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    <title>日っ歩～美味しいもの、映画、子育て．．．の日々～</title>  
    <link>http://ameblo.jp/hippopotamus-0319/</link>  
    <description>コメント、TB大歓迎！！いろいろとご意見いただけると嬉しいです。 TBは承認後の公開となりますので、少々、お時間をいただくこともありますが、ご了承ください。</description>  
    <language>ja</language>  
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    <item> 
      <title>抱擁のかけら</title>  
      <description><![CDATA[<p>
 <p>盲目の脚本家、ハリー・ケインは、かつて、マテオ・ブランコと名乗る新進気鋭の映画監督でした。彼は、14年前、交通事故にあい視力を失ったのですが、その事故で、恋人だったレナを亡くしています。レナは、マテオが撮影していた映画の主演女優。二人は激しく愛し合いますが、レナには、パトロン、エルネストがいて．．．。</p>
<br />
<p>脚本家は、何故、視力を失い名前を変えたのか。彼のもとに現れた若い男は何者なのか。彼の恋は何故、終わったのか。様々な疑問を見るものに抱かせながら、ストーリーは進行して行き、やがて、すべての謎が解き明かされ、いろいろな出来事や人間関係が繋がっていきます。</p>
<br />
<p>レナに魂を奪われながらレナを主役に据えた映画作品を作っていく映画監督の姿は、本作を監督したペドロ・アルモドバル監督の姿に重なるのかどうか．．．。いずれにせよ、本作において、ペネロペ・クルスが実にチャーミングに美しく撮影されていることは確かですが．．．。</p>
<br />
<p>華やかな世界の裏に蠢く嫉妬と憎悪。嫉妬は、陰湿な陰謀を産み出します。そして、その憎しみをぶつけられた相手は大きな痛手を負います。けれど、それも、いつか癒されていきます。その癒しを支えるのは、マテオの周囲にあり、彼を包み込んでいた愛。それは、レナとの情熱的な激しい愛とは対照的。</p>
<br />
<p>レナを巡るエネストとマテオ、マテオを巡る彼の秘書とレナ、レナを写し取る映画のカメラとエルネストの息子のカメラ、様々な形で対比される要素があり、ストーリーに厚みを与えています。</p>
<br />
<p>登場人物、それぞれがしっかりと描かれ、厚みのある作品となっています。多くの要素が盛り込まれ、やや散漫な感じがする部分もありますが、丁寧な人物描写により支えられ、力のある作品に仕上がっています。ところどころで効果的に使われる赤色も印象的。映像が、とても綺麗でした。</p>
<br />
<p>ラストで、事故に関する真実、14年前の映画制作に関する真実が顕わにされていきます。そして、それ以外にも．．．。この辺りの緊張感と疑問に答えが出されていくスッキリ感のバランスが絶妙。</p>
<br />
<p>レナの生前、最後となってしまったマテオとレナのキスの映像。大写しにしたその映像の上にマテオが自分の手を重ねるシーン。そして、エルネストの陰謀により駄作となってしまった作品の再編集をするマテオ。彼は、映画を再編集するとともに、レナと自身の人生をも再編集したのかもしれません。</p>
<br />
<p>迫力のある作品で、見応えありました。一見の価値ありです。</p>
<br />
<br />
<p>公式サイト</p>
<p><a href="http://www.houyou-movie.com/">http://www.houyou-movie.com/</a>
 </p>
<br />
<br />
<p><a href="http://pia-eigaseikatsu.jp/title/152804/">抱擁のかけら＠ぴあ映画生活</a>
 </p>
 
</p>]]></description>  
      <link>http://ameblo.jp/hippopotamus-0319/entry-10451869921.html</link>  
      <pubDate>Wed, 10 Feb 2010 00:09:01 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>ボーイズ・オン・ザ・ラン</title>  
      <description> <![CDATA[ <p>花沢健吾の同名コミックを映画化した作品です。原作は未読です。</p>
<br />
<p>仕事もダメ、恋人もいない、真面目で一生懸命だけれど、冴えないサラリーマン、田西が、同じ会社の違う部署で働くちはると恋に落ちますが、ちょっとした行き違いで、彼女の気持ちは冷めてしまいます。その後、ちはるが、ライバル会社のイケメンのやり手社員、青山に弄ばれていたことを知り．．．。</p>
<br />
<p>決して悪い人ではない．．．という以上に善い人であるのは間違いないのだけど、一生懸命さがどこか鬱陶しい田西。ちはるちゃんの気持ちがさめてしまうのもわかる気がしたりして．．．。多分、彼のような男性とやっていけるのは、本作で言うならしほのような女性。しっかりと自立していて、相手の男性を包み込むように愛せる女性。決して、ちはるちゃんタイプではないのでしょうね。</p>
<br />
<p>でもって、頑張っても青山には歯が立たないけど、ちはるちゃんには何とか一矢報いた田西。諸悪の根源は女ってか?と突っ込みたくなりますが、田西くんレベルの男子にとっては、克服すべきは女．．．なのかもしれません。</p>
<br />
