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    <title>★コピーライターが思わず ！ となったコピー。</title>  
    <link>http://ameblo.jp/lovelycopy/</link>  
    <description>あと10年くらいでセミリタイヤしたいコピーライターが、世の中のコピーの中から、思わず心を動かされたキャッチコピーなどをピックアップ。褒めたたえたりしながら、コピーの発想法やライティングのコツ、さらには広告やマーケティングなどについて語るブログです。</description>  
    <language>ja</language>  
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    <item> 
      <title>みんな誰かの愛しい人</title>  
      <description><![CDATA[<p>
 <p>きずな、つながり。<br />
震災以降、こうした言葉を聞いたり、<br />
見たりすることが多くなった。<br />
私たちに何が起きたのだろう？</p>
<p>　<br />
また地震の後、結婚相談サービスへの<br />
会員登録が増えただの結婚にふみきった<br />
カップルが増えたなんてニュースもあった。<br />
婚活が盛況という文脈とはちがう話だ。<br />
（反対に震災離婚も増えたという話も<br />
あるようだけれど）<br />
何がそうさせたのだろう。<br />
　<br />
きっと確信したのだ。<br />
けっきょく、人はひとりで生きて<br />
いくことなんてできない、誰かに<br />
助けられ、誰かを助けながらでないと<br />
生きていけないことを。</p>
<p>　<br />
いくら世の中が便利で高機能化しても、<br />
それが壊れれば、ひとりというのは<br />
いかにもろく無力な存在なんだろうと<br />
火を恐れるケモノのように<br />
本能的に気づいたのだ。<br />
　<br />
おおげさにいえば文明というシールド<br />
がなくなれば人間も動物のひとつであると<br />
気づかされたのではないか。<br />
　<br />
かつて金八先生は黒板に「人」という字を書いて、<br />
「いいですかぁ、人と言う字は人と人が<br />
ささえあっている姿が文字に…」と解釈し、<br />
人は人の間で人間として磨かれていくと<br />
名言を残した。<br />
　<br />
また、子どものころご飯（白米）を少しでも<br />
残すと、きまって親は「汗水たらしてお米を<br />
作った農家の人に申し訳ないと思わないのか」<br />
と言ったものだ。わたくしがすくすく育ったのは<br />
どこかの農家の人のおかげだなんだ。<br />
　<br />
持ちつ持たれつ、小さなことから<br />
大きなことまで、私たちはいつも誰かに<br />
支えられている。たとえば東京に住んでいる<br />
ものは、エネルギーや食べ物、製造業などで<br />
東北にお世話になっている。</p>
<p>　<br />
正直、震災がなければそのことに気づきも<br />
しなかったし意識しなかったと思う。<br />
東京で暮らすひとりとして恥ずかしく思う。<br />
　<br />
その東北はいまだにピンチである。報道では<br />
原発のことの方が目立っているが、復興が着々と<br />
進んでいるわけでもなく、いぜん苦難が<br />
続いているという。<br />
いったい僕たちは何をするべきか。多かれ少なかれ<br />
そんなことを思っている方は多いと思う。<br />
　<br />
先日、山手線車内でみた中づり広告の<br />
コピーはこんなメッセージだった。<br />
いまボランティアに行けない人は<br />
この夏、東北へ旅に行き、観光を楽しんで<br />
ください。それもボランティアになるのですと。<br />
　<br />
JR東日本の広告である。モノは言いよう考えよう。<br />
価値を示しかたしだいで、単なる言葉は<br />
人を動かすメッセージへと変わる。<br />
あなたの行動が、誰かの支えになる。<br />
次のコピーもそうかな。<br />
　<br />
　<br />
<strong>★今回の<img alt="ビックリマーク" src="http://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" complete="true" />なコピー<br />
</strong>　<br />
　<br />
<strong><font color="#660066">あなたが旅を楽しむことも、<br />
きっと誰かの力になる。<br />
</font></strong>　<br />
　<br />
JR東日本パスの広告より。<br />
1万円でJR東日本全線が1日乗り放題<br />
という切符らしい。<br />
上越、長野新幹線も使えるから、<br />
東北への旅のためだけというわけでは<br />
ないが、基本スタンスは<br />
東北への旅行や帰省などに使ってね<br />
という、いわば復興応援の意味付けが<br />
なされている。</p>
<p>　<br />
もちろん震災によって大きく減収した<br />
状況を挽回するためのアイデアでは<br />
あるのだけれど。<br />
　<br />
1万円で乗り放題というなんとなくお得？<br />
なメッセージだけでも、利用したいと<br />
いう気はそこそこあるかもしれない。<br />
でも見た人に働きかけるという点では<br />
誰かの力になる、この部分に強さがある。<br />
　<br />
いま人々の心にある、東北復興の<br />
手助けをしたいという気持ちが<br />
購入の強い動機になるはず。<br />
　<br />
動機付け。またの名をモチベーション。<br />
人が行動する上でもっとも大事な要素で、<br />
コピーの場合でもそれは同じ。<br />
広告で使われる場合は、選んでもらえる<br />
理由や買う言いわけが示される。<br />
　<br />
さほど欲しいとは思わないものでも、動機付けを<br />
示されればついつい…というのは誰にでもあるわけで<br />
そういう人の心理や習性をうまく利用するのは<br />
広告の表現ではよくあること。<br />
　<br />
東日本かどうかは忘れたけれど、JRはときおり<br />
世の中の空気をうまく活かすという目端の<br />
きいたメッセージを出してくることが多い。</p>
<p>　<br />
たとえば、さまざまな商品がエコを叫んでいたとき、<br />
移動や荷物を送る際は、クルマを使うよりも<br />
排気ガスを出さない列車の方が環境にやさしいと<br />
新幹線もエコであると訴求していたことがあった。<br />
　<br />
また、高速料金値下げの際は、渋滞でいやな<br />
思いをするクルマでの移動より、時間通りで快適に<br />
すごせる新幹線の方がいいでしょとしっかりと<br />
アドバンテージを示していたことも。<br />
　<br />
このように状況をよくみてすかさず<br />
アプローチを行い、有利な点を選ぶ理由として<br />
挙げ比べてもらおうとしていたところは、<br />
なかなか巧みである。機を観るに敏といっていい。<br />
　<br />
ところで、動機付けの表現やアプローチは<br />
いろいろとあるが、絆やつながりといった<br />
関係性に乗じた表現もそのひとつ。<br />
少し前に見た人間ドックのバナー広告には<br />
こう書かれてあった。<br />
　<br />
<strong>自分だけではありません。<br />
大事な人のための「あなたのカラダ」です。<br />
</strong>　<br />
人はみな意志が強いわけではない、<br />
というよりも弱い。自分のためだけでは<br />
がんばれないことがある。<br />
けれども、家族など大切な人のためだと<br />
違ってくる。きっと思った以上に<br />
モチベーションがアップするはず。<br />
　<br />
たとえばあなたが何かスポーツ選手だ<br />
として、試合に好きな人が応援に来ている<br />
場合とそうでない場合とでは、気合の<br />
入りようが違うのではないか。<br />
そうした他者との関わりを意識させることも<br />
また人を動かす強いメッセージとなりえる<br />
というもの。<br />
　<br />
人は本質的には孤独である。<br />
生まれた時からその寂しさを知っている。<br />
だから、恋をしたり仲間を求めるのだ。<br />
と、昔観た情報番組の中で司会者が言っていた。</p>
<p>　<br />
フランスのなんとかいう小説家の言葉らしい。<br />
いかにもフランス人がいいそうなことだと<br />
思ったものだが、たんに司会者が不倫を<br />
正当化するための言いわけに使っただけで<br />
あった。<br />
　<br />
それでもなんとなく腑に落ちるのは、<br />
人がまだ類人猿だったころ、<br />
最初に生まれた感情が「恐怖」だった<br />
（らしい）からである。<br />
自然や外敵の脅威から身を守るには、<br />
危険を知る＝恐れることが重要になってくる。</p>
<p>　<br />
人は協力し合ないと生存できないことを<br />
本能的に知っていたのだろう。だから群れを<br />
作って生きてきたのだ。DNAがそうさせた。<br />
人は社会的な動物なのだ。<br />
　<br />
介在するのが利他的精神であれ、<br />
ある種の打算であれ、やはり人は誰かに<br />
助けられ、誰かを助けて<br />
いないと生きていけない。</p>
<p>　</p>
<p>だから意識的にせよ、無意識的にせよ<br />
きっと人はその誰かを求め続けているの<br />
ではないかと思う。<br />
さびしいから死ぬのは、ウサギだけではない。<br />
人もまた然りである。<br />
　<br />
そんなことを思っていたら、<br />
「Everybody needs someboday to love」<br />
という曲を思い出すした。<br />
ソロモン・バークのヒットで知られる<br />
ソウルクラシックで、ストーンズも<br />
ブルースブラザースも唄っていた。</p>
<p>　<br />
誰にだって愛する人が必要なんだ♪<br />
人はひとりでは生きていけないことを<br />
分かっていないと、このような曲は<br />
生まれなかったんじゃないか。<br />
　<br />
紹介したJR東日本のコピーは、JRの駅の<br />
スタンドにささってあったリーフレットに<br />
載っていたものである。<br />
実はそのすぐそばにも「誰か」という言葉が<br />
使われたコピーの載ったリーフレットがあった。<br />
内容は自殺予防、いのちの電話の案内で、<br />
表面にはこんなコピーが。<br />
　<br />
<strong>誰かに話すことが、生きるチカラになります。<br />
</strong>　<br />
先日あった発表によると、今年5月の自殺者数は<br />
前年比17.9％増、3281人で、前年同月に比べ499人増。<br />
とくに大都市圏に多く、一番多い東京都で325人と<br />
前年同月比70人増とのこと。<br />
　<br />
ある調査では、戦争や大災害、サッカーのＷ杯などの<br />
スポーツイベントといったなにか国民全体がひとつに<br />
まとまるような状況の時は、自殺者が減るという。<br />
でも残念ながら、今回に関してはそうはならなかったようだ。<br />
　<br />
復興とか、みんなでひとつになろうという言う声が<br />
日本中で高まっていた時期だったのに。<br />
自ら命を絶つ理由は、人それぞれだろうから<br />
ひとくくりにはできないが、<br />
孤独や孤立によって絶望的な気持ちになって<br />
死を選ぶことも多いときく。<br />
　<br />
人はつながっていないと辛くて<br />
生きていけないのだ。<br />
あるときは誰かを求め、あるときは求め<br />
られる誰かになるということは<br />
生き方の根本にかかわってくるのだろうな<br />
と今回ほど強く感じたことはなかった。</p>
<p><br />
<a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20110612/17/lovelycopy/93/95/j/o0478028011286295377.jpg"><img alt="★コピーライターが思わず ！ となったコピー。-you'llnever" src="http://stat.ameba.jp/user_images/20110612/17/lovelycopy/93/95/j/t02200129_0478028011286295377.jpg" border="0" complete="true" /></a>
<br />
　<br />
人に迷惑をかけてはいけませんと<br />
誰もが言う。たしかに正論なのだが、<br />
それでは辛い。<br />
いいんじゃない、きつい時は少しくらい<br />
迷惑をかけても。<br />
　<br />
震災から三カ月、3月11日以降、自分も含めて<br />
私たちに何が起きたのだろうと考えてみた。<br />
　<br />
　<br />
さて、ボランティアも東北旅行へもなかなか<br />
行けない方にはこんな方法はどうだろう。</p>
<p>GoogleとYouTubeが、「日本営業中！」という<br />
キャンペーンをやっている。</p>
<p><a href="http://www.youtube.com/watch?v=vGmdrHUwemk&amp;hd=1" target="_blank">CMはこちら<br />
</a>
　<br />
<a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20110612/17/lovelycopy/ee/30/j/o0479029911286254099.jpg"><img alt="★コピーライターが思わず ！ となったコピー。-higashinihon" src="http://stat.ameba.jp/user_images/20110612/17/lovelycopy/ee/30/j/t02200137_0479029911286254099.jpg" border="0" complete="true" /></a>
<br />
</p>
<p>東日本ビジネス支援チャンネルは<a href="http://www.youtube.com/higashinihon" target="_blank">こちら<br />
</a>
色々なお店や観光スポットからメッセージと紹介。</p>
<p>※音が出るのでご注意を。<br />
　</p>
 
</p>]]></description>  
