A message On behalf of Michio Kushi (about his health)</a>」－Macrobiotic Guide<br />興味深いのは、このレターの日付が04年10月12日で、『マクロビオティックをやさしくはじめる』の初版第1刷が04年12月15日。執筆期間にもよるでしょうが、なかなか微妙なタイミング。久司氏はご夫人の癌について前掲のようなことを書いていましたが、本人の癌発症や手術についてどのように解釈し説明したのでしょうね。
 
</p>]]></description>  
      <link>http://ameblo.jp/wackyhope/entry-10531319487.html</link>  
      <pubDate>Thu, 03 Jun 2010 20:00:00 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>初音ミクという文化の情報がどう広まったのか、胸を熱くしながら振り返ってみた。</title>  
      <description><![CDATA[<p>
 ネットの利用頻度の高い層にはご存知の方も多いかもと思いますが、今朝H2Aロケットが打ち上げられ、初音ミクのイラストやファンのメッセージを載せた金星探査機「あかつき」が無事に旅路に就いたそうです。<br /><br />・「<a href="http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1005/21/news046.html" target="_blank">初音ミクついに宇宙へ！　「あかつき」打ち上げ成功</a>」－ITmedia News<br /><br />そんな初音ミクさんですが、ここ最近は単なるボーカロイドとしてだけでなく、ニコニコ動画等から始まったネット文化の象徴のひとつとして、様々に話題が取り上げられたニュースを見かけるような気がしました。例えば東北新幹線の新車両のネーミング投票や、オリコンデイリーCDアルバムランキング初首位、モバゲーでCGMソーシャルゲーム化など。<br /><br />・「<a href="http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100512-00000511-sanspo-ent" target="_blank">東北新幹線・新型車両の愛称募集「はつね」は２位だった！</a>」－Yahoo!ニュース<br />・「<a href="http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1005/20/news049.html" target="_blank">初音ミクCD、初のオリコン1位</a>」－ITmedia New<br />・「<a href="http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1005/20/news100.html" target="_blank">初音ミクが「CGMソーシャルゲーム」に　モバゲーで育成シミュレーション</a>」－ITmedia New<br /><br />そこで試しに、Googleトレンドで「初音ミク」を調べてみました。<br /><br />・<a href="http://www.google.co.jp/trends?q=%E5%88%9D%E9%9F%B3%E3%83%9F%E3%82%AF" target="_blank">Googleトレンド－初音ミク検索結果</a><br /><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20100521/19/wackyhope/30/2b/j/o0552042010552198703.jpg"><img src="http://stat.ameba.jp/user_images/20100521/19/wackyhope/30/2b/j/o0552042010552198703.jpg"  alt="Beauty Science, Beauty Marketing.-初音ミクトレンド" border="0" /></a></div><br /><br />検索数のピークは初音ミクがボーカル音源のソフトとして発売された当時の07年半ば～後半というのが個人的には意外、それ以降は横ばいです。一方のニュース参照数は09年半ば頃から大きく波打ちながら全体としては右上がり。<br /><br />では初音ミクさんはどのように広がりを見せていったのか。Wikipediaの記事「<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%9D%E9%9F%B3%E3%83%9F%E3%82%AF" target="_blank">初音ミク</a>」やニコニコ動画の投稿動画、ネットで拾える記事や私の記憶を頼りに時系列で振り返ってみました。<br /><br />●07年8月31日　クリプトン・フューチャー・メディア、ボーカル音源『初音ミク』発売。<br /><br />●07年9月4日　ニコニコ動画に『VOCALOID2 初音ミクに「Ievan Polkka」を歌わせてみた』投稿。ニコ動でのブームの火付け役に。<br />・『VOCALOID2 初音ミクに「Ievan Polkka」を歌わせてみた』<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm982882" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm982882</a><br /><br /><br />以後ニコニコ動画に投稿された初音ミク動画には、以下のようないくつかの系統（あるいはこれらの複合）があるように思います。<br /><br />1.既存曲を如何に上手く歌わせるかボーカロイドとしての「調教」。<br />2.ボーカロイドの特性を活かしたオリジナル曲制作。<br />3.キャラクターとして愛で・萌える、ニコニコ技術部を中心とした立体・実体化や再電子化等。<br />　3-1.ネギ振り実体化、小型化戦争、ねんどろいどやらフィギュアやら等身大やら。<br />　3-2.ARツール等を用いた拡張現実3D化。<br />　3-3.手描きイラスト・アニメや3DCG、MMD（<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/MikuMikuDance" target="_blank">MikuMikuDance</a>）による動画制作。<br /><br />こんなことを意識しつつ、以下に時間を追って初音ミクの歩みを見てみました。<br /><br />●07年　まずは既存曲を歌わせてみる。初期の「<a href="http://www.nicovideo.jp/tag/%E7%A5%9E%E8%AA%BF%E6%95%99?sort=v" target="_blank">神調教</a>」タグ登録動画から。<br />・「true my heart -VOCALOID 2 special edit- feat.初音ミク　高音質版」（07年9月9日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm1023042" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm1023042</a><br /><br />・「『you』 をVOCALOID２ 初音ミクがハモらせて歌うよ♪」（07年9月12日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm1042518 " target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm1042518</a><br /><br />●07年9月12日　ITmedia Newsで<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A1%E7%94%B0%E6%9C%89%E8%8A%B1" target="_blank">岡田有花さん</a>が取り上げ記事に。<br />・「<a href="http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0709/12/news035.html" target="_blank">異例の売れ行き「初音ミク」　「ニコ動」で広がる音楽作りのすそ野</a>」－ITmedia News<br /><br />●07年　オリジナル曲も出始め話題を後押し。初期の「<a href="http://www.nicovideo.jp/tag/%E5%88%9D%E9%9F%B3%E3%83%9F%E3%82%AF%E5%90%8D%E6%9B%B2%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AF?sort=v" target="_blank">初音ミク名曲リンク</a>」タグ登録動画から。<br />・「【初音ミク】恋スルVOC@LOID （修正版）【オリジナル曲】」（07年9月13日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm1050729" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm1050729</a><br /><br />・「あなたの歌姫／初音ミク＿ｆｕｌｌver.」（07年09月18日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm1085336" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm1085336</a><br /><br />・「【初音ミク】みくみくにしてあげる♪【してやんよ】」（07年9月20日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm1097445" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm1097445</a><br /><br />・「初音ミク　が　オリジナル曲を歌ってくれたよ「メルト」」（07年12月7日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm1715919" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm1715919</a><br /><br />●07年　キャラクターとしても人気を確立。初期の「<a href="http://www.nicovideo.jp/tag/%E5%88%9D%E9%9F%B3%E3%83%9F%E3%82%AF3D%E5%8C%96%E8%A8%88%E7%94%BB?sort=f&order=a" target="_blank">初音ミク3D化計画</a>」「<a href="http://www.nicovideo.jp/tag/VOCALOID3D%E5%8C%96%E8%A8%88%E7%94%BB?sort=v" target="_blank">VOCALOID3D化計画</a>」タグ登録動画から。<br />・「はちゅねミクをふやしてみた。」（07年9月25日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm1136630" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm1136630</a><br /><br />・「３Ｄ初音ミク　みくみくにしてあげる♪ＰＶ風」（07年9月25日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm1142379" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm1142379</a><br /><br />・「3D初音ミクに01_balladeを歌わせてみた」（07年10月04日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm1200230" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm1200230</a><br /><br />・「3DみくみくPV♪」（07年10月25日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm1359820" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm1359820</a><br /><br />・「【3D】 ミク☆すた 【初音ミク】」（07年11月04日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm1449437" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm1449437</a><br /><br />・「ARToolKitで初音ミク」（07年11月21日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm1580110" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm1580110</a><br /><br />●07年10月18日　<a href="http://dic.nicovideo.jp/a/%E8%83%B8%E3%81%8C%E7%86%B1%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%81%AA" target="_blank">胸が熱くなる例のコピペの元</a>が書き込まれる。<br /><br />●07年11月17日　NHK-BS2『<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B6%E2%98%86%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC!" target="_blank">ザ☆ネットスター!</a>』で番組のOP・ED曲に「<a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm8384884" target="_blank">ムゲンノホシゾラ</a>」と「あなたの歌姫」（前掲）が使用される。<br /><br />●08年前半　オリジナル曲で話題になる曲が頻発。ヒットを多数出すVOCALOIDプロデューサー等も登場。以下「<a href="http://www.nicovideo.jp/tag/%E3%83%9F%E3%82%AF%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%83%8A%E3%83%AB%E6%9B%B2?sort=v" target="_blank">ミクオリジナル曲</a>」タグ登録動画から。<br />・「【初音ミク】 サイハテ 【アニメ風PV・オリジナル曲】」（08年1月16日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm2053548" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm2053548</a><br /><br />・「初音ミク　が　オリジナル曲を歌ってくれたよ「恋は戦争」」（08年2月22日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm2397344" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm2397344</a><br /><br />・「【 初音ミク ／ 桜ノ雨 】オリジナル曲」（08年2月23日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm2406770" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm2406770</a><br /><br />・「初音ミクオリジナル曲　「初音ミクの消失（LONG VERSION）」」（08年4月8日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm2937784" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm2937784</a><br /><br />・「初音ミク　が　オリジナル曲を歌ってくれたよ「ワールドイズマイン」」（08年5月31日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm3504435" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm3504435</a><br /><br />・「初音ミクがオリジナルを歌ってくれたよ「ブラック★ロックシューター」」（08年6月13日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm3645817" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm3645817</a><br /><br />●08年前半　3D化が進化。以下「VOCALOID3D化計画」タグ登録動画から。<br />・「ARToolKitで初音ミクも『ｳｯｰｳｯｰｳﾏｳﾏ(ﾟ∀ﾟ) 』」（08年2月11日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm2300874" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm2300874</a><br /><br />・「【3DCG】くるっと・おどって・初音ミク【ねんどろいど】」（08年2月14日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm2321776" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm2321776</a><br /><br />・「３Ｄミクを躍らせるツールを自作してみた(説明前編）」（08年02月24日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm2420025" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm2420025</a><br /><br />●08年前半～半ば頃まで　初音ミク（はちゅねミク）のネギ振りに端を発したニコニコ技術部が上述の3D化も含め活発に技術開発・革新を進める。以下「<a href="http://www.nicovideo.jp/tag/%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%8B%E3%82%B3%E6%8A%80%E8%A1%93%E9%83%A8?sort=v" target="_blank">ニコニコ技術部</a>」タグ登録動画から＋α。