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    <title>映画と本と時々ケンチク</title>  
    <link>http://ameblo.jp/hu-tem-iho/</link>  
    <description>本や映画、イベントなど、何かのはずみで思ったこと、ちょっとしたことを綴っていきます。</description>  
    <language>ja</language>  
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    <item> 
      <title>mother</title>  
      <description><![CDATA[<p>
 <p><font color="#990066">母って、対象なくしては母とはなり得ない存在。</font></p>
<p><font color="#990066">○○の母、○○にとっての母、、、。</font></p>
<p><font color="#990066">私が妊娠、出産を経験して真っ先に気付いたことは、</font></p>
<p><font color="#990066">母っていう存在は、子供を授かったその瞬間から子供に振り回されっ放しであるということです。</font></p>
<p><font color="#990066"><br />
</font></p>
<p><font color="#990066">子宮が精子を受け入れた瞬間から、母はすでに振り回される運命なのです。</font></p>
<p><font color="#990066">ひょっとすると物理的には、精子を受け入れる行為からして受身だけれど。。。</font></p>
<p><font color="#990066"><br />
</font></p>
<p><font color="#990066">妊娠、出産までの経過については、間違いなく母の体は子宮に支配されています。</font></p>
<p><font color="#990066">まずツワリでぐったりします。</font></p>
<p><font color="#990066">そうこうしているうちにお腹はどんどん大きくなり、体型が変わり腰痛になり、</font></p>
<p><font color="#990066">出産では死ぬほど子宮に痛めつけられて苦しむ。</font></p>
<p><font color="#990066">私は早産になりかけてしまって5週間入院したのだけれど、それも子宮さんの気の赴くままベッドに縛り付けられていて、</font><font color="#990066">自分では生まれそうな状態を止めることもできず、好きな日に産むわけにもいかないわけです。</font></p>
<p><font color="#990066">全て子宮と中に入っている子供の決めること。</font></p>
<p><font color="#990066">母はなすすべなく、天を仰いで祈るのみです。</font></p>
<p><font color="#990066"><br />
</font></p>
<p><font color="#990066">子宮という産むための器官は、赤ちゃんが宿って生まれるまで、赤ちゃんの大きさに自由に合わせながら形を変えていく。</font></p>
<p><font color="#990066">普段は握りこぶし大から、最後はスイカ大くらいだったと思う、3000ｇ前後の人間を収められるほどに大きく。</font></p>
<p><font color="#990066">そして赤ちゃんが生まれればまた平素の大きさまで１週間ほどで収縮して戻る。</font></p>
<p><font color="#990066"><br />
</font></p>
<p><font color="#990066">女が母になるとき、その臓器に物凄く影響を受けるわけで、母の体を象徴すると言ってしまってもいいのではないだろうか。</font></p>
<p><font color="#990066">何が言いたいかと言うと、子宮のように、ありのままを受け入れる態度が大事な母性の本質のひとつだと思ったのです。</font></p>
<p><font color="#990066">そしていよいよ子供が生まれてしまえば、今度こそ確実に子供に支配されていくわけですから。</font></p>
<p><font color="#990066"><br />
</font></p>
<p><font color="#990066"><br />
</font></p>
<p><font color="#990066">三島由紀夫も書いていたけれど、女ってひょっとすると、本当に客体的な存在なのかも知れない。</font></p>
<p><font color="#990066">女は女だけでは女にあらず、男にとっての女という存在だという書き方だったと思う。</font></p>
<p><font color="#990066">そのときはただの時代的な女性蔑視の見方なだけだと思っていた。</font></p>
<p><font color="#990066">三島が書いていた文脈では男と女の関係についてだけで、母は考慮されてはいなかったけれども、</font></p>
<p><font color="#990066">見方を変えてみれば女は、行為からして男を受け入れる側なのは間違いないし、いざ受け入れてしまったら最後、次は子供を受け入れる運命なわけです。</font></p>
<p><font color="#990066">本来やはりそういうものなのかも知れない。</font></p>
<p><font color="#990066">そういうふうに「受け入れることを受け入れる」ことができるように躾られていると言えばまたトゲがあるけど、みんなそうして生きているのは間違いない。</font></p>
<br />
<p><font color="#990066">私にとって肝心だったのは、女として受動的に生きる生き方はきっとある程度は幸せなんだと、やっと実感することができたこと。</font></p>
<p><font color="#990066">常にそれに甘んじるのも良くないこともある、とも痛切に思うけれども。</font></p>
<br />
<br />
<p><font color="#990066">女は、何かを受け入れ続ける受動的な生き物である。。。</font> </p>
<p><font color="#990066">それは蔑視の見方なのではなく、女の美徳なのではないか。</font></p>
<p><font color="#990066">母になった今、まったく悲観せずに、そう思える。</font></p>
 
</p>]]></description>  
      <link>http://ameblo.jp/hu-tem-iho/entry-10139884808.html</link>  
      <pubDate>Tue, 16 Sep 2008 09:26:20 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>超ご無沙汰しています。</title>  
      <description> <![CDATA[ <p><font color="#fa8072">私、無事です（笑）。</font></p>
<br />
<p><font color="#fa8072">そして出産も、無事済んでいます。</font></p>
<br />
<p><font color="#fa8072">なんと2月15日、元気（そう）な男の子を無事出産いたしました。</font></p>
<p><font color="#fa8072">2360ｇでした。未熟児でした。</font></p>
<br />
<p><font color="#fa8072">でも元気でした。</font></p>
<p><font color="#fa8072">現在すでに生後6ヶ月になりますが、いたって元気であります。</font></p>
<br />
<p><font color="#fa8072">途中、妊娠経過が芳しくなかったこともあり、太陽のように強くたくましく生きて欲しいという願いから、</font></p>
<p><font color="#fa8072">陽大と書いてはるたと名付けました。</font></p>
<p><font color="#fa8072">私たちにとっては本当に太陽のような存在になっています。</font></p>
<p><font color="#fa8072"><br />
</font></p>
<p><font color="#fa8072"><br />
</font></p>
<p><font color="#fa8072">もう前回の更新から軽く半年は経過しているんですね。</font></p>
<p><font color="#fa8072"><br />
</font></p>
<p><font color="#fa8072">昨年の年末には切迫早産になり、5週間入院しておりました。</font></p>
<p><font color="#fa8072">その間もいろいろ思うところはあったのですが、、、更新する余裕もなく、この有様です。</font></p>
<p><font color="#fa8072"><br />
</font></p>
<p><font color="#fa8072">これからは育児日記になるのか、また音信不通になるのか、不明ですが、</font></p>
<p><font color="#fa8072">また不意に書きたくなったときのためにこのブログは閉じないようにしておこうと思います。</font></p>
<p><font color="#fa8072">映画や本などは今のところ育児に余裕がなさすぎて、観られておりません。。。</font></p>
<p><font color="#fa8072"><br />
</font></p>
<p><font color="#fa8072">赤ちゃんとの生活も、やはり深いです。</font></p>
<p><font color="#fa8072">なにか思うところを書いて行けたらいいなあとは思います。</font></p>
