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    <title>日々徒然にて小説を書く</title>  
    <link>http://ameblo.jp/delinosu/</link>  
    <description>小説を書いていくブログです 文章が稚拙なのはあしからず</description>  
    <language>ja</language>  
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    <item> 
      <title>タイトル未定(28)</title>  
      <description><![CDATA[<p>
 <p>月曜日の朝<br />
高校へ行くのが凄く怠い<br />
いつもはそんな事ないのに<br />
<br />
昨日の話が原因なのはわかりきっているけれど<br />
<br />
ドンッという衝撃音と共に背中に痛みが走り2,3歩前につんのめった。<br />
<br />
「ヘイ陸、なに月曜日からふさぎこんでんのよ。」<br />
僕の背中を押してきた人は、すごく爽やかな笑顔で朝の挨拶をしてきた。<br />
<br />
「時乃さんと涼子さんと静動くん、おはよう。」<br />
振り向いて三人に挨拶をする。<br />
<br />
「おはようございます、括木さん。」<br />
「陸くん、おはよう。」<br />
涼子さんと静動くんが挨拶を返してきてくれた。<br />
<br />
「あらあら、背中に跡が付いていますよ。」<br />
涼子さんはそういうと、僕の背中を数回はたいた…跡？<br />
<br />
「まさか、時乃さん僕の背中を押したのではなく、蹴りました？」<br />
<br />
「当然、陸が月曜日なのにこの世の終焉を迎えたかのような顔をしてたから気合いを入れてあげたのよ。」<br />
時乃さんは誇らしげにそういった。<br />
<br />
…世界の終焉を迎えるか<br />
あながち間違っていない気もする僕が此処でみんなで笑っていられるような世界は終焉を迎えてしまいそうだから。<br />
<br />
それを思って、溜息をついた瞬間に時乃さんから本日二回目の蹴りというなの気合い入れを受けてしまった。 </p>
<br />
<br />
<a href="http://ameblo.jp/delinosu/entry-10225567573.html" name="短編" target="_BLANK">≪ タイトル未定(27)</a>
 
</p>]]></description>  
      <link>http://ameblo.jp/delinosu/entry-10327214552.html</link>  
      <pubDate>Mon, 24 Aug 2009 00:34:27 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>タイトル未定(27)</title>  
      <description> <![CDATA[ <p>「やはり、時乃雫が琴乃羽様が探していた『始動』の能力を持つものかと…」<br />
がっしりとした体つきのスーツを着た男がそういった。<br />
<br />
「おそらく静動時斗はそれとは逆の能力をもっていると思われます。」<br />
もう一人白衣をきた男がそういった、二人は今日ショッピングセンターで女性が刺された時に救助用のヘリコプターに乗っていた人物だ。<br />
<br />
「『始動』の能力そんなのあるわけないだろ、逆の能力って『静止』？時斗(ときと)だけに時を止めるって。」<br />
小柄な少年はハハハと軽く笑い飛ばして、机にうなだれた。<br />
<br />
「そんなファンタジーみたいな事信じれるわけないよ、それに時乃さんは高校入学からの付き合いなんだし。」<br />
少年は物凄く不快そうに言うと、スーツを来た男を睨みつけた。<br />
<br />
「静動時斗が『静止』またはそれに似た力を持っているのは間違いありません、でないと本日救助した女性の傷口に対して説明が出来ませんよ。」<br />
白衣の男が軽いため息をついた。<br />
<br />
「静動くんは止血が得意だと言ってたら、止血のつぼを知っているかもしれないじゃないか。」<br />
少年は子供らしい反論をする、自分でもそんな事は無いと知っていながら。<br />
<br />
「それこそ幻想と言うものですよ、貴方はしっているはずですよそんなものは無いと。」<br />
<br />
「それに、時乃雫が『始動』の能力に目覚めたのはつい最近の筈だ、夏休み開けに時乃雫と静動時斗が早退した日に東條が捕まった更にそいつは『草剪の剣』を盗んでいたそうじゃないか…」<br />
<br />
「むしろ貴方ならその時点で気付いていてもおかしくないんですよ。」<br />
白衣の男が責める様に少年を見る。<br />
<br />
「ほら、静動くんのバックには『久遠』もいるし。」<br />
少年は必死にかみ付く。<br />
<br />
「括木当主は『久遠』に対抗できるだけの知略がある、と琴乃羽様はおっしゃってましたが。」<br />
<br />
