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    <title>知財弁護士の本棚</title>  
    <link>http://ameblo.jp/kimuralaw/</link>  
    <description>知的財産法と国際取引法を専門とする弁護士のブログ。</description>  
    <language>ja</language>  
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    <item> 
      <title>ご紹介いただきました</title>  
      <description> <![CDATA[ <br />
<p><font size="3">　昨日の記事を</font><a href="http://ameblo.jp/shibanoneko/entry-10454895733.html" target="_blank"><font size="3">こちらのブログ</font></a>
<font size="3">でご紹介いただきました。メールをくださった方もおりました。皆様ありがとうございます。反響があってよかったです。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　いやはや、ブログって面白いですねえ。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　私の頭の中では、ちゃんとメロディーと伴奏もあるのですが、皆さんの想像でお好みのメロディーで歌っていただければうれしいです。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><a href="http://ameblo.jp/shibanoneko/entry-10454895733.html"><font size="3"><br />
</font></a>
</p>
]]> </description>  
      <link>http://ameblo.jp/kimuralaw/entry-10455349205.html</link>  
      <pubDate>Wed, 10 Feb 2010 14:42:01 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>キリン・サントリー　合併破談</title>  
      <description> <![CDATA[ <p><font size="3">「短い夢」</font></p>
<p><font size="3">作詞・作曲　キムラコウタロウ</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">初めから知っていたのよ</font></p>
<p><font size="3">無理な恋だと</font></p>
<p><font size="3">あなたには　あなたのモルツがあって</font></p>
<p><font size="3">私には　私の　ラガーがあるの</font></p>
<p><font size="3">グローバル化の夢は遠く</font></p>
<p><font size="3">滲んで　霞むわ</font></p>
<p><font size="3">ありがとう　さよなら</font></p>
<p><font size="3">またいつか　会えるといいね</font></p>
<p><font size="3">弁慶橋の見える　この場所で</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">注１）</font></p>
<p><font size="3">「<font size="3">あなたには　あなたのモルツがあって</font></font></p>
<p><font size="3">私には　私の　ラガーがあるの</font>」</p>
<p><br />
<font size="3">　そもそも非公開企業のサントリーと公開企業のキリンがどうやって合併するの？とは誰でも初めから感じていた疑問である。サントリーの先代社長は、洋酒作りは時間がかかるから短期の利益が求められる公開企業は向かないと、非公開であることの必然性を主張していた。</font></p>
<p><font size="3">　</font></p>
<p><font size="3">　うちは創業家がいざとなったら経営に口出しするけど、それで１００年以上うまく行ってるんだよ、何が問題なのというのがサントリーの言い分（あなたにはあなたのモルツがある）。</font></p>
<br />
<p><font size="3">　いやいや、合併したら公開企業になるのだから、創業家に口出しされては困ります、公開企業の常識を知らないんですかというのがキリンの言い分（私には私のラガーがある）。</font></p>
<br />
<p><font size="3">　結局、トップ人事など経営の重要事項に創業家の「了承」を求めるというサントリーの主張が、決裂の最大要因でしょう。サントリーは「合併比率」が云々と言っているが、それは問題の本質ではない。サントリーは独自の企業文化を持ち、社員の皆さんは楽しそうに仕事をしているし本当に素晴らしい会社だと思うけど、ほかの会社と合併するというのがそもそも難しい会社であると思う。</font></p>
<br />
<p><font size="3">　創業家の立場なんていう基本的なこと、なんで初めからはっきりさせなかったのでしょう。弁護士、会計士、財務アドバイザーに何千万、あるいはそれ以上も払ってＤＤをしたり合併比率を計算したりが、すべて無駄になってしまう。</font></p>
<br />
<p><font size="3">注２）</font></p>
<p><font size="3">「弁慶橋の見える　この場所で」</font></p>
<p><font size="3">交渉打ち切りが確認された最終の社長会談が行なわれたという、サントリーの旧東京本社ビル（赤坂見附）をイメージ。</font></p>
<br />
]]> </description>  
      <link>http://ameblo.jp/kimuralaw/entry-10454662799.html</link>  
      <pubDate>Tue, 09 Feb 2010 18:04:40 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>大塚先生のこと</title>  