<br />・「プロジェクトX－はちゅねミク小型化戦争」（08年7月21日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm4028505" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm4028505</a><br /><br />・「【再放送】プロジェクトN～ニコニコ技術部員たち～」（08年9月24日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm4724123" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm4724123</a><br /><br />・「初音ミクが家の前を歩いてたんだけど…」（08年9月30日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm4788237" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm4788237</a><br /><br />●08年　MMDを用いた動画制作技術が切磋琢磨されていき、「<a href="http://dic.nicovideo.jp/a/mmd%E6%9D%AF" target="_blank">MMD杯</a>」も開催される。以下「<a href="http://www.nicovideo.jp/tag/MikuMikuDance%E6%AE%BF%E5%A0%82%E5%85%A5%E3%82%8A?sort=v" target="_blank">MikuMikuDance殿堂入り</a>」「<a href="http://www.nicovideo.jp/tag/MMD%E5%82%91%E4%BD%9C%E9%81%B8?sort=v" target="_blank">MMD傑作選</a>」タグ登録動画から。<br />・「【MikuMikuDance】男女を踊らせてみた【Full.Ver】」（08年3月11日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm2601754" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm2601754</a><br /><br />・「【MikuMikuDance】ミクとはちゅねでらき☆すたOP【完成版】」（08年5月11日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm3266940" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm3266940</a><br /><br />・「【MikuMikuDance】baby's star jam音頭(高画質)【DE DE MOUSE】」（08年6月2日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm3527117" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm3527117</a><br /><br />・「初音ミクの細かすぎて伝わらないモノマネ選手権SPECIAL」（08年6月3日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm3540549" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm3540549</a><br /><br />・「【ステージで】 Princess Bride! を踊ってみた。 【トリオver】」（08年7月18日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm3998953" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm3998953</a><br /><br />・「【第1回MMD杯本選】超時空VOCALOIDでキラッ☆」（08年8月10日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm4242615" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm4242615</a><br /><br />・「MikuMikuDanceでVirtual Insanity」（08年10月18日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm4975807" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm4975807</a><br /><br />●08年8月24日　日本SF大会・第39回星雲賞自由部門受賞。<br /><br />●08年9月24日　第13回アニメーション神戸賞作品賞・ネットワーク部門受賞。<br /><br />●08年10月8日　2008年度グッドデザイン賞受賞。<br /><br />●08年11月9日　キックボクサーの<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E5%B3%B6%E2%98%86%E8%87%AA%E6%BC%94%E4%B9%99%E2%98%86%E9%9B%84%E4%B8%80%E9%83%8E" target="_blank">長島☆自演乙☆雄一郎</a>がNJKFスーパーウェルター級王座決定戦の試合で、『みくみくにしてあげる♪』を入場曲に初音ミクの扮装で出場し王座を獲得。<br /><br />●09年　ニコニコ動画外へ本格進出。以下<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%9D%E9%9F%B3%E3%83%9F%E3%82%AF#.E5.B9.B4.E8.A1.A8" target="_blank">Wikipedia記事・年表</a>より主なものを引用。<br />・3月　内閣府が発行している海外向けオンライン広報誌「Highlighting JAPAN」3月号の記事で、初音ミクが紹介される。<br />・3月4日　人気楽曲「メルト」などを収録したsupercellのアルバム『supercell』が発売。翌週のオリコン週間チャートで4位を記録し、初音ミク関連CDの週間最高順位を更新。<br />・7月2日　セガよりPSP専用ゲームソフト「初音ミク -Project DIVA-」が発売。<br />・8月22日　Animelo Summer Live 2009にアーティストとして出演。<br />・8月31日　初音ミク発売2周年を記念してライブイベント「ミクフェス '09（夏）」開催。<br />　⇒参考；「<a href="http://blog.livedoor.jp/insidears/archives/52019764.html" target="_blank">『ミクフェス '09（夏）』の初音ミクがライブが衝撃的だった。</a>」－【2ch】ニュー速VIPブログ(`･ω･´)<br />・10月6日　Google社のウェブブラウザGoogle Chromeで初音ミクをあしらったスキンを公開。<br />・11月21日　シンガポールで開かれたアニメフェスティバルアジア2009のステージにて初の「海外公演」。<br /><br />●09年8月26日～9月17日　渋谷パルコで『初音ミクとテクノ・デザイン展』開催。（Wikipedia未掲載）<br />・「<a href="http://www.barks.jp/news/?id=1000052013" target="_blank">渋谷パルコにて＜初音ミクとテクノ・デザイン展＞</a>」－BARKS ニュース<br /><br />●09年　前年以来VOCALOIDによる楽曲制作やMMDによる映像制作等は初音ミク以外にも広がり、初音ミクとしては新技術等の開発やネタ系よりも純粋に楽曲や歌、映像のクオリティを追求したものが目立ちました。再生数の多い初音ミク関連動画をいくつか、これまでに挙げたタグに登録されたものからピックアップ。<br />・「【初音ミク】Nebula【VOCALOID3DPV】」（09年2月3日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm6029342" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm6029342</a><br /><br />・「【初音ミク】火葬曲【ＰＶ付オリジナル曲】」（09年2月7日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm6074567" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm6074567</a><br /><br />・「初音ミク「闇色アリス」【オリジナル曲】」（09年2月20日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm6206647" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm6206647</a><br /><br />・「初音ミクオリジナル曲 「from Y to Y」」（09年3月24日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm6529016" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm6529016</a><br /><br />・「【MikuMikuDance】Love＆Joyﾎｰﾑﾋﾞﾃﾞｵｴﾃﾞｨｼｮﾝ修正版【MMD】」（09年4月5日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm6653552" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm6653552</a><br /><br />・「「ロミオとシンデレラ」　オリジナル曲　vo.初音ミク」（09年4月6日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm6666016" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm6666016</a><br /><br />・「magnet【初音ミク・巡音ルカオリジナル】」（09年5月1日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm6909505" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm6909505</a><br /><br />・「【初音ミクオリジナル曲】＊ハロー、プラネット。【ドットPV付き】」（09年5月24日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm7138245" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm7138245</a><br /><br />・「【オリジナル曲PV】結ンデ開イテ羅刹ト骸【初音ミク】」（09年7月6日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm7550182" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm7550182</a><br /><br />・「【PV完全版】 初音ミクの消失 -DEAD END- 【MotionGraphics】」（09年8月11日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm7902754" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm7902754</a><br /><br />・「【初音ミク】LOL -lots of laugh-【オリジナル】（09年8月25日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm8033594" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm8033594</a><br /><br />・「初音ミク　オリジナル曲　「裏表ラバーズ」」（09年8月30日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm8082467" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm8082467</a><br /><br />・「【初音ミク】1925【オリジナル曲】」（09年10月5日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm8430328" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm8430328</a><br /><br />・「【初音ミク】くるみ☆ぽんちお【オリジナル】」（09年11月2日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm8686165" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm8686165</a><br /><br />・「【オリジナル曲PV】clock lock works【初音ミク】」（09年11月27日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm8933166" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm8933166</a><br /><br />●09年12月6日　ニコニコ動画を飛び出し今日の打ち上げに繋がった、初音ミクを金星探査機「あかつき」に載せようという署名活動が開始。初音ミク開発・販売元のクリプトン・フューチャー・メディアをはじめ、その日のうちに要件を満たす賛同者が集まったとか。<br />・「<a href="http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0912/08/news088.html" target="_blank">初音ミクを金星に　あかつき“搭乗”目指し、賛同者募集中</a>」－ITmedia News<br /><br />●10年　動画自体は現在までに再生30万回を超える勢いのあるものはそれほど多くはない印象です。以下「VOCALOID殿堂入り」タグ登録動画から。（5月投稿動画のみ20万超え）<br />・「初音ミク　オリジナル曲　「ローリンガール」」（10年2月14日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm9714351" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm9714351</a><br /><br />・「【初音ミク】　白い雪のプリンセスは　【オリジナル】」（10年2月22日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm9797269" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm9797269</a><br /><br />・「初音ミクオリジナル曲 「初音ミクの戸惑（LONG VERSION）」」（10年3月22日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm10114759" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm10114759</a><br /><br />・「【初音ミク】 モノクロ∞ブルースカイ 【オリジナル・のぼる↑】」（10年3月25日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm10150980" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm10150980</a><br /><br />・「初音ミク・巡音ルカ　オリジナル曲　「ワールズエンド・ダンスホール」」（10年5月18日）<br /><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm10759623" target="_blank">http://www.nicovideo.jp/watch/sm10759623</a><br /><br />●10年　一方で、冒頭に挙げたようなニュースが出てくるに至っています。<br /><br />***10/5/23追記***<br /><a href="http://b.hatena.ne.jp/entry/ketto.com/tvm/" target="_blank">はてなブックマークコメント</a>から、<a href="http://ketto.com/tvm/" target="_blank">ボーカロイドonly event「THE VOC@LOiD M@STER」</a>というのがあったのを知りました。<a href="http://b.hatena.ne.jp/entry/ketto.com/tvm/" target="_blank">このサイトのはてなブックマークコメント</a>を見ると初回は07年11月3日、最近は10年2月7日だった模様。<br />・参考；「<a href="http://blogs.itmedia.co.jp/closebox/2010/02/post-362b.html" target="_blank">ボーマスに行って、ボカロ界の行く末は安泰だと確信した件</a>」－CloseBox and OpenPod：ITmedia オルタナティブ・ブログ<br /><br />ブックマークコメントを下さった方があとでまとめる・追記するとも書いてらっしゃったので、期待したいと思います。<br />***追記ここまで***<br /><br /><br />さて、ここまでご覧になった方はすでにお気づきかもしれませんが、ここで取り上げた記事の大半はネットを基盤としたニュースサイト（ほとんどが初音ミクを最初期から追いかけてたITmedia News）で、旧来の大手マスコミ系の記事はほぼ見当たりませんでした。<br />この辺り、結局ネットの一部で盛り上がってるだけと見るか、ネット発の文化のひとつとしてこれからまだ伸びしろがあると見るか、個人的には興味深いところだと思っています。旧来の大手マスコミに変に取り上げられて歪められたり消費されたりするのを危惧したり快く思わない人も多いような気がしますけど。<br /><br />なお私はテレビや新聞等の紙媒体、リアルのイベント等はほとんどチェックしてないので、その辺の情報も補完して、ネットカルチャーのトレンドが世の中にどう伝播していくのかをトータルで分析・考察してくださる方が出てきてくれればありがたいなぁと、マーケターの端くれとして参考にさせていただきたいと思っております。どなたかぜひ。
 