<p>けれど、ほとんどやられっ放しで、反撃もごく限定的なものに留まってしまっているのですが、不思議と爽快感がある作品となっています。</p>
<br />
<p>恐らくは、自分にないものをやまほど持っている青山に対する羨望を抱いていた田西。その彼が、徹底的に負けて、持ち得ないものを羨むのではなく、自分なりの在り方に気付いた点に、彼の成長が感じられるからかもしれません。</p>
<br />
<p>田西を演じた峯田和伸。ボロボロになるほど、彼の内面に潜むカッコ良さのようなものが滲み出てきて不思議な魅力が感じられますた。青山を演じた松田龍平も薄っぺらで嫌味な雰囲気を不自然さを感じさせず表現していて印象的でした。ちはるの隣人のソープ嬢を演じたYOU、田西にボクシングを指導する同僚、鈴木さんを演じた小林薫も、ベテランの貫録で良かったです。決闘の場面で田西にかける言葉など面白かったです。</p>
<br />
<p>上映館も少なく地味な扱われ方の作品ですが、なかなか、面白かったです。田西の情けなさに笑いながら、けれど、彼の一途さにちょっとした憧れと懐かしさを感じながら、彼の人間としての成長を味わえる作品に仕上がっていて、上映時間いっぱい、楽しむことができました。一見の価値ありです。</p>
<br />
<br />
<p>公式サイト</p>
<p><a href="http://www.botr.jp/">http://www.botr.jp/</a>
 </p>
<br />
<br />
<p><a href="http://pia-eigaseikatsu.jp/title/150881/">ボーイズ・オン・ザ・ラン＠ぴあ映画生活</a>
</p>
]]> </description>  
      <link>http://ameblo.jp/hippopotamus-0319/entry-10452518847.html</link>  
      <pubDate>Tue, 09 Feb 2010 00:18:26 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>食堂かたつむり</title>  
      <description> <![CDATA[ <p>小川糸の同名小説を映画化した作品。原作は未読です。</p>
<br />
<p>自分のレストランを開こうと必死になって開店資金を貯めていた倫子ですが、同棲していた男に、折角貯めたお金を持って逃げられ、ショックで声を失います。中学卒業後、母との折り合いが悪く家を出ていた倫子でしたが、10年振りに里帰りし、母と生活するようになります。倫子は、実家の物置を改装し、1日1組限定の食堂を開きますが．．．。</p>
<br />
<p>何というか、全体に現実離れしています。御伽噺は御伽噺で良いのですが、何だか中途半端。全くのあり得ない世界にしてしまうなら、もっと、徹底して欲しかったところ。</p>
<br />
<p>倫子が声を失った原因と取り戻したきっかけが噛み合っていないところも、少々、カタルシスに欠ける部分ではあります。母との関係の修復により、倫子が声を取り戻すなら、声を失う部分にも母に関わって欲しかった気がします。</p>
<br />
<p>倫子が料理によって、食堂のお客さんたちの人生を変えていくワケですが、彼らよりも前に倫子の料理を食べたはずの逃げた男や母はどうだったのでしょう?母には、少しずつ変化が見えますが、お客さんたちの変わり方とは全然違いますし．．．。業務仕様とプライベート仕様では違うということ?</p>
<br />
<p>それにしても．．．。&quot;虫入り事件&quot;（この事件に関わった友人との関係の決着の付け方も???）の後、苛立ちから大量の玉ねぎを壁にぶつける倫子に「料理人のクセに食べ物を無駄にするとは!」とカツが入りますが、本作では食べ物を無駄にしすぎ。倫子が買い込んでくる食材の量とお客に提供される量が合わなさ過ぎ。どう見ても、大量に捨ててるとしか思えないのです。何度も試作した．．．という時間もあるとは思えないし．．．。</p>
<br />
<p>どう見ても採算が取れるとは思えない．．．というより、客が入れば入るほど赤字が膨らんでいくようにしか思えないこの食堂で、彼女はどうやって借金の返済をしているのか?家賃なし、光熱費と自分の生活費は実家持ちであっても、借金返済は無理でしょう。まぁ、倫子の母の経済力についても、あの客の少ない店で、どうやってこんなに稼いだか．．．という不思議さはありますが．．．。&quot;白馬の社長&quot;のお陰?．．．にしても、そんなにはねぇ．．．。</p>
<br />
<p>そして、どうも、料理があまり美味しそうではないのも難点。本作の場合、美味しさよりも&quot;料理に込められた倫子の想い&quot;が人々を癒し再生させるということなのでしょうから、美味しさを強調する必要はなかったのかもしれませんが、それなら、もっと、倫子の&quot;想い&quot;の部分に重点を置いて作品の世界を構成して欲しかった気がします。</p>
<br />
<p>エルメス、そして、母と別れ。その辺りも、そこに関わる人々の想いをもう少し伝えて欲しかった気がします。そこが浅いために、何だか、披露宴の料理を食べる場面など、薄っぺらくなってしまったように思えてなりませんでした。このエルメスとの別れなど、なかなか他では見られない展開で、「食べる」という行為の本質を突く見事な展開だと思うのですが、その良さが映画の中では活かしきれていないと思います。</p>
<br />
<p>突っ込みどころも満載な本作ですが、それでも、それなりに気持ちを動かされたのは、母親役の余貴美子の説得力のある演技ゆえだと思います。不器用さから誤解を生み、娘に反発されながらも、娘を想う母を見事に表現。母と娘の物語に厚みが出て、そこが本作の魅力となっています。</p>
<br />