      <description> <![CDATA[ <p><font size="3">　図書館で大塚正民先生にひょっこり会った。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　大塚先生と言えば、税法の分野で知らない人はいないという第一人者である。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　大塚先生とは、私が以前に所属していた事務所で面識を得た。その事務所を、最近辞められて個人事務所を開いたのだという。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　<a href="http://www.otsukatax.jp/" target="_blank">http://www.otsukatax.jp/</a>
</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　「五冠翁」とはしゃれている。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　「専門性というのは、専門分野のことしか知らないという意味ではない。真の専門家は、目の前の案件に含まれる専門分野以外の問題について、少なくとも問題の所在を発見し、然るべき別の専門家を紹介するとか、何らかの対処ができないといけない。」という大塚先生の教えを忘れることができない。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　大塚先生はまさに私の目標とする人である。その偉大さはあまりにはっきりしているため、説明を要しない。知らない方が悪いと言われてしまう。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　にもかかわらず、外観はまったく普通の人で、気さくというか、どこにでもいる人のよいおじさんという感じなのである。威圧感をまったく感じさせない。これはすごい。誰にでもできることではない。そういう点も含めて見習わないといけない。</font></p>
]]> </description>  
      <link>http://ameblo.jp/kimuralaw/entry-10453846099.html</link>  
      <pubDate>Mon, 08 Feb 2010 17:50:17 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>ミラコスタ</title>  
      <description> <![CDATA[ <p><font size="3">　ディズニーシーの「ホテル・ミラコスタ」に初めて泊まりました。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　我が家の場合、事前に計画も立てず、だいたい午後３時ころに「今日はディズニーシーでも行こうか？」となって、「閉園間際は並ばなくてすむからいいなあ」とか言いながら午後１０時の閉園まで粘るというパターンが多いのです。・・まるでやる気がありません！</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　ところが今回は開園時間前から並ぶという、我が家では初の試み（宿泊者用の専用入り口がありますが、やはり並ぶのです）。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　午前１０時の開園時間とともに皆さん、走る走る。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　うちは１０時半からの「プレミアムツアー」に参加したので、走らない、並ばない、で楽チンでした。これの事前予約ができるのが宿泊者の特典です。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　普通は１時間くらい並んで買うらしい「餃子ドッグ」も、すぐに買えました。なかなかおいしいけど、１時間並ぼうとは思いません。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　ディズニーシーは何回か来たことがあるのですが、いつもと違う楽しみ方ができました。</font></p>
<p><font size="3">　</font></p>
]]> </description>  
      <link>http://ameblo.jp/kimuralaw/entry-10453049027.html</link>  
      <pubDate>Sun, 07 Feb 2010 18:21:44 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>会社分割の法的性質</title>  
      <description> <![CDATA[ <p><font size="3">　企業からの法律相談を受ける中で、会社分割の話が出てくることが多い。</font></p>
<p><font size="3">　</font></p>
<p><font size="3">　江頭先生の教科書では、「会社分割による権利義務の承継は、合併と同じく一般承継」であるから、契約上の地位も会社分割に伴い相手方の同意なく承継される、ただし相手方に解除権、損害賠償請求権が発生するのは別論、としている。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　これが多分スタンダードな考え方だとは思うが、神田先生の教科書では「合併と異なり、分割会社は分割後も存続するので、包括承継という概念を使うのは必ずしも適切でなく」としている。神田先生は「一般承継」という用語は使っていない。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　また神戸大の近藤先生の本では「会社分割により権利・義務は包括的に移転するが、対抗要件については個々に満たしておく必要がある」とする。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　分割会社が分割後も存続する点において合併とは異なるという留保は、江頭先生もつけている。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　相続や合併の場合は「対抗」関係にならず、対抗要件は問題にならない。対抗要件を満たすことが必要との見解は他の論者も唱えているようで、「会社分割は一般承継である」という説明は、誤りではないが正しいとも言えないような感じだ。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　特許法にも「相続その他の一般承継」という表現がよく出てくるが、会社分割はこれに含まれるのかと聞かれても困る。ケースバイケースではないか。実は特許法の注釈書を執筆していて、私の担当部分にこの問題が生じて、「会社法上、議論がある」として逃げるしかなかった。特許法を制定したとき、会社分割という制度はなかった（平成12年の商法改正で導入された）のだから、何が正解というわけでもないだろう。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　なお、旧商法では、会社分割では「営業」（現行の会社法の言葉では「事業」に相当）の全部または一部を承継するものとされていたのに対し、現行の会社法では「事業に関して有する権利義務」の全部または一部を承継するものと変更された。</font></p>