「そんなのただのリップサービスだよ、では『久遠』に対抗できるだけの知略がある当主はいかにして『久遠』に対抗できるか考えた結果、対抗策無しと判断したでいい？」<br />
<br />
「そこまで、ご学友を巻き込むのが嫌ですか。」<br />
白衣の男の問いに、括木陸は答えなかった。<br />
ただ、白衣の男を睨み付けていた。<br />
<br />
「しかし、琴乃羽様には時乃雫が『始動』の能力の持ち主だと既に報告している、括木当主が望まなくても時乃雫を手に入れるための作戦を練らなければいけなくなりますよ。」<br />
白衣の男はそう言い残し、スーツの男と共に部屋から出ていった。</p>
<p><br />
「なんでだよ、なんでよりによって時乃さんと静動くんなんだよ。」<br />
陸は思い切り机を殴った、机を殴った音と痛みだけが静かな部屋に染み渡った。 </p>
<br />
<a href="http://ameblo.jp/delinosu/entry-10213120630.html" name="短編" target="_BLANK">≪ タイトル未定(26)</a>
 <a href="http://ameblo.jp/delinosu/entry-10327214552.html" name="短編" target="_BLANK">≫ タイトル未定(28)</a>
]]> </description>  
      <link>http://ameblo.jp/delinosu/entry-10225567573.html</link>  
      <pubDate>Tue, 17 Mar 2009 02:08:46 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>タイトル未定(26)</title>  
      <description> <![CDATA[ <p>「むー、なんかつまんない解答だなぁ。」<br />
雫が心底不満そうに頬を膨らませた。<br />
<br />
「つまんないって、友人が危ない目にあっていて、それを助けられるのに助けないでいいのか？」<br />
はぁ、と溜息をついた。<br />
雫はそういったのは真っ先に助けに行きそうに見えるけど。<br />
<br />
「そういう意味でつまんないって言ってるわけじゃないよ、もういいや、家に着いたし、また月曜日にね。」<br />
雫はそう言いさっさと家の中へ入っていった。<br />
<br />
「何か怒らせること言ったのか。」<br />
解答がつまらないって事は、雫が望んでた答えでは無いって事なんだろうけど、あの答え以外に何を答えろと。<br />
<br />
「あのヘリはいったいどこから来たのか。」<br />
一人になった帰り道で今日のあの出来事を思い返してみる。<br />
あの町の病院ね屋上にヘリポートはあるが、災害等の緊急時にしか出さないはずだし。<br />
救急車が全て出払っていて、使うしかなかったとか、流石に非現実的過ぎるか。<br />
<br />
救急車が出払っていないなら、誰かが呼んだって事になるよな、偶然にもそれだけの事が出来る奴があの場にいたということになるが。<br />
<br />
時斗がヘリの事を気にしているのは、ヘリに乗っていた人に違和感を覚えたからだった、まるでこちらを観察しているような怪しい目つきだった。<br />
<br />
「重蔵が帰って来たら、一応調べてもらうか。」<br />
そういって、家の玄関を開け帰宅した。 </p>
<br />
<p><a href="http://ameblo.jp/delinosu/entry-10209706168.html" name="短編" target="_BLANK">≪ タイトル未定(25)</a>
 <a href="http://ameblo.jp/delinosu/entry-10225567573.html" name="短編" target="_BLANK">≫ タイトル未定(27)</a>
 </p>
]]> </description>  
      <link>http://ameblo.jp/delinosu/entry-10213120630.html</link>  
      <pubDate>Mon, 23 Feb 2009 00:54:08 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>監獄の町(58)</title>  
      <description> <![CDATA[ <p>「ウィル大丈夫？」<br />
レイがウィルをの体を揺すっている。<br />
暫くしてウィルは目を開け、飛び起きると頭を抱えた。</p>
<p><br />
「マジかよ・・・」<br />
「相手がどれだけの力量を持っているか考えず、感情にまかせて突っ込んでくるからこうなるんですよ。」<br />
スルトが少し離れた場所に座って、本を読みながらそう答えた。</p>
<p><br />
「それに、今回は相手に一撃を与えたら良いだけなのに</p>
<p>正面から力任せ大降りをするなんて避けてくださいと言ってるようなものですよ。」<br />
ふう、と溜息をついてスルトは続けた。</p>
<p><br />
「もし、これが私ではなくサラを狙っている組織の者だったら、貴方は死んでます。」　<br />