<p><font color="#fa8072"><br />
</font></p>
<p><font color="#fa8072"><br />
</font></p>
<p><font color="#fa8072">生きて無事出産を終えていることだけでもご報告できたらと思い、更新させていただきました。</font></p>
<p><font color="#fa8072">気まぐれで酷い人間ですが、今後ともよろしくお願いいたします。</font></p>
<p><font color="#fa8072"><br />
</font></p>
<p><font color="#fa8072"><br />
</font></p>
<br />
]]> </description>  
      <link>http://ameblo.jp/hu-tem-iho/entry-10134568464.html</link>  
      <pubDate>Tue, 02 Sep 2008 17:41:50 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>「さくらん」</title>  
      <description> <![CDATA[ <font color="#ff0000"> </font><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=1739444" alt0="BlogAffiliate" target="_blank"><font color="#339999">さくらん 特別版<br />
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</dl>
<p><font color="#ff0000"><br />
</font> </p>
<p><font color="#ff0000"><br />
</font> </p>
<p><font color="#ff0000">映画が公開されるとき「とくダネ」でおすぎが、</font></p>
<p><font color="#ff0000">土屋アンナは２時間じっくり観られるようなコじゃない、って言ってた。</font></p>
<p><font color="#ff0000">私も確かに物足りなさを感じたけれどそれは土屋アンナだけのせいではなくて、</font></p>
<p><font color="#ff0000">この映画の本質が漠然としたイメージでしかなく骨がないように感じてしまった</font><font color="#ff0000">そのせいではないかと思う。</font></p>
<p><font color="#ff0000">とにかくどうも薄っぺらい印象しか受けなかった。</font></p>
<p><font color="#ff0000"><br />
</font></p>
<p><font color="#ff0000">確かに蜷川実花は私も好きなアーティストの一人で映像の美しさは期待通りだけれど、</font></p>
<p><font color="#ff0000">写真家の美的価値観だけでストーリーも大して訴えるものでもないような状態では２時間は苦しい。</font></p>
<p><font color="#ff0000">私的には、ほとんど蜷川実花と椎名林檎のカリスマ的イメージだけで構成されているようなところ。</font></p>
<p><font color="#ff0000">映像と音楽の雰囲気だけでよいのでしょうか。この場合。</font></p>
<p><font color="#ff0000">しかもストーリーの大部分が吉原遊郭で展開されるためか、その肝心の映像すらも単調に感じられてしまう。</font></p>
<p><font color="#ff0000">やっぱり少しガッカリしてしまった。</font></p>
<p><font color="#ff0000"><br />
</font></p>
<p><font color="#ff0000">ただ異色な映画であることには違いない。</font></p>
<p><font color="#ff0000">現代的な遊郭の描写、主人公の言動、音楽、そしてインパクトある極彩色の世界。</font></p>
<p><font color="#ff0000">遊郭という舞台を蜷川実花が選んだのは頷ける。</font></p>
<p><font color="#ff0000">なんとなく日本映画の色のイメージってグレーっぽいし、共感を呼ぶ代表色は桜の淡いピンク色だったりすると思う。</font></p>
<p><font color="#ff0000">反面、漆の黒と朱、雪の白なんかも日本の文化を象徴する色だと思うし、目の付け所はなるほどなと思った。</font></p>
<p><font color="#ff0000"><br />
</font><font color="#ff0000">極彩色と桜の淡いピンク色はどちらもストーリーの中で象徴的に扱われている。</font></p>
<p><font color="#ff0000">主人公が遊郭から自由になるとき桜が咲いているわけだけれど、それもどうもベタなようでひとひねり欲しいところでもある。</font></p>
<p><font color="#ff0000"> </font>
<p><font color="#ff0000">私が言うまでもないけれど、</font></p>
<p><font color="#ff0000">やっぱりストーリーに骨がないと映画としては成立しにくい。</font></p>
<p><font color="#ff0000">そこでやっと登場人物のキャラクターや演技が生き、深みが出るのだろうと思う。</font></p>
<p><font color="#ff0000">ストーリーがもっと映像くらい斬新だったらよかったのになあ。</font></p>
<p><font color="#ff0000">批判ばかり書くのはイヤだったけれど、どうしてもそういう感想になってしまった。</font></p>
<p><font color="#ff0000"><br />
</font></p>
<br />
<p><a href="http://blog.ameba.jp/ucs/entry/#" target="_blank"><font color="#006666">＊「さくらん」公式サイト</font></a>
 </p>
<p> </p>
</p>
<p><br />
</p>
]]> </description>  
      <link>http://ameblo.jp/hu-tem-iho/entry-10053805410.html</link>  
      <pubDate>Sat, 03 Nov 2007 18:46:56 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>親の責任って？</title>  
      <description> <![CDATA[ <p><font color="#ff6699">「産む女とは？」</font></p>
<p><font color="#ff6699">について思考、全く進んでいません。</font></p>
<p><font color="#ff6699">考える路線を変えてみました。</font></p>
<p><font color="#ff6699">だいたい結論なんてでるわけがないんです。戯言です。</font></p>
<p><font color="#ff6699"><br />
</font></p>
<p><font color="#ff6699">今ちょっと探したけど見つからない。</font></p>
<p><font color="#ff6699">確かサリンジャーの「大工よ、屋根の梁を高く上げよ」だったと思うけど、</font></p>
<p><font color="#ff6699">「子供は客人として迎えよ。決して所有してはならない。」</font></p>
<p><font color="#ff6699">っていうくだりがあったのを印象深く覚えている。</font></p>
<p><font color="#ff6699">子供は親の所有物ではなくて、あくまで一個の人格として対等に扱うべきだと。</font></p>
<p><font color="#ff6699">別に特別なことを言っているわけではないのだけれど、</font></p>
<p><font color="#ff6699">「客人として」という表現は今の私の感覚にすごくマッチしてる。</font></p>
<p><font color="#ff6699">これを読んだときも、もし子供をもつことになったらこれを思い出そうなんて心持だったけ</font><font color="#ff6699">ど。</font></p>
<p><font color="#ff6699"><br />
</font></p>
<p><font color="#ff6699"><br />
</font></p>
<p><font color="#ff6699">単純に意識の上でなら、女が産むことについて理由付けをしようと思えばいくらでもできる。例えば、</font></p>
<p><font color="#ff6699">この人（もしくは自分）の子供が欲しいからとか、自分の子供として生を受けるなら必ず幸せにできる自信があるからとかいう前向きな考え方から、</font></p>
<p><font color="#ff6699">なんとも思ってなかったけど妊娠したから、とか妊娠してみたら産むしか道はなかったからとか言う、少し消極的な考え方まで、</font></p>
<p><font color="#ff6699">それはもう色々あるだろうけど、つまるところ妊娠するなりの行為と胎内で育む過程と出産するという事実は歴然とあるわけで、産むという行為についての責任は全く同じなはず。</font></p>
<p><font color="#ff6699"><br />
</font></p>
<p><font color="#ff6699">ただ所有の度合いという見方から言えば、きっと差が出てくるだろう。</font></p>