<p><font size="3">　江頭先生は、この相違に意味を持たせようとしているのだが、神田先生の本では、実質的な相違はないかのような書き方をしていた。しかし、新しい版では記述が変わっており、神田先生は見解を改められたのかもしれない。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
]]> </description>  
      <link>http://ameblo.jp/kimuralaw/entry-10449846380.html</link>  
      <pubDate>Wed, 03 Feb 2010 19:42:49 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>発明協会「知財小六法」</title>  
      <description> <![CDATA[ <p>　<font size="3">発明協会から「知財小六法　平成２２年版」を寄贈されました。新しく出版されたものらしいです。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　気に入ったら、大学院の講義で推薦してくださいねということのようです。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　発明協会の「工業所有権（産業財産権）法令集」と「知的財産権法文集」は、それぞれ特徴があってどちらも愛用しています。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　これらに比べて「知財小六法」はと言いますと、米国特許法の訳文を掲載したのが最大にして唯一の特徴でしょうか。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　六法は、何を付加価値として売るかが問題です。小型で軽いとか、改訂の頻度が高いとか、そういうことも重要です。「知財小六法」は参照条文がなく、改正附則も省略されており、学習用にも実務用にも便利とは言えません。手間隙をかけて作っている感じが全然しないのです。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　私は、学生の学習用には三省堂の「知的財産権六法」を推薦しています。今のところ、これがベストでしょう。</font></p>
]]> </description>  
      <link>http://ameblo.jp/kimuralaw/entry-10448006066.html</link>  
      <pubDate>Mon, 01 Feb 2010 16:05:03 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>弁護士業界もデフレ？</title>  
      <description> <![CDATA[ <p><font size="3">　余った弁護士を遊ばせておいても仕方がないと言って、大阪系の法律事務所を中心に、Ｍ＆Ａの契約交渉をデュー・デリジェンス（以下「ＤＤ」）込みで３００万円の格安パッケージで請け負うところが出てきたとか週刊誌に書いてあった。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　本当か？</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　買収額１億円くらいの小型案件なら、費用も掛けられないからＤＤと言っても社長を２時間くらいインタビューして終わりというのが相場だから、３００万円でも成り立つかもしれない（大手事務所の人は、そういう案件は知らないでしょう。あるんですよ、そういうの）。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　しかし１０億円を超えるような案件では、普通、ＤＤルームに弁護士を５人くらい朝から夕方まで貼り付けて資料を全部チェックさせたりする。これに契約書起案、交渉、報告書作成などの時間がかかる。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　時間単価３万円の弁護士を５人、ＤＤルームで１日８時間、３日間働かせると３６０万円。報告書にまとめるのに同時間かかるとして３６０万円。契約交渉は上の方の弁護士がやるから５万円と４万円の弁護士が各１００時間働くとして９００万円。トータル１６２０万円。</font></p>
<p><font size="3">　かなり控えめに見てもこれくらいはかかると思うのだけど。要するに「３００万円」は１桁安い。とてもクオリティーを保った仕事ができるとは思われない。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　一度、崩れた価格を元に戻すのはとても難しい。400円台が相場だった牛丼も、１社が一度２８０円にしたものだから、３００円台では高いと消費者が感じるようになり、市場全体が縮小した。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　ビジネス弁護士なんだから、ビジネス感覚を持ってもらいたいのだが。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
]]> </description>  
      <link>http://ameblo.jp/kimuralaw/entry-10446440878.html</link>  
      <pubDate>Sat, 30 Jan 2010 17:54:08 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>将棋のある情景</title>  
      <description> <![CDATA[ <p><font size="3">　先週、弁護士将棋会の例会がありました。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　先崎学八段に二枚落ちで○</font></p>
<p><font size="3">　片上大輔六段に飛車落ちで×</font></p>