スルトはウィルをキッと睨み付けた。</p>
<p><br />
「約束どおり旅に同行するのは認めよう、だが魔族の貴様に教えてもらうことなど何も無い。」<br />
ウィルはそう言うと、町の方へ走っていった。</p>
<p><br />
「むぅ、何故彼はあそこまで魔族を嫌ってるのですか、それとも単に人に教わるのが嫌いなだけしょうか。」<br />
スルトは読んでいた本をパタンと閉じてそう言った。</p>
<p><br />
「師匠がいるって言っていましたから、人から教わるのが嫌いってわけではないと思います</p>
<p>ただ、子供の頃に魔王に住んでた町を滅ぼされてしまって、それで・・・」<br />
レイがもの悲しそうに呟いた。</p>
<p><br />
「魔王に・・・ディノが理由も無くそんな事をするとは思えませんが。」<br />
スルトは難しい顔をしている。</p>
<p><br />
</p>
<p>「私もディノスはそんな事はしないと思うんですけど。」<br />
レイはそう嘆いた後にディノスの方を見た。</p>
<p><br />
</p>
<p>「貴女はディノスが魔王ディノだって事を知っているのですか。」<br />
スルトが不思議そうにレイを見た。</p>
<p><br />
</p>
<p>「昨日、初めて知りました。」<br />
</p>
<p>「そもそも、ディノは何故所をうろうろしているのですか。」<br />
スルトもディノスの方を少し睨むように見た。</p>
<p><br />
</p>
<p>「流石に二人には説明しないといけないよね。」<br />
ディノスはそう呟いて、レイとスルトに話を始めた</p>
<br />
<p><a href="http://ameblo.jp/delinosu/entry-10161021248.html" name="Mediator" target="_BLANK">≪ 監獄の町(57)</a>
 </p>
]]> </description>  
      <link>http://ameblo.jp/delinosu/entry-10210903413.html</link>  
      <pubDate>Thu, 19 Feb 2009 00:52:48 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>タイトル未定(25)</title>  
      <description> <![CDATA[ <p>九段坂のファミレスで二時間程談笑した後、それぞれが帰路についた。</p>
<br />
<p>「いや～今日は楽しかったね。」<br />
雫がニコリと微笑んだ</p>
<br />
<p>「そうだね、最後にあんな事が無ければ、ただ楽しいだけですんだが。」<br />
ショッピングセンターでの出来事を思い出してため息をついた。</p>
<br />
<p>「まぁ、やるだけの事はやったんだし、後僕たちに出来ることは刺された女の人の無事を祈ることだけだよ。」<br />
雫が苦笑しながら、余り気にしない方がいいよと言った。</p>
<br />
<p>「所で、今回のような事に僕が巻き込まれたりしたら助けに来てくれる？」<br />
少し間があった後、し具区が急にそう聞いてきた。</p>
<br />
<p>「今日と同じような状況だったら、誰だろうが流石に助けに行くさ。」<br />
雫が頭に右手を当てて軽く首を左右に振った。</p>
<br />
<p>「それなら、誘拐とかは」</p>
<br />
<p>「雫の護衛が今の主な任務だから、当たり前だろう？」</p>
<br />
<p>「じゃあ、その任務が終わってたとしたら？」</p>
<br />
<p>「助けに行くだろうな、久遠の力を使ってでも。」</p>
<br />
<p>「まぁ、それが陸くんでも涼子さんでも富迫くんでも同じだけどな。」 </p>
<br />
<a href="http://ameblo.jp/delinosu/entry-10175458287.html" name="短編" target="_BLANK">≪ タイトル未定(24)</a>
<a href="http://ameblo.jp/delinosu/entry-10213120630.html" name="短編" target="_BLANK">≫ タイトル未定(26)</a>
]]> </description>  
      <link>http://ameblo.jp/delinosu/entry-10209706168.html</link>  
      <pubDate>Mon, 16 Feb 2009 22:11:51 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>タイトル未定(24)</title>  
      <description> <![CDATA[ <p>「そういえば、結局教えてくれなかったけど、陸はいったい何処に電話をしていたの？」 <br />
<br />
「別にたいした事じゃないよ、偶然友人から電話がかかってきてそれに応対してただけ。」<br />
<br />
「そっか、陸が電話を閉じたと同時に2台もヘリコプターが来たから、てっきり陸が呼んだものかと思ってたのになー。」<br />