<p><font color="#ff6699">私の場合、生ぬるいことを言ってみれば、</font></p>
<p><font color="#ff6699">やっぱり本能に抗えずに出産を決意したというところが本音で、</font></p>
<p><font color="#ff6699">たまたま妊娠したらなんとも不思議にも幸せな気持ちになってしまい、それでは産もう、そもそもこの歳で中絶とかありえないし…っていうような感じで、なんかもう無責任街道まっしぐらのような成り行き任せのこの有様。</font></p>
<p><font color="#ff6699">大体が避妊とかまともにしてなかっただけにそれほど何も考えてなかったくらいの状態なわけである。</font></p>
<p><font color="#ff6699">今さら親のエゴとか持ち出して言い訳するつもりは毛頭ないけど、こんな状態だからこそはっきりわかるのは、</font></p>
<p><font color="#ff6699">子供を親の思い通りにしたいとする欲求って、全く違うだろうということ。</font></p>
<p><font color="#ff6699">子供を愛するから尊重すべき、ではなく、そもそも親が子供を所有する権利なんてあるわけない。</font></p>
<p><font color="#ff6699"><br />
</font></p>
<p><font color="#ff6699">実際問題、</font><font color="#ff6699">カップルが出来上がるところは自分自信の判断でくっついた好きもの同士なのだしそこはもう完全自業自得の世界だけど、</font></p>
<p><font color="#ff6699">子供が意識して親を選んで生まれるわけでもなく、かつ親も自分達の得体の知れない遺伝子情報から得体の知れない人間が生まれてくるという状態だけが確かなわけで、</font></p>
<p><font color="#ff6699">結局当人同士なんにもわかってないわけだ。</font></p>
<p><font color="#ff6699">神秘主義に傾きたくなるのも当然と言いたいほど。</font></p>
<font color="#ff6699"><p><font color="#ff6699"><br />
</font></p>
<p><font color="#ff6699">一個の命がたまたま（もしくは必然的に）自分の子宮に宿り生まれるべくして生まれる。</font></p>
<p><font color="#ff6699">そういう立場から言えば、客人という表現は実にぴったりなわけで、そちらの方が、</font></p>
<p><font color="#ff6699">人が生まれるのは親の一存に拠らないという方が、命に対する考え方としてイイ、と思う。</font></p>
<p><font color="#ff6699">女が産む理由については本能、っていう夢のない一般論でしかないかも知れないけど。</font></p>
<p><font color="#ff6699"><br />
</font></p>
</font>
<p><font color="#ff6699"><br />
</font></p>
<p><font color="#ff6699"><br />
</font></p>
<p><font color="#ff6699"><br />
</font></p>
<p><font color="#ff6699">ここに来てふと気付く。</font></p>
<p><font color="#ff6699">男が、一切登場しない。</font></p>
<p><font color="#ff6699">男の位置付けってこの場合重要なのかな。</font></p>
<p><font color="#ff6699">男の人にあまり期待感がないというか、自分本位というか、男についてあまり興味がないというか、なんかそんな感じ？</font></p>
<p><font color="#ff6699">産むことは女の特権だからそこを焦点にしてしまうからなのか。</font></p>
<p><font color="#ff6699">それほど重要ではなさそうな気はする。</font></p>
<p><font color="#ff6699">ユイスマンス（♂）も、超他人事だし。</font></p>
<p><font color="#ff6699">産む女が馬鹿者なら、つくる男はなんなのさって。</font></p>
]]> </description>  
      <link>http://ameblo.jp/hu-tem-iho/entry-10053054105.html</link>  
      <pubDate>Mon, 29 Oct 2007 10:45:10 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>ご無沙汰してます。</title>  
      <description> <![CDATA[ <p><font color="#339999">「初めての妊娠と出産」　　　　　　　　　　　　　　　　</font></p>
<p><font color="#339999">「雨森先生が答える産婦人科なんでも相談室」　　雨森良彦</font></p>
<p><font color="#339999">「えらぶお産」</font></p>
<p><font color="#339999">「体と心にやさしいナチュラルなお産」　　大葉ナナコ</font></p>
<p><font color="#339999">「産んだら無敵」　　松本明子</font></p>
<p><font color="#339999">「子作り爆裂伝」　　室井祐月</font></p>
<p><font color="#339999">「胎児は天才」　　七田眞</font></p>
<p><font color="#339999">などなど………</font></p>
<p><font color="#339999"><br />
</font></p>
<p><font color="#339999">以上は最近読んだ書籍リスト。</font></p>
<p><font color="#339999">どうも記録する気になれなくてほったらかしでした。</font></p>
<p><font color="#339999"><br />
</font> </p>
<p><font color="#339999">そうです。</font></p>
<p><font color="#339999">妊娠してしまいました。</font></p>
<p><font color="#339999">女ってほんと色々あるものですね。</font></p>
<p><font color="#339999">一大事です。</font></p>
<p><font color="#339999"><br />
</font> </p>
<p><font color="#339999">今までやみくもに仕事ばかりやってきてこれからも当然そのつもりで暮らしてきました私のこと、</font></p>
<p><font color="#339999">充実した２０代後半のこの時期に良くも悪くも予期しない妊娠であったことに変わりはなく、自業自得ながらやっと覚悟が出来てきたというところです。</font></p>
<p><font color="#339999">つい最近まで、ポルノグラフィにおける妊娠という事実のありえなさ、とかについて書かれている本ばかり読んでいたのに…。</font></p>
<p><font color="#339999">人生何が起こるかわからないものです。</font></p>
<p><font color="#339999"><br />
</font> </p>
<p><font color="#339999">そしてこの母性の目醒めというか、子供が出来た→うれしい、というこの得体の知れない感情…。</font></p>
<p><font color="#339999">今後の人生設計などとは全く関係なく…。</font></p>
<p><font color="#339999">そしてあれほど不摂生でいつ死んでも平気みたいに暮らしてたくせして、突然好きだった酒とタバコをあっさりやめ、栄養とらないと…なんていうこの私の変貌ぶり。</font></p>
<p><font color="#339999">なぜなのかさっぱりわかりません。</font></p>
<p><font color="#339999">本能のせいだといえばそれまでなのですが、</font></p>
<p><font color="#339999">結局、人って、ただその人のためだけに生まれるものではないのではないかと改めて思ってしまいます。</font></p>
<p><font color="#339999">親の欲求でしかないように思えてしまう。欲しいから手にするという、それだけのことなのでは、と。</font></p>
<p><font color="#339999">妊娠中の体を自ら気遣うのも、ただ健康に産まれてくれれば、とかいう感情も、単に親のエゴでしかないのでは、と思ってしまう。</font></p>
<p><font color="#339999">少なくとも今の私には</font><font color="#339999">、子供になんで私を産んだの？と訊かれたらキチンと説明することができないわけです。</font>  </p>
<p>  </p>
<p><font color="#339999">このブログでも以前とりあげたユイスマンスの著作に、</font></p>
<p><font color="#339999">「人類の知恵の肝心要は、物事を長びかせることだ。子孫をつくるということも、つまりは血統を引き延ばすことにほかならない。人間の最大の苦が死であるならば、それを産みつづける女というのはなんて馬鹿なのだろう」というような記述があって、少なからずショックを受けたのを覚えているけれども、</font></p>
<p><font color="#339999">ふと、本当にそれだけなのかも知れないなァなんて思うときがあります…。</font></p>
