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    <title>来々☆牛宿の徒然なる日々</title>  
    <link>http://ameblo.jp/rairai0173/</link>  
    <description>アニメ雑誌の文章投稿人である来々☆牛宿が、「アニメやゲームについて」だとか「日常生活で思った事」だとかを、のんべんだらりと語ります。</description>  
    <language>ja</language>  
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      <title>２時間目～赴任 ｻﾌﾟﾗｲｽﾞｷｯｽﾞ･ｲﾝ･ﾜﾝﾀﾞｰｽﾎﾟｯﾄ～</title>  
      <description><![CDATA[<p>
 『魔法先生ネギま！アナザー・デイズ』２時間目<br /><br /><br />　一学期の始業式を迎えた麻帆良学園――教室からの喧騒が漏れ聞こえる中、廊下に二つの足音が響いている。<br />　その一方の主――白髪の青年は前を行く男に目をやった。かつて一度見た姿より齢(よわい)を重ねた姿に。<br />（まさか、この人がこんな所にいるとは……）<br />　そして、思いはわずかにさかのぼる。<br /><br />「一ヵ月ぶりじゃの、獅崎君――いや、もう獅崎先生じゃったの」<br />「はい、おかげ様で。この度は採用していただき、ありがとうございます」<br />　目の前の老人――“仙人”然とした学園長・近右衛門に対し、青年は軽く頭を下げた。<br />「フォフォフォ……まあ、そうかしこまらんでもよい。それより、聞きたいことがあるんじゃろう」<br />「お見通し、ですか。さすがに、年の功にはかないませんね……教師としての経験からなのか、戦いに身を置いての経験なのか、わかりかねますが」<br />「……ほぅ」<br />「…………」<br />　腹を探る心地で言ってみると、老教師は片眉を上げてみせた。白く長い眉に隠れた小さな目があらわになる。同時に、そばに立つ眼鏡の男が無言のまま拳をズボンのポケットに収める。<br />　青年はそれを一度だけ見やって、視線を正面に戻した。すると、そこにはさっきまでの笑顔があった。そして、穏やかに答えてくる。<br />「そうじゃのう……両方、じゃろうかの」<br />　その言葉に毒気を抜かれて、青年は苦笑した。<br />「……はぁ、やはりかないませんね。すいません、カマをかける様な言い方をして」<br />「いや、構わんよ」<br />「では、改めて聞きますが――オレの経歴をどこまでご存じなのですか？　あらかた調べはついているのでしょう」<br />　鷹揚(おうよう)とした対応に甘えて、青年は単刀直入に尋ねる。<br />「うむ。まあ、客観的な情報ではあるが、ほぼ全てわかっておるよ。君が思っとる以上に君は有名じゃよ、あちらの世界ではのう」<br />「……まあ、そうでしょうね」<br />　予想通りの返事に嘆息まじりにつぶやく。次いで、別の疑念をぶつけることにする。<br />「では、それを知っていながら、しかも、こんな用意をさせてまで、なぜオレを採用したんですか？」<br />　言いながら、スーツの背を叩く。微かな、しかし、確かな金属音が鳴る。それは奇妙な出来事だが、対する近右衛門の答えはあっさりとしていた。<br />「――君の人間性を見て、決めたんじゃが？」<br />「え？」<br />　青年の口から思わず間の抜けた声が漏れるが、老人は白髭を撫でながら続けた。<br />「確かに、『力があるに越したことはない』という考えもありはするんじゃがの。やはり性格が一番じゃな。まあ、その用意は保険みたいなものじゃから、使うことがなければそれが一番じゃ」<br />「…………」<br />「とは言え、ワシの予感は当たるからのう……その力と用意が必要になることもあるかもしれん」<br />「…………」<br />「ともかく、じゃ！」<br />「――っ！」<br />　独白じみた言葉を青年が無言で聞いていると、急にその語気が強まった。反射的に目つきを鋭くすると、近右衛門はこう締めくくった。<br />「君はワシが見込んで、ここにおるんじゃ。胸を張って、教壇に立てばよい」<br />「――はっ、はい！」<br />　思わず返した返事は、教師と言うよりは学生のようであった。