      <link>http://ameblo.jp/lovelycopy/entry-10921210681.html</link>  
      <pubDate>Sun, 12 Jun 2011 17:15:09 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>手回しのいいやつが生き残るとか</title>  
      <description><![CDATA[<p>
 <p>地震直後から、テレビとネットにかなり<br />
前のめりになっていたら、いつのまにか<br />
平常心を保つことができなくなったので、<br />
しばらく自分で情報統制をしていた。<br />
　<br />
ネットはともかくテレビは朝と夜にニュースを<br />
観るていど。ワイドショー的な演出過多な<br />
番組は観ないようにしていた。<br />
その代わりにラジオはよく聴いていた<br />
（ラジオ機ではなく、PCで<a href="http://www.radiko.jp/" target="_blank">radiko</a>
から）。</p>
<p>　　<br />
選んだ番組は主に音楽中心、あるいは<br />
音楽だけが流れるプログラム（<a href="http://www.sky.fm/" target="_blank">SKYFM</a>
など</p>
<p>ネットのラジオ番組、SKYFMはメニューが豊富）。</p>
<p>　</p>
<p>それで、あらためて気づいたのだがラジオと<br />
いうのは他のメディアと比べて人の<br />
温もりを感じさせてくれるようだ。<br />
　<br />
テレビと同じように不特定多数を対象とするが、<br />
テレビがお茶の間のみなさーん！という感じの<br />
アプローチが多いのに対して、ラジオはそこの<br />
あなたへと意識したアプローチが多い気がする。<br />
　<br />
これはDJやパーソナリティが話しかたが<br />
目の前の誰かに語りかけるような感じを<br />
意識しているからではないかと思う。<br />
横道にそれるが、広告のアプローチのポイントは、<br />
たとえ不特定多数への呼びかけでも、<br />
「これは私に対するメッセージだ」と思わせる<br />
ことである。その意味では広告はラジオ的かな。<br />
　<br />
話を戻す。その他に温もりを感じた理由として、<br />
距離感がある。テレビと比べてラジオの方が距離が近い。<br />
これはラジオと聴き手の物理的な距離もある</p>
<p>（PCでを聴いていたのですぐとなりという感じ）。</p>
<p>　</p>
<p>それと、心理的な距離の近さ。</p>
<p>目の前にいる人に語りかけるように話されると、</p>
<p>声音や言葉づかいに気遣いのようなものを感じる。</p>
<p>ラジオDJは、自然にそのようにふるまうことが</p>
<p>できているのかもしれない。<br />
　<br />
特に震災直後は、話し方もかける音楽も癒しを</p>
<p>意識したものが多く、それだけに人の温もりや優しさを</p>
<p>強く感じたわけである。<br />
ラジオはテレビよりも情報量が少ない、つまり音声のみ</p>
<p>なので、情報の圧迫感による負担も少なく、長時間</p>
<p>接していても疲れないことも優しさを感じた理由だろう。<br />
　<br />
速報やニュースは定期的に放送されるので、ある程度の<br />
状況は把握できる。今回の僕のように最低限の情報収集は<br />
必要だが情報疲れを避けたい時は、個人的にはラジオの<br />
方がフィットしたというわけだ。<br />
　<br />
広告媒体としてのラジオはきびしい状況だ。<br />
しかし、それはラジオ番組はラジオで<br />
聴くという前提の話。<br />
音声コンテンツという見方をすれば、面白さや楽しさは<br />
映像にも負けていない。radikoやpodcastなどは</p>
<p>PCやスマートフォンで聴けるから、魅力的なプログラム</p>
<p>であれば支持されるのではないか。<br />
　<br />
また<a href="http://www.radiodays.jp/" target="_blank">ラジオディズ</a>
のような音声コンテンツ<br />
専門のダウンロードサイトもいろいろある。<br />
いいコンテンツがたくさん揃えば根強い人気が</p>
<p>期待できるし、個人的にはそうしたサービスが</p>
<p>たくさんあればいいなと思う。<br />
　<br />
その意味ではradikoが地震直後しばらくの間、<br />
エリア開放していたのはよかったのだが、</p>
<p>またエリア制限したのは残念。<br />
なんだか音声コンテンツは生き残るけれど、<br />
ハードとしてのラジオは未来がないというような話になったが、<br />
そんなことはなく、たのもしいラジオもあるのですよ。<br />
　<br />
　<br />
<strong>★今回の<img width="16" height="16" alt="ビックリマーク" src="http://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" complete="true" />なコピー。<br />
</strong>　<br />
　<br />
<strong><font color="#000099">テレビもパソコンも、役に立たない時のソニー。<br />
</font></strong>　<br />
　<br />
テレビやパソコンより役に立つっていったい…<br />
と気になる表現が目にとまったものだが、これは<br />
手回し充電ラジオの広告。</p>
<p>　<br />
このラジオ、今回の大震災の影響でかなり売れて<br />
いるようで、4月にヤマダ電機に行ったら、<br />
売り切れ入荷待ちの張り紙が貼ってあった。<br />
また、ソニーは支援物資として被災地にこのラジオを<br />
3万台提供したという。<br />
　<br />
ただ、この広告は最近のものではなく、3、4年前の<br />
「防災の日」に出されたものである。<br />
「防災の日」、9月1日は関東大震災の起きた日である。<br />
新聞では「防災の日」にちなんで広告特集が企画される<br />
ことがあり、防災関連の商品広告が多く出される。<br />
防災の日以外では、阪神淡路大震災の起きた1月17日にも<br />
防災関連の商品広告をよく見かけた。<br />
　<br />
そうした時期には、人々の記憶が想起されるので<br />
（リマインド効果といいます）、ふだんよりも<br />
商品への需要が高くなると見込んでいるわけだ。<br />
たぶんこの先、3月11日にも同じような状況を<br />
見るのではと思う。<br />
　<br />
ところで、なぜ役に立たない時の充電ラジオと言わずに、<br />
ソニーと言っているのか。考えられるのは指名買いを<br />
狙ったということだろう。<br />
充電ラジオは、ソニー以外のいくつかのメーカーでも<br />
作られている。激しいかどうかは分からないが、</p>
<p>競合のある市場だ。<br />
　<br />
そうであれば、この場合はソニーという信用力を<br />
前に出した訴求の方が効果的だと判断したのではないか。<br />
価格が競合より高くても、聞いたことのないブランドや<br />
他国製よりも信用力で選ばれるとふんだはず。<br />
　<br />
そう考えて、充電ラジオなら安心（品質や技術）の<br />
ソニーブランドという印象を知覚させたほうが<br />
有利ということで、ソニーと言ったのだと思う。</p>
<p>　<br />
つまりブランド力を活かした表現ということ。<br />
ただ、充電ラジオそのものがまだ知られていない、<br />
市場が未成熟な状況だと、ブランドの力よりも</p>
<p>たとえば電気がなくても使えるなど最大の</p>
<p>特徴を活かした訴求方法のほうが有利に</p>
<p>なることがある。</p>
<p>　<br />
ところで、防災商品というのは、宣伝のタイミングや<br />
表現について、なかなか日用品を売るようには<br />
いかないものである。<br />
災害が起きた後しばらくは、欲望が顕在化するので</p>
<p>宣伝にそう力をいれる必要はない。</p>
<p>　</p>
<p>力を入れてもいいのだろうが、今回のように</p>
<p>未曾有な事態のときには不謹慎な！なんて</p>
<p>声が充満しやりにくいものだ。<br />
　<br />
そう考えると、欲望が顕在化している時期はいいとして、<br />
いかに潜在化している状況で印象づけるか、認知して<br />
もらうかがカギである。いざという時に思い出して<br />
もらうのが大切になる。</p>
<p>　<br />
潜在時期の宣伝は危機感が薄いのでスルー</p>
<p>されることもあるし、そんな時期に頻繁に宣伝する</p>
<p>ほど予算も手間もかけられないというのが普通だろう。<br />
　<br />
それに防災商品というのは、起こるかどうか分からない<br />
安全対策なので何事もない日々が続いていると、<br />
優先順位が上がらずあまり欲しいと思わないものである。</p>
<p>　<br />
当事者意識を持ちやすい切迫した状況にならないと人は<br />
行動しないものだ。<br />
だから、防災の日など関心が高まるタイミングに<br />
広告を出しましょうと新聞社が企画するのである。<br />
　<br />
防災商品というのは、アウトドアという切り口から<br />
訴求できるのでやり方しだいでは上手い宣伝方法も<br />
あると思うし、今回の場合、現状ではまだ地震の記憶が<br />
生々しいので、当分はやりやすい状況ではあると思う。<br />
（通販サイトには防災商品の特集コーナーも<br />
数多くあるようだし）<br />
　<br />
また充電ラジオなど電気が使えない場合の<br />
リスク対策商品は、これからの電気事情を考えると<br />
ある一定の高さで需要が顕在化するように思えるので<br />
状況としては追い風だ。</p>
<p>　<br />
それだけに、商機ということで競合商品も</p>
<p>いろいろと出てくるし、あの手この手で宣伝</p>
<p>してくると思うので、競争が激しくなるぶん</p>
<p>選んでもらえるような対策は考える必要がある。</p>
<p>　<br />
特にソニーのようなパワーブランドではもなく、予算も<br />
あまりかけられないところは、価格設定もそうだが、<br />
コピーなど表現にもけっこう頭を使わざるを得ないだろう。<br />
　<br />
さて、このラジオのように手回しで充電する<br />
ものもあれば、手書きの新聞を出し続けた話もある。<br />
宮城県の新聞社、石巻日日新聞が作った壁新聞。<br />
地震のために輪転機が破損したため通常どおりに<br />
新聞を発行することができない。そこで復旧するまで<br />
手書きの壁新聞を作って避難所に貼りだした。</p>
<p><br />
<a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20110526/17/lovelycopy/26/eb/j/o0450066711251839373.jpg"><img alt="★コピーライターが思わず ！ となったコピー。-ishimaki" src="http://stat.ameba.jp/user_images/20110526/17/lovelycopy/26/eb/j/t02200326_0450066711251839373.jpg" border="0" complete="true" /></a>
<br />
　<br />
そのプロフェショナルな仕事ぶりがネットなどで<br />
紹介されたため話題になり、とうとうワシントンDCに<br />
あるニュースに関する博物館がこの壁新聞の実物を<br />
展示することになった。<br />
　<br />
ただ<a href="http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1104/21/news002.html" target="_blank">この記事</a>
によれば、周りは感動ストーリーとして<br />
称賛してはいるが、当事者の石巻日日新聞社は、<br />
地元のために当たり前のことをやっただけと</p>
<p>美談あつかいになったことについて戸惑っているという。<br />
　</p>
<p>美談に感じるのは、それだけ大手メディアが初心を<br />
忘れているのか、それともわれわれがメディアを<br />
信用していないかということなのか。<br />
　<br />
ソニーの広告風にいえば、<br />
印刷も配達もできない時の石巻日日新聞。<br />
というような感じ何なんだろうが、<br />
手回しといい、手書きといい、いざという時は<br />
ネットがつながらないとか、電気が使えない<br />
と泣きごとを言うひまがあったら、頭と体を<br />
使って打開せよという教訓を感じたのであった…</p>
<p>　<br />
というのはちょっとおおげさだが、<br />
便利になれ過ぎて、問題解決能力というか<br />
サバイバル能力が衰えていくのではと<br />
ちと不安になったしだいである。<br />
　</p>
 
</p>]]></description>  
      <link>http://ameblo.jp/lovelycopy/entry-10903704640.html</link>  
      <pubDate>Thu, 26 May 2011 16:20:09 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>ふかいことをゆかいに、ゆかいなことをまじめに</title>  
      <description><![CDATA[<p>
 <p>あわただしかった父の通夜、葬儀が<br />
なんとか無事に終わった後のこと。<br />
父の寝室でぼんやりしていたら、<br />
サイドテーブルに何冊かの本が<br />
あるのが見えた。<br />
そのなかに映画「男はつらいよ」に<br />
関する本が2冊あった。<br />
　<br />
そのうちの1冊、研究書のような内容の<br />
ものは僕がむかし贈ったものである。<br />
父はこの映画、いわゆる寅さんシリーズが<br />
とても好きで、新作が上映されるのを<br />
楽しみにしていたので観賞ガイドに<br />
ぴったりだと思ったのだ。<br />
　<br />
おや、なつかしいと本を手にとり<br />
パラパラとページをめくると、<br />
ところどころに、前売り券の半券が<br />
挟まっている。本当に好きだったのだなと<br />
思って、さらにページをめくると雑誌の記事を<br />
切り取ったものが挟まっていた。<br />
　<br />
その記事は、寅さんを演じた故渥美清さんに<br />
関するものだった。<br />
おそらく渥美さんが亡くなってそう時間が経って<br />
いない時期の記事のようで、人となりや生前の<br />
エピソードなどが4ページにまとめられていた。<br />