<p>全然ダメってこともないですが、DVDになったらレンタルで十分とは思います。</p>
<br />
<br />
<p>公式サイト</p>
<p><a href="http://katatsumuri-movie.jp/">http://katatsumuri-movie.jp/</a>
 </p>
<br />
<br />
<p><a href="http://pia-eigaseikatsu.jp/title/152003/">食堂かたつむり＠ぴあ映画生活</a>
 </p>
]]> </description>  
      <link>http://ameblo.jp/hippopotamus-0319/entry-10451873582.html</link>  
      <pubDate>Mon, 08 Feb 2010 01:13:25 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>インビクタス/負けざる者たち</title>  
      <description> <![CDATA[ <p>ジョン･カーリング原作のノンフィクションを映画化した作品。原作は未読です。</p>
<br />
<p>アパルトヘイト廃止後の南アフリカで、黒人にも選挙権が認められる中で投票が行われ、ネルソン･マンデラが選出され、初めての黒人大統領となります。黒人たちの間には白人への反発や復讐心が沸き、白人たちの間には黒人による報復への不安が満ち溢れ、なかなか一つの国として纏まれそうにありません。特に白人が中心に行われていたラグビーについては、南アフリカ代表チームへの風当たりが強く、国際試合の際には、黒人たちは、南アフリカ代表ではなく、相手のチームに声援を送るほど。マンデラ大統領は、南アフリカで開催されるワールドカップで代表チームが活躍できるようにし、バラバラの国民たちを纏めようとして．．．。</p>
<br />
<p>誰かに酷く痛めつけられたとして、しかも、身近な人々を殺されたとして、その相手よりも強い力を得た時に、復讐せずにいられるのか。それ以上に赦すことなどできるのか。</p>
<br />
<p>相当に難しいことです。けれど、その困難を成し遂げた人がいます。ネルソン･マンデラ。憎しみは憎しみを生む。復讐は復讐を生む。断ち切れない連鎖が、より多くの人間を不幸にしていく。それを本当に解決するには、被害者が&quot;赦す&quot;しかないのでしょう。そして、&quot;赦す&quot;ことは、被害者をも癒すことに繋がります。でも、頭では分かっていても感情的には受け入れにくいことです。けれど、彼はそれを実行し、彼以外の多くの被害者たちをもそれを実行するよう導きました。</p>
<br />
<p>加害者を簡単に赦していいのか?罪を犯しても赦される社会にしてしまって悪い影響は出ないのか?けれど、加害者が赦される可能性を否定することは、被害者が本当には救われる可能性を狭めてしまうのではないか?そして、加害者の悪を言い募り、諸悪の根源が加害者にあると決め付けた時、被害者は被害者であることから逃れられなくなるのではないか?被害者が幸せになようするためには、被害者が加害者を赦そうと思える環境を整えることが大切なのでしょう。</p>
<br />
<p>実話を映画化した作品ならではの力が感じられます。これが、実話だと知って観るからこそ、出来過ぎたストーリーでも、都合の良すぎる設定でもないものとして受けとめることができるのでしょう。</p>
<br />
<p>そして、本作が題材として取り上げている南アフリカ代表のラグビーチームのワールドカップでの優勝、そして、何より、自分たちを支配し、手酷く痛めつけてきた白人たちを許し、同士として受け入れようと心を砕いたネルソン･マンデラという傑出した人物の存在。彼の存在自体が奇跡で、神から南アフリカに与えられた恵みのようにも思えてきます。</p>
<br />
<p>ドラマチックな展開の作品ですが、全体として、意外に静かな感じがします。マンデラの苦難の歴史、ラグビー以外の分野での政治家としての実績、代表チームがどのようにして強くなったのか、キャプテン以外のチームのメンバーの中にある葛藤など、キッチリと描けば感動を呼び起こすだろうと思われる部分について、アッサリと触れられるだけだからでしょうか。</p>
<br />
<p>実際に起こったこと自体が十分に感動的なのだから、必要以上に盛り上げたり、感動を煽ったりする必要はないということなのかもしれません。変に演出過剰にしたり、余分な技巧を凝らしたりしていない点には好感が持てます。ごく自然な雰囲気で奇跡のような出来事を描く。それは、かなりのウデなワケですが．．．。</p>
<br />
<p>決勝戦。試合が進むにつれ、隔たっていた心の距離を縮めていく黒人と白人の姿に胸を打たれます。特に、スタジアムの外での警官と少年のエピソードが印象的でした。</p>
<br />
<p>大きな出来事に真正面から迫っていて、とても、真っ当な真面目に作られた作品だと思います。ユーモラスな場面も折り込まれ、単なるお涙頂戴にはならず、下手に正義を振りかざすこともなく、十分にエンターテイメントとして楽しめる作品にもなっています。</p>
<br />
<p>一度は観ておきたい作品。オススメです。</p>
<br />
<br />
<p>公式サイト</p>
<p><a href="http://wwws.warnerbros.co.jp/invictus/">http://wwws.warnerbros.co.jp/invictus/</a>
 </p>
<br />
<br />
<p><a href="http://pia-eigaseikatsu.jp/title/152813/">インビクタス／負けざる者たち＠ぴあ映画生活</a>
 </p>
]]> </description>  