<p><font size="3">　北尾まどか女流初段に飛車落ちで○</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　とまあ、こんな感じ。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　前回は、飛車落ち定跡をまじめに勉強して臨みましたが、あまり意味がないと気づき今回は予習なし。片上六段に教えてもらったとおり、飛車落ちでの６六銀型四間飛車はとても優秀でした。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　その後は銀座に移動、懇親会兼北尾さんの誕生日＋Ａ級（女流名人位戦）昇級祝いをいたしました。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　その席で話題の「<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B002FL3WVG?ie=UTF8&amp;tag=kimuralaw-22&amp;linkCode=as2&amp;camp=247&amp;creative=7399&amp;creativeASIN=B002FL3WVG">どうぶつしょうぎ</a>
<img style="BORDER-RIGHT: medium none; BORDER-TOP: medium none; MARGIN: 0px; BORDER-LEFT: medium none; BORDER-BOTTOM: medium none" height="1" src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=kimuralaw-22&amp;l=as2&amp;o=9&amp;a=B002FL3WVG" width="1" border="0" />」を初体験。17万部も売れているそうです。書店または玩具屋さんで購入できます。前から知っているのだけど、プレイしたのは初めてです。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　最初は、感覚がまったくわからない。将棋は「礼に始まり礼に終わる」ゲームですから助言とか「待った」が</font><font size="3">できる雰囲気はありませんが、どうぶつしょうぎをすると不思議と場が和みます。おじさんたちがワイワイガヤガヤ、助言、待ったも好き勝手。</font></p>
<p><font size="3">　</font><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　昔は、将棋がこういうコミュニケーションの役割を果たしていたのだろうなと思います。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　「将棋は日本の伝統文化」は間違いではありません。でもちょっと敷居が高い、堅苦しいというところがあるのも事実。「どうぶつしょうぎ」に日本の原風景を見た思いがしました。</font></p>
<p><font size="3">　</font></p>
<p><font size="3">　</font></p>
]]> </description>  
      <link>http://ameblo.jp/kimuralaw/entry-10443321243.html</link>  
      <pubDate>Tue, 26 Jan 2010 17:44:48 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>特許制度研究会報告書（２）</title>  
      <description> <![CDATA[ <p><font size="3">　昨年12月の特許制度研究会の報告書については、<a href="http://ameblo.jp/kimuralaw/entry-10407151575.html" target="_blank">以前の記事</a>
でも少し触れました。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　その中で、「登録対抗制度の見直し」の議論について気になったことがあります。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　現行法では、通常実施権は特許庁に登録することにより、第三者（特許権の譲受人や、特許権に対する質権者、特許権に対する差押債権者など）に対抗できます（特許法９９条１項）。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　しかし、登録制度は使いにくく、利用率が極めて低いことは周知のとおりです。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font>
<p><font size="3">　そこで報告書は</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">（Ａ案）対抗要件の緩和：特許発明の実施・準備行為の立証により、第三者に対抗可能とする<br />
（Ｂ案）悪意者等対抗制度：悪意（又は重過失）の第三者に対抗可能とする<br />
（Ｃ案）当然対抗制度：通常実施権の存在の立証により、第三者に対抗可能とする</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">の３案をあげ、当然対抗制度について検討を進めてはどうかとしています。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　当然対抗制度への賛成意見は、導入の必要性と許容性の議論がありますが、許容性の議論の柱は次の部分かと思います。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">「特許権を譲り受けようとする第三者は、当該特許権について通常実施権が存在するか否かについて調査する義務があると考えるべきであるから、通常実施権の存在を知らずに特許権を譲り受けたとしても、そのような第三者は保護する必要がない。」</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">「特許権の取引は制度に精通する業者間で行われていること、現状の実務においてデュー・デリジェンスが実施されていること、デュー・デリジェンスにおける回答の真実性は契約責任等によって担保できることからすれば、取引の安全を害するとは考えづらい。さらに、特許権の取引後、不測の通常実施権者が存在したという場合の手当ては契約で対処しておくというのが実務の常識であるから、当然対抗制度を導入すべきではないか。」</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　しかし、私の経験上、事業譲渡とともに特許権を譲渡する場合にはデュー・デリジェンス調査をしますが、特許権のみを譲渡する場合は、調査というほどのことはしないと思います。また、報告書が言っているような「不測の通常実施権者が存在したという場合の手当ては契約で対処しておくという」「実務の常識」は存在しないと思います。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　報告書の前提とする事実認識に偏りがあり、</font><font size="3">問題があります。</font>