　<br />
記事を読んでハッとした。<br />
なぜ父があの映画をあんなに好きだったのか<br />
分かった気がしたのである。<br />
詳しくは言わないが、父と渥美さん、そして<br />
寅さんとの間にはいくつか共通する点があった<br />
ことがわかったのだ。<br />
　<br />
それらはたぶん当人たちにとって生き方や<br />
人生観にも大きく影響したのではと思わせる<br />
ことだった。<br />
察するに父は寅さん、そしてその役を演じた<br />
渥美さんに自分を重ねていたのだろう。<br />
　<br />
同じような体験をしたものしか分からない同士、<br />
何か分かち合いたかったかもしれない。<br />
また、過去や現在を投影しながら、自分の代わりに<br />
願望を体現してくれる‘もしかするとありえた<br />
もう一つの世界’を愉しんでいたのかもしれない。<br />
　<br />
もちろん、それは僕の推測である。かりに生前に<br />
なぜ好きなのかを尋ねたとしても父の性分を考えると<br />
はっきりと答えなかったと思う。<br />
けれどもそう考えるとなぜあんなに「男はつらいよ」が<br />
好きだったのか納得がいく。<br />
　<br />
「男はつらいよ」シリーズ全48作。全部は<br />
観ていないが、初期、中期中心に半分くらいは<br />
観ている。そう詳しいわけではないが、<br />
いろいろと見どころの多い映画で、<br />
寅さんの名言・迷言もそのひとつ。下品なものから<br />
人生の真理といえるものまでたくさんあるが、<br />
その中の恋愛に関するものから…<br />
　<br />
　<br />
<strong>★今回の<img width="16" height="16" alt="ビックリマーク" src="http://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" complete="true" />な台詞<br />
</strong>　<br />
　<br />
<strong><font color="#660066">いい女だな、と思う。その次には話をしたいな、と思う。<br />
その次にはもうちょっと長くそばにいたいな、と思う。<br />
そのうち、なんかこう気分が柔らかくなってさ、<br />
この人を幸せにしたいな、と思う。<br />
もう、この人のためなら死んじゃってもいい、命なんか<br />
いらないと思う。それが愛ってもんじゃないのかい？<br />
</font></strong>　<br />
　<br />
「<strong>男はつらいよ　葛飾立志編</strong>」での寅さん（寅次郎）の<br />
台詞。男女の愛は難しいという大学教授に対して、<br />
寅が簡単だよとこの台詞を言う。</p>
<p>　<br />
ああ分かる分かる、その感じと共感してしまう。</p>
<p>意外に言葉で表すのが難しいことをよくこんなに<br />
詩のように言ってくれたなと感心する。<br />
　<br />
分かりやすい。それだけでなく共感できるところがいい。<br />
まぁ愛というより、恋する心のプロセスといった方が<br />
正確ではあるが。（広告に接した場合の行動の</p>
<p>変容モデルAIDMAのようなイメージ）<br />
　<br />
「男はつらいよ」シリーズは、毎回寅が失恋する<br />
という基本パターンが貫かれている。<br />
DVDの発売時の広告などには、「失恋48連発」なんて<br />
コピーが添えられていたくらい。<br />
そういうと、毎回寅がふられるようなイメージがあるが、<br />
寅がふる（自分から身を引く）パターンもある。<br />
とはいっても、いつも寅の恋は成就しないのである。<br />
　<br />
それでも寅は恋や愛に生き、名言や至言を生むのだ。<br />
11作「<strong>寅次郎忘れな草</strong>」のポスターのコピーでも</p>
<p>　<br />
「<strong><font color="#660066">ほら、逢っている時は何とも思わねえけど<br />
別れた後で妙に思い出すひとがいますね<br />
…そういう女でしたよ。あれは</font></strong>」<br />
　</p>
<p>これもまた愛に関する名言だと思う。</p>
<p><br />
<a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20110415/18/lovelycopy/23/6c/j/o0343046711167495290.jpg"><img alt="★コピーライターが思わず ！ となったコピー。-torasan" src="http://stat.ameba.jp/user_images/20110415/18/lovelycopy/23/6c/j/t02200300_0343046711167495290.jpg" border="0" complete="true" /></a>
<br />
<br />
　<br />
寅は恋愛の真理や心理については、そのへんの男よりも<br />
よく分かっている。ただ机上では恋愛の達人なのであるが、<br />
実践についてはからっきしである。<br />
観客はそういったタテマエとホンネの間で繰り広げられる行動<br />
や言動に一喜一憂し、じれったさや哀しさ、切なさを感じ<br />
ながら物語を楽しむのだ。<br />
　<br />
ところで寅は教養がないが、物事の本質のわかる男である。<br />
（そしてひとの気持ちがよく分かる男でもある。<br />
分かりすぎて失恋しているように思えるが）<br />
さらに、ややこしいことを咀嚼して、誰でも分かるような<br />
表現で伝えるのがうまい。（知識不足による誤解や<br />
ついていけない比ゆによるメチャクチャな台詞も<br />
けっこうある）<br />
　<br />
だから、上の台詞などを聞くたびに、うまいこと言う<br />
とか、いいとこに気づくものだなぁと感心する。<br />
詳細は理解できていなくても、本質、あるいは文脈を<br />
察知して表現できる寅はとても賢いのだと思う。<br />
　<br />
作家井上ひさしさんは<br />
「<strong>むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく　　　 <br />
ふかいことをゆかいに、ゆかいなことをまじめに書く</strong>」<br />
を座右の銘にしていたが、寅の科白はまさにいい手本だ。<br />
　<br />
さきほどから、寅、寅と書いてはいるが、<br />
実際に台詞を考えているのは、脚本を書いた<br />
山田洋次さんや朝間義隆さんである。</p>
<p>　<br />
特に山田洋次さんは監督という印象の方が<br />
強いがほとんどの監督作は脚本もてがけており、<br />
「男はつらいよ」シリーズでも、寅以外の<br />
登場人物たちのセリフにもハッとさせるものが多い。<br />
山田監督のものごとの真理を見据える観察眼やそれを<br />
表現する言語感覚はすばらしいというしかない。<br />
　<br />
浪花節的なキャラクターによる古臭い人情喜劇<br />
というイメージがあるかもしれない「男はつらいよ」<br />
だが、今回父を偲ぼうといくつか観た。<br />
たしかにそういう映画だ。<br />
でもそれは表面的なもので、本質は<br />
人間賛歌の映画であることを改めて感じた。<br />
　<br />
おりしも大震災によって日本中が大きく傷ついた<br />
時期でもあり、いつもより深く沁みたし、<br />
観た後にいろいろなことを考えさせられた。<br />
　<br />
阪神大震災後、避難所である団体が映画上映の<br />
ボランティアをしたところ子どもには<br />
「となりのトトロ」が、大人には「男はつらいよ」が<br />
圧倒的に喜ばれたという。<br />
なんとなく分かる話である。<br />
この映画から伝わるやさしい温もりが、</p>
<p>心のひびをふさいでくれたのだろう。<br />
　<br />
そんなに言うならちょっと試しに観てみようかと<br />
思ったらシリーズの中でも人気作を観るといい。<br />
よくできたストーリーの17作「<strong>寅次郎夕焼け小焼け</strong>」<br />
浅丘ルリ子さん扮するリリーとのラブストーリー3部作<br />
15作「<strong>寅次郎相合傘</strong>」11作「<strong>寅次郎忘れな草</strong>」<br />
「<strong>寅次郎ハイビスカスの花</strong>」は切ない。<br />
　<br />
特に15作「寅次郎相合傘」で寅がリリーがステージで<br />
唄う姿を想像して語るシーンは名場面だ。<br />
まるで言葉で絵を描くかのような台詞、ファンの間では<br />
寅のアリアというらしい。<br />
　<br />
あとは個人的には大原麗子さん、いしだあゆみさん、<br />
竹下景子さんがマドンナ役をつとめた作品もよかった。<br />
当時の人気女優が起用されることこともあり、<br />
マドンナ役ばかり注目されるが「男はつらいよ」<br />
の真のマドンナは寅の妹のさくら、倍賞千恵子さんだ。<br />
それが分かるようなると、ツウになるらしい。<br />
　<br />
父はシリーズの中でどれが<br />
お気に入りだったのか、<br />
それが聞けないのが少々ざんねんである。<br />
　</p>
<p>ちなみに僕が好きな寅の科白は<br />
「<strong>俺とおまえは別の人間だ、早え話が俺が芋食えば<br />
てめえの尻からプッと屁がでるか？どうだ</strong>」<br />
…もう言ってることがメチャクチャ。</p>
<p><br />
　<br />
　17作「<strong>寅次郎夕焼け小焼け</strong>」と</p>
<p>15作「<strong>寅次郎相合傘</strong>」は傑作。観て損はしないです。</p>
<p>↓</p>
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<br />
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</dl>
<br />
</dd>
</dl>
 
</p>]]></description>  
      <link>http://ameblo.jp/lovelycopy/entry-10862442341.html</link>  
      <pubDate>Fri, 15 Apr 2011 18:15:31 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>地震は宮沢賢治に何を書かせたのだろう</title>  
      <description><![CDATA[<p>
 それは小さなニュースだけれど、<br />見出しが目にとびこんきた。<br />　<br /><a href="http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20110329-754236.html" target="_blank">銀河鉄道の夜再び　釜石線17日ぶり復活（日刊スポーツ3/29）</a><br /><strong>“銀河鉄道”が、岩手の夜に戻ってきた。<br />県内の花巻から釜石を結ぶＪＲ釜石線は<br />２８日、東日本大震災以来、１７日ぶりに<br />花巻－遠野間で運転を再開。</strong>（記事より）<br />　<br /><strong>夜間に走る釜石線は、宇宙旅行をする<br />銀河鉄道を想像させる。</strong>（記事より）<br />ああ、乗ってみたいねぇ。事態が落ち着いたら<br />ぜひ訪ねたいよ。<br />　<br />この釜石線というのは、宮沢賢治の<br />「銀河鉄道の夜」のモデルになった路線だという。<br />そうか、宮沢賢治は岩手県花巻の出身だった。<br />　<br />僕はこの童話が好きで、何度も読んでいる。<br />登場人物をネコにした、ますむらひろし作の<br />マンガ版、それをアニメ化した「銀河鉄道の夜」<br />も好きである。<br /><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20110331/13/lovelycopy/cf/43/j/o0296028911136172847.jpg"><img src="http://stat.ameba.jp/user_images/20110331/13/lovelycopy/cf/43/j/o0296028911136172847.jpg"  alt="$★コピーライターが思わず ！ となったコピー。-ginga" border="0" /></a><br />　<br />複雑なストーリーではないが、読むたびに<br />様々な感じ方ができたり、違った発見がある。<br />童話ではあるが、ＳＦのような哲学のような<br />なかなか捉えにくい、奥の深い内容だと思う。<br />　<br />それなのに惹かれてしまうのは、どこか切ない<br />話とは対照的な銀河空間の旅のファンタジックな<br />描写のせいである。<br />不思議な世界へ引き込む磁力があるため、<br />おかしな言い方をすれば、トリップして<br />しまうのである。<br />　<br />ところで、この話の中で何度か<br />本当の幸せって何だろうと問いかける<br />箇所が出てくる。<br />登場人物のジョバンニやカムパネルラ、<br />乗客がそんなことを言うのである。<br />　<br />彼らは特別何か不幸な状況に置かれている<br />わけではないこともあって、妙に想像力を<br />かきたてられる。<br />なかでも最も印象的な科白はというと…<br />　<br />　<br /><strong>★今回の<img src="http://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" alt="ビックリマーク" />な言葉<strike>コピー</strike>。</strong><br />　<br />　<br /><strong><font color="#FF6600">僕はもうあのさそりのようにほんとうに<br />みんなの幸（さいわい）のためならば<br />僕のからだなんか百ぺん灼（や）いてもかまわない。</font></strong><br />　<br />　<br />主人公のジョバンニが親友カムパネルラにそう言う。<br />銀河の旅の終わりがけの場面に出てくる、強烈な表現だ。<br />実はこの言葉、昔、文庫のCMで宮沢りえさんが朗読する<br />のだが、「銀河鉄道の夜」を読んでいたにも関わらず、<br />それまでこの一節には全く気づかなかった。というか<br />忘れていた。<br />CMから流れてきたおかげで関心を持ったのだ。