<br /><br />（……しかし、結局よくわかりませんね）<br />　思い返しながら、青年は解けぬ疑問を頭に浮かべる。<br />（学園長自身、並の人間ではありませんし、道案内にあの“死招き眼鏡(ﾃﾞｽ･ｸﾞﾗｽ)”とは……ただの学校とは思えませんね）<br />「……くん」<br />（相変わらず土地自体にも変な気を感じるんですよね……一体、何があると言うんでしょう？）<br />「……くん！」<br />（教室にはサプライズを用意しているという話ですが――）<br />「白夜(はくや)君っ！」<br />「――っ!?」<br />　急な呼び声に新人教師・白夜は思索を中断した。視線を上げると、すぐ前にいたはずの男との距離が開いていた。<br />「考え事に没頭すると、周りが見えなくなる方かい？　意外だね」<br />　笑いながら歩み寄ってくる男――高畑・Ｔ・タカミチに、白夜は居心地悪く苦笑いを返した。<br />　やがてタカミチはすぐそばに立つと、腕をスッと伸ばした。<br />「？」<br />　疑問符を浮かべながらも、白夜は視線をその腕に沿わせた。それは腕から人差し指に移り、そのまま指の差すモノへと向けられた。<br />　それは、ある教室の入り口にかけられたプレートであった。記された文字を読んで、白夜は眉を動かした。タカミチがこちらの顔に満足したように頷き、告げてくる。<br />「あそこが、今日から君が受け持つクラスだよ」<br />　「中等部三年Ａ組」――掲げられたプレートには、そう記されていた。<br /><br /><br />「獅崎 白夜の指導日誌」<br />～赴任 ｻﾌﾟﾗｲｽﾞｷｯｽﾞ･ｲﾝ･ﾜﾝﾀﾞｰｽﾎﾟｯﾄ～<br /><br /><br />　三年Ａ組の教室――その入り口に辿り着くと、先客がいた。眼鏡をかけた妙齢の女性と女生徒の二人だ。<br />　女性の方は学園長室に案内してくれた教師で、「源しずな」と紹介を受けていた。生徒は駅で出会い、つい先程学園長室でいきなりの再開を果たしたばかりの娘だ。学園長が「コズエ」と呼んでいたか。<br />　二人に歩み寄ると、しずな先生がまず口を開いた。<br />「なぁに、さっきのは？」<br />「えっ？」<br />「また、何か芝居がかったことしてたでしょ」<br />　声をかけられたタカミチがキョトンとしていると、しずなは腕と人差し指をピンと伸ばして見せた。<br />　指を突きつけられ、タカミチは（白夜も、だが）ようやく合点がいったらしい。頬をかいてなど見せる。<br />「ああ。いや、アレは……白夜君が――」<br />「はいはい。言い訳は結構ですよ」<br />「……ははっ」<br />　情けない顔つきのタカミチとイタズラっぽく笑うしずなを見比べながら、白夜は苦笑した。<br />　その時、変化に気づいた。それまで騒がしく聞こえていた声が様子を変えている。聞こえないわけではないのだが、音量がずっと下がっている。<br />（このざわつきは……っ！）<br />　ふと教室の方に移した白夜の目が止まる。わずかに開いた窓――そこから覗く二つの瞳と目が合ってしまった。<br />「｢…………｣」<br />　数秒の沈黙、それを破ったのは大きな瞳の持ち主だった。<br />――ガラガラ……ッ、バンッ！<br />「お兄さん、誰ですか!?」<br />「そこの娘はっ!?　もしかして転校生！」<br />　音を立てて窓が開いたかと思うと、小さな身体――正直、中学生には見えない――を乗り出して二人の少女が大声で問いかけてきた。<br />「――っ！」<br />「きゃっ!?」<br />「おやおや」<br />「あら、バレてしまいまいましたね」<br />　二人――よく見ると双子のようだ――の剣幕に白夜と転入生が驚く中、ベテラン教師陣は慣れた様子を見せる。<br />　そして、こちらが対応に窮していると、双子の後ろから続々と他の生徒が顔を見せ始める。<br />「まあ、二人は耳がいいのねぇ」<br />「ふっふっふっ……だてに散歩部で鍛えてないからね！」<br />　大人っぽい娘――逆の意味で中学生らしくない――が双子に声をかけると、ツインテールにした方が胸を張ってみせる。が、双子の片割れは戸惑い顔を見せる。<br />「お、お姉ちゃん……散歩部はあまり関係ないです」<br />「でさでさ、二人って何なの？」<br />「ホントに転校生アルか？」<br />「お兄さんは？　新しい先生？」