      <link>http://ameblo.jp/hippopotamus-0319/entry-10451865510.html</link>  
      <pubDate>Sun, 07 Feb 2010 01:12:23 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>やがて復讐という名の雨</title>  
      <description> <![CDATA[ <dl><dt><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=8320431" target="_blank" rel="nofollow" alt0="BlogAffiliate">やがて復讐という名の雨 [DVD]/ダニエル・オートゥイユ,オリヴィア・ボナミー,カトリーヌ・マルシャル<br />
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</dl>
<br />
<p>本作は日本では劇場未公開のようですね。「<a href="http://ameblo.jp/hippopotamus-0319/entry-10022017236.html">あるいは裏切りという名の犬</a>
 」のオリヴィエ・マルシャル監督、ダニエル・オートゥイユ主演によるハードボイルドアクションです。</p>
<br />
<p>暗い過去を背負うマルセイユ市警の刑事、シュナイデルは、酒に酔い、バスジャックまがいの行為をしてしまって捜査の現場から外されます。けれど、彼は、担当外の猟奇連続殺人の捜査に没頭します。彼は、被害者にある共通点を見出し．．．。</p>
<br />
<p>過去の猟奇殺人とそれにより両親を喪った姉妹の関係、現在の猟奇殺人、過去の事故とその背景にあった不倫、警察組織の暗部．．．。様々な要素が織り込まれます。軸になっているのは、二つの猟奇殺人なのですが、その二つが重なるようで、重ならず、微妙に中途半端な関係に終始します。</p>
<br />
<p>二つの事件の重ね方に、もう少し工夫があれば、もっと面白くなったのではないかと．．．。オーソドックスながら興味深いテーマを並べながら、一つ一つの要素の繋がりがぎこちなく全体のバランスが今ひとつでした。</p>
<br />
<p>ダニエル・オートゥイユは、渋さと切なさを感じさせてくれ、苦悩を背負った中年男性の哀しさとカッコ良さを巧く表現していたと思います。少々、頬がふっくらしている辺り、若干の違和感がないわけではありませんでしたが．．．。</p>
<br />
<p>邦題には「復讐」という語が使われていますが、復讐というのとはちょっと違うのではないかと．．．。邦題が???でした。</p>
<br />
<p>全然面白くなかったという訳でもなかったのですが．．．。レンタルのDVD鑑賞で十分かと．．．。</p>
<br />
<br />
<p><a href="http://pia-eigaseikatsu.jp/title/25745/">やがて復讐という名の雨（劇場未公開）＠ぴあ映画生活</a>
</p>
]]> </description>  
      <link>http://ameblo.jp/hippopotamus-0319/entry-10438208746.html</link>  
      <pubDate>Sat, 06 Feb 2010 00:21:09 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>恐怖のメロディ</title>  
      <description> <![CDATA[ <dl><dt><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=8320623" target="_blank" rel="nofollow" alt0="BlogAffiliate">恐怖のメロディ [DVD]/クリント・イーストウッド,ジェシカ・ウォルター<br />
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</dl>
<br />
<br />
<p>クリント・イーストウッドの監督デビュー作となった作品。</p>
<br />
<p>地方のラジオ局でDJをするデイヴは、ある夜、ある女性からのリクエスト曲、「ミスティ」をかけます。いつも、放送を終えた後に立ち寄るバーで、イブリンに会い、一夜をともにします。その後、その女性、エブリンに執拗につきまとわれ．．．。</p>
<br />
<p>最初は、余裕の表情を見せていたデイヴ。彼は、女性関係については自信を持っていたのでしょう。エブリンを舐めてかかっていたように見えます。彼の自身が、イブリンに対する警戒を怠らせてしまったのかもしれません。けれど、デイヴがエブリンの異様さに気付くまでに、左程、時間はかかりませんでした。あまりのイブリンの執拗さに不安を感じるようになり、やがて、恐怖に包み込まれるようになります。恐怖がジワジワと確実に迫ってくる過程が丁寧に描かれます。</p>
<br />
<p>エブリンを演じたジェシカ・ウォルターの熱演もあるのでしょう。彼女の見せる感情の起伏の激しさ。いつ、何がきっかけで爆発するか分からない感情。様々な出来事や人の反応をあまりに都合よく解釈する歪んだ認知力。同じ出来事を経験し、会話を交わしていても、その同じ事実の捉え方が、ここまで違ってしまうと、どう対処してよいか分からず、混乱するばかり。</p>
<br />
<p>1970年代初めにストーカーを描いた点にもクリント・イーストウッドの社会を見る目の確かさが感じられます。（アメリカでは、すでに、ストーカーという概念があったのでしょうか．．．）</p>
<br />