<p><font color="#339999">かといって予期せず妊娠した私が良い例なのだけれども、欲しいからつくって生まれる、というだけのことではもちろんなく、「授かりもの」であることに間違いはないわけだし…。</font></p>
<p><font color="#339999">だからって神秘主義に走るというのも全く腑に落ちないし…。</font></p>
<p><font color="#339999">そしてお産関係の本を読めば読むほど、</font></p>
<p><font color="#339999">「出産は女の本能の仕事」「理性は邪魔もの」というような記述が目立って戸惑う一方。</font></p>
<p><font color="#339999">ん～産む女って一体！？なんてアホなりにふと考えたりしています。</font></p>
<p><font color="#339999"><br />
</font> </p>
<p><font color="#339999">あくまで趣味の記録として続けて行くべきと思っていたブログですが、ちょっと軌道修正する必要が出てきてしまいました。</font></p>
<p><font color="#339999">そして最近はいよいよ下腹部も膨らみ始め、どうも完全に「母体」へと変化していっている様子の私の体と、心境の変化…。</font></p>
<p><font color="#339999">これからどういうふうになっていくかわかりませんが、ご興味おありでしたら（なくても）、こんな私ですが末永くよろしくお願いします。</font></p>
<p><font color="#339999"><br />
</font> </p>
<br />
<p><br />
</p>
]]> </description>  
      <link>http://ameblo.jp/hu-tem-iho/entry-10051799330.html</link>  
      <pubDate>Sat, 20 Oct 2007 11:00:11 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>「Ｏ嬢の物語」　ポーリーヌ・レアージュ　澁澤龍彦訳</title>  
      <description> <![CDATA[ <dl><dt><font color="#ff00ff"><br />
</font>  </dt>
<dt><font color="#9999cc">ポーリーヌ・レアージュ, 澁澤 龍彦 </font></dt>
<dt><a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4309461050?tag=amebablog-a121527-22&amp;link_code=sp1&amp;camp=2025&amp;dev-t=D3A0EVSPCPV0FK" target="_blank"><font color="#9999cc">O嬢の物語</font></a>
 <font color="#9999cc"> </font> </dt>
</dl>
<p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/46/45/10023689924.jpg" target="_blank"><font color="#ff00ff"><img style="WIDTH: 158px; HEIGHT: 207px" height="207" src="http://stat.ameba.jp/user_images/46/45/10023689924_s.jpg" width="158" border="0" /></font></a>
 <font color="#ff00ff"><br />
</font></p>
<p> </p>
<p> </p>
<p> </p>
<p><font color="#ff00ff">デカダンス系の女流作家のものも読みたいと思って手にとったのがこれだった。</font></p>
<p><font color="#ff00ff">切実な魂の叫びのような遊びの少ない、女性らしい甘美な小説。</font></p>
<p><font color="#ff00ff">やっぱりビレッジバンガード、澁澤コーナーからの一冊です。</font></p>
<p><font color="#ff00ff"><br />
</font> </p>
<p><font color="#ff00ff">Ｏと呼ばれるおそらく美貌の女性が、様々な男に奴隷として体と心を尽くしながらその幸福について悟り行く様を告白する物語。</font></p>
<p><font color="#ff00ff">恐怖と痛み、女として、男の奴隷として自由を奪われること、そのことに絶望と悲しみを抱きながら、それでいて幸福を痛感するその非合理を心のままに語り尽くす。</font></p>
<p><font color="#ff00ff">苦痛と快楽を一心に受け取る体、まさに奴隷として男たちに捧げられる体は、オブジェとして崇高である一方、次第にその痕跡を刻み付けられ、敬われるべき体は、逆に嫌悪の対象として汚されていく。</font></p>
<p><font color="#ff00ff">女の宿命を背負った美しく気高い生き様を描く、哀れで非情で悲痛なまでの悲しみに取り付かれた、</font></p>
<p><font color="#ff00ff">恐るべき恋愛小説である。</font></p>
<p><br />
<font color="#ff00ff">愛に溢れた健気で美しい女性が、その愛ゆえに自らの体を捧げる様は、本当に痛々しい。</font></p>
<p><font color="#ff00ff">あくまで愛という感情を大切にする反面、なぜこうも自らの体に対してはここまで無頓着になれるのか。</font></p>
<p><font color="#ff00ff">愛を求める代償なのか。</font></p>
<p><font color="#ff00ff">幸福に浸るための犠牲なのか。</font></p>
<p><font color="#ff00ff"><br />
</font> </p>
<p><font color="#ff00ff">快楽に翻弄されながらもその心情を冷静に綴る文体が、</font></p>
<p><font color="#ff00ff">ただの馬鹿な女としての特別な女を描いているようでいて意外にも感情移入できてしまう。</font></p>
<p><font color="#ff00ff">おそらく一般的にはあくまで狂気の一種であるといえる程の極度のマゾヒズムを、潜在的なものとしてその感情の所在を探ってしまうほど、引き寄せて考えさせられる構成が巧みだと思った。</font></p>
<p><font color="#ff00ff">始めは幸福とは男と女の一対一の愛情と信頼であるとする一般論のように見せかけておいて、</font></p>
<p><font color="#ff00ff">次第に男は尽くされることを愛し、女は支配されることを愛するということにテーマがはっきり変わって見えてくる。</font></p>
<p><font color="#ff00ff">誰かの所有としての不自由と安心感は誰にでもあること。</font></p>
<p><font color="#ff00ff">それが抽象化されて美しく、醜く、悲しみ深く描かれている。</font></p>
<font color="#ff00ff"><p><br />
 </p>
</font>
<p><font color="#ff00ff">描写が本当に美しいのも捨て置けないところ。</font></p>
<p><font color="#ff00ff">澁澤氏が極度に抽象化された描写とあとがきで書いているが、本当に色鮮やかで華麗で鮮明だ。</font></p>
<p><font color="#ff00ff">少し大味ともとれるけど、目的がはっきりしていてかえって清々しさをおぼえるほど。</font></p>
<p><font color="#ff00ff">それだからか酷い場面も醜悪すぎず、絵をながめるように読めてしまうわけ。</font></p>
<p><font color="#ff00ff">興味深く飽きずに読めるし、単純におもしろかったと思う。</font></p>
<p><font color="#ff00ff"><br />
</font> </p>
<p><font color="#ff00ff">序章で、</font></p>
<p><font color="#ff00ff">「読者に烙印を押し、読者をして、その本を読む以前の状態とは完全に違った、あるいは少しも同じでない状態に変化あらしめるような書物である。」</font></p>
<p><font color="#ff00ff">と書かれているが、私にしてみてもどうしてもセンセーショナルで、忘れられない印象を残すことになった。</font></p>
<p><font color="#ff00ff">私には悲劇としか思えなかったＯ嬢の生き方。</font></p>
<p><font color="#ff00ff">この論理でいくと、最上の悲劇が最上の喜劇となるはずだけれども、きっと、読者によって感想の全く違うものになるはずで、違った感想を聞きたいところ。</font></p>
<p><font color="#ff00ff">未読の方には是非一度読んでみて欲しい一冊である。</font></p>
]]> </description>  
      <link>http://ameblo.jp/hu-tem-iho/entry-10036676271.html</link>  
      <pubDate>Fri, 15 Jun 2007 18:39:27 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>「さかしま」　ジョリス＝カルル・ユイスマンス　澁澤龍彦訳</title>  
      <description> <![CDATA[ <dl><dt><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=1006398" target="_blank" alt0="BlogAffiliate"><font color="#cc0033"><font color="#000000">さかしま/J.K. ユイスマンス</font><br />