<br />　<br /><iframe title="YouTube video player" width="480" height="390" src="http://www.youtube.com/embed/g8XQCVgp7X8" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br />　<br />ここに出てくるサソリは、話の中のある<br />エピソードのサソリのこと。旅の途中でジョバンニたちは<br />赤く光る火に出くわす。それはサソリが死んで<br />燃えている火だという。<br />　<br />なぜサソリは燃えたのか。生前、サソリは小さな虫を殺して<br />食べて生きていた。ある時、イタチに食べられそうになる。<br />サソリは逃げる途中、井戸に落ちておぼれてしまった。<br />いたちは井戸の中でこう後悔する。<br />　<br /><font color="#FF6600">「ああ、わたしはいままでいくつのものの命を<br />とったかわからない、そしてその私がこんどいたちに<br />とられようとしたときはあんなに一生けん命にげた。<br />それでもとうとうこんなになってしまった。<br />ああなんにもあてにならない。<br />どうしてわたしはわたしのからだをだまっていたちに<br />呉（く）れてやらなかったろう。<br />そしたらいたちも一日生きのびたろうに。<br />どうか神さま。私の心をごらん下さい。<br />こんなにむなしく命をすてずどうかこの次には<br />まことのみんなの幸のために<br />私のからだをおつかい下さい。」</font><br />（原文引用）<br />　<br />そう言うと、サソリの体は燃えだし<br />いまでも続いているという内容。<br />　<br />さて、自分を百ぺん灼いてもかまわないという、<br />ジョバンニの自己犠牲を思わせる言葉に<br />カムパネルラはこう返す。<br />　<br /><font color="#FF6600">「うん。僕だってそうだ。」カムパネルラの眼には<br />きれいな涙がうかんでいました。<br />「けれどもほんとうのさいわいは一体何だろう。」<br />ジョバンニが云いました。<br />「僕わからない。」カムパネルラがぼんやり云いました。<br />「僕たちしっかりやろうねえ。」ジョバンニが胸いっぱい<br />新らしい力が湧くようにふうと息をしながら云いました。</font><br />（原文引用）<br />　<br />いまこのタイミングで読むと、おのずと<br />今回の地震でわが身を投げうつように<br />親兄弟や友人、隣人、あるいは被災者を<br />救おうとした人々のことを思ってしまう。<br />　<br />そうした気持ちを傍らに置きながら<br />でいいと思うのだが、この機会に<br />本当の幸せとはいったい何だろうねと<br />考えることがいま必要なのではと強く思う。<br />　<br />すでに多くの人が言うように、<br />3月11日以前と以降では、多くのことが変わる。<br />社会制度も暮らしも経済も政治もね。<br />もちろん価値感や心のありようだって。<br />　<br />なかでも幸福感はまるっきり<br />変わるんじゃないかな。<br />後々の話、あの日を境に人生や仕事の<br />価値感が大きく変わったなんて人は<br />多く出るのではないだろうか。<br />　<br />そもそも「幸福」というのは定義しにくいもの。<br />衣食住に困らないという分かりやすい、<br />最大公約数的な意味はあるにせよ、その中味は<br />人それぞれだし、環境や年齢によっても変わる。<br />また、主観と客観では捉え方が大きく違ってくる。<br />それに相対的だ。絶対的な幸福というのは<br />定義するのは難しい。<br />　<br />それでもちょっと前までは、トルストイが<br />「<strong>すべての幸福な家庭は、互いに似かよっているが、<br />不幸な家庭はどれもが、それぞれの流儀で不幸である</strong>」<br />と「アンナカレニーナ」の中で書いたように<br />幸福のプロトタイプはあったと思う。<br />（昭和の広告やCMを見るとそれがよく分かる）<br />　<br />けれども、今回のことによって<br />信じられる確かものと、もはや信じられなく<br />なったものリストが大きく変わったのでは<br />ないだろうか。それにともない<br />これからは幸福のイメージも、またそれぞれの<br />流儀によって違ったものになるのではと思う。<br />　<br />この先、自分や国の未来がどうなるのか<br />明るいのかそうでないのかは見当がつかない。<br />それでも、自分にとって、コミュニティにとって<br />日本にとって、本当の幸いとは？を考えなくては<br />いけないように感じる。<br />つまるところ、傍観者ではいられなくなる<br />ということ。どうだろう？<br />　<br />（冒頭の新聞記事より再び）<br /><strong>賢治が生まれた１８９６年（明２９）には、明治三陸地震と<br />陸羽地震が発生。岩手県と秋田県に多くの被害をもたらした。<br />亡くなった１９３３年（昭８）にも、三陸沖地震が起きた。<br />賢治は裕福な家庭に生まれながらも、地震被害にあった<br />貧しい人たちの悲惨な姿を見て育った。天候や気候に気を配り、<br />農業指導に力を注いだのは、地震の体験によるものだとされる。</strong><br />　<br />この記事から察すると、賢治は本当の幸福とは何かを<br />真摯に問いつづけながら童話を書いたのであろう。<br />しかし「銀河鉄道の夜」でもその答えを見つけることが<br />できなかった。<br />　<br />それゆえに、この作品が永遠の未完成と言われる<br />のも分かる。それなのに多くの人々に好かれるのは<br />「銀河鉄道999」の影響ではなく、<br />やはり幸せとは何かを考えることの大切さを<br />読んだものが感じることができるからではないかな。<br />　<br />ともかく確かなのは、<br />すべてが変わるだろう、3.11以降の<br />世界の中で生きていかなくては<br />いけないということ。<br />　<br />ジョバンニの言葉を借りるなら、<br />「<strong>僕たちしっかりやろうねえ。</strong>」って<br />気持ちを持って歩くしかないようだ。<br />　<br />　<br />■アニメ「銀河鉄道の夜」<br />予告編<br /><iframe title="YouTube video player" width="480" height="390" src="http://www.youtube.com/embed/RyOJx_ILaYo" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br />　<br /><a 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</p>]]></description>  
      <link>http://ameblo.jp/lovelycopy/entry-10846848186.html</link>  
      <pubDate>Thu, 31 Mar 2011 12:57:16 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>冷静にふるまうための３つのルール</title>  
      <description><![CDATA[<p>
 <p>ここ2，3日、被災者以外の人々の<br />
心の荒み具合が気になっている。<br />
　<br />
地震直後からテレビやネット、ツイッターで<br />
情報収集していた。特に最初の二日間、<br />
ツイッターでの情報提供や呼びかけは<br />
それはもう見事な連携であった。<br />
心底すごいと感動した。<br />
　<br />
ところが、3日目あたりからツイッター上で<br />
発信者に対して、そしったり、あげあしを<br />
とるような発言が目立ってきた。<br />
売り言葉に買い言葉、そしられた方も<br />
やりかえすから、言葉もきつくなってくる。<br />
普段なら気にならない物言いでも<br />
突っかかってしまう。<br />
　<br />
せっかくいい情報を提供してくれた方が<br />
途方にくれたり、傷ついているのを見た。<br />
双方とも悪気はないどころか、良かれと<br />
思って言っているのは分かる。<br />
　<br />
無理もない、メディアを通じて<br />
いろいろな情報が次々と入ってくるのだ。<br />
悲痛なこと、元気が出るような話が<br />
ランダムに飛び込んでくる。</p>
<p>　</p>
<p>情報を受け止める方は、いっぺんに<br />
喜怒哀楽が大きなふり幅でゆらぎ<br />
感情のコントロールが難しくなってくる。<br />
その結果、過剰反応や感情の高ぶりが起きて<br />
冷静に考えることができない。<br />
だから、目につくものに八つ当たりしてしまう。<br />
　<br />
僕もあやうくそうなりかけた。ただでさえ<br />
気が小さいのに、ものすごい量の他者の感情を<br />
まともに受け止めてしまい、「何かしないと！」<br />
「何ができるか！」と気が早ってしまい、落ち着かず<br />
浮足立ってしまっている自分に気づいたのだ。<br />
　<br />
これはまずいと思って、いったんテレビや<br />
ネットから離れた。気持ちをクールダウンさせ<br />
平常心にもどろうと努めた。<br />
昔、世界チャンピオンになった日本人ボクサーの<br />
言葉を思い出す。<br />
「カッとなりそうになったらまず深呼吸を3回して<br />
心を落ち着かせます」<br />
　<br />
マーク・トウェインだって「頭に来た時は百まで数えよ」<br />
と言っていたではないか。<br />
だから深呼吸して気持ちを整え、必要な情報だけを<br />
取ることにした。<br />
当分、混沌とした状況は続く。そこで自分が冷静で<br />
いられるよういくつかルールをきめることにした。<br />
　<br />
<strong>一つめ、平常心を保つこと。<br />
</strong>感情の揺れが激しいと思考も言動も感情任せに<br />
なってしまい、自分や他者を傷つけてしまう。<br />
平常心を保つためにテレビやネットで前のめりに<br />
なって情報収集しない。感情がバランスを<br />
欠きそうになったら情報を遮断する。いざと<br />
いうときに冷静に行動できるようにしておく。<br />
　<br />
<strong>2つめは　寛容になること。<br />
</strong>内田樹さんのブログ＜<a href="http://blog.tatsuru.com/2011/03/13_1020.php" target="_blank">未曾有の災害の時に</a>
 ＞を<br />
参考にさせてもらった。いまは誰も責めずそしらない。</p>
<p>たしかに政府や東京電力、メディアの対応をみると</p>
<p>腹立たしくなることがある。<br />
しかし、いま十分でないにせよ、それぞれが最善を</p>
<p>尽くしている。<br />
　<br />
マスゴミ呼ばわりされているテレビだって、<br />
CMを流さず広告費収入をすっ飛ばして報道に努めている。<br />
至らなかったことは後で検証してただせばいい。</p>
<p>いま文句や不満を堂々と叫んでいいのは、</p>
<p>被災地の人たちだけ。<br />
　<br />
ツイッターでも他者の発言にかみつかない。<br />
不謹慎だ、自粛だと突っかかっている人もいるが、<br />
思いは同じのはず。立ち向かう先は<br />
他人のツイートではない。寒さや飢えに怯えながら<br />
助けを求める被災者のことを想像しよう。<br />
相手にするべきは彼らが直面している困難である。<br />
　<br />
また、感情に言葉をのせない。感情が高ぶって<br />
いるからといって八つ当たりしない。<br />
　<br />
たしかに東京で買い占めに走る人たちには</p>
<p>呆れる。恥を知れと言ってやりたい。<br />
しかし、官房長官やツイッター上でも</p>
<p>いろんな方々が「ストップ、買い占め」を</p>
<p>呼びかけている。事態の収拾を期待したい。<br />
　</p>
<p>それに彼らとて普通の人々である。<br />
買い占める人を引きずり出して吊るし上げても<br />
気分が悪いだけだ。</p>
<p>　</p>
<p>買い占めた人の中には、いまごろ冷静になって</p>
<p>悔やんでいたり、自分を責めている人もいるだろう。</p>
<p>いま彼らを追いつめてなんになる？<br />
　<br />
<strong>3つ目は、いまとこれから自分が何をすべきか考える。<br />
</strong>東京にいる身としては、いまは節電に努めること、<br />
義援金に協力する、役立つ情報があればツイートする<br />
ことくらいしか貢献できない。<br />
あとは、普段通り仕事をして過ごす。<br />
　<br />
被災地の復興には時間がかかるし、次々と新しい<br />
克服すべき課題が出てくる。そういう状況に<br />
対して、この先自分が寄与できることを探る。<br />
そのためのアイデアを考えたり、力を蓄えておく。<br />
無理せずに自分ができることをやる。<br />
　<br />
以上の3点をこの状況における<strong>自分の行動指針</strong>としたい。<br />
さらに色々な情報が飛び交って何を信じればいいか<br />
分からないこともあるが、自分の直観にしたがうことにする。<br />
　<br />
それぞれ置かれている状況によって変わると<br />
思うけれど、できればこの状況下での<br />
自分のルールを決めた方がいいと思うよ。<br />
・<br />
最後に藤原新也さんの言葉（<a href="http://www.fujiwarashinya.com/talk/index.php?mode=cal_view&amp;no=20110314" target="_blank">ShinyaTalk3/15</a>
 ）を<br />
お借りて、自分ががなすべきことの基本姿勢を伝えたい。</p>
<p>　<br />
被災地の映像に向かって手を合わせるのもいい。<br />
ツイッター上で祈りの言葉をつぶやくのもいい。<br />
普段より節電を心がけるというのもいい。<br />
コンビニに商品が入荷したら後の人のことを考えて<br />
商品をなるべく残して行くのもいいだろう。<br />
現地に赴いて木切れひとつも片付けるのもいい。<br />
募金箱にコインを入れるのもいい。<br />
献血をしたいと言った人がいたがそれもいいだろう。<br />
　<br />
そういったささやかな行為がこのあまりにも<br />
甚大な絶望状況を救うとは言えない。</p>
<p>　</p>
<p>だが<strong>過剰なレスキューファンタシーに陥ることなく、<br />
そして無力な自分を責めることなく、<br />
ひとりひとりが冷静に身の丈に合った何かを<br />
「する」ことこそが大事</strong>なのである。<br />
　</p>