</p>]]></description>  
      <link>http://ameblo.jp/wackyhope/entry-10540543724.html</link>  
      <pubDate>Fri, 21 May 2010 20:00:00 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>ニセ科学に対するイメージトレーニング。</title>  
      <description><![CDATA[<p>
 もし自分の所属する組織がニセ科学と思われるものに手を出した場合、自分がそのニセ科学に批判的な立場であればどうすれば良いのか？<br /><br />そんなことを時々考えます。<br /><br />例えば、マイナ●イオンの効果を謳った商品を発売した。<br />例えば、血●型性格判断を盛り込んだコンテンツを発信した。<br /><br />なんてことがあった時、自分はどうするだろう？どうすれば良いんだろう？<br /><br />その製品やサービス、事業に自分が大きく関わっている場合はまだ何かしら口出しできるかもしれない。でも自分が関与してない、発言権が無い場合はどうするのか？<br />組織の規模が小さかったり、他事業部門等からの声も積極的に聴き入れる組織風土・仕組みがあれば何かしら意見を述べられるかもしれない。でも、大きな組織や事業部門間の壁が厚い場合には何ができるのか？<br /><br />組織の規律・秩序を守る人間として黙って見過ごすのか？<br />組織のルールや慣習を超えて自分の身分や立場を顧みず諫言するのか？<br />人脈や信頼を作り上げておきそれを駆使して意見を伝えることができるのか？<br />組織内で勉強会を設けるなどして地道に社内世論を作っていくことができるのか？<br />個人として組織外から（ネット等で・身分を明らかにするかどうかは別として）批判するようなハイリスクな行動を起こすのか？<br />組織内で何もできない場合に組織を離れられる程の勇気や覚悟やキャリアを備えておくのか？<br /><br />こういう想像が杞憂に終われば良いなと願いつつも。まだ良い考えが浮かびません。<br />ニセ科学に手を出した組織の意思決定や行動を、組織内から変えることに成功した事例や、変えるに至らずともこんなことを考えた・行動したという事などがあればぜひ参考にしてみたいと思っているんですが、どこかにそういう話はあったりするんでしょうかね？私が探した限りでは見つけられずにいます。<br />こんなのはケースバイケース、個人や組織によりけりというのは重々承知しつつ。自分なりに考えを持っておきたいと思っているんですよね。結論は今のところ全くなく、なのでイメージトレーニングに至っていないんですが、多少なりともできるようになりたいと思っています。
 