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</dl>
<p><font color="#cc0033">また困ったものを読んでしまった。いやぁ、難しかった…。</font></p>
<p><font color="#cc0033">しかも、感想をアップする時間がなくしばらく放っておいたら、すでに内容を忘れつつあります（汗）。</font></p>
<p><font color="#cc0033">今後勉強したいことも明らかにしてくれたし、いつかまた読み返すべき一冊なのは間違いない。</font></p>
<p><br />
</p>
<p><font color="#cc0033">澁澤氏の著作、訳書が続いてる。</font></p>
<p><font color="#cc0033">最近ヴィレッジバンガードが仙台にもあることに気付いてたまに行くのだけれども、行くと必ず氏の著作を一冊は買ってしまう。</font></p>
<p><font color="#cc0033">品揃えがニクイ。支店によってセレクトが違うようですね。仙台店はちょっと少ない気がする。</font></p>
<p><font color="#cc0033">上の階にジュンク堂があるからそれほど不便はないけど。</font></p>
<p><font color="#cc0033">そういう背景でした。ご紹介まで。</font></p>
<p> </p>
<p><br />
<font color="#cc0033">さて、「さかしま」。</font></p>
<p><font color="#cc0033">デ・ゼッサントと呼ばれる極端に病弱で神経症的な一人の男が主人公。</font></p>
<p><font color="#cc0033">自分の生きている１９世紀末のブルジョワ民主主義と生産至上主義を軽蔑し、常識的な生活は捨て去り、ひたすら感覚と趣味を洗練させて、自らの部屋に人工的な楽園をつくり上げる、ひきこもり貴族版のような世捨て人。</font></p>
<p><font color="#cc0033">略述で少し生い立ちらしきものが紹介され、第一章でそれにうってつけの邸に引っ越すのだけれども、その後は最終章の第１６章まで終始その彼独自の嗜好について延々と、淡々と続くのみ。</font></p>
<p><font color="#cc0033">まず邸の改装のためにインテリアについての趣味から始まり、文学、詩、花、香水、宝石、食、音楽、美術、など随筆風に綴られている。</font></p>
<p><font color="#cc0033">ストーリー性はない。</font></p>
<p><br />
</p>
<p><font color="#cc0033">彼が愛するものは、７世紀ごろまでのラテン文学であり、ボードレールであり、マラルメであり、幻想的な絵画であり、食虫花のコレクションであり、奇抜なオレンジ色である。</font></p>
<p><font color="#cc0033">神経症による幻覚と、空想のなかで、人工的、反自然的なものを求める。</font></p>
<p><font color="#cc0033">「本物の花を模した造花はもうたくさんで、彼がいま欲しいと思っているのは、贋物の花を模した自然の花であった。」</font></p>
<p><font color="#cc0033">…。</font></p>
<p><font color="#cc0033">亀の甲羅に宝石を嵌め込んでみたり、食中花にうっとりしてみたり、拷問を受ける人間たちを描いた絵画を壁に掛けたり、どぎつい香料にまかれて幻覚を見たり、異様過ぎる趣向と追求の姿勢、その饒舌ぶりにはぞっとすると同時に、極度に暗い一種の誘惑に魅了される。</font></p>
<p><font color="#cc0033">良書とは得てして退屈なものだ、とは誰の言葉か忘れたけれど、このデカダンスの聖書と呼ばれる「さかしま」も例にもれないらしい。</font></p>
<p><font color="#cc0033">おおむね退屈なのだけれど、ボディーブローのように随所でグッと効いてきてその感覚が忘れられないような気がしてくる。</font></p>
<p><br />
</p>
<p><font color="#cc0033">何が難しいかって、これが評価される背景を実感できないからとでも言おうか。</font></p>
<p><font color="#cc0033">まずキリスト教、カトリシズムを理解できる素地がない。</font></p>
<p><font color="#cc0033">第二に、文学史に全く暗いため、どれほど異端か、奇書かをスムーズに飲み込めない。</font></p>
<p><font color="#cc0033">「『さかしま』は、１８８４年に出版された。当時ヨーロッパでは世紀末のデカダンス文学と象徴派運動がようやく起こりつつあったが、『さかしま』はこの運動を当時の主流、自然主義とパルナシアンの桎梏から切り離し、大きく飛躍せしむべきスプリング・ボードの役目を果たした。」（訳者あとがきより）</font></p>
<p><font color="#cc0033">とのこと。</font></p>
<p><font color="#cc0033">さすがにあとがきが充実しているのに救われた。あと、読んでもよくわからない註釈にも？</font></p>
<font color="#cc0033"><p><font color="#cc0033">澁澤氏の最初の上梓は１９６２年のようだけれどそれから版を経るごとにあとがきを書いているようで、今回手にしたものには４つのあとがきが付されていた。</font></p>
<p><font color="#cc0033">発行は河出文庫だけれども、シブサワファンの機嫌取りだけとは思えないうまい計らいのように思う。</font></p>
</font>
<p><font color="#cc0033">註釈をそれほど付けないイメージがある、あんまり無知な読者は脱落させてなんぼの澁澤先生も、「さかしま」を日本に紹介するときにはさぞや神経をすり減らしただろうと想像する。</font></p>
<p><font color="#cc0033">今でこそ文学通の方、研究者の方はラテン文学なんかもご存知なのか知らないけれども、列挙される固有名詞に対する註釈の量は並みじゃない。</font></p>
<p><font color="#cc0033">ちなみに私のように無知な読者は読み飛ばしてなんぼである。</font></p>
<p> </p>
<p><br />
 </p>
<p><font color="#cc0033">デ・ゼッサントの愛する絵画を少し紹介したい。</font></p>
<p><br />
<a href="http://stat.ameba.jp/user_images/ea/b4/10023113056.jpg" target="_blank"><font color="#cc0033"><img height="301" alt="「サバト」　ゴヤ" src="http://stat.ameba.jp/user_images/ea/b4/10023113056_s.jpg" width="206" border="0" /></font></a>
 <br />
</p>
<p><font color="#000000">「サバト」　ゴヤ</font></p>
<p><br />
<a href="http://stat.ameba.jp/user_images/93/4b/10023113000.jpg" target="_blank"><font color="#cc0033"><img height="304" alt="「出現」　ギュスターヴ・モロウ" src="http://stat.ameba.jp/user_images/93/4b/10023113000_s.jpg" width="220" border="0" /></font></a>
 <br />
</p>
<p><font color="#000000">「出現」　ギュスターヴ　モロー</font></p>
<p><font color="#cc0033"><br />
</font> </p>
<p><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/e2/f2/10023113288.jpg" target="_blank"><font color="#cc0033"><img height="320" alt="「死の喜劇」　ロドルフ　ブレスダン" src="http://stat.ameba.jp/user_images/e2/f2/10023113288_s.jpg" width="220" border="0" /></font></a>
 <br />
</p>
<p><font color="#000000">「死の喜劇」　ロドルフ　ブレスダン</font></p>
<p><font color="#cc0033"><br />
</font> </p>
<p><font color="#cc0033">同時代を生きた同じ象徴派とされるクリムトあたりと比べると顕著だけれども、いかに暗黒面が際立ったものを好むかがわかる。</font></p>
<p><font color="#cc0033">モローのサロメには少し愛のイメージが垣間見えるけれども、死と恐怖が前面に押し出されている。</font></p>
<p><font color="#cc0033">中世紀がいかに悪魔的だったのかは想像を絶する。</font></p>
<p><font color="#cc0033">その郷愁に憑かれたデ・ゼッサントには基本的に愛についての志向が皆無であった。</font></p>
<p><font color="#cc0033"><br />
</font> </p>
<p><font color="#cc0033"><br />
</font> </p>
<p><font color="#cc0033"> </font></p>
<p><br />
<font color="#666666">ちなみに、印象に残った部分をひとつ。</font></p>
<p> </p>