<p>　<br />
次回からはいつもの感じに戻ります（予定）。</p>
<p><br />
<a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20110317/16/lovelycopy/b0/d4/j/o0525018811111381878.jpg"><img alt="★コピーライターが思わず ！ となったコピー。-torasan02" src="http://stat.ameba.jp/user_images/20110317/16/lovelycopy/b0/d4/j/o0525018811111381878.jpg" border="0" complete="true" complete="true" /></a>
 <br />
<br />
<br />
<a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20110317/15/lovelycopy/ed/e9/j/o0750026811111362872.jpg"></a>
<br />
<a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20110317/15/lovelycopy/ed/e9/j/o0750026811111362872.jpg"></a>
<br />
<br />
</p>
 
</p>]]></description>  
      <link>http://ameblo.jp/lovelycopy/entry-10833247933.html</link>  
      <pubDate>Thu, 17 Mar 2011 15:57:36 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>そんな脅しで言いなりになるとでも？</title>  
      <description><![CDATA[<p>
 <p>日本はもうダメ、崩壊している、危機的状況だ、<br />
お先真っ暗…振り返ると、たぶん90年代半ば<br />
あたりから、僕たちは「日本ダメ論」を刷り込まれ<br />
きているが、うんざりすることに</p>
<p>それはいまだに続いている。<br />
　<br />
刷り込みの張本人は誰かというと、大半は<br />
マスメディアである。<br />
あんた、そんなネガティブなことばかり言い続けて、<br />
自分たちでイヤにならないの？と思いもするが、<br />
危機感や不安を煽らないと、視聴率も上がらないし<br />
雑誌や新聞も売れないのだろう。<br />
　<br />
もっともメディアだってこの先、影響力も収益も<br />
どんどん小さくなっていくようだが、そこのところは<br />
見て見ぬふり。関心があるのはよその家だけ。<br />
自分の家が燃えているにもかかわらず、他の家の<br />
火事のことばかりを叫んでいる。まるでギャグである。<br />
　<br />
たまに日本は素晴らしいと絶賛するが、</p>
<p>それはスポーツや芸術で優勝や受賞といった結果が</p>
<p>出た時くらい。結局、日本っていいねと言っているのは<br />
外国の人ばかり。<br />
　<br />
とにかく20年近く、僕たちは大げさな<br />
「日本ダメ論」にいつも不安にさらされ、<br />
いつのまにか自信を失ってきた。<br />
今の若者は、夢がない、元気がない、低リスク、<br />
超安定を望んでばかりと大人は非難するけれど、<br />
彼らは小さなころから「日本はダメな国」という<br />
空気が蔓延していた時代に、多感な時期をすごして<br />
きたのだ。ノーフューチャーなのにどうして夢が持てる？<br />
　<br />
「オマエはダメな子だ」と言われて<br />
育てられた子どもが大人になったからといって<br />
急に自信や勇気が持てるはずもなく、<br />
そりゃあ、安定志向になるだろうよ。</p>
<p>　<br />
そうさせてきたメディアも含めて大人は<br />
どのくらいそのことを自覚しているのかな。<br />
　<br />
希望を示すのが大人の努めでもあるのに、<br />
大人たちさえも自らがまいた、「日本ダメ論」に<br />
からめとられてしまっている。そんな感がする。<br />
そう、きっと「日本ダメ論」キャンペーンは<br />
効きすぎたのだ。<br />
　<br />
本来なら、それによって打開なり、問題解決へと<br />
向かうことを期待したのだろうが、勇気より<br />
不安や怯えの方が上回ってしまって、すっかり<br />
気持ちを委縮させてしまったのではないか。<br />
　<br />
そして蔓延したのは、あきらめと後ろ向きの</p>
<p>マインドセット。そうならば、なんと罪なことを</p>
<p>してくれたものだ。<br />
人を不安に陥れて、行動をうながすようなマネは<br />
広告だけでたくさんだというのに。<br />
　<br />
　<br />
<strong>★今回の<img width="16" height="16" alt="ビックリマーク" src="http://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" complete="true" />なコピー。<br />
</strong>　<br />
　<br />
<strong><font color="#9933cc">待つ時間は長い。<br />
それが不安な時間なら、なおさらだ。<br />
</font></strong>　<br />
　<br />
ソニー損保の自動車保険の広告より。<br />
訴求の中心になっているのは、スピーディーな<br />
事故対応。迅速に対応することで、不安にさせない<br />
＝安心してもらうというのが一番伝えたいこと。<br />
　<br />
こうした商品がないために被る不便や</p>
<p>不安をクローズアップするというのは</p>
<p>広告表現のセオリーだ。</p>
<p>　<br />
その場合、困った状況、あるいはその時の気持ちを、<br />
ユーザーのダイアローグ（一人称）、あるいは<br />
第三者（三人称）で語ることが多い。<br />
　<br />
またイメージしやすいよう、あるいは注目させる<br />
ためにビジュアルでそれを補完することも多い。<br />
それも、思い切りデフォルメして。<br />
　<br />
このコピーは、第三者視点で困った状況</p>
<p>を表している。<br />
第三者視点といっても、ユーザーの立場に</p>
<p>たった表現である。</p>
<p>　<br />
くわえて、時間を待つのが長く感じられることを<br />
不安な時間ならなおさらだと、さらに強調して<br />
不安感のイメージを増強している。いいさじ加減だ。<br />
うん、神は細部に宿るのだ。<br />
　<br />
ところで不安のイメージを最大化して恐怖に<br />
高めるといったアプローチは、それなりに効果が<br />
ある。心理学のテストでも証明されている。<br />
そりゃそうだよね。不安をあおられて、これが<br />
あればOKと商品を出されると欲しいと思うわな。<br />
　<br />
しかし、あまり恐怖を強調すると購買意欲は<br />
マイナスになることがあるという。<br />
恐怖度の高い広告と低い広告を見てもらって、<br />
購買意欲の持続性を実験したところ、恐怖度の<br />
高い広告の場合、見た直後は意欲は高まるが<br />
時間がたつとすぐに消えてしまったという。<br />
　<br />
その理由は、あまり怖いとそれが苦痛になって<br />
早く忘れたいという気持ちが働くためらしい。<br />
反対に恐怖度の低い方が記憶の持続は<br />
長かったとのこと。<br />
　<br />
つまり、恐怖で煽るのは効果的ではあるが、<br />
イメージの増幅レベルのさじ加減が大切だ<br />
ということだね。<br />
　<br />
たとえばこのハンドジェルの広告。<br />
（<a href="http://gigazine.net/news/20101215_what_you_really_touch/" target="_blank">つり革や公衆電話に触るのが怖くなりそう、<br />
ショッキングな除菌ジェルの広告</a>
）<br />
</p>
<p><br />
<a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20110224/00/lovelycopy/b5/9b/j/o0400026711070689629.jpg"><img alt="★コピーライターが思わず ！ となったコピー。-doornob" src="http://stat.ameba.jp/user_images/20110224/00/lovelycopy/b5/9b/j/o0400026711070689629.jpg" border="0" complete="true" /></a>
<br />
<br />
<a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20110224/00/lovelycopy/b5/9b/j/o0400026711070689629.jpg"></a>
<br />
<a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20110224/00/lovelycopy/18/48/j/o0400026711070689630.jpg"><img alt="★コピーライターが思わず ！ となったコピー。-phonebooth" src="http://stat.ameba.jp/user_images/20110224/00/lovelycopy/18/48/j/o0400026711070689630.jpg" border="0" complete="true" /></a>
<br />
　</p>
<p>思い切り恐怖のアプローチである。なんだか怖いよ。<br />
ホラー映画のポスターのようでやりすぎ。<br />
恐怖の方が強すぎて、ハンドジェルが欲しい<br />
というよりも、もう外では何も手に触れ<br />
たくないという気になってしまう。<br />
そんな別の問題を起こしそうだ。<br />
さすが、えぐいホラー映画の多いタイである。<br />
　</p>
<p>恐怖や不安はマイルドに。<br />
こちらはイケアの広告。<br />
（<a href="http://news.livedoor.com/article/detail/4910805/" target="_blank">イケアのイカす「気持ちが分かる」広告</a>
）<br />
</p>
<p><br />
<a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20110224/00/lovelycopy/4a/f9/j/o0412029111070698939.jpg"><img alt="★コピーライターが思わず ！ となったコピー。-ikea01" src="http://stat.ameba.jp/user_images/20110224/00/lovelycopy/4a/f9/j/o0412029111070698939.jpg" border="0" complete="true" /></a>
<br />
　</p>
<p><br />
<a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20110224/00/lovelycopy/0e/7b/j/o0412029011070698938.jpg"><img alt="★コピーライターが思わず ！ となったコピー。-ikea02" src="http://stat.ameba.jp/user_images/20110224/00/lovelycopy/0e/7b/j/o0412029011070698938.jpg" border="0" complete="true" /></a>
<br />
　　</p>
<p>自分で組み立てるのも大変だね！という</p>
<p>困った状況を面白おかしく表している。<br />
それもわざわざ家具でSHIT（くそっ！）とか</p>
<p>oops（やっちまった！）文字まで作って、</p>
<p>ユーザーの気持ちを表現している。</p>
<p>（Fuckだったら、イケアのイメージもガタ落ちかも）</p>
<p>　<br />
このアプローチも、こうなると大変（商品が</p>
<p>ないことで被るデメリット）だから、</p>
<p>心配な人は組み立てサービスもあるよ</p>
<p>と言いたいのである。</p>
<p>　<br />
恐怖とまではいかないが、不安をユニークに</p>
<p>デフォルメ、この程度の方が共感しやすく、ちょうど<br />
いい按配なのかもしれない。</p>
<p>　</p>
<p>ビビらせる時は、笑顔で脅す。そんなやさしさ？と</p>
<p>注意深さが必要なんだ。</p>
 
</p>]]></description>  
      <link>http://ameblo.jp/lovelycopy/entry-10811240628.html</link>  
      <pubDate>Wed, 23 Feb 2011 23:54:57 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>ヒラメキは光を受けて、キラメキとなる</title>  
      <description><![CDATA[<p>