<br />「もしかして、ネギ君と替わっちゃうの!?」<br />「えっ！　うそ、マジで!?」<br />「ちょっ――お待ちなさい！　そんな事は私が許しませんわっ！」<br />「……いいんじゃねぇの」<br />「――っ！　今、ボソリと言った方は誰ですかっ!?」<br />「……!?」<br />「…………っ！」<br />「――！」<br />　どうにも収拾がつかなくなり始めた生徒達を見ながら、白夜は深く息をついた。<br />（想像以上ですね。仕方ありません……）<br />　そして、口を開こうとした――その時、別の声が響いた。<br />「みっ、皆さん！　落ち着いてください！」<br />「――ぇっ？」<br />　教室の奥から聞こえてきた、予期せぬ声に白夜は小さく声をあげていた。そして、教室の中央に声の主を見つけた。<br />「ちょっと、ネギ！　アンタ、結局辞めちゃうの!?」<br />「そうなん、ネギ君？　ウチ、聞いとらんよ」<br />「いえ、違いますよ！　アスナさんもこのかさんも落ち着いて！」<br />「ネギせんせ～……」<br />「あー、コラ、のどか！　泣くな、泣くな！」<br />「こうなったら、私も学校を辞めますわ！」<br />「いや、ですから、違いますってばぁっ！」<br />　結局、声の主も場を収めきれなくなってしまったようだ。見るに見かねて、タカミチがやれやれといった様子で声をかけようとする――のを横目に、白夜は大声を張り上げていた。<br />「ストップ！」<br />「｢｢｢――っ！｣｣｣」<br />　瞬間、場が一気に沈黙した。凍りついたように皆の動きが止まり、全ての視線が白夜に集まる。隣にいたタカミチも呆気(あっけ)に取られて、こちらを見ている。<br />　注目状態に慣れないながらも、白夜は毅然(きぜん)と声を張った。視線は声の主に向けて……<br />「声を荒げてすいません。オレ達に聞きたいことがあるのは承知していますが、その前にオレの方から一つお聞きしてもいいでしょうか？」<br />「え、あ、はい！」<br />「ありがとうございます。では……」<br />　返事を聞いて会釈すると、白夜は最大の疑問を言葉にした。<br />「――君は何者ですか？　ここは女子校のはずでしょう」<br />　その視線が捉えている相手――スーツを着込んだ“男の子”は眼鏡越しにキョトンとした目で白夜を見つめ返した。いや、それどころか、みんながみんなキョトンとした目を向けてきていた。<br />　白夜は落ち着かず、口を開こうとした。と――<br />「あ、あの――」<br />「｢｢｢っあはははは……｣｣｣」<br />　突如として生徒達が大声で笑い出した。<br />　白夜が戸惑って視線をさ迷わせると、その目がタカミチと合った。苦笑いを浮かべた先輩教師が説明しようと口を開く。<br />「ああ、すまないね……実は――」<br />「タカミチッ！」<br />　ところが、別の声がそれを遮った。見やると、件(くだん)の男の子がすぐそばまでやって来ていた。<br />　少年は見上げる視線をタカミチに向け、続ける。<br />「僕から説明するよ」<br />「……わかったよ、ネギ君」<br />　タカミチが頷くと、少年――ネギ？――はこちらに向き直った。まっすぐな眼差しを受け止める白夜に、少年は説明を始めた。<br />「すいません。生徒の皆さんにはあなた達のことを、あなた達には僕のことを伏せていたんです。学園長先生が驚かしたいと言われて……」<br />「……そう、ですか」<br />「はい。えーと……初めまして、３－Ａの担任をしています、ネギ・スプリングフィールドです。これから一年間よろしくお願いします！」<br />　快活な声と共に一礼をよこすと、少年は手を差し出してきた。その姿に新人教師も反射的に手を出していた。<br />　まだ幼い手を握り、応える。<br />「……こ、こちらこそよろしくお願いします」<br />　が、そう答えてから白夜ははたと気づいた。ほどなくして、にこやかな少年を見つめる目に驚愕の色が浮かぶ。<br />　そして、その思いは大声に転じていた。<br />「――き、君が先生っ!?」<br />　自分の言葉が再び巻き起こした笑い声を聞きながら、白夜は心の一端――常に冷静さを保ち続ける部分が苦笑いを浮かべているのを感じていた。<br />（なるほど……確かにこれは驚きましたよ、学園長）<br /><br /><br />……to be continued.