<p><font color="#666666">「実際、その組織を癒しがたく蝕ばまれ、思想の老廃に衰え、文章構成法の放蕩に疲れたデカダンス文学というものは、ただ病的な人々を熱狂させる好奇心にのみ感得されるものでありながら、しかも己れの頽廃をすべて表現しようと苛立ち、味わい尽くせなかった快楽の一切を回復しようと躍起になり、死の床にあってもなお、最も隠微な苦悩の追憶を訴えようと懸命になるのである。」</font></p>
<p><br />
<font color="#cc0033">重すぎます…。</font></p>
<p><font color="#cc0033">興味本位で読んではいけないような気さえしてくる。</font></p>
<p><font color="#cc0033">でもこのなんともいえない文章のダークな美しさ。　ふるえます。</font></p>
]]> </description>  
      <link>http://ameblo.jp/hu-tem-iho/entry-10035815853.html</link>  
      <pubDate>Wed, 06 Jun 2007 07:13:43 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>「不道徳教育講座」　三島由紀夫</title>  
      <description> <![CDATA[ <font color="#993366"><dl><dt><font color="#000000"><font color="#000000"><font color="#000000"><font color="#993366"><font color="#993366"><font color="#993366"><font color="#993366"><font color="#993366"><font color="#993366"><font color="#993366"><font color="#993366"><font color="#993366"><font color="#993366"><font color="#993366"><font color="#993366"><font color="#993366"><font color="#993366"><font color="#993366"><font color="#993366"><font color="#993366"><font color="#993366"><font color="#993366"><font color="#993366"><font color="#993366"><font color="#993366"><font color="#993366"><font color="#993366"><font color="#993366"><font color="#993366"><font color="#993366"><font color="#993366"><font color="#993366"><font color="#993366"><font color="#993366"><font color="#993366"><font color="#993366"><font color="#993366"><font color="#993366"><font color="#993366"><font color="#993366"><font color="#993366"><font color="#993366"><font color="#993366"><font color="#993366"><font color="#993366"><font color="#993366"><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=947560" target="_blank" alt0="BlogAffiliate"><font color="#000000">不道徳教育講座/三島 由紀夫<br />
<br />
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 <br />
</font></font></font></font></font></font></font></font></font></font></font></font></font></font></font></font></font></font></font></font></font></font></font></font></font></font></font></font></font></font></font></font></font></font></font></font></font></font></font></font></font></font></font></font></font></font></dt>
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</font></dt>
</dl>
<p><font color="#993366">常識のウラ側を読み解いて楽しく生きる人生講座とでも言おうか、答えのない現実についての解法講座とでも言おうか、</font></p>
<p><font color="#993366">ともかく、ちょっと不真面目に見てみると常識ってこんなに滑稽、というような感じのウラ読み人間学的エッセイ集。</font></p>
<p><font color="#993366">やっぱり相当の才能の持ち主はユーモアに走ってもこんなにおもしろい読み物を書けるのだなあと納得した。</font></p>
<p><font color="#993366">これが仮面の告白だったら感想はまた全く違うのだろうと思うけれども、</font></p>
<p><font color="#993366">ある程度地位を獲得した余裕を感じる内容で、そこそこの自身の経験も交えながら読者が楽しめるように仕立てられたのだろうと想像できる。</font></p>
<p><br />
</p>
<p><font color="#993366">目次を紹介すると、</font></p>
<p><font color="#993366">大いにウソをつくべし、女から金を搾取すべし、弱いものをいじめるべし、人の恩は忘れるべし、人の不幸を喜ぶべし、人のふり見てわがふり直すな、など、<font color="#993366">それってどういうこと？と興味を沸かせる内容満載である。</font></font></p>
<p><font color="#993366">それが少しの破綻もなく巧妙に論理付けられ、そういう見方で見ればそうも言えるなァ、などとうっかり懐柔されてしまうほどのさすがの出来である。</font></p>
<p><font color="#993366">やはり一流のレトリックで、その手法は目を見張るものがあった。</font></p>
<p><font color="#993366">そして大体において未だ色褪せない新鮮味のある見方は著者の先見の明を確認できる内容であった。</font></p>
<br />
<p><font color="#993366">ここで全体の感想、とくに、人に迷惑をかけて死ぬべし、や、肉体のはかなさ、などの項目であまりぞっとしない連想をしてしまうところをわざわざ取上げたり、敢えて著者のことをどうこういうのも野暮な気がするのでちょっと興味をひいた内容について取上げたいと思う。</font><font color="#993366">そもそも私の頭自体が散文的で読んでいくそばから忘れるような出来なため、適当に思ったことを書くようにする方が都合が良いからとも言えるけど。</font></p>
<p><br />
<br />
<font color="#993366">痴漢を歓迎すべし、という物凄いタイトルから始まる。</font></p>
<p><font color="#993366">「女というものは、男の性欲の主体的なのに比して、主体の対象としての「物」、いわばオブジェになってしまうところに存在理由があるので愛されるときには自分の主体性を捨てなければならぬように躾けられている。しかるに男は、主体そのものであって、愛するときにも主体を失わない。「物」になってしまうということがない。」</font></p>
<p><font color="#993366">「こういう歴史的社会的状況に反抗したいと思うのが、人間の常でありますから、女は主体的立場に立ちたいと思い、男は逆に、たまには物になりたいと考える。（中略）、なので女は、何とか主体性を回復したいと思っているので自分の肉体だけを愛されることを侮辱と感ずる。」</font></p>
<p><font color="#993366">「女の肉体というものは男にとっては、どうせ女一般の肉体に他ならないのであるから、それよりも、自分以外の誰でもないこの「私」、この私の個性、私以外の何者でもないこの「私」を愛されたいと望むのであります。」</font></p>
<p><font color="#993366">「女性が自分の肉体について持っている考えは二重になっており、「私の体は美しいわ」という自信は、ともすると個性とかかわりのない、「女一般の肉体としてすぐれている」という感じ方にすぐつながる。（中略）、女性は自分の肉体に、終局的に、個性と主体性を自らみとめない傾向がある。」</font></p>
<p><font color="#993366">…とのこと。</font></p>
<p><font color="#993366"><br />
</font> </p>
<p><font color="#993366">澁澤龍彦の「少女コレクション」を読んで以来、どうも少女的なるものについての記述が気になって仕方がない。</font></p>
<p>上記は著者の言葉に違いはないが、サルトルとボーヴォアールからの引用である。</p>
<p>なるほどまとめていただけると理解しやすく、そこから少し考えてみようと思う。</p>
<p> </p>
<p>タイトルからして痴漢とはなんぞや、という結論を記してくれている。</p>
<p>「痴漢とは何であるか？彼は絶対に女を人格的に愛し得ない男であります。」とのこと。</p>
<p>女が認めない肉体のみを愛する男ということである。</p>