雫は凄く残念そうにそう言って、椅子にもたれ掛かった。<br />
<br />
「残念ながら僕は病院に知り合いはいないよ、時乃さんは小説の読みすぎ。」<br />
陸が軽くため息をついて、コップに入っているお茶を一口飲んだ。<br />
<br />
「最近色々あったから感覚が麻痺しちゃってたのかもね、そんな事も普通にあるんじゃないかって思うぐらいに。」<br />
<br />
「色々って？」<br />
陸が興味深そうに聞いた。<br />
<br />
「今日の通り魔とか、小学生が年齢を詐って転校してきたりとか。」<br />
雫は少し考えた後、そう言って私の方を見てニヤリとした。<br />
<br />
「まだそのネタを引っ張るのか。」 </p>
<br />
<p><a href="http://ameblo.jp/delinosu/entry-10166153799.html" name="短編" target="_BLANK">≪ タイトル未定(23)</a>
<a href="http://ameblo.jp/delinosu/entry-10209706168.html" name="短編" target="_BLANK">≫ タイトル未定(25)</a>
 </p>
]]> </description>  
      <link>http://ameblo.jp/delinosu/entry-10175458287.html</link>  
      <pubDate>Mon, 08 Dec 2008 22:28:30 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>タイトル未定(23)</title>  
      <description> <![CDATA[ <p>「相変わらず涼子が怒ると怖いね～、普段大人しいから怖さ10十割増だわ。」<br />
雫がコップに入ったジュースを飲み干した後にそういった。<br />
<br />
怪我人二人を救護ヘリに乗せた後、警察に色々と聞かれるのが面倒だからと言う理由で帰るバスに乗って町まで帰り。<br />
そして、晩御飯を食べて解散しようかという流れになり、皆で九段坂の麓にあるファミレスに来ていた。<br />
<br />
「うぅ、なんですぐカッとなってしまうのかな。」<br />
涼子さんがテーブルに両腕を乗せて、顔を埋めた。<br />
<br />
「それだけ正義感が強いってことじゃないか」<br />
<br />
「そんなに正義感が強いとは思ってないのですが。」<br />
涼子さんは少しだけ富迫くんの方を見て、また顔を埋めた。<br />
<br />
「いや、強い、とっきーもそうだけど、ナイフを振り回しているやつに向かって行く事なんて簡単にできないよ」<br />
<br />
「私は止血してただけだけどな。」<br />
<br />
「でも、りょーちゃんがいなかったらとっきーはあいつに向かって行ってただろ。」<br />
<br />
「そうですね、多分行っていたと思います。」<br />
そして、呪いの力を使ってしまっていた気がする。 </p>
<br />
<p><a name="短編" target="_BLANK" href="http://ameblo.jp/delinosu/entry-10152039180.html">≪ タイトル未定(22)</a>
 　<a name="短編" target="_BLANK" href="http://ameblo.jp/delinosu/entry-10175458287.html">≫ タイトル未定(24)</a>
 </p>
]]> </description>  
      <link>http://ameblo.jp/delinosu/entry-10166153799.html</link>  
      <pubDate>Mon, 17 Nov 2008 22:08:41 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>監獄の町(57)</title>  
      <description> <![CDATA[ <p>レイが承諾した理由は旅は人数の多い方が楽しいだろうと言うことと、女性がレイ以外居なかったから。<br />
ウィルが承諾したのは正直意外だったが、サラを狙っている組織の方興味があるらしい。</p>
<p><br />
「サラが旅に同行するのはいいとして。」<br />
ウィルはそう言って、スルトの方に視線をやった。</p>
<p><br />
「魔族が旅に同行するのは反対だ、ディノスも俺が魔族が大嫌いなのを知っているだろ。」<br />
ウィルのスルトを見る目つきが鋭くなった、</p>
<p>ルトも同行してもらうのはウィルの魔族嫌いを緩和する狙いもあったんだけど。</p>
<p><br />
「まぁね、とは言えサラを狙う組織に僕達も目を付けられることになるんだし</p>
<p>相手の力量が解らないから少しは危機感を持ってレベルアップに励まないと</p>
<p>スルトは教えるのが上手いし色々な事に精通してるから適役だとおもうんだけどな。」<br />
</p>
<p>「魔族に教わることなどない。」</p>
<p><br />
「ふむ、このままでは埒があきそうにありませんね。」<br />