 
</p>]]></description>  
      <link>http://ameblo.jp/rairai0173/entry-10486508963.html</link>  
      <pubDate>Sat, 20 Mar 2010 22:25:23 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>１時間目～編入 ﾌｧｰｽﾄｽﾃｯﾌﾟ･ﾄｩ･ｽｸｰﾙﾃﾞｲｽﾞ～</title>  
      <description> <![CDATA[ 『魔法先生ネギま！アナザー・デイズ』１時間目<br /><br /><br />　麻帆良学園中央駅に電車が停まる。通学ラッシュ時には千人単位の学生を吐き出すのだが、今は二、三十人ほどしか降りなかった。しかも、学生よりもスーツ姿の大人が主だ。<br />　その光景を、自身も光景を織り成す一人である少女は一人眺めていた。<br />（わざと早めに来たとは言え……寂しい、かな）<br />　そんな事を考えながら歩き出す。チェック柄のスカートと亜麻色の髪――肩に届かない程度の長さだ――が揺れる。<br />　少女は改札を抜けて更に歩き、駅の入り口で足を止めた。そして、遠目から視線を送る。ウグイス色の屋根を持つ校舎、女子中等部へと――<br />　我知らず、つぶやく。<br />「ついに来たわね……ふぅ」<br />　軽い緊張を払うように息を吐くと、視線を落とした。学園から来るはずの迎えを探して、その視線を辺りに巡らせる。<br />「ん？」<br />　その時、視界に人影が飛び込んできた。濃い青色のスーツを着た、長身の男が少し離れた所に立っている。迎えに来る知人ではないが、自分と同じように校舎を見つめているのが気になった。加えて……<br />（白い髪……？）<br />　驚くほど真っ白な、その髪が目につく。と、不意にその頭が動いた。<br />「わ……っ」<br />　視線を外し損ね、少女の口から小さな声が漏れる。一方で、相手は笑顔を見せてきた。端正な造作をした、若い男だ。<br />　と、その顔が言葉を紡ぎ出した。<br />「おはようございます」<br />「え？　あっ――お、おはようございます！」<br />　何のことはない、普遍的な朝の挨拶なのだが、急に振られた少女の返事は無駄に力が入った。しかし、青年はそれを気にかけるでもなく、微笑みをたたえたまま問いかける。<br />「女子中等部の方ですよね。今日は部活か何かですか？」<br />　生徒が来るには早いということなのだろう。少女は意を察して、加えて落ち着くように努めながら、答える。<br />「あ、あの……わたし、今日から通うんです」<br />「ああ、転校生ですか。では、オレと同じですね」<br />「え？」<br />　思わせぶりな口ぶりに、少女の頭にクエスチョンマークが浮かぶ。<br />　そのリアクションは狙い通りなのだろう、青年は笑顔に愉快そうな色合いを加えた。その顔で真意を口にする。<br />「新人教師なんですよ。よろしくお願いしますね」<br />「あ、はい……よろしくお願いします」<br />　その言葉に、相手の正体を理解した少女は軽く頭を下げて答えた。声も落ち着きを取り戻せた、と思う。<br />「それでは、また」<br />　こちらの返事に満足したのか、新人教師だと言う青年はそれだけ口にすると軽く手を振って、駅へと入っていった。<br />　気になってしばらく見送ってみたが、ずっと見ているのも変だと思って少女は正面に視線を戻した。<br />　すると、視界に別の人物を捉えた。こちらもスーツ姿の男だが、先の男よりは年かさで眼鏡をかけている。煙草をくわえた口元には笑みが浮かぶ。<br />　探していた顔を認めて、少女は顔を緩めた。<br />「あっ！　遅いわよ、タカミチ」<br />　笑いながら、相手に駆け寄る。相手――タカミチもタバコを手に取ると、その手を上げて答えた。<br />「すまないね。でも、まあ――ようこそ、梢(こずえ)君」<br /><br /><br />「萩谷 梢の中学生日記」<br />～編入 ﾌｧｰｽﾄｽﾃｯﾌﾟ･ﾄｩ･ｽｸｰﾙﾃﾞｲｽﾞ～<br /><br /><br />「おお、梢君、久しぶりじゃのう」<br />　目の前に座る老人は、実の孫に会ったように嬉しそうに声をあげた。立派な白髭を撫でつけながら。<br />　梢も笑顔で会釈する。<br />「はい、お久しぶりです。萩谷(はぎや)梢、今日より改めてお世話になります」<br />「ああ、よいよい。堅苦しい挨拶はなしじゃよ。しかし、変わりないようで何よりじゃ。フォフォフォ……」<br />「ふふっ」<br />　老人の言い様につられるように、梢も小さく笑う。老人のそばに控えたタカミチ――高畑・Ｔ・タカミチも顔を緩めた。