<p>澁澤氏の所蔵するコレクションの少女とは、女のウェットな面を除いたあくまで観念的な女と書いている。</p>
<p>そこいくと痴漢にとっての女の肉体は、一般的にやはり肉感的な女であるとは思うけれども、完全に成熟した肉を求めるでもなく、少し未成熟とでも言おうか、そういう女と少女の間のようなところにムラっ気があるようなイメージであるし、三島も言うところの人格は否定されたただの女の体を求めるところは非常に似ている。</p>
<p>ただし澁澤氏は、肉感的な面を求めていないようであるから痴漢よりもっと高度な女をお求めのようなのでちょっと上を行っていそうではあるけれども、どうも下手すると澁澤先生、合法的痴漢行為と言えないでもないそんなご趣味をお持ちとでも思えてきてしまう。</p>
<p>とりあえず、痴漢が痴漢行為をするある一面についての記述であるとは思うけれども、つい連想してしまった。</p>
<p>きっと痴漢の魅力はもっと多面的であるとは予想できるけど。</p>
<br />
<p><font color="#993366">男は、女を愛するということと肉体関係を持つこととを区別するという考え方が一般的に根付いている反面、女は同一視する感があるその考え方の違いともとれる。</font></p>
<p><font color="#993366">あくまで男を軸に考えられていることに多少引っかかるところはあるけれども、物理的にそういう関係であるから仕方がない。</font></p>
<p><font color="#993366">女は、そういう二面性がある前提から飛躍して、肉体関係においての問題と愛情についての問題とを混同する傾向があるということだろうと思った。</font></p>
<br />
<p><font color="#993366">実は私は、愛のないセックス肯定派である。</font></p>
<p><font color="#993366">この二面性を理解しているつもりでいた。</font></p>
<p><font color="#993366">でも、裏切りは否定しなければならない。けれどそれは、精神についての問題であってそこが難しいところでもある。</font></p>
<p><font color="#993366">さらに侮れないこと、著者はこんなことも記している。</font></p>
<p><font color="#993366">「女は、「体をゆるしてしまったが最後、女はよわい」のだそうです。」（様々なところからの引用を総じて）</font></p>
<p><font color="#993366">それは非常に理解できます。とことん放蕩に溺れるタイプの人間でないからかも知れないけれど、それなりに肉体関係は重んじて考える傾向があるのは事実です。</font></p>
<p><font color="#993366">男は違うのだそうです。そこはよくわからないけれど。</font></p>
<br />
<p><font color="#993366">ただし別に、男についてのこういう考え方が優れているとは思わない。</font></p>
<p>別に目くじら立てるわけではないけれども女性蔑視の考え方がそこはかとなく漂ってるし。</p>
<p>それにしても、女は自分の体に主体性を認めないというのも不思議な話だなあと思う。</p>
<p>体だけの愛情というのが長続きしないということを本能で覚っているからかも知れません。</p>
<p><font><br />
</font><font color="#993366"><div class="subContents"><p><font color="#993366">このくだりで長々と書いてしまった。他にもいろいろあったのだけれど。</font></p>
<br />
<br />
<p><font color="#993366">ちなみに、これがどうして痴漢を歓迎すべしにつながるのかは、本書にてご確認ください。</font></p>
<p><font color="#993366">目からウロコのおもしろさです。</font></p>
<br />
</div>
</font></p>
</font>
]]> </description>  
      <link>http://ameblo.jp/hu-tem-iho/entry-10034278449.html</link>  
      <pubDate>Mon, 21 May 2007 17:55:11 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>「さかさま世界史　英雄伝」　寺山修司</title>  
      <description> <![CDATA[ <dl><dt><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=908795" target="_blank" alt0="BlogAffiliate"><font color="#006600">さかさま世界史 英雄伝/寺山 修司<br />
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</dl>
<p><font color="#996699">３分の２くらいまで読んで放っていた本が出てきたので、おやッ忘れてた、とばかりに読み返す。</font></p>
<p><font color="#996699">個々の読み物はそれぞれ凄くおもしろいのだけれども単発で構成されているからどうしても中だるみしてしまう。</font></p>
<p><font color="#996699">気付けばエッセイラッシュだった勢いを借りての第３段はコレ。</font></p>
<p><font color="#996699"><br />
</font></p>
<p><font color="#996699">コロンブス、ベートーベン、エジソン、イソップ、ゲーテ、スタンダール、毛沢東、カミュ、ニーチェ、カフカ、他…。</font></p>
<p><font color="#996699">今に名立たる名声の、反面虚飾に満ちた英雄像を素っ裸にして、彼独自の視点であたかも別人かのように仕立て直す。</font></p>
<p><font color="#996699">ここまでくると爽快。洞察力の鋭さと言葉のナイフの鋭さにかけてはやっぱり一級品である。</font></p>
<p><font color="#996699">読ませる文章も力技。確信犯的誹謗中傷も含まれる。</font></p>
<p><font color="#996699"><br />
</font></p>
<p><font color="#996699">子供の頃、ひたすら伝記ばかりをむさぼるように読みあさった一時期があったことを思い出す。</font></p>
<p><font color="#996699">小学生くらいに読んだものって忘れずに覚えているものです。</font></p>
<p><font color="#996699">当時児童書で輝かしく登場した英雄たちが忘れた頃にぞろぞろ呼び出されて、寺山先生に拳固をもらったような按配。</font></p>
<p><font color="#996699">当然私も一緒にもらった状態である。</font></p>
<p><font color="#996699"> </font> </p>
<p><font color="#996699">思い起こせば児童書の伝記は、</font></p>
<p><font color="#996699">例えばエジソンの、ビショビショの泥団子を持ち出して１＋１＝１じゃないかと先生に食い下がったというエピソードは有名だけれども、</font></p>
<p><font color="#996699">当時の大人のものさしでは評価され得ず簡単にあしらわれていたダメな子が</font><font color="#996699">実は相当デキる子で、</font></p>
<p><font color="#996699">さらに努力によって晩成するというような対比でもって構成されていたものが多かったと思う。</font></p>
<p><font color="#996699">ここでは、エライ人が実はダメな子だから偉くなったところの逆説で書かれているわけだ。</font></p>
<font color="#996699"><p>ちょっと気の毒な人もなかにはいたけど、なるほどそういう見方もあったのかと単純に感心してしまった。<br />
</p>
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<p><font color="#996699"><br />
</font></p>
<p><font color="#996699">それにしてもこの飽くなき攻撃性。</font></p>
<p><font color="#996699">長い抑圧から堰を切った、価値観の混乱と個の氾濫の時代、と、言われてます。</font></p>
<p><font color="#996699">有名人が失言を恐れ萎縮する今、強烈に発言する存在って思い当たるとすれば石原慎太郎くらい？</font></p>
<p><font color="#996699">細木数子とか（笑）？慎太郎さんは昔からその姿勢は変わっていないかも知れない…貴重な存在だ。</font></p>
<p><font color="#996699">ジャーナリストは確かに声高に発言するけど程度の問題が微妙だし、彼らは責任を取らないから多分違う。</font></p>
<p><font color="#996699">寺山修司は責任をとってきた人だ。</font></p>
<p><font color="#996699">彼の刺激的な発言は批判で擦り切れることもなく、多くの青年を魅了し続け、彼らにとっての駆け込み寺のような存在だったのだと思う。</font></p>
<font color="#996699"><p><br />
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<p><br />
</p>
<p><font color="#996699">ともあれ、この本自体は食べ過ぎるとちょっと胸やけがしてくるのも事実。</font></p>