 一方を聞いて沙汰するな。<br />ものごとを判断するときは、<br />ひとつの意見や考えだけでなく、<br />異なる意見にも耳を傾けよ<br />ということ。<br />沙汰というのは物事の是非を論じ<br />定めるという意味。<br />大河ドラマ「篤姫」でよく使われていた。<br />　<br />まだ薩摩分家の姫であった篤姫は、<br />母親にこの言葉を教えてもらう。<br />以降、これは篤姫の行動指針の<br />ひとつとなる。<br />　<br />大奥に入っても、自分の周りの意見<br />だけで決めることなく、意見が異なる者や<br />対立する相手など両方の話を聞いて<br />判断したり、納得するシーンが何度が<br />出てくるが、そのたびに篤姫の口から<br />この言葉が出てくる。<br />　<br />言葉の意味するところは、なんら特別な<br />ことではない。でも、考えてみると<br />僕たちはどちらかというと一方を聞いて<br />沙汰している方が多い気がする。<br />世の中だってそう。テレビや新聞の報道を<br />みてみると、一方の考えでしか語っていない<br />ように思えるケースも少なくない。<br />　<br />攻撃された方はテロだといい、<br />攻撃した方はレジスタンスだという。<br />どのような立ち位置や考えから<br />捉えるかで物事の見方は大きく変わる。<br />　<br />物事は多角的に見よ、複眼的に見よ。<br />あるいは、時には鳥のように俯瞰で見たり、<br />虫のように地べたを這い、接近して見るのが<br />大切だ。<br />異なった視点や距離から見れば、それぞれ<br />違った見え方や新しい発見がある…と<br />さんざんそんなことを言われてきた。<br />　<br />もちろん分かってはいる。けれど<br />すべての情報をそのように見たり、<br />精査するのは無理だ。<br />能力もあるが、だいいち面倒。<br />便利な環境に浸かり続けていると、<br />ささいなことさえ労力を惜しんでしまう。<br />考えることさえ億劫になってしまった。<br />なんたるざまだ。<br />　<br />だから、広告のコピーでさえも<br />思考をサポートしていかないと<br />いけなくなっちゃったのだ。<br />　<br />というのはウソですが、価値は<br />分かりやすく、そしてスピーディに<br />伝えたい。だから次のような表現が<br />生まれるわけで…<br />　<br />　<br /><strong>★今回の<img src="http://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" alt="ビックリマーク" />なコピー。</strong><br />　<br />　<br /><strong><font color="#FF6600">狙いが、正確であるっていうことは、<br />余分な資源を使わないっていうことです。</font></strong><br />　<br />　<br /><strong><font color="#006666">パワーロスがない。つまり、タイムロスがない。</font></strong><br />　<br />　<br />ひとつめはエプソンのプリンタ技術、ふたつめは<br />フォルクスワーゲンのゴルフの広告より。<br />どちらも4年前くらいでやや古いのだが、<br />アプローチが似ているので並べてみた。<br />　<br />どちらも機能、性能を伝えて、続けてそれを<br />使う側にとってのメリットに変換している点。<br />つまり～、すなわち～という流れの構成。<br />コピーに限ったことでなく、文章であれ<br />口頭であれ、何かを人に説明するときの<br />コツである。<br />　<br />ゴルフのケースはストレートで分かりやすい。<br />エプソンのコピーは説明するとこういうこと。<br />この技術はねらったところにピンポイントに<br />インクを打ち出すメカニズムなので、<br />インクの無駄打ちがない。<br />それをエコ（省資源・省エネルギー）の視点<br />から語っているわけ。<br />　<br />もともとエコを目的に開発された機能では<br />ないらしいのだが、当時のエコブームという<br />状況のもと、新しい価値として訴求している。<br />　<br />このように、従来からあった機能や特徴が、<br />トレンドや世の中のニーズという視点から<br />捉えることで、新たな価値が生まれるは<br />よくあること。<br />　<br />ポリフェノールを思い出してほしい。<br />もともとあった成分が健康ブームで<br />脚光を浴びた。ココアやチョコやワインまでも<br />健康と言う視点のおかげで、カラダに良い食品<br />という新しい価値を持つことができたのだ。<br />　<br />モノに光を当てると、当てる角度や位置に<br />よって見え方は異なるし、映し出される<br />影のかたちは違ってくる。<br />ものごとは一方だけでなく、少なくとも<br />二、三方向から見ないと、実像というのは<br />なかなかわからないと思う。<br />思考停止にならないためにも、<br />多角的に見る、考えることは大事なんだね。<br />　<br />光を当てる位置や角度というのは、<br />アイデアの発想のスタートライン<br />にもなるから、いろいろ試してみるといいよ。<br />思わぬ発見と出会うことだってある。<br />下のように逆さまにするだけで、<a href="http://rocketnews24.com/?p=67475" target="_blank">怖い顔した雄牛が<br />読書するロボットになる</a>わけだし。<br /><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20110215/19/lovelycopy/52/9d/j/o0680031011051780097.jpg"><img src="http://stat.ameba.jp/user_images/20110215/19/lovelycopy/52/9d/j/t02200100_0680031011051780097.jpg"  alt="$★コピーライターが思わず ！ となったコピー。-bullrobo" width="220" height="100" border="0" /></a><br />　<br />じゃあ、その立ち位置や角度はどう決めれば<br />いいの？という話になる。<br />そうだね、フリスクを食べてみれば<br />いいよ、というのは冗談だが、<br />Hello,Ideaをテーマに宣伝展開している<br />同社のアドバイスを参考にしてみよう。<br />　<br /><a href="http://www.frisk.jp/index.html" target="_blank">トップ画面のサムネール</a>をクリックすると、<br />８つのヒントが現れる。<br />たとえば「視点を変えてみる」とかね。<br /><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20110215/19/lovelycopy/c7/ed/j/o0368020911051780096.jpg"><img src="http://stat.ameba.jp/user_images/20110215/19/lovelycopy/c7/ed/j/o0368020911051780096.jpg"  alt="$★コピーライターが思わず ！ となったコピー。-frisk" border="0" /></a><br />　<br />もちろん、ＣＭも参考になるかも。<br />その１アイデアはどこで生まれる？<br />僕は、歩いている時など移動中か風呂で<br />ひらめくことが多い。<br /><iframe title="YouTube video player" width="480" height="390" src="http://www.youtube.com/embed/6faNFxVtJlM" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br />・<br />その２状況や必要性によって価値もかわるぞ。<br />たとえばペンがヘアピンにとか。<br />常識にとらわれず、目的にこだわるのだ。<br /><iframe title="YouTube video player" width="480" height="390" src="http://www.youtube.com/embed/4hQJo3OtOWw" frameborder="0" allowfullscreen></iframe><br />　<br />いずれにしても、まず先入観や思い込み、<br />を捨てることが大切だね。<br />常識だけで沙汰するなと言うこと。<br />　<br />ただし、ひらめきはコントロールできない。<br />アイデアの女神はどうも気まぐれらしい。<br />やっかいなことに必要な時にはなかなか<br />降りてこない。<br />　<br />そのくせ突然の腹痛のようにいきなり<br />降りてくるのだ。<br />たとえタイミングを逸しても、そんな<br />ものだとくよくよしないこと。<br />考え抜くことを怠らなければ<br />アイデアの女神は裏切らないようだし。<br /><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20110215/19/lovelycopy/6e/1c/j/o0411033811051814824.jpg"><img src="http://stat.ameba.jp/user_images/20110215/19/lovelycopy/6e/1c/j/o0411033811051814824.jpg"  alt="$★コピーライターが思わず ！ となったコピー。-frisk2" border="0" /></a><br />
 
</p>]]></description>  
      <link>http://ameblo.jp/lovelycopy/entry-10802333336.html</link>  
      <pubDate>Tue, 15 Feb 2011 19:23:05 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>人間だもの、マイケルは正しかった</title>  
      <description><![CDATA[<p>
 読みにくいフォントの方が記憶に残りやすい。<br />そんな<a href="http://gigazine.net/news/20110115_harder_to_read_easier_to_retain/" target="_blank">実験結果が出た</a>そうで。<br />読みやすいフォントと読みにくいフォントで<br />ある情報を読んでもらい、その後テストをしたところ<br />読みにくいフォントで読んだグループの方が<br />正答率がよかったとのこと。<br />　<br />読みにくいゆえに注意を払って読むので<br />その分、頭に入ったのではないかという<br />ことらしい。<br />　<br />以前、似たような話を聞いたことがある。<br />軽く脳を混乱させるときちんと<br />理解しようとして、真剣に<br />読んだり見ようとするらしい。<br />　<br />たとえば、（この文中のように）<br />文章で別に重要な箇<u>所でもない</u>、<br />適当なところにアン<u>ダーライン</u>を引くと<br /><u>読み手はワ</u>ケが分からないので、じっくり<br />何度も読もうとする。（アンダーライン箇所は<br />重要だという先入観を逆手にとるのかな？）<br />　<br />同じようにある部分だけ、フォントや大きさ、<br />カラーを変えたりする方法もある。<br />他にもわざと逆さまにしたり、右から左に<br />ヨコ書きしたりとかね。<br />注意を引くだけでなく、一度に理解させようと<br />するわけだ。<br />　<br />ただし、こうした奇策はデザインやレイアウトの<br />バランスの崩し方に絶妙なさじ加減が必要だし、<br />下手をすると、ただの読みにくい、見にくい<br />ものになるのであまりやらないようだ。<br />紙一重ということだね。<br />　<br />脳を混乱させるというのは、<br />脳はあいまいな状況が好きではない<br />という特徴を活かすやり方だとか。<br />　<br />あいまいゆえに正確に理解しよう<br />とする。そんなメカニズムを利用する<br />アプローチなのだろう。<br />すらすら読めるとか、見やすいのが<br />必ずしも、十分な理解につながるわけ<br />でないということ。<br />　<br />以前、グローバル展開している企業が、<br />広告で展開先（ベトナムだったかな？）の<br />言語で書かれたコピーを使っていたが、<br />これを目にした時も、???と反応して<br />思わずじっくり読もうとしたのを<br />思い出した。<br />　<br />また、イケアが初めて日本に出店した<br />ときも、その告知とあいさつを載せた広告の<br />コピーはたしか、スウェーデン語だったと思う。<br />これまた、む?む?む?と反応したものである。<br />　<br />関連しているかどうかは分からないが、<br />本当に大事なことは小さな声で言えという。<br />ひと言も聞き逃さないという態度で聞いて<br />くれるからとか。<br />そういえば討論番組で姜尚中（カン・サンジュン）<br />さんが、低い声で囁くように話すと、<br />場が静まりかえって、みな耳を傾けているよね。<br />　<br />以前、大きなスペースに、わざと<br />キャッチコピーを小さくした広告を<br />みたことがあるが、<br />同じようなねらいなんだろう。<br />大きな文字では書けませんが…<br />なんてコピーだったと思う。<br />　<br />直筆や手書き文字も同じことが<br />考えられる。<br />見た目が不格好であったり不揃いでも、<br />いかにも人がやりましたという<br />感じがするものには、なぜか反応して<br />しまう。どうしてか。<br />心が伝わるような気がするから？<br />　<br />本当の理由は分からない。<br />でも、今では当たり前になったが、<br />店頭のPOPも手書きの方が読まれるなんて<br />言われて、昔はわざと手書きのような<br />デザインやフォントを使って、ハンドメイド感を<br />わざわざ印刷で作っていたこともある。<br />　<br />ダイレクトメールの宛名も手書きの方が<br />開封されやすいと言われる。<br />これは実際に試したので本当。これも<br />パーソナルな手紙に見せるとというのが狙い。<br />いかにもダイレクトメール然としたものは、<br />はなから捨てられるからである。<br />　<br />そこまでやると、キツネとタヌキの化かしあい<br />のようになってくるが、次のような真っ向勝負<br />というときは、人は人らしくありたいもの<br />なんだろうか。<br />　<br />　<br /><strong>★今回の<img src="http://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" alt="ビックリマーク" />なコピー。</strong><br />　<br />　<br /><strong><font color="#6666CC">本当に大切なことを伝えたいとき、<br />人は、書くのかもしれません。</font></strong><br />　<br />　<br />筆記具メーカー、パイロットの広告。<br />特定の商品についてではなく、企業の<br />メッセージを伝えるのが目的。<br />大切なことを大切な人に伝えたいとき、<br />ペンはあなたのそばにいますよというのが<br />伝えたいテーマ。<br />　<br />それを花嫁が父に書いた手紙という<br />モチーフのもとつづられる。<br />だから、ボディコピーが、<br />「<strong>手紙を読む声が、涙で滲む。結婚式の<br />クライマックス。花嫁の手紙。</strong>」からはじまる。<br />脚本のト書きのような文章だね。<br />　<br />このような物語を感じさせる表現は、読み手を<br />すぐに引き込む。つまり読ませるテクニックでもある。<br />別に物語にしなくても応用することができる。<br />　<br />たとえば、ある場面（例／商品がないことで困って<br />いる状況）の描写からはじめて、商品の必要性を<br />語ってもいい。