<br />　タカミチに連れられて半刻ほど――学園内で通されたのはここ、学園長室であった。そして、こうして学園長・近衛近右衛門(このえこのえもん)と相対している。<br />　そこに電話の音が割って入ってきた。すぐに近右衛門が受話器を取る。<br />「……ああ、ワシじゃが……そうか、そちらも到着したか……うむ、では、こちらに……」<br />　そんなやりとりの後、受話器が置かれた。そして、改めて近右衛門がこちらに向き直る。<br />　先手を打って、梢の方から声をかける。<br />「どうしました？」<br />「なぁに、君と同じく、新しく来る者がおってな。今、到着したそうじゃ」<br />（新しく？　あ、さっきの）<br />　近右衛門の言葉で、梢の脳裏にさっき会った男の笑顔が浮かんだ。<br />「そうですか。では、わたしは……」<br />　こちらの言いたい事を察して、近右衛門は首肯(しゅこう)した。<br />「うむ。まだ話し足りんが、こっちの新人も色々訳ありでのう……彼を連れてきてくれる先生に案内をさせるから、教室に向かってくれるか？」<br />（訳あり？）<br />　あの男に何があるのか？――気になりはしたが、触れずにおくことにした。そのまま退室の意志を示す。<br />「はい、わかりました」<br />「うむ……」<br />　その言葉に名残惜しそうな顔を見せる老人が少し面白く、梢は返答に一言言い添えた。<br />「では、積もる話はまたの機会に」<br />「そうじゃのう……まあ、まずは、クラスになじむことが肝心じゃしの。こんな老いぼれの相手より、お前さんにはよほど大変かもしれんがな」<br />「……ぅっ」<br />「フォフォッ」<br />　近右衛門の返す刀で、今度は梢の方が情けない顔で口ごもってしまった。図星をつけたのが面白いのだろう、老教師が声高に笑う。<br />「ふふっ」<br />「――タカミチっ！」<br />　微かなタカミチの笑い声に、梢は思わず声をあげてしまう。顔も赤くなっていた。<br />　と、そこにノックの音――<br />「学園長先生、獅崎(しざき)先生をお連れしました」<br />　次いで聞こえてきた女性の声に、近右衛門が応じる。<br />「おお、来たか。入ってくれて構わんよ」<br />　そして、招かれるままに扉が開いた。自然と皆の視線が集まる。<br />（――やっぱり、か）<br />　梢は自身の予想が当たったことを理解した。女性に促されるまま入ってきたのはやはり、先程の白髪の青年であった。<br />　梢が興味深く見ていると、青年の方もすでに気づいていたようで笑いかけてきた。<br />　そんな中で近右衛門の声が聞こえた。それは、一礼して立ち去ろうとする女性――眼鏡をかけた、かなりの美女だ――に向けての言葉だった。<br />「ああ、しずな君。悪いんじゃが、彼女を３－Ａまで案内してくれるかの」<br />「――ああ。はい、わかりました」<br />　「しずな」と呼ばれた女性教師は足を止めると、にこやかに頷いた。<br />　梢が新人教師と女性教師とを見比べるように視線をさ迷わせていると、近右衛門が促してくれた。<br />「では、梢君、積もる話はまたのう」<br />「あ、はい――では、これで」<br />　梢は振り返ると、頭を下げた。そうして再び上げた視線の先には、穏やかな老人の顔があった。<br />「うむ。ここでの生活、十二分に楽しむようにな」<br />「はいっ」<br />　最後の言葉に、梢は大きな声を返した。<br /><br />「はい、着きましたよ」<br />　連れ立って歩いてきたしずな――道すがら、フルネームが源しずなだと教えられた――は立ち止まって、一つの教室を示した。確かに、ドアの横に「中等部三年Ａ組」のプレートが掲げられている。<br />「……ここ、ですか」<br />　気圧(けお)されて、梢の声がしぼみがちになっていた。それは緊張だけが原因ではない。しずなもそれがわかっていて、困ったように言う。<br />「ええ……その、ちょっと元気が有り余ってるクラスなのよね」<br />　と言うのも、ドアも窓も閉めきっているにも関わらず、にぎやかな喧騒(けんそう)が聞こえ――いや、廊下に響いているからだ。<br />（……もしかして、スゴい所に来てしまったんじゃ）<br />　梢がわずかばかりの後悔を感じていると、しずなが更に言葉を続ける。<br />「でも、みんないい子だから、すぐに溶け込めると思うわ」<br />「……はぁ……」<br />　言いたい事はわかるのだが、いかんせん耐性がないものだから生返事を返すのがやっとだ。<br />　と、しずなが何かに気づいて声のトーンを変える。<br />「あらっ？」<br />「どうしました？」<br />　気になって顔を向けると、彼女は元来た方向に目を向けていた。それに倣って、梢も首をひねる。<br />　すると、目に映った光景を説明するようにしずなの声がした。