</p>]]></description>  
      <link>http://ameblo.jp/wackyhope/entry-10538486288.html</link>  
      <pubDate>Thu, 20 May 2010 20:40:00 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>花王さんの教育熱心さに脱帽。</title>  
      <description><![CDATA[<p>
 以下は以前SNSに書いた記事です。ちょっとした経緯でこの記事を思い出し転載してみました。読んだことのある方もいらっしゃると思いますがご了承ください。<br />また性的な内容や下ネタが含まれます。苦手な方はご注意を。<br /><br /><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20100518/19/wackyhope/5e/52/j/o0480031910547678177.jpg"><img src="http://stat.ameba.jp/user_images/20100518/19/wackyhope/5e/52/j/o0480031910547678177.jpg"  alt="Beauty Science, Beauty Marketing.-勉強部屋" border="0" /></a></div><br /><br />花王さんが性教育サイトを運営してるとは知らんかった。 <br />すげえよ花王さん。 <br /><br />おしゃべりクラブ　「エッチな気持ちって？」 <br /><a href="http://www.kao.co.jp/laurier/karada/form/26/index.html" target="_blank">http://www.kao.co.jp/laurier/karada/form/26/index.html</a> <br />主に小学５年～中学１年を中心に、「エッチな気持ち」についてアンケートとってます。今時のこういう年頃の異性・同性がどんなことを考えてるか、おじさ…おにいさんにも勉強になります。 <br /><br />ここには「エッチな気持ちになったことある？エッチな気持ちって、悪いことだと思う？」等の質問への回答データの他に、アンケート回答者の女子男子たちや運営の人たちのコメントが載ってますが、これがまたなかなか面白い。 <br />花王さんもよくここまでストレートにやるなあと感心しました。 <br />以下引用。強調は私によるものです。<br /><br /><BLOCKQUOTE>男のコのからだにドキドキ <br />●私は、男子のからだが気になって仕方ないんですー！　でも、こんなことを男子が知ったらひくでしょうか??　教えて～！　ちなみに、<strong>私は彼氏に「初ぼっきいつだった？」ときいたら</strong>頭たたかれました～！（；＿；）（いるか　中学校２年生）</BLOCKQUOTE><br />中２で彼氏いるのかよ。。。ちっ。 <br /><br />ちなみに私は、彼女から <br />「あんたの初勃起はいつだったの？ほら、答えてみなさいよ。どうなのよ？」 <br />と、股間をグリグリ足蹴にされつつ半笑いで聞かれたら、それだけで昇天できる自信があります。<br /> <br /><BLOCKQUOTE>こんなときエッチな気持ちに… <br />●私は、５年生のときたまたま、エッチなマンガを見てしまいました。それから、エッチなことが気になりだして。「セックス」とかきくと、ドキドキするんです。私ってヤバイ。（うさぎ　小学校６年生） <br />●マンガにときどきエッチなシーンとかあったりするじゃないですか～。あーゆーのみちゃったりすると、その夜エッチな気分になっちゃうんです（また読みたいな～とかおもっちゃうし！）。私っておかしいですか？？？（のっけて！！！　中学校１年生）</BLOCKQUOTE><br />最近の女子向けマンガ雑誌も過激らしいですからねぇ。男子向けよりも遥かにエロいという話も聞くし。 <br /><br /><BLOCKQUOTE>エッチな気持ちに自己けんお <br />●ぉ姉ちゃんの持ってるちょっとエッチな本をたまに読んでしまいます。まだ中学生なのに… (照)。ぁと、男の子のぁそことかをチラッと見たり…。そんな風にエッチな気分になったりするけど、こんな気持ちはダメなことかな？　と思ったりもするんです。どうなんですか？（のせて！！　中学校１年生）</BLOCKQUOTE><br />女の子も男子のを見るんですね。私のも見られてるんでしょうか。 <br />み、見られてるかと思うと、お、お兄さんはそれだけでもう…うっ！ <br /><br />ふぅ。 <br /><br /><BLOCKQUOTE>エッチな男子 <br />●男の子はどうしてエッチなのぉ。最近は「あいつ、スタイルいいなぁ」って、女の子のからだをジロジロ見てくる。きもいって思いました。（ヒヨコ　小学校６年生） <br />●今、学校とか塾とかで、男子がエロすぎて…チョーキモイんです。特に塾でゎ、男子が巨乳とかいってて…私なんて夏休み前なんだけど、学校で男子にぺチャパイって言われました。スゴィショック。（pain☆　小学校５年生）</BLOCKQUOTE><br /><font size="5">キモくてごめんなさいホントごめんなさい。</font> <br /><br /><br />以下は男子編。 <br />質問に答えてるオトナのおじさ…お兄さんたちは、花王さんの社員の方なんでしょうか？ <br />マジメに答えてらっしゃるのには感心するんですが、どうしても笑ってしまうのも事実。<br /> <br /><BLOCKQUOTE>おとなの男の人の気持ち <br />●迷える子ひつじのきみたちに、ぼくの経験を話そう！ <br />ぼくは、小学校の頃、スカートめくりが好きだった。その後エスカレートしすぎて、「スカートめくり」がやがて「パンツぬがし」になった時、ぼくのお母さんは先生に呼び出された。その次の日から、ぼくはパンツぬがしに別れを告げた。 <br />なぜ、スカートめくりをしたのか？　なぜ、パンツぬがしをしたのか？　いまなぜ？と聞かれれば、ぼくはこう答える。<strong>「そこにパンツがあるから」</strong>と。 <br />だから、ぼくはきみたちに言いたい。エッチな気持ちは自然なことなんだ。悩むことはない。ただ、ぼくみたいに一方的なパンツぬがしは絶対にしないように！（うまか棒　31歳） <br />●思春期はみんな、エッチな気分になるのは当然！「いやらしい」「エッチ」「エロ」「スケベ」は、生きるために不可欠なんだ。 <br />きみたちは、いまインターネットの発達によって、苦労せずにエロを知ることができるよね。ぼくらのときは、エロ本ひとつ手に入れるのにも苦労したもの…。ただ、簡単に手に入れられることによるイマジネーションの欠じょが心配だ。<strong>見えないからこそ見たい。いろいろ想像して、心の目で見る。それが生きるということなんじゃないかな。</strong>（おまんじゅうくん　32歳） <br />●今まさに「エッチ」な思いを抱えている思春期の男子たちへ。その思いそのものは、全人類の男性が経験するものなので、健全なものだよ。ただ、今のようなＩＴ時代は、探そうと思えばすぐにエッチな情報が手に入るけど、<strong>あえて簡単に手に入るものは求めず</strong>、リアルな生活の中で順番をふんでいくべきだと思う。重要なのは、「結果よりもプロセス」なんだよ、たぶんね！（松永 武者男　28歳）</BLOCKQUOTE><br />なんと男前なお兄さんたち。花王さんの人材の豊かさに惚れ惚れします。<br /> <br /><BLOCKQUOTE>思春期の男のコの気持ち <br />●ぼくは、この前女の子のおっぱいをさわってみたかった。やわらかそうで…。こんな俺は変態ですよね。（さわってみたいまさき 小学校６年生） <br />→ぼくの推定だと、男性の90％くらいはさわってみたいと思っているよ。むしろ正常だ。（おまんじゅうくん　32歳） <br />→ノーマル（ふつう）だよ。でも、本当にさわるときは、女のコのＯＫをもらってからにしよう。（匿名係長　29歳）</BLOCKQUOTE><br />「ぼくの推定」でそこまでわかるのか。なんと素晴らしい卓越した能力。花王さんのリサーチ力は、おまんじゅうくんのような人材によって支えられてるに違いない。 <br /><br />あと小学６年生くらいだと、女の子に「触っていい？」って聞いても怒られないんでしょうか？うらやま…なんでもないです。 <br /><br /><BLOCKQUOTE>●俺はエッチなことを考えて毎日のように射精をしているんだけど、へんかな？（しょう 中学校３年生） <br />●俺はひとりエッチが大好きです。こんな俺ってへんですか？　精子が出る感じが気持ちよくてたまりません。（ペンネームなし 中学校１年生） <br />→ヘンじゃない。むしろ正常だよ。がまんしすぎての夢精はかっこ悪いだろう。毎日何回もしてる人もいるよ。<strong>30歳を過ぎても毎日のようにしている人もいるよ。でも、そればかりっていうのもほどほどにして</strong>、他に熱中できることやうちこめることをさがしてみよう！（おまんじゅうくん　32歳）</BLOCKQUOTE><br /><font size="5">30歳を過ぎてもひとりエッチしかできなくて <br />生きててすみません。</font> <br /><br /><BLOCKQUOTE>●ぼくは前にアダルトサイトを見てしまいました。オナニーとかすごいいやな言葉がたくさん書いてありました。女の人がおっぱい見せてるところとかたくさんありました。ぼくもたくさんぼっ起しました。なんでアダルトサイトなんてあるのですか？（光 小学校６年生） <br />→光くんにとって、オナニーはいやな言葉なんだね。楽しいと思うなら有料サイトに気をつけながら楽しめばいいと思うけど、いやなら見ないことだね。<strong>アダルトサイトは、さびしい大人のためにあるものなんだよ。</strong>だから、本当は光くんたち子どもが見るべきではないんだ。（おまんじゅうくん　32歳）</BLOCKQUOTE><br /><font size="5">アダルトサイトばかり見てるさびしい大人で <br />本当にごめんなさい。</font> <br /><br /><br />なんか、花王さんの回答で自分が責められてるような気がしてきた。<br /> <br /><BLOCKQUOTE>●本屋に行ったら、同じクラスのＹくんがエッチな本を買っててびっくりした。ああいうのって、みんな見てるのかなー？　俺は見たことないけど…。（どらえもん 小学校６年生） <br />→本屋さんで買うのはなかなか勇気がいるよね。18歳以上しか買っちゃいけないものもあるし。<strong>文字だけの小説などでもエッチな気分になれるよう、想像力をやしなおう。</strong>（おまんじゅうくん　32歳）</BLOCKQUOTE><br />おまんじゅうくんのエロスな想像力にかける情熱がヒシヒシと伝わってきます。 <br /><br /><br />この「エッチな気持ちって？」は、ロリエのサイトの一部、「ロリエ からだのノート『おとなになるということ』」内のテーマのひとつだったんですが、こういう情報を地道に発信できるのは、素直にすごいなぁと思いました。 <br /><a href="http://www.kao.co.jp/laurier/karada/" target="_blank">http://www.kao.co.jp/laurier/karada/</a> <br /><br />私が回答のお兄さん役のコメントを作成したら、変態すぎてあっという間に閉鎖させられそうな気がする。 <br />それにしても、女の子はこういうことを考えて成長していたのか。いやー、勉強になった。
 