目に浮かぶように描写<br />するのだ。（ビジュアルで表現してる場合は、<br />その必要はないよ）<br />　<br />それよりも、なぜパソコンではなく、わざわざ<br />ペンで書くのか。なぜ直筆の方が気持ちが<br />伝わる気がするのか。そのことを考え抜いたり、<br />深堀りしないと上のようなキャッチコピーは<br />なかなか出てこない。<br />　<br />なぜ？どうして？を問いかけながら、<br />真理や気づきを探すのは、とても頭を使うが<br />大切。うまいコピーも哲学者や科学者の<br />ように考えないといけないということ。<br />　<br />しかし、同じことを書いても<br />なぜ手書きとか直筆のほうが<br />うれしかったり、気持ちが入って<br />いる気がするのかねぇ。<br />うっすらとそんなことを<br />考えていたら、興味深い話に出会った。<br />　<br />「<strong>人間は人間らしいものにひかれる</strong>」<br />という仮説をもとにした研究がなされている。<br />アンドロイド研究で知られる大阪大学の<br />石黒教授は、人間を模したヒューマノイド<br />ロボットの姿が，どこまで人間に近づくべきか，<br />ロボットの見かけと動作がどのような関係を<br />持つのかといったテーマを研究しておられる。<br />（詳細は<a href="http://www.is.sys.es.osaka-u.ac.jp/research/0007/index.ja.html" target="_blank">石黒研究室のWEBサイト</a>を読んでね）<br />　<br />実験によれば、ロボットの見かけや動作が<br />人間に近づいていくと、親密度は増加していくが、<br />ある時点で新密度は急降下するという。<br />　<br />どうやら表情やしぐさ、感情表現といった人間らしい<br />細やかな動きがないと、いくら見かけが人間そっくり<br />でも無表情・無感情（たとえばゾンビみたいな）に<br />感じて、不気味に思ったりするようだ。<br />それで親密度が落ちるらしい。<br />　<br />そうしたメカニズムを解明しながら、人は人の<br />どこにらしさを感じるのかを探っている。<br />僕が気になったのは「人は人らしいものにひかれる」<br />ということ。<br />だから、手書きや手作りといった、どこか<br />（たとえば不格好であったり）人の匂いのするものに<br />親しみを感じてしまうのではないのかと。<br />　<br />こんな話もある。WEBユーザビリティの視線追跡調査<br />によると、ネットのディスプレイ広告、バナー広告では<br />ビジュアルに人の顔や人体の部位を使ったものが<br />よく注目されているという。<br />これも、人間らしいものに反応したのではないか。<br />　<br />こういうふうに見つめられると、たしかに無視できない。<br />↓<br /><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20110204/12/lovelycopy/9a/e2/j/o0297025011025667548.jpg"><img src="http://stat.ameba.jp/user_images/20110204/12/lovelycopy/9a/e2/j/t02200185_0297025011025667548.jpg"  alt="$★コピーライターが思わず ！ となったコピー。-chaild" width="220" height="185" border="0" /></a><br />　<br />健康食品は顔を使っているのは多い。<br /><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20110204/12/lovelycopy/b8/85/j/o0299015811025667547.jpg"><img src="http://stat.ameba.jp/user_images/20110204/12/lovelycopy/b8/85/j/o0299015811025667547.jpg"  alt="$★コピーライターが思わず ！ となったコピー。-suntory" border="0" /></a><br />　<br />以前、人の顔のビジュアルはクリック率がよく<br />なるということをWEBディレクターから聞いた<br />ことがあるのだが、やはり「人間らしさ」が<br />カギだったのか。<br />　<br />昔、広告のビジュアルやパンフレットの表紙<br />には、人や動物など目のあるビジュアルを使うと<br />見てもらえる、捨てられないという「本当かいな？」<br />という話を聞いたものだが、案外とそうかもしれない。<br />　<br />これらのことは推測にすぎない。けれども<br />「人は人らしさにひかれる」という文脈で考えると<br />いずれも腑に落ちるんだね。<br />　<br />もちろん、見た目以外にも人間らしさを感じさせる<br />ものはある。手書き文字もそうだけど、<br />画一でない、均質でない、不完全や不安定といった<br />状態になぜか人の手や意思、あるいはメッセージを<br />感じてしまう。それもちょっと不思議だ。<br />　<br />建築家の安藤忠雄さんも面白いことを言っていた。<br />マンハッタンについて、こんな風に語ったいた。<br />「碁盤の目状の道路が区切る2028個のブロック。<br />そのシンプルかつ抽象的な基礎構造を<br />切り裂くように走るブロードウェイ。<br /><strong>たった1本の斜線が生む不調和が、人工の<br />都市に人間的な膨らみと奥行きを与えています</strong>」<br />　<br />不調和を人間的な膨らみと言っているのは<br />興味深い。それは具体的にどのような<br />イメージなのかは少々分かりづらいが、<br />画一化されたものを崩すことに、人間らしさを<br />見出しているのは、手書きに人肌を感じることと<br />通じる気がする。<br />　<br />ともかく、人は人らしいものやイメージに<br />反応するのは確かのようである。<br />でも、なぜ人らしさにひかれるのか、<br />その理由についてはさまざまな仮説があるのだろう。<br />　<br />人は太古から恐れと不安を抱えて他者とつながりたいと<br />本能で感じていたからとか、大脳辺縁系がどうしたとかね。<br />もうこうなると、脳科学とか神経科学とか進化心理学の<br />領域の話になってくるので、僕にはさっぱり想像が<br />つかないのだが、あるいはすでに解明されているかも<br />しれないので、ご存知の方はぜひ教えてくださいませ。<br />　<br />ま、分からなくてもそれはそれでいい。<br />人間だもの、だから人間的なものにひかれるの。<br />それってヒューマンネイチャーみたいなものじゃない？<br />ということにしときます。<br />　<br /><strong>If they say <br />Why, why, tell 'em that is human nature</strong><br />（Human Nature／Michael Jackson）<br />　<br />♪もし、どうして、どうしてと訊かれたら、<br />それが人間の性ってものだから～<br />マイケルの言うとおりかも。<br /><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20110204/12/lovelycopy/32/13/j/o0416044011025658446.jpg"><img src="http://stat.ameba.jp/user_images/20110204/12/lovelycopy/32/13/j/t02200233_0416044011025658446.jpg"  alt="$★コピーライターが思わず ！ となったコピー。-michael" width="220" height="233" border="0" /></a><br />　<br />すいません、マイケルはそんなこと唄ってないです～<br />まだ、マイケルがただのキングオブポップだったころの<br />ライブ。思わず見入ってしまうくらいのパフォーマンス。<br />「Human Nature」、Rock with youと同じくらい好きな曲。<br /><br /><iframe title="YouTube video player" width="480" height="390" src="http://www.youtube.com/embed/2jCbNQ5T9bM" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
 
</p>]]></description>  
      <link>http://ameblo.jp/lovelycopy/entry-10789875348.html</link>  
      <pubDate>Fri, 04 Feb 2011 12:27:01 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>そうだったのか、ソーシャルメディアマーケ</title>  
      <description><![CDATA[<p>
 <p>ドラッカーの有名な言葉、<br />
<strong>何によって人に憶えられたいか。<br />
</strong>この言葉の意味するところは、<br />
自らの強みといった自分にとって<br />
重要なことを知ることによって、<br />
まず所を得よと教える<br />
（ドラッカー研究家、上田惇生）<br />
　<br />
つくづく鋭い言葉だと思う。<br />
毎日のように情報が大洪水のように<br />
流通している今、どのように<br />
記憶されるかということは、<br />
とりわけ仕事では、大きなテーマだ。<br />
パワーブランドや人気のある商品や<br />
会社、人もそう。<br />
みな何かしら強烈なイメージと<br />
一緒に憶えられている。<br />
　<br />
「所を得よ」をマーケティング寄りに考えれば<br />
「ポジショニング」のことだろうか。<br />
ポジショニングとは、見こみ客の心のなかに、<br />
その商品の位置づけを行うこと。<br />
　<br />
情報社会（もはや災害が起きるほど<br />
情報大洪水時代だ）で成功するためには<br />
現実に即していなければならない。<br />
現実とは「消費者の頭の中に<br />
既にあるもの」だ。</p>
<p>　<br />
ポジショニングの基本手法は「消費者の<br />
頭の中に既にあるイメージを操作し、<br />
それを商品に結びつける」<br />
（ポジショニング戦略、A・ライズ＆J・トラウト）<br />
　<br />
ざっくり言うなら、<br />
○○といえば○○とお客に知覚させること。<br />
レッテルを貼ってもらって、記憶の片隅に<br />
格納してもらうイメージ。</p>
<p>　<br />
良くも悪くも、このレッテルは一度貼られると</p>
<p>なかなか剥がれない。つまり、はがして<br />
新しいものと替えるのは並大抵のことではない。<br />
　<br />
たとえばシャープのスローガンは<br />
「目指してる、未来がちがう。」<br />
だけれど、まだほとんどの人が<br />
「目の付けどころが、シャープでしょ。」<br />
と憶えていると思う。</p>
<p>　<br />
先日のスターバックスのどこか中途半端な<br />
ロゴ変更についても、それを非難するファンも<br />
たんに好みだけでなく、スターバックス＝<br />
エスプレッソのコーヒーチェーンという<br />
レッテルの変更に戸惑ってしまったからかもしれない。</p>
<p>　<br />
<br />
<a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20110125/17/lovelycopy/5a/56/j/o0376015611005045130.jpg"><img width="220" height="91" alt="★コピーライターが思わず ！ となったコピー。-stb" src="http://stat.ameba.jp/user_images/20110125/17/lovelycopy/5a/56/j/t02200091_0376015611005045130.jpg" border="0" complete="true" /></a>
<br />
　</p>
<p>おしゃかになったGAPのロゴ変更もそうかも。<br />
不評だからといって元に戻したその性根も</p>
<p>どうかと思うけど。<br />
　<br />
<a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20110125/17/lovelycopy/86/4c/j/o0499015811005045132.jpg"><img width="220" height="70" alt="★コピーライターが思わず ！ となったコピー。-gap" src="http://stat.ameba.jp/user_images/20110125/17/lovelycopy/86/4c/j/t02200070_0499015811005045132.jpg" border="0" complete="true" /></a>
<br />
<br />
ところで、会社でも人でも自分が思われたい<br />
イメージと他者が思っているイメージというのは<br />
必ずしも一致しない。<br />
それがうれしい場合もあるし、がっくりする場合もある。<br />
（だいたい、後者の方が多いのでは？）<br />
もっともパワーブランドや人気企業がそうであるのは<br />
自他のイメージが一致しているからだろう。<br />
　<br />
まぁ自分について、他人がどう思っているのか<br />
それを聞き出すのはちょっと勇気のいることだが、<br />
企業だとそう難しくない。<br />
たとえばこんなキャンペーンで聞いてみるとか…<br />
　<br />
　<br />
<strong>★今回の<img width="16" height="16" alt="ビックリマーク" src="http://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" complete="true" />な<strike>コピー</strike>問いかけ。<br />
</strong>　<br />
　<br />
<strong><font color="#990000">無印良品といえば？<br />
</font></strong>　<br />
　<br />
無印良品有楽町の10周年キャンペーンの応募に<br />
使われたテーマというか、問いかけだ。<br />
このキャンペーンは、ツイッターとFacebookを<br />
使って行われた。<br />