<br />「あの二人、もう来たのね」<br />　そう、そこにはこちらに向かってくる二人の男がいた。つまりは、タカミチと件(くだん)の青年――「シザキ」と言ったか――だ。<br />　つと梢の頭に浮かんだのは疑問。そして、共に抱いたのは予感だった。<br />（まさかとは思うけど……）<br />　梢は再びしずなに向き合うと、おそるおそる尋ねた。<br />「あの……」<br />「ん？　なぁに？」<br />「あの、シザキ先生……」<br />「獅崎先生が？」<br />「……なんで、こちらに？」<br />「あら？」<br />　淀みがちなこちらの言葉にしっかりと耳を貸してきた女性教師は微かな驚きを見せる。<br />　が、すぐに笑顔に戻り、答えてくれた。予感を肯定するように……<br />「彼は３－Ａの副担任になるのよ」<br />「――っ！」<br /><br />　かくて、梢の転入初日はようやく動き出すのであった。<br /><br /><br />……in Hakuya's turn.
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      <link>http://ameblo.jp/rairai0173/entry-10486504729.html</link>  
      <pubDate>Sat, 20 Mar 2010 15:24:10 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>プロローグ～彼女と彼の事情～</title>  
      <description> <![CDATA[ 『魔法先生ネギま！アナザー・デイズ』<br />プロローグ～彼女と彼の事情～<br /><br /><br />序の一　彼女の郷愁<br /><br />　三月も終わりを迎える頃――学生は残り少ない春休みを謳歌(おうか)し、教師は新学期に備えて忙しい日々を送っている――、麻帆良学園都市の象徴とも言える世界樹に一人の女がいた。<br />　「女」と言っても若く、年の頃は二十歳に達しないだろう。幹から張り出した太い枝に腰を下ろし、亜麻色の長い髪を風にそよがせている。そして、視線の先には洋館風の建物――麻帆良学園本校・女子中等部の校舎があった。<br />　大きな学び舎(まなびや)を見つめる顔に微笑みが浮かぶ。その姿は過去を懐かしむようでもあり、これからを期待し憧れているようでもある。<br />　やがて、その目が閉じられる。<br />「……あそこに彼らがいる」<br />　まぶたの裏に描くのは誰の姿だろうか。端正な顔にはっきりとした期待が現れる。<br />　と、そのまま――目を閉じたまま、枝から飛び降りる。全身で風を感じながら、何事かを口にする。<br />「セイズス、クリス・ト、アクア・クォーツ…………」<br />　やがて、着地――ひざを曲げて地面に降り立つ。そして、ゆっくりと立ち上がり、その目を開いた。<br />　変化した視点から再び校舎に目を向け、つぶやく。<br />「そして、わたしも……」<br />　その声は先程よりもわずかに――楽譜にして半音変わるかどうか――高い。<br /><br />　それから数分……吹き抜ける風を阻むのは、泰然とそびえる大樹のみとなっていた。<br /><br /><br />序の二　彼の好奇<br /><br />　三月も終わりを迎える頃――学生は残り少ない春休みを謳歌(おうか)し、教師は新学期に備えて忙しい日々を送っている――、青年は一人自室にいた。<br />　二十代半ばほどの青年は飾り気のない部屋に座り、二枚からなる文書に目を通している。すでに何度となく読んだ文章は暗唱できるほどだったが、真意を測りかねる表記がそこにはあった。<br />　秀麗なる顔が動く。視線が向かうのは新調したスーツ――壁に掛かった青い色を見つめる。<br />「まあ、お言葉に甘えてしつらえてみましたが……」<br />　一人ごちると、紙片をテーブルに置いた。そして、静かに立ち上がると、窓に歩み寄る。<br />　開け放した窓から半身を乗り出し、遠く――四月から通う職場に思いをはせる。そこに生えていた尋常ならざる巨木ならば、シルエットぐらい見えてもおかしくないと思うのだが……<br />「……不可解な事ばかりですね」<br />　様々な疑問――そこで出会った物、人、そして、空気――が胸中で渦巻く。が、青年の表情は無意識に明るくなる。<br />　未知への不安よりも、そこに飛び込む期待の方が彼の中で大きく息づいていた。<br /><br />　テーブルに置かれた紙――その文書のトップには、こう記されていた。<br />　「麻帆良学園本校女子中等学校　教員採用通知」と――<br /><br /><br />……let's dive into“ANOTER DAYS”!