</p>]]></description>  
      <link>http://ameblo.jp/wackyhope/entry-10538317194.html</link>  
      <pubDate>Tue, 18 May 2010 19:35:00 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>異文化の交わりを様々に想った日。</title>  
      <description><![CDATA[<p>
 今回は知友との会話から様々に想いを巡らせたことについて記しておきます。話題は実に多岐に渡りましたが、「異文化の交わり」という点で共通していたかなと思うので、その辺りを意識しつつまとめてみます。先が長くなりそうなので、初めに内容を一覧に。<br /><br />1.前置き<br />2.日本には「しゃべる機械」が多いことについて<br />3.日本人ならでは感が集約されたウォシュレット<br />4.秋田美人のルーツ<br />5.フランス人とイギリス人のライバル心<br />6.イタリア人の食への執着<br />7.中国と日本の餃子に対する意識の違い<br />8.中国人の交渉・契約観<br /><br /><br />1.前置き<br /><br />先週土曜日に、とても才色兼備な元外資系OLで現在はプレママとして奮戦中の<a href="http://erinita.way-nifty.com/chiberi/" target="_blank">Erinitaさん</a>のお見舞いに伺いました。お見舞いにご一緒してくださったのは、とある業界を代表する大企業に勤めながらマーケターとして様々に新しい取り組みにチャレンジし実績を残してらっしゃる<a href="http://ameblo.jp/motohiro0215/" target="_blank">マルセリーニョさん</a>。また、日本語を流暢に操る仏人のErinitaさんのご夫君も外出先から戻ってこられ、実に色々な会話を楽しみました。<br /><br />話題はErinitaさんご夫妻の現在の状態や今後の予定を主な軸にして、それらに繋がる思考のキッカケやヒントが得られそうな出来事や事例等を、海外駐在の長かったマルセリーニョさんがご自身の体験談からお話してくださり、そこからさらに話が広がるというのが概ねの展開。<a href="http://erinita.way-nifty.com/chiberi/2010/05/55-6450.html" target="_blank">具体的な話の一部をすでにErinitaさんがご自身のブログエントリに書いて下さっていますが</a>、海外生活経験の無い私は「ほへー」と傾聴するばかり。私からは所々、書籍やネット等で見聞き齧ったこと事をナケナシの記憶から絞って提供したり、自分の好きな漫画・アニメ等に繋がる話を披露する程度だったので、実に刺激の多い有意義な時間を過ごす事ができました。<br /><br />さて、ここでの話題でいくつか個人的に気になったことが残ったので、帰り道や帰宅後にそれらをtwitterでつぶやいたところ、Erinitaさんに先のエントリで<strong>猛烈なプレッシャー</strong>をかけて頂いたので、それらについて調べた事を以下に書き記していきます。上述のように話題が多岐に渡ったので一見無関係な事柄を羅列するように見えると思いますが、私としては「異文化の交わり」という点で一貫していたということをご了解いただきたく。項目の順番は当日の会話の流れに沿ったものではなく、エントリとしてまとめやすいように並べ替えました。<br /><br /><br />2.日本には「しゃべる機械」が多いことについて<br /><br />Erinitaさんのご夫君いわく、外国人から見ると日本では色々な機械がしゃべることが驚きだというお話。確かに以前、ネットでこんな記事が話題になりました。<br /><br />・「<a href="http://labaq.com/archives/50779932.html" target="_blank">外国人が「日本に長く居すぎてしまった」と実感するのはこんなとき</a>」－らばQ<br /><br />ここには様々な、ちょっとクスッと笑える「日本的」なことが載っていますが、その中に以下のような項目があります。<BLOCKQUOTE>39.田んぼに囲まれた全く何もないとてつもないへんぴな場所で、飲み物の自販機を見つけても驚かず、電源がどこからきているのかも不思議に思わず、そのぽつんとした自販機がコーラを買ったあとにお礼を言ってくれることにも何も思わなくなったとき<br />（海外で人気のない場所の自販機は盗難にあって当然）</BLOCKQUOTE>この日本的と言われる「しゃべる機械」、ナゼ日本ではそういうものが生まれ浸透していったのでしょうか？個人的には漠然と、八百万の神信仰の伝統や擬人化文化等と繋がるものがあるのではと考えました。機械が人語を話すのを自然に受け入れる精神的な土壌が染み付いている可能性です。<br />このことを考察している本がありました。『オタクで女の子な国のモノづくり』（川口盛之助）です。<br /><a href="http://www.amazon.co.jp/dp/4062820633" target="_blank">http://www.amazon.co.jp/dp/4062820633</a><br />当時の麻生太郎外相が推薦したことで今となっては色眼鏡で見られそうですが、内容は極めて興味深い事例や見解に溢れています。先の「しゃべる機械」に繋がる話としては、以下のような記述がありました。<BLOCKQUOTE>もともと日本の文化には、森羅万象あらゆるものを擬人化して、われわれ人間と同列に考える素地があります。さきほど述べた包丁供養や針供養はその象徴です。漫画やアニメをはじめとするキャラクター文化は、そういった文化的土壌の上に開花したものであり、昨今の「アキバ・萌え系文化圏」では、さらにそれが磨きこまれて輝きを増しています。（p27-28）<br /><br />ここで、「タン」のようなアイコンだけでなく、実際のリアルロボットと擬人化の関わり合いを見てみましょう。（中略）<br />この自販機、立派なロボットです。さらに、自販機の中には、「しゃべる機能」を持つものも増えてきました。この「ロボットがしゃべる」という点は、まさに日本ならではの特徴です。（p54）</BLOCKQUOTE>なお、これらの話をざっくりとErinitaさんにtwitterでツイートしたところ、<br />「先ほど夫とこの話をしていたら、八百万の神論に賛成だと言っていました。ヨーロッパ人には、機械が話すという発想自体が信じられないのだそうで、機械が話す根源には、物に意識があると考える発想が源泉だと思うそうです。」<br />というレスを頂きました。なるほど。<br /><br />さて、「しゃべる機械」の代表格と言えば自動車等のナビゲーションシステム。これは海外ではどうなのかなと思ってErinitaさんのご夫君に尋ねたところ、普通にしゃべるとのことでした。ではさらに、日本では最近、人気声優があるキャラクターを演じながら誘導してくれたり大阪弁のナビもあるんですよと話したところ、これにはウケてらっしゃいました。<br />ちなみに以下の記事が、人気声優がナビしてくれるカーナビの紹介。<br /><br />・「<a href="http://www.gamenews.ne.jp/archives/2009/01/post_4461.html" target="_blank">あの彼女のツンデレボイスで「出口なんだからっ、黙って出ればいいのよっ!」渋滞のイライラも解消する(!?)声優カーナビ</a>」－Garbagenews.com<BLOCKQUOTE>・古谷徹さん　「機動戦士ガンダム」のアムロ・レイ役。<br />・沢城みゆきさん　「ローゼンメイデン」の真紅役 。<br />・沢城みゆきさん　(声優はそのままで「ノリ」は普通のガイダンス)<br />・大塚明夫さん　「攻殻機動隊」のバトー役。<br />・ラティ　声優は釘宮理恵さん。いわゆるツンデレっぽい口調。<br />・若本規夫さん　「ドラゴンボールZ」のセル役。<br />・池田秀一さん　「機動戦士ガンダム」のシャア・アズナブル役。<br />・落合祐里香さん　「ゆりしー」の愛称で有名。いわゆるドジっ子っぽい口調。</BLOCKQUOTE>ついでにやはりというか、ニコニコ動画でも使ってみた動画がありました。再生数・コメント数を見ると結構楽しまれた模様。 <br /><br />・「<a href="http://dic.nicovideo.jp/a/maplus2" target="_blank">MAPLUS2とは (マップラスツーとは)</a>」－ニコニコ大百科<br /><br />ではそもそもカーナビはどこで開発されたのか？という疑問が新たに湧いたので、これも調べてみたところ、「民生用のカーナビ製品は日本での普及が最初」であり、かつては世界一のカーナビ大国と言われたという記述を<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%93%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3" target="_blank">Wikipediaの記事</a>で見つけました。<br /><br /><br />3.日本人ならでは感が集約されたウォシュレット<br /><br />もうひとつ外国人が驚く日本的な製品の代表としてよく取り上げられるものにウォシュレットがあります。海外の有名人にも絶賛する人たちがいらっしゃるようで、こんな記事もありました。