<br />
</p>
<p><br />
</p>
</p>
]]> </description>  
      <link>http://ameblo.jp/kimuralaw/entry-10441639629.html</link>  
      <pubDate>Sun, 24 Jan 2010 15:05:48 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>アスペルガー症候群</title>  
      <description> <![CDATA[ <p><font size="3">　あなたの周囲にこんな人はいますか。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　・相手の表情を読み取れず、人の気持ちを理解できない。</font></p>
<p><font size="3">　・他人に対する関心が乏しい。</font></p>
<p><font size="3">　・人と共感できない。</font></p>
<p><font size="3">　</font><font size="3">・話すときは一方的に話す。</font></p>
<p><font size="3">　・突然、失礼なことを言ったり、逆に、妙になれなれしい態度を示したりする。</font></p>
<p><font size="3">　・興味、関心のある分野については異常に詳しい。</font></p>
<p><font size="3">　・ルールや決まりごとが好き。</font></p>
<p><font size="3">　・一人でいることを好む。</font></p>
<p><font size="3">　・冗談が通じない。</font></p>
<p><font size="3">　・服装や外観に無頓着。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　岡田尊司「<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4344981421?ie=UTF8&amp;tag=kimuralaw-22&amp;linkCode=as2&amp;camp=247&amp;creative=7399&amp;creativeASIN=4344981421">アスペルガー症候群 (幻冬舎新書)</a>
<img width="1" height="1" style="BORDER-BOTTOM: medium none; BORDER-LEFT: medium none; MARGIN: 0px; BORDER-TOP: medium none; BORDER-RIGHT: medium none" src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=kimuralaw-22&amp;l=as2&amp;o=9&amp;a=4344981421" border="0" complete="true" /> 」を読んだ。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　アメリカの精神科医カナーによって1940年代に見出された自閉症は、社会性、コミュニケーション能力の障害と、知能・言語能力の発達の遅れがセットになったもの。</font></p>
<p><font size="3">　</font></p>
<p><font size="3">　オーストリアの小児科医アスペルガーが同じころ見出したのは、社会性、コミュニケーション能力の障害という点では同じだが、知能・言語能力の発達の遅れが見られない（むしろ通常以上に優れている場合が多い）一群の子どもたち。1990年代になってようやく広く認知されるようになり、今日ではアスペルガー症候群と呼ばれる。</font></p>
<p><font size="3"><br />
</font></p>
<p><font size="3">　アマゾンの書評にあるように、この本は歴史上の偉人はみなアスペルガー症候群なのかと誤解されかねない内容であり、割り引いて読む必要があるようだが、アスペルガー症候群という概念自体、まったく知らなかった私には勉強になった。</font></p>
<p><font size="3">　</font></p>
<p><font size="3">　ただし、子どものことばかり書いてあり、アスペルガー症候群の大人に対して周囲はどう付き合うべきかという、肝心なところは何も書いていない。</font></p>
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<p><font size="3">　アスペルガー症候群の人はその高い知能と特殊な能力のゆえに高い社会的地位に付いている場合も多いのだそう。</font></p>
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<p><font size="3">　突然、失礼なことを言う人というのは、たしかにいる。最も付き合いたくないタイプである。あれは病気なのか？病気だと思えば許せるか？私はそこまで寛容ではないなあ。</font></p>
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<p><font size="3">　そう言われれば将棋界にも、</font></p>
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<p><font size="3">　対局中に相手の前でモグモグ食べるというあの九段。</font></p>
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<p><font size="3">　ネコに餌をやって近隣とトラブルを起こしているというあの九段。</font></p>
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<p><font size="3">　・・・みんなアスペルガー症候群なのか？こわすぎる。</font></p>
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<p><font size="3">　</font></p>
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      <link>http://ameblo.jp/kimuralaw/entry-10440592616.html</link>  
      <pubDate>Sat, 23 Jan 2010 00:08:14 +0900</pubDate> 
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