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      <link>http://ameblo.jp/rairai0173/entry-10486487050.html</link>  
      <pubDate>Sat, 20 Mar 2010 11:46:33 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>“再”</title>  
      <description> <![CDATA[ 　さてさて、ようやくネギま！小説再始動には入れそうです。<br />　で、その再始動についての説明をば……<br /><br />　えー、文字通りです。途切れたトコから続きを書くのではなく、また頭っから“再び始め”ます。要は、何度かやってる再ＵＰ・リファインです。<br />　前から読んでもらってる方にはホント申し訳ないんですが、あまりに間が空いてしまいましたし（一年以上）、改めて定期更新を目指すために習慣づけたいとも思い、こういう形に決めました。<br />　今後の方針としては――これから“週一で２・３話ＵＰ”していこうと思います。そして、既出の分を終えたところで（数は多いので半年くらいかかりそうです）“週に１話ＵＰ（新規書き下ろし）”に切り替えるつもりです。<br />　あ。あと、リファインに関して、基本的には細かい表記・表現の修正にはなるんですが、一部大きく加筆したり構成を変える予定です。前々からしっくりこないものがありまして、これを期に書き直そうと思います。<br /><br />　では――次の記事から、『魔法先生ネギま！アナザー・デイズ』始めます（タイトル及びサブタイトル、一新です！）。改めてヨロシクお願いします（低頭）。<br /><br />　　　　　　　　　　来々☆牛宿<br /><br /><br />　……などと言いつつ、まずは『ムゲフロＥＸ』プレイです。（オイ！）いやぁ、個人的にうかうかしていられないもので（苦笑）。
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      <link>http://ameblo.jp/rairai0173/entry-10486132600.html</link>  
      <pubDate>Fri, 19 Mar 2010 22:55:03 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>“寝”</title>  
      <description> <![CDATA[ 　ようやくネギま！小説再始動にとりかかるはずが……<br />　久しぶりに葱坊主の観察日記を書こうかと思ったのに……<br />　タイトル通りです。ペタ返し終了を前に、いつのまにかバッタリでした。<br />　ん～、やっぱり疲れてるんですかねぇ？<br /><br />　もう寝なきゃいけないワケですが……ただでさえ寝付き悪いのに、寝れる気がしねぇ（涙）。<br /><br />　　　　　　　　　　来々☆牛宿
]]> </description>  
      <link>http://ameblo.jp/rairai0173/entry-10484575923.html</link>  
      <pubDate>Thu, 18 Mar 2010 00:27:00 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>“釣”</title>  
      <description> <![CDATA[ 今日の一言……<br />「レア・ハンター！」byＭ．Ｏ．Ｍ．Ｏ<br /><br />　今『ムゲフロＥＸ』してたところ、こんな懐かしの技が飛び出してきました！（驚×笑）<br />　サブタイトルでまんま出てたのに気づかなかったんですが、衣装替え＋ボイスで思い出しました。いやぁ、まさかココで見れるとは思いもしませんでした……ウン、マジ懐かしいです。<br />　で、その甲斐あって、黒石が壊せるようになったワケで……頭に戻って、各ダンジョン巡ってきまさぁね！（涙）<br /><br />　　　　　　　　　　来々☆牛宿
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      <link>http://ameblo.jp/rairai0173/entry-10482973994.html</link>  
      <pubDate>Tue, 16 Mar 2010 01:18:09 +0900</pubDate> 
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      <title>“眠”（コメント返しも）</title>  
      <description> <![CDATA[ 　前日にいくら寝てようと、一日の中で眠る時間ってのは必要なようで……眠気に任せたら、昼飯後から５時前まで（この辺りはスイッチができてるようです(苦笑)）寝てました。<br />　さて、この後は……掃除して洗濯物たたんで、小説のネタまとめて、『ミュージックジャパン』と『アニメギガ』観て、就寝かな？とりあえず、新聞で「茅原」の名を見つけられてよかったよね♪<br /><br />　おっ！ペタ返しがまだだった！<br /><br />　　　　　　　　　　来々☆牛宿<br /><br /><br />Ｊ・イラストリアスさん＞<br />　戦術は自身で編み出していただければよいかと思います。『ＥＸ』だと組み合わせを３パターン用意できるから、使い分け効きますし。<br />　そですね、神夜は武器の関係で、ゼンガー親分のセリフも多いです。ともあれ、割り切れたようで何よりです（笑）。