<br /><br />・「<a href="http://www.j-cast.com/2008/01/09015400.html" target="_blank">ハリウッドスター「ウォシュレット」に感激　ディカプリオ、マドンナ、ウィル・スミス…</a>」－J-CASTニュース<br /><br />ウォシュレットについても前掲の『オタクで女の子な国のモノづくり』に「日本人ならでは感」が見事に集約されているとして、日本の文化的要因を整理しています。そこでは、「便利であることに対する要求度の高さ」「衛生観念のハイレベルさ」「心地よさの追求」「恥じらい気質」「他の人への配慮」「地球環境への配慮」が挙げられ（p20-21）、これらの具体的な解説とともに興味深い記述だと感じました。<br /><br /><br />4.秋田美人のルーツ<br /><br />前項までとは話が飛びますが、なぜ秋田には美人が多い（と言われている）のかという話題も。地理的にロシア人の血が入っているのではないかという説や、一方で言葉は悪いですが「日本三大ブス」と一部で言われる土地の原因として挙げられている（御三家から美人が江戸に集められたという）説も交え、話が膨らみました。<br />さて<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%B8%89%E5%A4%A7%E7%BE%8E%E4%BA%BA" target="_blank">日本三大美人</a>と言えば、京美人、博多美人、そして秋田美人。（他の説もあるかもしれませんがここでは置いておきます。）個人的にふと考えたのは、歴史的な日本海運輸路上の大きな拠点で、畿内（京）との交易・物流があった都市に美人が集まったor（京から）散ったのではないかということ。この考えが当たっているか調べてみましたが、残念ながら私が調べた範囲ではそれらしい記述は見つからず。代わりに、秋田美人についてのいくつかの（俗）説をWikipediaで発見しました。なかなか興味深いです。<br /><br />・「<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%8B%E7%94%B0%E7%BE%8E%E4%BA%BA" target="_blank">秋田美人</a>」－Wikipedia<br /><br />上記のWikipedia記事に以下のような記述があります。<BLOCKQUOTE>茨城県で自虐ネタとして伝わる俗説では、関ヶ原の戦いで秋田に転封となった佐竹氏が、腹いせに領内の美人を全員秋田に連れて行ったという。その後、水戸に入府した徳川頼房が佐竹氏に抗議したところ、秋田領内の美しくない女性を全員水戸に送りつけたという。その為、秋田の女性は美人で、水戸の女性はそうでない人ばかりだという。</BLOCKQUOTE>余談ですが、ここに登場する佐竹氏の転封時の御家騒動を題材にした『<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%AA%E3%81%AE%E5%B3%A0%E3%83%BB%E5%89%A3%E3%81%AE%E8%88%9E" target="_blank">雪の峠・剣の舞</a>』という短編漫画があります。作者は『<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%84%E7%94%9F%E7%8D%A3" target="_blank">寄生獣</a>』『<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A8" target="_blank">ヒストリエ</a>』等で有名な<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A9%E6%98%8E%E5%9D%87" target="_blank">岩明均</a>氏。『雪の峠』は秋田市成立に繋がる話でなかなか面白く、『寄生獣』『ヒストリエ』『<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%82%A6%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%AB" target="_blank">ヘウレーカ</a>』を気に入り読破してるというErinitaさんと仏人ご夫君にご紹介したことろ早速読まれたとか。興味のある方はぜひどうぞ。<br /><a href="http://www.amazon.co.jp/dp/4063343871" target="_blank">http://www.amazon.co.jp/dp/4063343871</a><br /><br /><br />5.フランス人とイギリス人のライバル心<br /><br />海外勤務の長かったマルセリーニョさんがご自身の体験に絡め、諸外国における近隣国との国民感情としてのライバル心や、同国内での大都市間のライバル心についてお話して下さった事から、Erinitaさんのご夫君の母国であるフランスについても、イギリスとのライバル心のようなものがあると聞きますがどうですか？と尋ねてみました。<br />フランス人はドイツ人に対してもライバル心のような感情を持っているようで、個人的に好きなコピペにこんなものがあります。<BLOCKQUOTE>【各国人のモノの買い方】<br />■アメリカ人の買い方 <br />一番でかいの　←大きいものは良いという大雑把な価値観。 <br />一番馬力あんの　←パワーがあれば良いという大雑把な価値観。 <br />一番安いの　←安ければ良いという底抜け状態。 <br />じゃ、これ　←考えない。 <br /><br />■日本人の買い方 <br />トヨタの車が欲しい　←ブランド思考。 <br />四輪独立懸架　←スペック思考。 <br />２００馬力は欲しい　←不必要なスペック思考。 <br />試乗せずに買う　←無意味にメーカーを信じている。 <br /><br />■ドイツ人の買い方 <br />このバンパーはリサイクル可能か？　←執拗な環境配慮。 <br />このエンジンのＣＯ２は？　←しつこいぐらい執拗な環境配慮。 <br />カタログでは分からんから現物を見せろ！　←現物主義。 <br />試乗させろ　←徹底的な現物主義。 <br /><br />■フランス人の買い方 <br />なんだ？ドイツ製なのか！　←未だにドイツ製品に対する敵意。 <br />やっぱドイツ製なんだよな　←欲しいものがドイツ製であるくやしさ。 <br />ドイツ製じゃないとな　←バカにしつつドイツ車が欲しくてしょうがない。 <br />まぁ～同じＥＵだから　←無理やりの合理化。オペルを買えおまえ。 <br /><br />■イタリア人の買い方 <br />まず販売店の女の子をナンパ　←車を買いに来ている。 <br />説明を聞くフリをしてタッチ　←車を買いに来ている。 <br />食事に誘う　←車を買いに来ている。 <br />そのまま帰る　←ママンの車にのってろボケ！</BLOCKQUOTE>とは言え、歴史的にはドイツ以上にイギリスとの争いが長く、ラグビーの試合の観戦・応援時などにはライバル心が出るのだとか。<br />その後いくつか調べて見ると、英仏間の国民感情に影響している歴史的な出来事として、両国間の<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BE%E5%B9%B4%E6%88%A6%E4%BA%89" target="_blank">百年戦争</a>が影響してるという見方が多いようです。が、それ以前の11世紀のノルマン・コンクエストからの影響だという見解もとある個人のブログで見ました。が、世界史の勉強を疎かにしていた私はノルマン・コクエストって何だっけ…？状態だったので、とりあえず<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%88" target="_blank">Wikipedia先生に教えていただきました</a>。<br /><BLOCKQUOTE>ノルマンディー公ギヨームによるイングランドへの征服のことである。コンクエストを日本語にし、ノルマン征服ともいう。1066年のヘースティングスの戦いに勝利したギヨームは、ウィリアム1世としてノルマン王朝を開いた（ウェストミンスター寺院での戴冠式は同年12月25日）。これによりイングランドはノルマン人により支配されることとなった。<br />ノルマン・コンクエストは、イングランドの歴史の分水嶺となり、デンマーク付近（ゲルマン人の領域）の強い政治的・文化的影響から離れ、ラテン系のフランスと政治的にも文化的にも強く関係することになる。</BLOCKQUOTE>なおこの記事、もう少し読み進めて「背景」を見ると以下のような記述があります。<BLOCKQUOTE>11世紀のイングランドは、デーン人の王朝（クヌート王等）の後、ノルマンディーの支援を受けたアングロ・サクソン王朝のエドワード懺悔王が即位したが、その支配はデーン人とノルマンディー人の影響力の脆いバランスの上に立ったものだった。この不安定な状況が、のちに外部の介入を招く伏線となった。</BLOCKQUOTE>11世紀…デーン人の王朝…クヌート王…どこかで見たような話だな…と思いきや。私が今ハマっている漫画の一つ、『<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%82%AC" target="_blank">ヴィンランド・サガ</a>』の舞台＆登場人物でした。<br />ちなみにこちらが『ヴィンランド・サガ』に登場するクヌート（作中では当時は王子）。