<p><font color="#996699">力強さとスピード感で押し流される感覚。思慮深さを好む人にはお勧めできません。</font></p>
<p><font color="#996699">それでも殺伐としたドライな人間にはなりたくはないし、通説に踊らされるのもいやだ。</font></p>
<p><font color="#996699">最近なにかとボンヤリ暮らしている私のこと。</font></p>
<p><font color="#996699">ホントできることなら、消化不良起こすことも恐れず、寺山修司の情熱の爪の垢を煎じてあますことなく飲み干すべきだ。</font></p>
<p><font color="#996699">自分に喝の一冊である。<br />
</font></p>
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]]> </description>  
      <link>http://ameblo.jp/hu-tem-iho/entry-10033371829.html</link>  
      <pubDate>Sat, 12 May 2007 08:32:07 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>「眼球譚」初稿　ロード・オーシュ　生田耕作訳</title>  
      <description> <![CDATA[ <dl><dt><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=889775" target="_blank" alt0="BlogAffiliate">眼球譚(初稿)/ジョルジュ バタイユ<br />
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</dl>
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<dl><dt><font color="#cc66ff">自慰と姦通、暴力、狂気、強姦、殺人、めくるめく交情。そして官能。<br />
<br />
一見、主人公とヒロインによる異常とも思える性行為の繰り返しがなぜこうも執拗に？と思われるけれども、<br />
</font></dt>
<dt><font color="#cc66ff">死人の持つエロティシズムにわななきながら、恐怖と驚喜の挟間で生を問いなおすのが主題だった。<br />
</font></dt>
<dt><font color="#cc66ff">クライマックスでは懺悔室で僧侶を強姦するのだけれども、はたして彼は、<br />
</font></dt>
<dt><font color="#cc66ff">信仰心とはうらはらに歓喜する自分に慄然とするが、<br />
</font></dt>
<dt><font color="#cc66ff">悔恨する姿を偽善として殉教すらもナンセンスと言わんばかりに、殺害されていしまう。<br />
その死体から、眼球を取り出し、それをも快楽に利用する…。</font> </dt>
</dl>
<p><font color="#cc66ff">「神となること。</font></p>
<p><font color="#cc66ff">太陽のように素っ裸で、雨の夜、夜末で、赤々と、神々しく、嵐の荘厳さで糞をひる。</font></p>
<p><font color="#cc66ff">首を刎ねられ、顔を歪め、涙をたらす。</font></p>
<p><font color="#cc66ff">「不可能なもの」。</font></p>
<p><font color="#cc66ff">私以前に、荘厳さの何物たるかを解した者がいるだろうか？」</font></p>
<p><font color="#cc66ff"><br />
</font></p>
<p><font color="#cc66ff">初稿と改稿があるが、どちらが良いかは賛否両論らしい。</font></p>
<p><font color="#cc66ff">上記の記述は、初稿の２部に登場する。</font></p>
<p><font color="#cc66ff">相反する事柄は一致するというバタイユ思想の、私が衝撃を受けた部分でもある。<br />
</font></p>
<p><font color="#cc66ff"><br />
</font></p>
<p><font color="#cc66ff"><br />
</font></p>
<p><font color="#cc66ff">卵にまつわる性的表現が軸になっている。</font></p>
<p><font color="#cc66ff">そこから生の象徴としてはもちろんのこと、睾丸との相対するセクシュアルな象徴としても扱われるし、</font></p>
<p><font color="#cc66ff">そもそも眼球と言うのもそのまま理性の眼、社会の眼として卵と擦り合わせながら例えられている。</font></p>
<p><font color="#cc66ff">美しいものと汚いものは紙一重で、汚辱を知らずにエロティシズムをわかったつもりでいるのか？と、</font></p>
<p><font color="#cc66ff">悲痛なまでに叫んでいるように思える。</font></p>
<p><font color="#cc66ff">死に目を伏せて生を理解できるのかとも。</font></p>
<p><font color="#cc66ff">死体に対する執着は今の日本においては理解され難いけれども、</font></p>
<p><font color="#cc66ff">死とは唯一万人にとっての真実であるだけになぜこうまで見ざるとする姿勢が常識になっているのか。</font></p>
<p><font color="#cc66ff">彼の生きた時代や環境が他人事として語られる社会ってどうなの？とやっぱり問い直さずにはおれない。</font></p>
<p><font color="#cc66ff"><br />
</font></p>
<p><font color="#cc66ff"><br />
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<p><font color="#cc66ff"><br />
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<p><font color="#cc66ff"><br />
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<p><font color="#cc66ff"><br />
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<p><font color="#cc66ff"><br />
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<p><font color="#cc66ff"><br />
</font></p>
<p><font color="#cc66ff">転じて瑣末なこと。</font></p>
<p><font color="#cc66ff"><br />
</font></p>
<p><font color="#cc66ff">描かれている二人、三人、四人程度？、による性行為の繰り返しにはホント独占欲が皆無なことに敏感になる私。</font></p>
<p><font color="#cc66ff">「彼の束縛には呆れる。」「愛情あってのことだよ。」みたいな話はないわけである。</font></p>
<p><font color="#cc66ff">エロティシズムとエゴイズムとは密接なつながりがあるのは提言だけれども、</font></p>
<p><font color="#cc66ff">独占欲ってエゴイズムのひとつだけど、それとの関連はないらしい。</font></p>
<p><font color="#cc66ff">澁澤氏はポルノグラフィの生理学的に言う非生産的性行為としての成立について語っているけれども、</font></p>
<p><font color="#cc66ff">それについて言えば確かに無関係なんだとは思う。</font></p>
<p><font color="#cc66ff">独占してしまえば辿るのは倦怠への道しかないだろうってこと。</font></p>
<p><font color="#cc66ff">かといって生産的な男女関係においても決定的にナンセンスだと思う。</font></p>
<p><font color="#cc66ff">結局感情よりはしばりでしかない。</font></p>
<p><font color="#cc66ff">独占欲ってほんとにくだらない、愛情とは無関係なものとしか言いようがない。</font></p>
<p><font color="#cc66ff">たとえ小者同士の関係における感情に過ぎないにしても、</font></p>
<p><font color="#cc66ff">不完全で不信に満ちた人間関係の顕著な表れだろうから</font><font color="#cc66ff">一笑に付すわけにもいかないところが複雑なんだろうけれども。</font></p>
<font color="#cc66ff"><p><br />
ところでバタイユも、月などの静的なものに対してエロティシズムを感じているようだった。</p>
<p>リビドーは本質的には男性のものであり、性欲は男だけの一方通行なのだとする意味も少しはわかったつもり。</p>
<p>オーシュ卿もきっと澁澤先生の人形愛を理解できるエロスの達人なんであろうとちょっと納得してしまった。</p>
</font>
<br />
]]> </description>  
      <link>http://ameblo.jp/hu-tem-iho/entry-10032917808.html</link>  
      <pubDate>Mon, 07 May 2007 17:17:03 +0900</pubDate> 
    </item> 
  </channel> 
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