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      <link>http://ameblo.jp/rairai0173/entry-10481793748.html</link>  
      <pubDate>Sun, 14 Mar 2010 19:33:46 +0900</pubDate> 
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      <title>“超”（ここは急ぐべきか、コメント返し？）</title>  
      <description> <![CDATA[ 　何となく、ダラダラと、そして、久しぶりにスーパーヒーロータイムを観てました。<br />　まあ、だからと言って、さしたる感慨はないのですが……強いて言うなら、ここ最近の戦隊モノはロボット多すぎるんじゃなかろうか？と思います。今回のも、最終的にはゴテゴテするんでしょうなぁ（苦笑）。<br /><br />　　　　　　　　　　来々☆牛宿<br /><br /><br />Ｊ・イラストリアスさん＞<br />　キョウスケの女体化……ああ、なるほど、そういう見方をしてのことですか。オレはそうは捉えてなかったですね、あくまで“ナンブ”姓ってだけで。<br />　えと、テクニック的な話ですか。苦手分野ですね（汗）……攻略記事はキャンセル推奨みたいなのが多いですが、オレは完全に出し切ったうえで繋ぐようにしてます。Ｆゲージを早く蓄めることより、その場その場のダメージ重視ですので。でも、あくまでオレのやり方ですから、好きなように・やりやすい方でやればよいかと思います。<br />　あ。『ＥＸ』では緊急回避が使えるから、ボス戦なんかは蓄めるのも重要かもしれませんね。
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      <link>http://ameblo.jp/rairai0173/entry-10481367874.html</link>  
      <pubDate>Sun, 14 Mar 2010 08:39:01 +0900</pubDate> 
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      <title>“明”（コメント返しが頭です）</title>  
      <description> <![CDATA[ 　Ｊ・イラストリアスさん、コメントありがとうございます。久しぶりですね。<br />　ブログの方も見てきましたが、『ムゲフロ』両方とも買ったんですね（驚）！ともあれ、やる人が増えるのは素直に嬉しいですね♪神夜のアレを毛嫌いせずに（確かに異常な揺れ方ですが(汗)）、楽しんでいただきたいです。<br />　ん～、プロかぁ……最初に書くこと考えた時は、それを夢見たこともあるんです。でも、今になって目指すのはツラいと思うんですよね。良くも悪くも現実的になってしまいましたから……<br /><br />　そんな中、『ムゲフロＥＸ』やってたんですが……気づいたら、夜が明けてました（微驚）。コッチは簡単にモチベーション上がりますね、ホント。<br />　これからアニメディア読み上げて、今日中に小説の準備（オリキャラ・設定のまとめ）を片したいところですね。<br />　……とりあえず、着替えて気分入れ替えようか。<br /><br />　　　　　　　　　　来々☆牛宿
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      <link>http://ameblo.jp/rairai0173/entry-10481340007.html</link>  
      <pubDate>Sun, 14 Mar 2010 06:42:08 +0900</pubDate> 
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      <title>“誤”</title>  
      <description> <![CDATA[ 　誤植ってのは無くならないって話は聞きます。<br />　そんな中、アニメディアのゲーム紹介コーナーに一つ見つけました。『薄桜鬼ＤＳ』の記事なんですが……<br /><br />「～新選組も千鶴の乳を探していることを知らされるのだった。」<br /><br />　――いやいやいやいやいや！待て待て待て待てっ！新選組、どんな変態集団だよ!?つか、これじゃエロゲだろ！<br /><br /><br />　コレ、投稿のネタにしたいんだけど、いいかな？（笑）<br /><br />　　　　　　　　　　来々☆牛宿<br /><br /><br /><br /><br /><br />　今日も今日とて寝過ごしましたが、触れない方向でお願いします。
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      <link>http://ameblo.jp/rairai0173/entry-10481154941.html</link>  
      <pubDate>Sat, 13 Mar 2010 23:31:55 +0900</pubDate> 
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