<br /><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20100514/23/wackyhope/ec/dc/j/o0300030010541775787.jpg"><img src="http://stat.ameba.jp/user_images/20100514/23/wackyhope/ec/dc/j/o0300030010541775787.jpg"  alt="Beauty Science, Beauty Marketing.-ヴィンランド・サガ7" border="0" /></a></div><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/dp/4063145441/" target="_blank">http://www.amazon.co.jp/dp/4063145441/</a><br /><a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%8C%E3%83%BC%E3%82%BA1%E4%B8%96_(%E3%83%87%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AF%E7%8E%8B)" target="_blank">クヌート王（クヌーズ1世）のWikipedia記事</a>にも『ヴィンランド・サガ』に登場することが書かれていました。こういった舞台背景を全く知らないままに、単にヴァイキングを中心とした戦記と主人公の成長漫画と思っていた私には、改めて作品を眺める視点が増えて興味深かったです。クヌート王子が王になるというネタバレを知らずに読んでいたのはある意味幸福だったのかもしれませんが。英仏間の国民感情的ライバル心の由来が『ヴィンランド・サガ』の時代から繋がっていると想像するのもなかなかロマンがあります。<br /><br /><br />6.イタリア人の食への執着<br /><br />日本や海外諸国の食に対するこだわりについて語っているうちに、イタリア人の食へのこだわりを示すエピソードのひとつとして、イタリアでは加工食品が売れにくいという話をマルセリーニョさんが教えてくださいました。同国では今でも家で素材から手作りすることが圧倒的に多いからだとか。そういえば数年前に日本でも少し話題になった「<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%95%E3%83%BC%E3%83%89" target="_blank">スローフード</a>」もイタリアから始まったものでした。<br />そんな食へのこだわりの強いイタリア人を表すジョークがいくつかあります。中でも、あまりの食への執着の強さから、軍隊まで影響されてしまうというネタがネット上でもいくつか見かけ笑いを誘っています。<br />そのうちのひとつがこちら。各国の軍隊の常備食を写したという画像。<br /><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20100514/23/wackyhope/c3/a2/j/o0560038810541802077.jpg"><img src="http://stat.ameba.jp/user_images/20100514/23/wackyhope/c3/a2/j/o0560038810541802077.jpg"  alt="Beauty Science, Beauty Marketing.-イタリア軍の食事" border="0" /></a></div><br />他にもこんなネタもあります。どこまでホントでどこからネタなのかわかりませんが。<BLOCKQUOTE>大戦中、イタリア軍部隊から救援要請があったのでドイツ軍中隊が戦力を割いて救援に向かった。<br />当のイタリア軍は砂漠で、貴重な水を使ってパスタを茹でていた。<br /><br />第二次世界大戦中に「戦地でもうまいものが食べたい」と思ったイタリア軍の士官や兵士達が、乾燥パスタの技術を応用してフリーズドライの元となる方法を開発した。<br /><br />イギリス軍兵士がイタリア軍に捕まり、捕虜になった。夜となり、牢獄に入れられた彼のもとに夕食が届けられたが、これが前菜から始まって、パスタに肉料理、食後の果物にワインまで付く不自然なまでに豪華な食事。補給が絶たれろくな食事をしていなかったパイロットは思った。<br />「これが俗にいう最後の晩餐、ってやつか…」<br />明日は銃殺されるんだ…と思ってまんじりともせずに迎えた翌朝、彼の繋がれている牢獄の前に階級の高そうな将校が従卒を伴ってあらわれた。こいつが銃殺を指揮するやつなのか？と思っているとその将校が何事かを彼に向って話し始めた。連れの従卒が通訳する。<br />「昨日は間違って将校である貴殿に一般兵卒の食事を出してしまった。決して捕虜虐待のつもりはない。私の顔に免じて看守を許してやってくれないか？」</BLOCKQUOTE><br /><br />7.中国と日本の餃子に対する意識の違い<br /><br />中国に度々出かけられたErinitaさんのご夫君が、中国本国の中華料理は美味い店が意外にも相当少ないというお話をされました。酷い店・料理にもかなり当たってしまったのだとか。その中で、日本と同様に作っているハズの餃子で不味いものもあったとか。<br />中国の餃子は本来水餃子や茹で餃子が主流で、日本で主流の焼き餃子（に近いもの）は一部の地域や屋台等で見られるもの、日本で焼き餃子が主流になったのは戦後満州から帰国した人が同地で習得した方法を持ち帰りそれが一般的に普及したからだという話は聞いた事がありました。その辺りに中国と日本とで餃子に対するイメージの違いや、日本式の焼き餃子の場合に中国では不味い店に当たりかねないということはあるのかもしれません。このような事情が何か書かれていないかと<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A4%83%E5%AD%90" target="_blank">Wikipediaの餃子の項目</a>を調べてみました。やはり先述のような背景に加え、最近は中国でも「日式餃子」と称して出す店もあるとか。なので焼き餃子に関しては、日本の方が美味い店が多い（というか中国に微妙な店が多いらしい）のはこの辺にも理由があるのかもしれませんね。<br />余談ながら、今回初めてWikipediaで餃子の項目を見てみましたが、中国・日本以外（欧米諸国）の餃子という項目もあって興味深かったです。「ポーランドやスロバキアなどの中欧諸国、ウクライナ、リトアニア、ベラルーシ、グルジア、ロシア、モルドバなどといった旧ソビエト連邦構成国の東欧諸国、ないしイタリアなどの南欧にも中国とよく似た餃子の文化がある」のだとか。へー。<br />なお、中国人と日本人の餃子に対する認識の違いを表すものとして、少し前にこんな記事もありましたね。<br /><br />・「<a href="http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1473036.html" target="_blank">中国人「日本人は炭水化物（餃子）をおかずに炭水化物（ご飯）を食べる…信じられない」</a>」－痛いニュース(ﾉ∀`)<BLOCKQUOTE>中国人からすると餃子をおかずにするということは、主食をおかずにして主食を食べていることになる。だから日本のラーメン屋によくある“餃子定食”は日本式 に直すと“お米定食”になるわけだ。</BLOCKQUOTE>だそうです。まあこういった「主食＋主食ではないのか？」という食習慣の違いは日本国内でも時々議論されてるのを見かけますね。大阪人がお好み焼き＋ご飯の定食を食べるというのが他地域の人には信じられないとか。個人的には、「うどん＋かやくご飯」「蕎麦＋お稲荷さん」「ラーメン＋チャーハン」「パスタ＋パン」なんかと同じように受け入れられますが。<br />まあ世の中には、「焼き飯＋チャーハン」とか「ライス（大）＋チャーハン」なんていうメニューを出すところもあって困惑しますけどね。<br /><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20100515/00/wackyhope/81/21/j/o0300037110541850619.jpg"><img src="http://stat.ameba.jp/user_images/20100515/00/wackyhope/81/21/j/o0300037110541850619.jpg"  alt="Beauty Science, Beauty Marketing.-ライス＋チャーハン付き" border="0" /></a></div><br /><br /><br />8.中国人の交渉・契約観<br /><br />最後に、ビジネス上での中国人の交渉姿勢や企業内でのコミュニケーション態度・考えの体験談を皆さんから聴く中で、中国人が契約・交渉に対して持っている姿勢や概念は日本人とも欧米人とも全く異なるのか、そうだとしたらどのようなものなのかと疑問を持ちました。そこで参考になりそうな書籍等を調べてみようかと思ったのですが、上記のような事柄の記述も含めた「中国人論」のようなもので広く評価されているものが見つけられず保留しています。実用書的なものや体験談のようなものはいくつか見つけましたが、少し表面的なものばかりなように思えています。まああれだけ多数の人口と長い複雑な歴史を持つ国を深堀りするのは容易ではないとは思うのですが、日本における『<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%8A%E3%81%A8%E5%88%80" target="_blank">菊と刀</a>』等に相当するようなものは何かないものかと思っています。もし何か良い書籍や資料をご存知でしたらぜひ教えてください。
 