<p>デイヴがDJという設定を見事に生かす音楽も印象的。そして、エブリンとの関係が崩れ、彼女の&quot;恋心&quot;が攻撃となるに伴い、ふんわりとした甘さを漂わせる曲が恐怖を呼び覚ます音色に変化していく&quot;Misty&quot;のメロディが耳に残ります。トラブルは、甘さや温かさの中に生まれてきたときにこそ、人の恐怖心を強く刺激するのかもしれません。</p>
<br />
<p>クリント･イーストウッドの監督としての出発点を見せてくれると同時に、その行く先にあるものを感じさせてくれる作品ともなっており、彼の才能を改めて実感させられます。一度は観ておきたい作品だと思います。</p>
<br />
<br />
<p><a href="http://pia-eigaseikatsu.jp/title/6108/">恐怖のメロディ＠ぴあ映画生活</a>
 </p>
]]> </description>  
      <link>http://ameblo.jp/hippopotamus-0319/entry-10438219164.html</link>  
      <pubDate>Fri, 05 Feb 2010 00:16:40 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>顔のない天使</title>  
      <description> <![CDATA[ <dl><dt><a href="http://click.affiliate.ameba.jp/affiliate.do?affiliateId=8214768" target="_blank" rel="nofollow" alt0="BlogAffiliate">顔のない天使 [DVD]/メル・ギブソン<br />
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</dl>
<br />
<br />
<p>アメリカ、北西部のメイン州にある閑静な海沿いの避暑地。家族から孤立する少年、ノースタッドは、士官学校の受験に失敗しましたが、安心して受け入れてもらえる場所のない家から出るためにも、士官学校に入りたくて、再度の受験に挑戦しようとしていました。一方、周囲には、顔半分に拡がる大火傷の跡から&quot;怪人&quot;とも言われ、ひっそりと街の外れに一人で住むマクラウド。ノースタッドは、ひょんなことから、マクラウドと出会い、彼が元は教師だったことを知ります。ノースタッドは、士官学校に合格するため、マクラウドに指導してもらおうと考え．．．。</p>
<br />
<p>間違いなく、感動できる作品です。二人の人間の出会い。その関係が深まることにより生まれる互いの成長。悲劇的な要素も盛り込まれますが、それでも、爽やかな清々しさが感じられるのは、二人の人間の確かな成長が感じられるからでしょう。</p>
<br />
<p>世間から疎外されるマクラウド。家族の中にいて孤独に苛まされているノースタッド。どちらも、周囲に理解されない寂しさを抱えています。互いの抱える孤独が、傷が、双方を引き寄せ、惹きつけあったのでしょう。人に傷つけられ、避けられることで負った傷も、人との触れ合いの中でしか、本当に癒されることはないのでしょう。</p>
<br />
<p>人は、どうしようもなく、人の中でしか、生きられないものなのかもしれません。それぞれが、それぞれの理由で相手を必要とし、相手からかけがえのないものを受け取り、相手の傷を癒していく。その過程が丁寧に描かれ、それぞれの変化していく様子が、胸に沁みます。</p>
<br />
<p>最初は、ある意味、子どもらしさでもあるのですが、とても、自己中心的で、「教えてもらおうとしている側の態度とは思えない自分勝手さ」が前面に出ていたノースタッド。それが、徐々に、マクラウドの言葉を受け入れ、学ぶことに取り組む姿勢、態度、言葉遣いが変わっていきます。外見的にも内面的にも変化していく様子が丁寧に描かれ、彼の成長が実感できます。</p>
<br />
<p>二人を包み込む海辺の町の美しい風景が本作の温かさを醸し出す背景として、作品の世界を盛り上げています。</p>
<br />
<p>さて、マクラウドの過去にあった交通事故。その際に死なせてしまった少年とマクラウドの間に、本当に、性的な関係はなかったのかという問題。もし、これが、単なる誤解なのだとしたら、マクラウドは、事故の後も、ずっと傷を顔に刻み続ける選択をしたのでしょうか?それが、誤解でも偏見でもなかったから、彼は、傷を残すことで自分を罰したのだと考えた方が自然な気がします。<br />
<br />
そして、ラストで、ノースタッドが手を振った相手。その姿は、現実だったのか、ノースタッドが見た願望だったのか?本作では、現実として描いているのだと思いますが、&quot;幻想だったかもしれない&quot;という含みを残しておくと、作品の味わいが、さらに、深まったのではないかと思います。</p>
<br />
<p>冒頭とラストの繋ぎ方も、少々、陳腐な感じもしましたが、それでも、その間の差には、ノースタッドの成長が見えました。人は、大きな取り返しがつかないように思われた過失も、自分では選ぶことのできない家族関係で生じる摩擦や問題も、乗り越えて成長することができるのだと思わせてくれるような作品でした。</p>
<br />
<p>一度は観ておきたい作品です。</p>
<br />
<br />
<p><a href="http://pia-eigaseikatsu.jp/title/5876/">顔のない天使＠ぴあ映画生活</a>
</p>
]]> </description>  
      <link>http://ameblo.jp/hippopotamus-0319/entry-10432075358.html</link>  