　<br />
応募者は、無印良品といえば○○○と自分が<br />
思っているイメージなり、商品なりを書いて<br />
ツイッターとFacebookに投稿する。<br />
投稿すればもれなく割引クーポンがもらえる<br />
というもの。</p>
<p><br />
<a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20110125/17/lovelycopy/a0/dd/j/o0495022711005050713.jpg"></a>
<br />
<a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20110125/17/lovelycopy/a0/dd/j/o0495022711005050713.jpg"><img alt="★コピーライターが思わず ！ となったコピー。-muji" src="http://stat.ameba.jp/user_images/20110125/17/lovelycopy/a0/dd/j/o0495022711005050713.jpg" border="0" complete="true" /></a>
<br />
　</p>
<p>これをソーシャルメディアを使った来店促進の<br />
マーケティングの施策と捉えてもいいのだが、<br />
僕はこの問いかけのフレーズにおやっ？<br />
と思ったものだ。<br />
池上彰さんなら、「いい質問でね～」<br />
と言うかもしれないポイント。<br />
　<br />
無印良品といえば？という問いは、<br />
無印良品サイドからみれば、無印ブランドが<br />
どのように記憶されているのか知ることができる。<br />
そこには思わくどおりと納得するものがあれば、<br />
意外な発見もあるだろう。<br />
　<br />
これらの声は、宣伝や商品開発のヒントにも<br />
なるし、無印のメッセージがきちんと<br />
浸透してるかどうか判断する材料にもなる。<br />
ポジショニング、あるいはリ・ポジショニング<br />
にも役立つはずである。<br />
　<br />
一方、投稿する人やファンサイドから</p>
<p>すれば、宣伝のメッセージにもなる。</p>
<p>他の人の投稿を見ることで「私の知らなかった</p>
<p>無印」「そうだったのか！無印」を知ることが</p>
<p>できるわけだ。<br />
　<br />
実際に投稿内容をみてみると、<br />
無印良品といえば「シンプルイズベスト」、<br />
「機能美の極致」、「バームクーヘン」、<br />
「私の毎日の定番服」…と様々。<br />
ちょっとしたレコメンドになる。お客は<br />
キャンペーンで手に入れたクーポンの<br />
使い道ができるわけだ。<br />
その意味では、とてもいいキャンペーン<br />
テーマだと思った。<br />
　<br />
ソーシャルメディアを使ったマーケティング<br />
の好事例のひとつになると思うが、<br />
パーツを分解すると、その中身は<br />
顧客、ファンの声を使ったアプローチ<br />
ということもできる。</p>
<p>　</p>
<p>広告に、販促物に、WEBに顧客の声を<br />
載せるという手法自体はとくに珍しいもの<br />
ではなく、よく使われてきた方法だ。</p>
<p>　<br />
ただ、ツイッターやFacebookを使うことで<br />
声を集めること、宣伝をすることが<br />
同時にオープンにできたことは、メディアの<br />
特性をうまく活かしていると言える。<br />
　<br />
無印良品は、ツイッター、Facebookを使った<br />
タイムセールなどソーシャル<br />
メディアを上手に使っている企業のようで<br />
手法ありきみたいなことになっていないのがいい。<br />
　<br />
ブログもそうだけど、新しいメディア（タッチポイント）<br />
が出てきて、それをマーケティングに使うのは<br />
とてもいいことだと思う。</p>
<p>　</p>
<p>しかしマーケティングのストーリーを考えないで、</p>
<p>魔法の手法かなにかと勘違いしてうまく使えて</p>
<p>いないケースも多い。<br />
まずは作戦とフォーメーションを考えて<br />
ほしいのだけれど。</p>
<p>　<br />
結局、グル―ポンなどのフラッシュマーケティングの<br />
使い方も、ストーリーの最初の点にすぎないのに<br />
集客から儲けることまでを、すべて一発で<br />
やろうとするからおかしなことになるのである。</p>
<p>　<br />
線とか面で考えないで、点で考えるからてんでダメね<br />
となってしまうわけだ。<br />
　<br />
参考になると思うが、企業のソーシャルメディアについての</p>
<p>調査データがある。<br />
<a href="http://research.goo.ne.jp/database/data/001278/index.html" target="_blank">企業のソーシャルメディアの活用割合は増加傾向らしい。<br />
</a>
でも、<a href="http://www.mobile-research.jp/investigation/research_date_110114.html" target="_blank">ツイッター利用者の企業公式アカウントフォロー数は、<br />
平均３つ。ゼロも3割強</a>
と消費者は冷静だ。（そして薄情で浮気者）<br />
　<br />
まぁ、理想と現実にははざまがあるもの。そこのところを<br />
おり込みずみでやらないと挫折するだろう。<br />
フォローが少ないとか投稿がないとかガックリして<br />
疲れて止めることになっている企業も少なくないよね。</p>
<p>　<br />
それよりも、冒頭のドラッカーの言葉のように<br />
何によって人に憶えられたいかを確立することが先だ。<br />
それにしても、無印良品ってつい無印商品と</p>
<p>書いちゃうんだな。</p>
 
</p>]]></description>  
      <link>http://ameblo.jp/lovelycopy/entry-10779447263.html</link>  
      <pubDate>Tue, 25 Jan 2011 17:44:18 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>モノを売らずにモノを売る、これ如何に</title>  
      <description><![CDATA[<p>
 <p>わりと忘れられるので復習しておくと、<br />
ハーレーダビッドソンは、バイクを<br />
売っているのではなく、「反逆のライフスタイル」<br />
を売っている。</p>
<p>真面目な奴が週末不良になる歓びを<br />
提供している…らしい。<br />
　<br />
同じようにアップルはiPodやiPadを売っている<br />
わけではない。わくわくするようなユーザー<br />
エクスペリエンスを提供している。<br />
スターバックスはコーヒーではなく、<br />
スターバックスのある生活を提供している…<br />
　<br />
表立って言わないけれど、メルセデスは<br />
車でなくステータスを提供している。<br />
製品やサービスを通してもたらされる<br />
体験というコト、あるいは価値とも言うが、<br />
それこそが僕たちが求めているものだ。<br />
（コレクターのように所有すること自体を<br />
目的、価値と思う人もいるにせよだ）<br />
　</p>
<p>パワーブランドに限らない、美容室だって<br />
髪を切ったり洗ったりするサービスを<br />
売っているわけではないだろう。<br />
提供するのはカワイイわたしやキレイなわたし、</p>
<p>生まれ変わったわたし、あるいは癒しかもしれない。<br />
　<br />
でも、それは言わなきゃ分からない。<br />
伝えないと気づかない。<br />
僕たちは想像する能力は持ってはいるが、<br />
個人差もあるし、だいいち普段はぼーっと<br />
している。すぐに忘れる。うわの空なのだ。<br />
いちいち関心のないことまでに想像力を<br />
駆使したりしないものだ。<br />
　<br />
だから、ときどきコピーがその想像力の<br />
発動のキューとなるわけだ。<br />
　<br />
　<br />
<strong>★今回の<img width="16" height="16" alt="ビックリマーク" src="http://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif" complete="true" complete="true" />なコピー。<br />
</strong>　<br />
　<br />
<strong><font color="#6600cc">それは自由な時間を<br />
プレゼントすることでもある。<br />
</font></strong>　<br />
　<br />
自動掃除機ルンバの車内広告より。<br />
「ルンバを贈ろう。」という<br />
サブのコピーがあるので、これは<br />
プレゼントとしてどうですかと<br />
おススメして買ってもらのが目的。<br />
　<br />
ルンバというと、あの円盤みたいな<br />
形のお掃除ロボットだ。<br />
勝手に動いて、部屋を掃除してくれるんだ。<br />
へえー、便利だね。ふつうはそんなところだろう。<br />
　<br />
それ以上は想像してくれない。自動皿洗い機と<br />
同じだ。そりぁ便利で終わる。だからといって<br />
消費者は分かってないなぁとガックリするのも<br />
気の早い話だ。<br />
　<br />
自動で掃除してくれる価値は何だろう？<br />
何をもたらしてくれるのだろうか。<br />
どんな体験を提供してくれるのか。そこを<br />
考えたい。そして、そこに気づかせよ。<br />
　<br />
掃除機ロボットは、掃除という労働から<br />
開放してくれるだけ？そうなると<br />
何が生まれるか…本来は掃除に費やされる<br />
時間や労力が浮くのである。とくに時間。</p>
<p>（自動皿洗い機だって同じだね）<br />
　　<br />
年々便利になっているはずなのに、<br />
忙しさやわずらわしさはちっとも減る<br />
様子がないというおかしな世の中にあって<br />
時間は貴重だ。<br />
そこをクローズアップしたのがこの表現。<br />
　<br />
たしかに、そう言われると納得するだろうけれど、<br />
普段のうわの空状態では気づかないよね。<br />
掃除の労力と時間はどうマネジメントするか。<br />
たいていはそんなことまで考えない。<br />
　<br />
そういうときに、遠藤（サッカー日本代表MF）が<br />
出すような絶妙なスルーパスを送ってあげるといい。<br />
興味をもつべき、あるいは買うべき理由を<br />
教えてあげれば、次のアクションへの<br />
トリガーが引かれる…<br />
　<br />
ゴールの成功率を高めたいのなら、<br />
的を絞ったアプローチがいい。<br />
たとえば育児で忙しいママ、親の介護を<br />
抱える方…など家事と時間の課題が最優先<br />
事項の人々。腰痛に悩む高齢者でもいい。<br />
　<br />
彼らに合わせたメッセージを入れてあげれば、<br />
問題可決の必要性が顕在化しているだけに<br />
成功率は高くなるかも。<br />
　<br />
もちろん、彼ら本人へ直接届ける以外にも、<br />
彼らの周りへのアプローチだって有効だ。<br />
先のコピーのようにプレゼントと（腰痛に<br />
悩む親にいかがとか）して提案すればいいのだから。<br />
　<br />
伝えて動かす技術としては、とても<br />
オーソドックスというか、ありふれて<br />
いるけれども、アイデア次第では<br />
すばらしいゴールになる。<br />
　<br />
たしかにモノは十分にある、別に欲しくない。<br />
けれども、誰もが解決すべき問題や願望を<br />
抱えている。欲しいのはそれらを実現する<br />
体験だ。そんなふうに考えること。<br />
人はすぐに忘れるので、復習ということで。<br />
　<br />
世の中、いろいろなロボットが誕生して</p>
<p>話題になっているが、SONYにリストラされた<br />
こいつはどこでどうしているのだろう。</p>
<p>（ゾンビになってないか）</p>
<p><br />
<a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20110119/13/lovelycopy/8e/92/j/o0326027310992452976.jpg"><img width="220" height="184" alt="★コピーライターが思わず ！ となったコピー。-aibo" src="http://stat.ameba.jp/user_images/20110119/13/lovelycopy/8e/92/j/t02200184_0326027310992452976.jpg" border="0" complete="true" complete="true" /></a>
 </p>
<p>　<br />
　<br />
<strong>★今日のサービス　美女広告★</strong></p>
<p>　<br />
コピーなんてジャマ、強烈なアテンション！<br />
世界遺産にしたいですね！<br />
　<br />
「ブラックスワン」でゴールデングローブ<br />
主演女優賞綬章、妊娠、婚約とトリプルで<br />
イイこと続きのナタリーポートマンを起用した<br />
ディオールのフレグランスの広告<br />
Natalie Portman goes topless in this<br />
new ad for Miss Dior Cherie perfume <br />
<br />
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かたや、離婚申請中らしいスカーレット・ヨハンソン<br />
のシャンパン「モエ・エ・シャンドン」の広告<br />
Scarlett Johansson is the face of<br />
Moet &amp; Chandon Champagne </p>
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<p>時々、美しいものを見ないと、心が荒みますよね。</p>
 
</p>]]></description>  
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      <pubDate>Wed, 19 Jan 2011 13:07:58 +0900</pubDate> 
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