</p>]]></description>  
      <link>http://ameblo.jp/wackyhope/entry-10533608900.html</link>  
      <pubDate>Sat, 15 May 2010 00:45:00 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>「実況」と「大喜利」に見る2ちゃんねるとtwitterの関係。</title>  
      <description><![CDATA[<p>
 GW最終日の昨日、2ちゃんねるとtwitter上で私にとって興味深いと感じたことが2つありました。1つはある放送番組等を視聴しながら、その内容についてのコメントが飛び交う、いわゆる「実況」。もうひとつは、挙げられたお題に対して上手くコメントを返す、いわゆる「大喜利」的なお遊びです。これらが（私にとって）2ちゃんねるとtwitterの似ている点と異なる点に改めて気づく機会になりました。<br />




<br />




まず前者の実況は、<a href="http://www.nhk.or.jp/fm/">NHK-FM</a>




が午前9時20分から深夜1時まで放送した「<a href="http://www.nhk.or.jp/zanmai/past/20100505/index.html">今日は一日“帰ってきたアニソン”三昧</a>




」を聴きながらのものでした。アナウンサーが開始時に「NHK-FMのモンスター番組」と言うほど、過去にもネット上でアニメ好き・アニソン好きを中心にかなり盛り上がり、2ちゃんねるのサーバーが一時ダウンするほどの影響力のある番組。前回放送は約1年半前でしたが、今回はtwitterが広まってる事から、2ちゃんねる同様に実況向けのツールでもある（と個人的に思っている）ｔｗｉｔｔｅｒでも盛り上がるのではないかと期待していました。<br />




<br />




結果は、2ちゃんねるは今年もサーバーが陥落するほど実況が盛り上がった（*1）ようです。私もラジオ実況板のアニソン三昧実況・30代専用スレッド（*2）を中心に、実況板の本スレッドやニュース速報板等も少し覗いたりしたので、その様子を肌で感じました。<br />




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一方のtwitter。これは基本的に私も実況しながら自分のタイムライン（TL）を見つつ、時々アニソン三昧のハッシュタグ（<a href="http://twitter.com/#search?q=%23anisonzanmai">#anisonzanmai</a>




）の付いたツイート群も覗く程度でしたが、やはりかなりの盛り上がりだったと感じました。私がフォローしてる人の中で実際に実況してる人はごく数人だったのですが、それ以外の方の中にも「TLがアニソン三昧の話題だ」等とつぶやく方もいらっしゃるのを見かけたりしました。そして番組終盤には「アニソン三昧のハッシュタグがtwitterのトレンドで勢い世界一になった」という“噂”が飛ぶ交うようになり、情報源が見当たらないため真偽はわからないものの、それもありそうだと信じたくなってしまうほどでした。（*3）（ちなみに番組最後に司会の方が、今回の放送も色んな記録を打ち立てたとおっしゃってたので、どんな記録を成し遂げたのか発表を期待しています。）<br />




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もうひとつ後者の「大喜利」的な遊びは、2ちゃんねるに立てられたスレッド「理系の用語の前に「恋の」をつけるとロマンティックがとまらない」が人気まとめブログのひとつに取り上げられたことが出発点でした。<br />




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・「<a href="http://blog.livedoor.jp/news23vip/archives/2640848.html">理系の用語の前に「恋の」をつけるとロマンティックがとまらない</a>




」:VIPPERな俺<br />




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このお題設定と回答レスの面白さがtwitterの一部（おそらく理系に関わる人たち）でも話題になり、twitter上でも理系用語に「恋の」をつけてロマンティックなフレーズにしようという遊びが盛り上がり、実際に私も参加し楽しみました。その盛り上がりの様子をまとめたものが以下。<br />




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・「<a href="http://togetter.com/li/18824">まとめ「恋の理系用語　in Twitter」</a>




」:Togetter<br />




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さて、これら2つの盛り上がりは、どちらも2ちゃんねるとtwitterに向いてるものだなぁと個人的に実感しました。その理由は、ひとつはある話題を同じ時間・同じ場所で、同じ興味を持つ人たちと共有できることです。もうひとつは、1度に投稿できる文字数にある程度制限があるため（2ちゃんねるとtwitterではかなり違いますが）、短い言葉のやり取りにアイディア・ネタや感情が凝縮されスピード感が出るものはかえって盛り上がりを体感でき面白く感じられるということです。<br />




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一方で、少なくとも私にとって両者の違いも感じました。2ちゃんねるはやはり何と言っても大規模で、決まった場所に設営されたお祭り・イベント会場のようなものだというイメージ。お面をかぶって自分が誰だかわかりにくくしても、自らお祭りに参加する（コメントを書き込む）には心理的にハードルが高いことが多い。勢いのあるスレッドなら自分のレスなどスルーされることも多いですし、罵倒を浴びるなど2ちゃんねる的な洗礼を浴びることも怖いですし。また、リアルタイムにその場に出向いていることも決して多くはない。観客としてお祭りが盛り上がってるのを見つつ（ROMる・まとめサイトで追体験する）、自分もそこに参加してるかのような気分を味わうのが楽しみにもなると思ったりします。<br />




<br />




これに対してtwitterは、自分がやり取りする人をある程度選別できますし、そもそも「つぶやき」に誰も反応しなくても良いかなという気分もあったりします。そのため、何か盛り上がっている出来事に対して自分も言葉を発しやすいように感じます。また、自分からお祭り会場に出向かなくても、他の人のツイートで何か盛り上がってるということを知ることができるし、さらに広がっていく可能性もある。そしてハッシュタグやTogetterのような存在のおかげで、同じ出来事にツイートしている人たちを見つけ話題をゆるーく共有する（と感じる）こともできる。そういう点では、身近に盛り上がりを感じ自ら参加してる感覚を得られるものだと思いました。<br />




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最近は2ちゃんねる衰退論が出たり、ネットのコミュニケーションツールのトレンドもまだまだ激しく動くような話も見かけますが、個人的には今回のようなネット上の「お祭り」や「お遊び」的な出来事には、しばらくは2ちゃんねるとtwitterの両方で楽しんでみたいと思います。<br />



twitterをプロモーションに活用するなら、こういう実況的なお祭りや大喜利的なお遊びも相性が良いかもしれませんね。<br />




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*1；ご参考。<br />




・「<a href="http://blog.livedoor.jp/insidears/archives/52308766.html">今日は一日“帰ってきたアニソン”三昧　２ちゃんねる　実況まとめ</a>




」:【2ch】ニュー速VIPブログ(`･ω･´)<br />




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*2；ここが実に居心地良かった。30代のアニソン・アニメカバー率の幅広さは異常。<br />


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*3（追記）；以下の記事には「世界一」になったことが書かれていました。<br />


・「<a href="http://b.hatena.ne.jp/articles/201005/1121">Twitterもアニソン一色に！？「“帰ってきたアニソン”三昧」まとめ</a>


」:はてなブックマークニュース<br />
 
</p>]]></description>  
      <link>http://ameblo.jp/wackyhope/entry-10527514450.html</link>  
      <pubDate>Thu, 06 May 2010 18:55:00 +0900</pubDate> 
    </item> 
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