      <pubDate>Thu, 04 Feb 2010 00:44:22 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>METライブビューイング/R.シュトラウス《ばらの騎士》</title>  
      <description> <![CDATA[ <p>昨年から上映されているニューヨーク、メトロポリタン歌劇場でのオペラ公演を世界各地に配信するシリーズ「METライブビューイング2009-2010」の第5弾。</p>
<br />
<p>今まで</p>
<p>プッチーニ「トスカ」</p>
<p>ヴェルディ「アイーダ」</p>
<p>プッチーニ「トゥーランドット」</p>
<p>オッフェンバック「ホフマン物語」</p>
<p>といった作品が上映され、今後は、</p>
<p>ビゼー「カルメン」</p>
<p>ヴェルディ「シモン・ボッカネグラ」</p>
<p>アンブロワーズ・トマ「ハムレット」</p>
<p>ロッシーニ「アルミーダ」</p>
<p>といった作品の上映が予定されています。</p>
<br />
<p>本作は、ドイツ･ロマン派の巨匠、リヒャルト･シュトラウスの傑作。</p>
<br />
<p>18世紀中頃のウィーン。ある日の朝、優雅な元帥夫人は、17歳の愛人、オクタヴィアンとともにベッドで昨夜の余韻に浸っています。夫人は、若いオクタヴィアンが、いずれ、自分の元を離れていくであろうことを予感していました。そんな中、夫人の従兄、オックス男爵が、夫人に、最近、貴族に列せられた裕福な商人、ファニナルの娘、ソフィーと結婚することになったので、婚約の申し込みの使者、ばらの騎士（ウィーンの貴族が婚約の申し込みに立てる使者で、婚約の印として銀のばらの花を届けることからそう呼ばれている：実際にあった風習ではなく物語の中の創作）をと務めてくれる人物を紹介して欲しいと依頼されます。夫人は、悪戯心から、オクタヴィアンを推薦します。ばらの騎士としてファニナル家を訪ねたオクタヴィアンは、ソフィーと会いますが、二人はたちまち恋に落ちてしまい．．．。</p>
<br />
<p>元帥夫人のアリアが印象的な第1幕、オクタヴィアンがばらの騎士として登場する華やかな第2幕、クライマックスの三重唱が見事な第3幕。</p>
<br />
<p>衣装から舞台の背景から豪華で、華やかなりし貴族社会の雰囲気をタップリ楽しめます。音楽も華やか。かなりテクニカルな曲が多いのですが、微妙なタイミングで重ねられていく音が独特の世界を作り上げています。出演者については意外性や新鮮味には欠けるもの、定評のあるキャスティングで安心して作品の世界に浸ることができます。</p>
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<p>オクタヴィアンに想いを残しながら、誇り高く、若い2人のために身を引く元帥夫人。その元帥夫人の魅力を理解しながらもソフィーに惹かれていくオクタヴィアン。元帥夫人の素晴らしさを知り、夫人を愛したオクタヴィアンの気持ちを理解しながらオクタヴィアンに惹かれるソフィー。オペラにありがちなドロドロした恋愛ではなく、中心となる3人のそれぞれに矜持と気高さが感じられる点が爽やかです。マイナスの部分はすべて男爵が引き受けたということでもあるのでしょうけれど．．．。贅沢で華やかで、コメディタッチの軽い雰囲気、ところどころに散りばめられた笑い。数あるオペラの中でも、間違いなく傑作といえるでしょう。</p>
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<p>少なくとも40歳は超えているハズのスーザン・グラハムが17歳のオクタヴィアンを演じてしまう。それも、若い青年貴族に見えてしまう瞬間がある!オペラは歌舞伎のようなものと考えれば、違和感ないのかもしれません。年齢を超え、性別を超えて演じることができる世界。同じ音程で同じメロディーが、同じような場面、タイミングで歌われて、個々に違う舞台が出来上がる。伝統芸能の世界ですね．．．。</p>
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<p>何といっても、上演自体に相当のお金がかかるオペラ。少々、高い入場料を取ったところで利益を出せるものではないでしょう。海外の一流どころのオペラの日本公演の場合、安い席でも数万円はするケースが多いですし、それを考えれば、本作の入場料3500円を高いと言っては．．．いけないのでしょうね．．．。</p>
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<p>上映期間も短く、なかなか、観に行くチャンスを作るのも難しいのですが、それでも、全くの普段着で、ホールでの上演に比べればかなり格安でオペラを楽しめるというのは、悪くない企画だと思います。入門編としてはありがたい企画といっても良いのかもしれません。</p>
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<p>でも、映画館で、本来、音楽が演奏されるために作られたホールで上演されるべきオペラを聴こうということそのものに無理があるのでしょうから仕方ないのですが、やはり、音響的には、かなり不満が残ります。ホスト役のプラシド･ドミンゴも言っていますが、オペラにはお金がかかし、経済的な支援が必要。それは確かにそうなんでしょうけれど、お金を払って観る映像で寄付を求められてもねぇ．．．。それも、豪華で贅沢な映像に浸っている時に．．．。この部分は、作品そのものが始まる前か完全にエンドロールが終わった後で字幕で呼びかける程度にして欲しかったです。</p>
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<p>今後、上映予定の作品の中にも興味を惹かれる演目はあるのですが、また、観に行くかどうかは微妙なところ。キャストなどを見ながら考えて．．．といったところでしょうか。</p>