スルトは首の後ろに手を当てて、軽く首を振った。<br />
そして、ウィルの目の前に指を一本立てた。</p>
<p><br />
「そうですね一撃</p>
<p>一撃でも私に喰らわせることができたなら貴方に教えることは何も無いと言うことで私は去りましょうか。」<br />
スルトは挑戦的な笑みをした。</p>
<p><br />
「俺も嘗められたものだな、いいだろうその言葉を後悔させてやる</p>
<p>逆に貴様が俺に一撃でも喰らわせることができたら同行を認めてやるよ。」<br />
ウィルがいっそう強くスルトを睨んだ。</p>
<p><br />
「それは有り難いですね、同行を許してくれると捉えていいですよね。」<br />
スルトがそう言って、ウィルから数十メートル離れた。<br />
</p>
<p>「大丈夫なの？」<br />
レイが心配そうにウィルとスルトを交互に見ている。</p>
<p><br />
「大丈夫だよ、多分大きな怪我とかはないと思う。」<br />
ウィルには悪いけどどういった結果になるかは目に見えていた。</p>
<p><br />
「そうだ、私はハンデとして左足しか使わないようにしましょう。」<br />
スルトはウィルと充分な距離を置いた後、そう言って自分の左足を二回ほど叩いた。</p>
<p><br />
「ふざけるな、貴様は魔法を得意としているはずだろう、魔法も使わず左足だけだと。」<br />
ウィルが左手に剣を構えてそう言った。</p>
<p><br />
「魔法を使ってもいいですが。」<br />
スルトが右手の手のひらをウィルの方に向けて、それを下に返した。</p>
<p><br />
「ぐっ」<br />
ウィルが膝をついた体の上に何かが乗っかったかの様で剣を地面に刺して体を支えるのが手一杯の様だった。</p>
<p><br />
「このように、一瞬で勝負がつくのが解ってるので今回は左足だけでって事で。」<br />
スルトがふぅと軽く溜息をついて、魔法を解いた。</p>
<p><br />
「なめやがって。」<br />
ウィルは体を起こすと同時にスルトに向かって走り出した</p>
<p>スルトはその場を動かずにウィルを待ち構えていた。<br />
</p>
<p>ウィルがスルトを射程圏内に捉え左手を思い切り振った</p>
<p>スルトは後ろに体をずらしてそれを躱す</p>
<p>間髪入れずに左足でウィルの顎に一撃入れた。<br />
</p>
<p>ウィルはカウンター気味に入ったその一撃で意識を失った。</p>
<br />
<a href="http://ameblo.jp/delinosu/entry-10160581631.html" name="Mediator" target="_BLANK">≪ 監獄の町(56)</a>
<a href="http://ameblo.jp/delinosu/entry-10210903413.html" name="Mediator" target="_BLANK">≫ 監獄の町(58)</a>
]]> </description>  
      <link>http://ameblo.jp/delinosu/entry-10161021248.html</link>  
      <pubDate>Thu, 06 Nov 2008 00:55:10 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>監獄の町(56)</title>  
      <description> <![CDATA[ <p>「ごめん、多分この槍のせいだ。」<br />
ディノは右手で顔を押さえて、左手に例の白銀の槍を持った。</p>
<p><br />
「それはコルトの魔法を尽く打ち消した不思議な槍、それもあたしの持っているナイフのように特殊な効果が？」</p>
<p><br />
「うん、この槍には魔力を打ち消す効果があるんだ。」</p>
<p><br />
「もしかしてそれでコルトの呪いって消せたんじゃ」</p>
<p><br />
「うーん、どうだろう呪いはまた魔力とは違うからな。」</p>
<p><br />
「今回、コルトに掛かっていた呪いは魔力を含んだ痣を媒体としていましたから</p>
<p>　その槍で解呪できましたよ、まだまだ勉強不足ですね。」<br />
ふぅとスルトが軽く溜め息をついた。</p>
<p><br />
「反省します。」<br />
ディノが俯いた、結構へこんでいるようだった。</p>
<p><br />
「よし、ディノにあたしに掛かっていた魔法を解いた責任をとってもらおっかな。」</p>
<p><br />
「え？」<br />
ディノがキョトンとした表情でこっちを見た。</p>
<p><br />
「ディノは魔王って事だから強いんでしょ、だからあたしを狙う輩からあたしを守ること。」</p>
<br />
<p>「俺はやることがあるからこの街に留まることはむりだよ</p>
<p>俺にできることはサラの力が外部に分からないようにする魔法を掛けるぐらい。」<br />
ディノは首を左右に振った。</p>
<p><br />
「酷い、両親が命がけで掛けた魔法を解いておいて、同じ魔法を使うから良いだろうみたいなことを言うなんて。」</p>
<p><br />
「そうだよね。」<br />
ディノは一段と沈んだ表情になった。</p>
<p><br />