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<p>公式サイト</p>
<p><a href="http://www.shochiku.co.jp/met/index.html">http://www.shochiku.co.jp/met/index.html</a>
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<p><a href="http://pia-eigaseikatsu.jp/title/153380/">《Ｒ．シュトラウス『ばらの騎士』》＠ぴあ映画生活</a>
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]]> </description>  
      <link>http://ameblo.jp/hippopotamus-0319/entry-10446013507.html</link>  
      <pubDate>Wed, 03 Feb 2010 00:30:50 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>ユキとニナ</title>  
      <description> <![CDATA[ <p>ユキとニナは、パリに住む9歳の女の子。ユキは、フランス人の父親と日本人の母親と暮らしていましたが、夏休みを前にして、母親に「パパと別れて日本に帰ることになった」と伝えられます。ショックを受けたユキは、親友のニナと、やはり、離婚しているその母親に相談します。何とか両親を仲直りさせようと「愛の妖精からの手紙」を書きますが、母親はそれをみて悲しむだけ。一方、母親とけんかをして家出を決めたニナがユキを誘いに来て．．．。</p>
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<p>夫婦の関係が、なかなかに&quot;おフランス&quot;で面白かったです。子どもに「愛はいつか醒めるもの」なんて説明する辺り、&quot;アモールの国&quot;であることを実感させられます。</p>
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<p>子どもたちの想いは届かず、大人たちの思惑の中で、生活が変えられていきます。一人では生きていけない子ども、まぁ、仕方のないことではあるのでしょう。かつて、自分も大人に振り回され理不尽を感じたであろう大人たちも、自分が大人になればそれを忘れてしまう。忘れてはいないまでも、大人は大人で切羽詰った事情を抱えているもの。その辺りの大人と子どもの世界の違いが巧く描かれています。</p>
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<p>ユキとニナ。二人の子どもも可愛かったです。ユキが、今ひとつ、投げやりというか、演技が平板というか、あまりの大事件に感覚が麻痺したということなのかもしれませんが、作品の世界からどことなく浮いた印象を受けました。その、どこか浮世離れした雰囲気は、後半のファンタジックな映像に嵌っていたとは思うのですが．．．。</p>
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<p>人は出会いと別れを繰り返し成長していきます。大人は、別れも出会いも、それまでの人生で積み重ねてきて、いるわけで、馴染みもあるでしょう。けれど、子どもにとってはそうではありません。ラストで、ユキへのメールに入れられた映像の中ですねたニナの表情など、別れについての子どもの感覚が巧く描かれていたと思います。</p>
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<p>一方で、森の中を歩き続けるユキとニナ。普通、こうした状況なら、「疲れた」とか「もう動けない」とか「お腹が空いた」とかいった場面が出てきそうなものですが、二人ともただひたすら活動します。都会育ちの子どもとは思えないその逞しさには違和感がありました。他にも、森を抜けて日本に来たユキが女の子たちと出会い遊ぶ場面など、そこでの遣り取りなど、不自然な感じがあり、今ひとつ、作品の世界に入り込めませんでした。</p>
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<p>全体的に&quot;自然&quot;な雰囲気で作られた世界であるにも関わらず、ところどころで、不自然さが目立ち、引っ掛かってしまいました。その辺りの配分がバランス悪く、ざらついた感覚が抜けません。</p>
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<p>テーマは面白く、ユキとニナのキャスティングも良く、もっと面白くなるべき作品だったと思うだけに残念です。</p>
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<p>公式サイト</p>
<p><a href="http://www.bitters.co.jp/yukinina/">http://www.bitters.co.jp/yukinina/</a>
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<p><a href="http://pia-eigaseikatsu.jp/title/150843/">ユキとニナ＠ぴあ映画生活</a>
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]]> </description>  