「それに、その魔法を掛けてもらう必要もないし、ディノがこの街に留まることもしなくて良いよ。」<br />
ディノはあたしが次に言おうとすることに気がついたのか、凄く困った顔をしていた。</p>
<p><br />
「あたしがディノ達に付いていくから、そして、あたしの力を利用しようとしている輩を返り討ちにする</p>
<p>それにあたしの力の事や本当の両親の事も色々調べたいからね。」</p>
<p>ディノは頭に手をやって、手前に傾いた、そして大きな溜め息をついた。</p>
<p><br />
「ウィルとレイに相談してみるよ、反対しそうだけどね。」</p>
<br />
<p>翌日、サラが旅に付いていくとにはウィル・レイ共にアッサリと承諾した。</p>
<br />
<a name="Mediator" target="_BLANK" href="http://ameblo.jp/delinosu/entry-10154571141.html">≪ 監獄の町(55)</a>
 <a name="Mediator" target="_BLANK" href="http://ameblo.jp/delinosu/entry-10161021248.html">≫ 監獄の町(57)</a>
]]> </description>  
      <link>http://ameblo.jp/delinosu/entry-10160581631.html</link>  
      <pubDate>Wed, 05 Nov 2008 00:46:18 +0900</pubDate> 
    </item>  
    <item> 
      <title>監獄の町(55)</title>  
      <description> <![CDATA[ <p>「これじゃよ。」<br />
コルトが手紙を差し出してくれた、その手紙は少し血で滲んでいて開くのが怖かった。<br />
決意をして手紙に目を通した、所々血が滲んで読めないところがあったけど</p>
<p>内容はあたしの力が狙われていること</p>
<p>両親の名前</p>
<p>何処から来たのか</p>
<p>最後にあたし宛に何か書いていたらしいけど大部分が血色に染まって読めなかった。</p>
<p><br />
「赤ん坊の時から狙われているって、あたしは一体何者なのよ。」<br />
深く溜め息をついた。</p>
<p><br />
「それに、あたしの事なんて放っておけば良かったのに。」<br />
右手をギュッと握りしめる、クシャリと音を立てて手紙が潰れた。</p>
<p><br />
「それが親という者じゃよ、自分よりも子供の事を優先してしまうんじゃよ</p>
<p>人によっては命さえ惜しまないほどにな。」</p>
<p><br />
「まったく、残された子供の身になってみろって話よ。」<br />
あたしなんかの為に・・・</p>
<p><br />
「でも、あたしが狙われてる筈なのに、なんで今まで無事だったんだろう。」<br />
物心がついてから今までで一度もそんな事はなかった気がする。</p>
<p><br />
「ライド夫妻から聞いたのは、サラの両親は最後の力を使って赤ん坊だったサラに一つの魔法を掛けたらしい。」</p>
<p><br />
「魔法？」</p>
<p><br />
「サラの力を外部に感づかれることのないようにとな。」</p>
<p><br />
「でも、そんな魔法があるなら初めから使っていたら良いのに。」<br />
そうすれば逃げる事も簡単だったのに。</p>
<p><br />
「それがな、両親の方に追跡用の魔法が使われていたらしくての</p>
<p>一緒に逃げている時には意味がなかったんじゃ。」<br />
コルトは残念そうに呟いた。</p>
<p><br />
「そう、ってコルトの目の力でその魔法ってきえてんじゃない。」<br />
ディノやスルトがコルトの目はあらゆる魔力の流れを絶つとか何とかいってた気がする。</p>
<p><br />
「この目は乱す魔力の流れを制御することができるんじゃよ、サラに掛けられている魔法はずっと残しておる。」<br />
コルトは自分の目を指さした、その後何かに驚いたように急に固まった。</p>
<p><br />
「・・・その魔法、消えておるのぉ」<br />
コルトが信じられないといった目つきであたしを見ていた。</p>
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<a name="Mediator" target="_BLANK" href="http://ameblo.jp/delinosu/entry-10143068406.html">≪ 監獄の町(54)</a>
 <a name="Mediator" target="_BLANK" href="http://ameblo.jp/delinosu/entry-10160581631.html">≫ 監獄の町(56)</a>
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      <pubDate>Wed, 22 Oct 2008 00:50:15 +0900</pubDate> 
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