      <link>http://ameblo.jp/hippopotamus-0319/entry-10446110799.html</link>  
      <pubDate>Tue, 02 Feb 2010 00:04:04 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>フローズン・リバー</title>  
      <description> <![CDATA[ <p>夫に新居を購入するための費用を持ち逃げされたレイは、家を手に入れるため、支払期日までに金を工面しなければならなくなります。そんな時、ひょんなことから知り合ったモホーク族の女性、ライらから、不法移民をカナダ側から車のトランクに載せ、凍てついたセントフローレンス川を越えてアメリカに入国させる闇の仕事でした。レイは、儲けを山分けにすることを条件に、ライラと手を組み．．．。</p>
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<p>レイは、子どもたちとのより良い生活のため犯罪に手を染めます。決して、生命を維持するためにとか、ギリギリ最低限の生活を維持するためという程の切羽詰った状況ではありません。一応、住む場所もあるし、低収入とはいえ仕事もあり、給料が入れば食べるものは買え、車もあり．．．。けれど、子どもたちとの生活を支えるために犯罪に走るまでにレイが追い詰められていく過程が丁寧に描かれ、観る者の気持ちが、レイの心情に引き寄せられていきます。</p>
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<p>そして、犯罪行為の中で、レイとライラの&quot;母親&quot;としての一面が描かれていきます。白人とネイティブ･アメリカン。その間にある差別。元々はアメリカの大地を自由に生きていたネイティブ・アメリカンたちの置かれた現状も描きながら、2人の母親の子どもへの想いが描かれます。</p>
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<p>以下、ネタバレあり</p>
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<p>ラストは、果たしてハッピー･エンドなのか．．．。レイは、しばらく収監されることになるのでしょうけれど、数カ月で戻れるはず。レイとライラは、自分たちの生活の基盤を支える経済力を手に入れました。</p>
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<p>けれど、この先、二人はどう生きていくのか。犯罪に頼らず生活費を得る方法を持てるのか。権力と闘うことは美徳とされます。けれど、罪を犯すことで、左程、時間をかけずに大金を手に入れることを覚えてしまったレイとライラが、今後、真っ当に働いて生きていくことができるのか．．．。それも、犯罪で得た資金で買ったトレーラーハウスの中に住みながら。犯罪で大金を得ることを知ってしまった2人が、今後、同じような危機に見舞われた時、犯罪に走る誘惑に勝つことができるのか．．．その点は気になりました。</p>
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<p>そして、良く分からなかったのは、ライラの&quot;眼鏡&quot;。彼女が仕事をできずにいたのは、視力のせいだけではないような気がしたのですが、単純に視覚だけの問題だったか．．．。けれど、それなら、何故、彼女は紙幣の種別の判別にあれ程苦労したのか。紙幣は、普通、数字が見えなくても、色合いとかで分かるもののような気がしてなりません。その部分に、少々、違和感を覚えました。</p>
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<p>レイとライラの間に芽生えた信頼関係。それは、アメリカという国が今も克服できずにいる人種間の差別を超えた関係。そこに、本作の希望があるのでしょう。決して、手放しなハッピー･エンドではないのに、不思議と明るさを感じる理由はここにあるのかもしれません。</p>
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<p>上映館も少ない作品ですが一度は観て置きたい作品だと思います。本作を買い付けようという配給会社がない中、映画館として購入・公開に踏み切ったシネマライズに感謝!</p>
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<p>公式サイト</p>
<p><a href="http://www.astaire.co.jp/frozenriver/">http://www.astaire.co.jp/frozenriver/</a>
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<p><a href="http://pia-eigaseikatsu.jp/title/152609/">フローズン・リバー＠ぴあ映画生活</a>
 </p>
]]> </description>  
      <link>http://ameblo.jp/hippopotamus-0319/entry-10446010491.html</link>  
      <pubDate>Mon, 01 Feb 2010 00:13:57 +0900</pubDate> 
    </item> 
  </channel> 
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